JPS586425Y2 - キンキユウヒナンヨウガスボウグ - Google Patents

キンキユウヒナンヨウガスボウグ

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Publication number
JPS586425Y2
JPS586425Y2 JP1581875U JP1581875U JPS586425Y2 JP S586425 Y2 JPS586425 Y2 JP S586425Y2 JP 1581875 U JP1581875 U JP 1581875U JP 1581875 U JP1581875 U JP 1581875U JP S586425 Y2 JPS586425 Y2 JP S586425Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
check valve
valve function
cylinder
hollow cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1581875U
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English (en)
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JPS5197399U (ja
Inventor
柴田文三
Original Assignee
タカサゴネツガクコウギヨウ カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by タカサゴネツガクコウギヨウ カブシキガイシヤ filed Critical タカサゴネツガクコウギヨウ カブシキガイシヤ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は火災時等において安全地帯筐で避難する間にガ
ス中毒等の危険を防ぐのに使用される簡易ガス防具に関
する。
従来の防毒マスクは一般に鼻口部を含めた口部全体を覆
うのが通常であり、形状が大きく価格が高いので特別の
場合を除いては火災時等の常備品として員数分だけ各自
が身の回りにストックしていないのが実状であり、煙に
1かれてガス中毒を起して不慮の災害を壕ねくことが多
い。
本考案はこのような事態の人命救助の点から必需品とし
て身辺に手軽に常備できる使い捨ての簡易なガス防具を
案出したもので、パイプ状中空筒内にガス吸収物質を中
空筒内壁と間隙をあげて装填し、この間隙に逆止弁を取
付けて吐息通路を形成した緊急避難用ガス防具に関する
これを添付図に示す実施例について説明すると、第1図
は本考案ガス防具の例を示す概略断面図で、プラスチッ
クスで底形したパイプ状中空筒1内に、胴部のみをセロ
ファンまたはゼラチン等の薄膜で包んだガス吸収物質2
を、吐息通路3が形成できるように装填しである。
この中空筒1は吸込口4と外気取入口5を有し、はぼ中
央で組立解体ができるようにネジ6で接合されている。
吸込口4側の中空筒1には鼻口栓7(2個)が若干弾力
性を有する肉厚の支持片8で一体に取付けられている。
ガス吸収物質2には例えば活性炭を使用するが、場合に
よっては、湿式吸収剤をウレタンホーム等に含浸させた
ものを使用する。
このガス吸収物質2の保護と衛生保持のために、吸込口
4および外気取入口5を覆うキャップ9および10がか
ぶせてあり、このガス防具全体を引裂片付ガス非透過性
フィルムで包装した状態でストックしておくのが軽便で
ある。
中空筒1の内壁には通気性の保持板11と12が固定さ
れており、この両者の保持板11と12でガス吸収物質
2を弾力的に挾持している。
従って組立にさいしては中空筒1内の所定位置にガス吸
収物質2を保持しながらネジ6を締め付けると保持板1
1と12によって固持される。
吸込口4側の保持板11は少なくとも1個の逆止弁13
が取付けられている。
第2図はこの逆止弁部分の拡大図であり、第3図は第1
図のA−A’線矢視断面図を示す。
保持板12は全体を通気性の構造(たとえば網状)とす
るが、第2図および第3図に示すように、逆止弁を取付
けた方の保持板11はガス吸収物質2と接触する中央部
の一部のみを通気性のある網14で構成し、吸収物質2
と接しないその他の部分は非通気性の構造とし、その非
通気性部分に逆止弁13を設ける。
図示した例では、楕円弧状環状部材15の一部に設けた
風穴18と風圧で開閉する舌片16とが協働して逆止弁
機能を果たす。
この舌片16は平常時ならびに吸気時は板部材15の風
穴18を閉じて吐息通路3からの吸気流を遮断するが、
逆方向の吐息時には舌片16が開いて吐息通路3に吐息
流が流れる。
第4図はこのガス防具の使用状態を示しており、鼻口栓
