JPS5861895A - 蒸発型海水淡水化装置のスケ−ル析出防止法 - Google Patents

蒸発型海水淡水化装置のスケ−ル析出防止法

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JPS5861895A
JPS5861895A JP56159238A JP15923881A JPS5861895A JP S5861895 A JPS5861895 A JP S5861895A JP 56159238 A JP56159238 A JP 56159238A JP 15923881 A JP15923881 A JP 15923881A JP S5861895 A JPS5861895 A JP S5861895A
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JP
Japan
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sea water
scale
seawater
line
gaseous
Prior art date
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Pending
Application number
JP56159238A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatsugu Hamada
浜田 忠嗣
Kenichi Yoneda
健一 米田
Noboru Hiraoka
平岡 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5861895A publication Critical patent/JPS5861895A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination

Landscapes

  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蒸発型海水淡水化装置のスケール析出防止法に
関する。
海水を加熱、濃縮すれば、スケールが伝熱向。
装置内面あるいは配管内に析出し、析出する場所によっ
て伝熱速度の低下、流路閉塞などの支障が著しく、連続
的な装置の運転に支障が起こる。したがって、スケール
防市の対策は蒸発型rIり水炎水化装置には不可欠であ
る。H水を原料トスル場合2条件によりノフトスケール
トハードスケールの析出が起こる。
ノットスクールの析出防止には海水に硫酸ヲ加えてCa
CO3ス’I−ル(D原因とナル14 CsOJ−r 
003”−+co2を脱ガス装置で除去し、かつ、 M
g(OH)zスケールの生成を防IFするためにブライ
ンのpHを8以ド(通常PH7,5〜7.8)にコント
ロールするpHコントロール法が一般的で、あるが、こ
れらの方法によっては海水中に溶存するカルシウムは減
少せず0aS04.  Ca804・1/21(zOお
よびcaSO4・21(zo’iIoハードスケールの
析出防止には無力である。そこでブラインの#度、温度
を制御して海水中に溶存するハードスケール成分の飽和
溶解度以下に保ち(例えばブライ/の濃縮度を2とした
時その最高加熱温度を約121℃に設定する。)蒸発室
におけるハードスケールの析出防止を行っていたが海水
の最高加熱温度をより高い値とすることができないので
造水効率の向上に限度があった。
本発明は上記にν≦み海水の最高加熱温度を従来より高
くして遣水効率を篩<シ、この場合においても蒸発室内
におけるハードスケールの析出を防いで蒸発型海水淡水
化装置の連続運転を可能ならしめるスケール析出防止法
を提案するものである。
以下本発明方法を図に基づき説明する。
図はブライン循環式の多段フランシー蒸発1f!1而水
淡水化装置に本発明方法を実施した1例を示すもので、
】は熱放出部、2は熱回収部を小し、3はブラインヒー
タで、ここで加熱さtlだブラインはスケール分離室4
を経て第1段蒸発室1・1に導入し後段の蒸発室を順次
流過して最終段蒸発室F”T、に向って流過させる。各
蒸発室の室内圧は第1段蒸発室F+より順次最終段蒸発
室PLに向けて低トされているのでブライノ社各段の蒸
発室を流過する際、各室内においてフラノ/−蒸発せし
められ、このフラノシー蒸気は各段のコンデンサにでブ
ラインヒータ3に供給されるブラインを予熱すると共に
自からも凝縮して各段のトレイ8に受は止められ以後後
段のトレイ8を通過して最終的に淡水取出しライン13
より淡水として取り出される。、 II!縮されたブラ
インの1部は最終段蒸発室FLより抽出されてポンプ6
によって海水排出ライ/16よりプローターランされ、
残部は熱回収部2の最下段のコンデンサKに送られ以後
上段のコンデンサKを順次流過して再循環する。新しい
海水は冷却海水ライン7より最終段のコンデンサ゛Kに
導入されその上段のいくつかのコンデンサKを流過しだ
後天る。また、海水は上段のコンデンサKを流過する過
程において、C02供給ライン9より1.5 X 10
0−2aiに加圧した002ガスを圧入された後ブライ
ン加熱器3の伝熱管内にいたり該器3内において中へ圧
入するのはブライン加熱器3内におけるスケールの析出
を防ぐためである。
次にブライン加熱器3において加熱昇温された海水に添
加ライン11よりリン酸ナトリウムを300ppm添加
される。次に海水は4.5 X 10  a t +n
に減圧されスケール析出環境下とせしめられだスケール
分離室4に導入され、その室4内においてフラノ/−蒸
発される。
この時海水中の炭酸カルシウムと先に添加したり/酸ナ
トリウムの間で反応がおこる。この反応の結果水酸アパ
タイト(Ca II−z(HPO4)z(PO+)6−
z(OH)2−z−nH20]  (z = 0−1n
 = O〜15)が生成される。生成した水酸ア・ζポ
リアクリルアミド系あるいはエステル系の高分子凝集剤
ヲリン酸ナトリウムに合わせて添加しても良い。水酸ア
パタイトの沈殿は排出ライ/12より糸外に排出される
。水酸化ア・;タイトはその溶解度がPH= 7.0で
CaI2度が500ppmの時リンとして1.OX 1
0”−’ p pmであるので(ちなみに炭シカルシウ
ムの溶解度は約40’ppmである)。
