JPS586313Y2 - 吸い過ぎ予防パイプの改良 - Google Patents

吸い過ぎ予防パイプの改良

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Publication number
JPS586313Y2
JPS586313Y2 JP12213780U JP12213780U JPS586313Y2 JP S586313 Y2 JPS586313 Y2 JP S586313Y2 JP 12213780 U JP12213780 U JP 12213780U JP 12213780 U JP12213780 U JP 12213780U JP S586313 Y2 JPS586313 Y2 JP S586313Y2
Authority
JP
Japan
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pipe body
cigarette
tobacco
pipe
slit
Prior art date
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Expired
Application number
JP12213780U
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English (en)
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JPS5743790U (ja
Inventor
永野英雄
Original Assignee
永野 英雄
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Publication date
Application filed by 永野 英雄 filed Critical 永野 英雄
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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は喫煙用の特殊構成のパイプに係り、タバコを本
案パイプに挿着して喫煙することにより、該タバコの喫
煙寸法を、自然的かつ自動的に規制し、もって、タバコ
を必要以上に短い寸法まで吸い過ぎることによる健康上
の害を未然に予防し得るようにした、吸い過ぎ予防効果
のあるパイプを提供せんとするものである。
一般に、タバコを吸う場合に、タバコ全長のほぼ60%
以上吸い進んで、それ以上短くなるまで吸うと、急激に
ニコチンその他の有害物の吸入量が増大して、保健上極
めて有害となることはよく知られており、タバコの数量
(本数)の節制と共に、あまり短くなるまで吸わないよ
うにすることも、喫煙者が健康上室るべき大切なことと
されている。
ところが、通常、パイプを使用しない場合は、どの位ま
で吸うかはその人の意志次第であって、自主的に規制す
ることが割合に困難であり、また、従来のパイプにおい
て、上記の点に注意したものは全く見当らない。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、設定
長の管体で形成したパイプ本体に摺動環を上下摺動自在
に嵌挿し、パイプ本体側壁に設定長のスリットを穿つと
共にその下方部に複数の調切凹部を切設し、本体内に挿
入したタバコ嵌着筒を上記スリットに挿通した短軸をも
って摺動環に一体的に連結して、摺動環を上下摺動する
と、タバコ嵌着筒も共に摺動し、上記短軸を調節凹部に
嵌合すると摺動環とタバコ嵌着筒がその位置に停止する
ように構成し、また、パイプ本体上端のタバコの挿入口
の周囲に防災リングを固着し、パイプ本体下端に吸口を
取付けたものである。
以下、本考案の具体的実施例を図面につき説明すると、
1は本案パイプ全体を示す。
2は設定長(約50間)の管体(直径約12朋)で形成
したパイプ本体で、その上方部側壁に設定長(約401
1trIL)のスリット3を穿設し、該スリット3の下
方部側縁部に複数の調節凹部3′を間隔をおいて切設し
、また、パイプ本体2の上端部に防災リング4を、下端
部に吸口5を螺着する。
7は摺動環で、パイプ本体2のスリット3のある外周に
上下摺動自在に嵌挿し、また、底面に通気孔8′を穿っ
たタバコ嵌着筒8をパイプ本体2内に挿入し、前記摺動
環7とタバコ嵌着筒8をスリット3に挿通した短軸6を
もって一体的に連結し、もって、摺動環7がスリット3
の寸法長だけタバコ嵌着筒8と一諸に上下摺動すると共
に、該短軸6を前記調節凹部3′に選択的に嵌合して、
摺動環7及びタバコ嵌着筒8をその位置に停止保持する
ように設ける。
而して、パイプ本体2上端のタバコの挿入口9から前記
タバコ嵌着筒8底部までの、設定長lの空間をタバコ挿
入部10として形成し、喫煙時に該挿入部10内に、タ
バコ11を挿入口9からその下端がタバコ嵌着筒8に嵌
入しその底面に衝突するまで挿入するものである。
上記、タバコ挿入部10の長さlは例えば市販タバコの
