JPS5858291A - 陽極ペグの加工方法 - Google Patents

陽極ペグの加工方法

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JPS5858291A
JPS5858291A JP15777981A JP15777981A JPS5858291A JP S5858291 A JPS5858291 A JP S5858291A JP 15777981 A JP15777981 A JP 15777981A JP 15777981 A JP15777981 A JP 15777981A JP S5858291 A JPS5858291 A JP S5858291A
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JP
Japan
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anode
fluoride
copper
chloride
carbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP15777981A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamada
興一 山田
Ryoji Saka
阪 良二
Kazuo Horinouchi
堀ノ内 和夫
Noboru Tachikawa
立川 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Aluminum Smelting Co
Original Assignee
Sumitomo Aluminum Smelting Co
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Publication date
Application filed by Sumitomo Aluminum Smelting Co filed Critical Sumitomo Aluminum Smelting Co
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  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陽極ベグと陽極炭素間における電圧降下が小さ
く、かつ鉄製ベグ表面との密着強度の秀でた溶融鋼メッ
キ層を有する自焼成式アルミニウム電解炉用の陽極ベグ
の加工方法に関するものである。
周知のごとく自焼成式アルミニウム電解炉における陽極
炭素は鉄製の恒久ケーシングで囲繞され、その全自重は
陽極導体に接続された紺直鉄製導電杆(本文中、陽極ベ
グと称した。)に懸架されており、電解の進行によって
生ずる陽極炭素下面の消耗度合に応じ陽極炭素を恒久ケ
ーシングの内壁に沿って滑動下降させ電解炉内における
陽極−陰極極間距離を所期の間隔に保ち、他方陽極炭素
の消耗量を間欠的に陽極上表面部に供給される炭素質の
陽極ブリケットで償い操業が連続されている。
陽極ベグは陽極の全自重を支えるのみならず操業電解電
流を陽極炭素へ供給する役割を担うているため、陽極炭
素と接触する陽極ベグの表接触する際の電圧降下の多少
を支配する主要因である。
しかして陽極表面に供給される陽極ブリケット中には水
分や酸素吟が包含され、更にはその原料であるコークス
、ピッチ中には硫黄分(通常0.3;−j重Illが含
有されているため該ブリケットが陽極ケーシング内を逐
次下降、焼成される過程で鉄製陽極ベグとこれらの含有
物とが反応し、ベグ表面部にはマグネタイトを主体とす
る酸化鉄、あるいは硫化鉄のごとき導電性の悪い物質が
形成される。このため例え陽極ベグと陽極炭素との接触
が密にできたとしても両者の界面には前記のごとき電気
の不良導体層が形成され存在することとなり、この間で
の電圧降下(陽極導体とベグとの接虞から陽極炭素下面
間までの電圧降下は通常ダθθ〜jθθmV になる。
)は意想外に大きくなり、結果的に電力原単位を劣化す
るという不都合を有する。
かかる状況を踏えて本発明者らは先に陽極炭素との接触
部がプラズマスプレィ法、フレームスブシイ法等による
溶射法、無電解メッキ、電解メッキ、溶融メッキ、真空
蒸差等によるメッキ法等で銅を被覆してなる陽極ベグを
用いるアルミニウムの電解製造方法に関する特許出動を