谷筋に析出しかつ大量に生成する。なお、水酸アパタイ
ト分離後の海水のCa4度は270ppmであった。(
スケール分離室4導入前はa7oppm)。
さらに海水の804濃度はスケール分離室4導入前と変
わらず4770ppmであった。
次に水酸アパタイトを分離除去した海水を第1段蒸発室
F1に導入する。
該蒸発室Flに導入された海水はその後順次低次段に向
けて流通されるに従いその都度フラノ/−蒸発し、この
蒸気は上方のコンデンサKにおいて凝縮され淡水となり
最終的に淡水取出しライン13より取り出される。
本発明方法によればOa濃度を低下せしめた海水(ブラ
イン)を第1段蒸発室F1に導入するので蒸発室内にお
けるハードスケールの付着量は従来(海水の濃縮度を2
としてその最高加熱温度を121℃に設定しさらにスケ
ーリング71策としてPHコントロール法を採用したも
の)に比べ少なくなり、その造水比率(遣水量/導入蒸
気量)も従来に比べ海水の加熱温度を高めた分だけ上昇
する。以下10は加熱蒸気ライン、14は復水ライン、
15はエゼクタを示す。
なお、上述のリン酸ナトリウムの海水への添加に水酸化
アパタイトの凝集剤であるポリアクリルアンド系あるい
はエステル系の高分子凝集剤を合せて添加してもよく、
それを10ppm添加したときに生成する水酸アパタイ
トはより大粒のものとなり、その沈降速度が速まりスケ
ール分離室4に導入して分離後のCa11度は200p
pm程度であった。
なお、もし添加ライン11よりリン酸ナトリウムを添加
しない場合にはスケール分離室4内において0a(30
3スケールが析出するがその析出菫は微少でありかつそ
の・粒径は非常に小さいのでその沈殿は行なわれ難い。
なおCaO03に比べその溶解度積が大きいものとして
塩酸力ルノウムおよび硫酸カルシウム等があるがそれら
に比ベリン酸ナトリウムの添加により生成する生成物水
酸アパタイトはその溶解度積が小さいので容易に析出し
さらに大量に生成するので海水中のCa分の除去効率が
よい。
以上述べたように本発明による蒸発型海水淡水化装置の
スケール析出防止法はブライン加熱器導入前の海水に0
02ガスを圧入するので下記fi1式で示すように海水
に含有するHCO2−の加熱分解によって生じるQaO
O3のアニオン成分であるCO32−の発生が防止され
ブライン加熱器の伝熱管内に0a00xスケールが析出
しない。
2+1003−COz 十〇(h2− +H20・・・
・・・+11次にブライン加熱器において加熱昇温せし
め次いでこれにリン酸ナトリウムを添加し次にこれを減
圧状態に維持してスケール析出環境下とすしめたスケー
ル分離室に導入しOa Co 3スケールを析出せしめ
るのでとの0a00aスケールとリン酸ナトリウムとの
間で反応が起りその結果水酸アパタイトが大量に生成し
て沈殿する。この沈殿物を取除くことで該海水中に溶存
するCa分は容易に分離除去されることとなる。そして
水酸アパタイトを分離除去した該海水を第1段蒸発室に
導入すれば該蒸発室内におけるO a CO3スケール
および〕・−トスケールの析出を防げる。
したがって海水の最高加熱温度を従来に比べより高いも
のとすることができ^くした分だけ遣水効率の向上をは
かれる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明をプライン循環式の多段フラノン−蒸発型海
水淡水化装置に適用した一例を示す概略系統図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブライン加熱器導入前の海水に002ガスを圧入した後
    、これをブライン加熱器において加熱昇温せしめ1次い
    で、これにリン酸化合物を添加し2次に002ガスを減
    圧状態に維持したスクール分離室に導入し、該室内にお
    いて水酸アパタイトを生成沈殿せしめて、これを分離除
    去することを特徴とする蒸発型海水淡水化装置のスケー
    ル析出防止法。
JP56159238A 1981-10-06 1981-10-06 蒸発型海水淡水化装置のスケ−ル析出防止法 Pending JPS5861895A (ja)

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JPS5861895A true JPS5861895A (ja) 1983-04-13

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ID=15689357

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JP56159238A Pending JPS5861895A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 蒸発型海水淡水化装置のスケ−ル析出防止法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114452A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 三菱電機株式会社 スケール析出方法及び給湯器及びスケール析出装置
US10889518B2 (en) 2016-07-15 2021-01-12 Ecolab Usa Inc. Use of an inorganic salt or acid in reducing the hardness and/or alkalinity of a water system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011114452A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 三菱電機株式会社 スケール析出方法及び給湯器及びスケール析出装置
JPWO2011114452A1 (ja) * 2010-03-17 2013-06-27 三菱電機株式会社 スケール析出方法及び給湯器及びスケール析出装置
JP5393873B2 (ja) * 2010-03-17 2014-01-22 三菱電機株式会社 スケール析出方法及び給湯器及びスケール析出装置
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