内の最長のものの寸法により定め、該タバコの下端部か
ら40〜50%長の部分が挿入される寸法とし、その位
置におけるスリット3側縁に最下位の調節凹部3′ヲ切
設する。
即ち、タバコの味も良く、健康上も最適な長さの部分が
、パイプ本体2外に残る寸法とするものである。
そして、タバコ11の長さに応じて、調節凹部3′を複
数切設しておく。
上記構成において、本案パイプは、前記の如くタバコ1
1を挿入口9からタバコ嵌着筒8に嵌合するまで挿入す
る。
即ち、喫煙するタバコ11の長さによって、予じめ摺動
環7を摺動して、短軸6をタバコの長さに見合った位置
の調節凹部3′に嵌合し、タバコ嵌着筒8をその位置に
停止保持しておき、次いでタバコ11を挿入嵌合する。
このタバコ挿着状態において喫煙し、吸い込むと、タバ
コが燃え減って挿入口9に到るので、この時点で喫煙を
中止する。
タバコの火は挿入口9に達すると、パイプ本体2の吸熱
による急激な温度下降と酸素欠亡のため自然に消火する
挿入口9に到達した後も、強引に吸えば、吸えないこと
もないが、吸う力も強くせねばならず、また、急に味も
悪く変化するので、中止せざるを得なくなる。
中止後、摺動環7を上方にスライドすると、同時にタバ
コ嵌着筒8が上昇し、吸い殻を押し上げるので、該吸い
殻上部が挿入口9外に上昇露出し、よって、鉄部をつま
んで簡単に吸い殻をタバコ嵌着筒8から抜き取って廃棄
し得る。
上述のように、本考案パイプは、パイプにタバコを簡単
に装着して、タバコの味も良く、また、保健上許容され
る寸法のみを、自然的かつ自動的に規制して喫煙し得る
ものであり、特にタバコ11の下端部をタバコ嵌着筒8
に密に嵌着するものであるから、タバコ11が脱落した
りガタついたりすることがなく、該タバコ嵌着筒8は摺
動環7と短軸6で一体的に連結されているため、確実安
定的に摺動環7と共働操作でき、更に、スリット3に複
数の調節凹部3′を切設したので、タバコ11の長さに
よって、摺動環7を上下摺動し任意の調節凹部3′に短
軸6を嵌合することによって、タバコ嵌着筒8を目的位
置に停止保持しうる優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案パイプの正面図及び平面図、第2図は第1
図のA−A矢視断面図、第3図は第1図のB−B矢視断
面図、第4図は本案パイプの作用を示す一部断面図であ
る。 付方、1・・・・・・本案パイプ、2・・・・・・パイ
プ本体、3・・・・・・スリット、3′・・・・・・調
節凹部、4・・・・・・防災リング、5・・・・・・吸
い口、6・・・・・・短軸、7・・・・・・摺動環、8
・・・・・・タバコ嵌着筒、9・・・・・・挿入口、1
0・・・・・・タバコ挿入部、11・・・・・・タバコ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管体で形成したパイプ本体2の上方部側壁に設定長のス
    リット3を穿設し、該スリット3下方部側縁部に複数の
    調節凹部3′を間隔をおいて切設し、摺動環7をパイプ
    本体2に嵌挿し、該摺動環7とパイプ本体2内に挿入し
    たタバコ嵌着筒8をスリット3に挿通した短軸6を持っ
    て一体的に連結し、もって、該摺動環7とタバコ嵌着筒
    8が短軸6を案内としてスリット3の寸法長上下摺動す
    ると共に、該短軸6を調節凹部3′に嵌合して摺動環7
    及びタバコ嵌着筒8を停止するように設け、パイプ本体
    2上端に防災リング4を、また、下端に吸口5を適宜取
    付けた、吸い過ぎ予防パイプの改良。
JP12213780U 1980-08-28 1980-08-28 吸い過ぎ予防パイプの改良 Expired JPS586313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12213780U JPS586313Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28 吸い過ぎ予防パイプの改良

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JP12213780U JPS586313Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28 吸い過ぎ予防パイプの改良

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Publication Number Publication Date
JPS5743790U JPS5743790U (ja) 1982-03-10
JPS586313Y2 true JPS586313Y2 (ja) 1983-02-03

Family

ID=29482766

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JPS5743790U (ja) 1982-03-10

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