γで鼻口を閉塞しそして吸込口4部を口でくわえること
によってガス防具全体を支持することができ、耳等への
保持具は不要である。
経口呼吸すると、吸気は外気取入口5から保持板12の
網を通りガス吸収物質2でガスキャッチされた後、保持
板11の網14を経て吸込1れ、吐息通路3からの吸気
は逆止弁13で遮断されているので、清浄空気のみが吸
込1れる。
他方吐息の場合は逆止弁13を通過して吐息通路3を経
て吐き出されるが、風量が大きげればガス吸収物質2を
吐息の一部通過することもある。
なお、吐息は吸込口4の外周よりもわずかに口を開いて
その間隙から必要に応じて吐き出すこともできる。
上記実施例では鼻口栓1を用いて鼻口な閉塞する場合に
ついて述べたが本考案の場合は種々の鼻口閉塞具を使用
できる。
例えば中空筒1と一体に形成された支持片8の先端に鼻
口・・す□11(第5図)を取り付け、この・・サミ1
7で挾んで鼻口を閉塞した場合にはこのハサミ17のみ
でガス防具全体を保持できる。
このように本考案のガス防具は、小型の軽量で安価に製
造できかつ使用に便なるため、火災等の現場から安全地
帯1での数分ないし10数分間の簡易な緊急避難用とし
て常備するのに好適である。
なお実施例では中空筒の中央部にガス吸収物質を横長に
配置した例を示したが、その内部構造は中空円筒の各種
サイズや形状に応じて、ガス吸収物質および逆上弁の配
置を適宜改変して構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ガス防止の1例を示す概略断面図、第2
図は第1図の逆止弁部分の拡大図、第3図は第1図A−
A’線矢視拡大断面図、第4図は第1図ガス防具の使用
状態を示す図、そして第5図は鼻口閉塞具の一態様を示
す図である。 図中の参照数字は次のものを表わす。 1・・・・・・パイプ状中空筒、2・・・・・・ガス吸
収物質、3・・・・・・吐出通路、4・・・・・・吸込
口、5・・・・・・外気取入口、6・・・・・・ネジ、
1・・・・・・鼻口栓、8・・・・・・支持片、9,1
0・・・・・・キャップ、11,12,14.15・・
・・・・保持板、13・・・・・・逆止弁、16・・・
・・・舌片、17・・・・・・鼻口・・サミ、18・・
・・・・風穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 日入して支持できる吸入口4を一端に有し他端に外気取
    入口5を有するパイプ状中空筒1の内部に、胴部のみを
    非通気性の薄膜で包んだガス吸収物質2を中空筒1の内
    壁と間隙をあげて通気性の保持板11および12により
    弾力的に挾持し、保持板11および12のいずれかに逆
    止弁機能をもたせ、逆止弁機能をもたせなかった方の保
    持板12は全体を通気性の構造とするも逆止弁機能をも
    たせた方の保持板11はガス吸収物質2と接触する中央
    部の一部のみを通気性の構造となし、これにより上記間
    隙を吐息通路3に構成した緊急避難用ガス防具。
JP1581875U 1975-02-03 1975-02-03 キンキユウヒナンヨウガスボウグ Expired JPS586425Y2 (ja)

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JP1581875U JPS586425Y2 (ja) 1975-02-03 1975-02-03 キンキユウヒナンヨウガスボウグ

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JP1581875U JPS586425Y2 (ja) 1975-02-03 1975-02-03 キンキユウヒナンヨウガスボウグ

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Publication Number Publication Date
JPS5197399U JPS5197399U (ja) 1976-08-04
JPS586425Y2 true JPS586425Y2 (ja) 1983-02-03

Family

ID=28097049

Family Applications (1)

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JP1581875U Expired JPS586425Y2 (ja) 1975-02-03 1975-02-03 キンキユウヒナンヨウガスボウグ

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JPS5197399U (ja) 1976-08-04

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