行なった。(%動昭、S!−るり773号)この際、鉄
製陽極ベグの表面を銅被覆する方法として溶融銅メツキ
法は比較的操作が簡単でおいて本質的に鉄と溶融鋼との
なじみが曳く、熱膨張率の点では鉄に比較して銅のそれ
は大きいので鉄製陽極ベグの表面上に溶融状態で付着し
た銅は冷却固化し、ベグ本体を強固に締付けきわめて密
着性がよい鋼被覆陽極ベグが取得しうると期待したが、
実際には意に反して十分に満足しうる密着性を有する鋼
被覆が得られなかった0 そこで本発明者らは銅溶融メッキ法につき更に検討を続
け、自焼成式アルミニウム電解炉に使用するに適する銅
被覆陽極ベグがいかにして取得しうるか鋭意検討を行っ
た結果、本発明方法を完成するに至った。
までの表面部を弗化物および/又は塩化物からなる溶融
塩浴中に浸漬し、該溶融塩浴と接触せしめた後溶融鋼浴
中に浸漬して銅メッキを施すことを特徴とする自焼成式
アルミニウム電解炉用の陽極ベグの加工方法を提供する
にある。
以下本発明方法を更に詳細に説明する。
本発明方法を実施するに当り、鉄製陽極ベグは予め機械
的手段等により表面部を研削、研摩して表面の異物、炭
素材、酸化物等を除去する岬の前処理をはどこす。機械
的に銅被覆層との密着性を改善するため規則、不知側の
多少の凹凸をベグ表面部に形成しておくことも有効であ
る。
陽極ベグ表面をフラックス処理するための溶融塩浴とし
ては氷晶石、弗化アルミニウム、弗化ソーダ、弗化リチ
ウム、弗化カルシウム等の弗化物および/又は塩化ナト
リウム、塩化カリウム、塩化リチウム等の塩化物が使用
され、就中氷晶石、塩化アルミニウム等の水溶性塩の混
合物は溶融メッキ処理後ベグ表面に付着したフラックス
を容易に水洗除去できるので好適である。
鉄製陽極ベグをフラックス処理する具体的方法としては
特に制約はなく、個別にフラックス保持容器と溶融鋼保
持容器とを設け、まずフラックス保持容器中でベグの所
望の部位を該容器中の溶融塩浴に浸漬して処理し、引続
き溶融錫保持容器中に移し目的の部位に溶融銅メツキ層
部よシ陽極ベグを降下させ、順次スラックス処理、溶融
メッキ処理を連続して実施するのが作業性の点で、又フ
ラックス層が溶融鋼の酸化を防止する効果を有する点で
推奨される方法であるO 溶融塩浴によるフラックス処理の時間は使用する塩の種
類、その組み合せ、処理対象の陽極ベグ表面の状況等に
よシ変わるが通常j分板1/θ〜乙θ分程度が適当であ
る。
他方溶融鋼浴への浸漬時間は目的とする溶融メッキ層の
厚さ等によシ変わり通常7分以上、j−一〇分程度で十
分であり、メッキ操作をくりかえし被秒層を厚くするこ
ともできる。銅被種層の厚さは一般には70μm −3
m程度が適当である。
又、銅被覆層を形成せしめる鉄製陽極ペグの部位は、ベ
グ先端部よりの陽極炭素への電流通過量が多い点から少
なくともベグ先端部よりj帰までの部位、通常は効果の
点でベグ先端部より50α以下、好ましくは90m以下
の範囲が適当である。
以上の方法によ部表面に銅を被覆した鉄製陽極ペグは通
常の方法に従って操業中の電解炉の陽極ベグとして使用
に供される。該被覆効果は再三の陽極ベグの挿脱に耐え
るが、被覆効果の減少、すなわち銅被覆層が摩耗により
消耗(ベグ周辺部の陽極炭素への付着)すれば再度該ベ
グ表面を研摩等前処理を施した後本発明方法に従って再
変調の溶融メッキ処理を実施すればよい0 以上詳述した手段をもって実施する本発明方法によれば
鉄製陽極ペグ表面並びに銅被・面には導電性のわるい酸
化物等が実質的に付着せずかつ硫化物の生成も一部硫化
銅として生成付ルするが硫化鉄のごとき電気の不良導体
ではないため、陽極ペグ、陽極炭素間における電圧降下
は小さくなり、電力原単位の向上に寄与するところ大で
あり本発明方法の工業的価値は頗る大である。
以下実施例により本発明方法を更に詳細に説明するが本
発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例 稼動中の/θθ臥縦型自焼成式アルミニウム電解炉にお
いて、鉄製陽極ペグの先端部より約シθ閏の範囲をまず
機械的な研削研摩手段により、付着する炭素材、酸化物
等の異物を除去した後■塩化ナトリウム30重量−と氷
晶石70重量%の混合フラックス溶融塩浴槽に該当部を
75分間浸漬し、次いで溶融銅檜中に3分間浸漬して後
引上げ、水中で急冷した後付着フラックスを除去し、約
/wmの銅被覆層を有する陽極ペグを取得した。又■フ
ラックス処理することなしに直接溶融鋼種に約70分間
浸漬保持して以下同様に処理して約/wmの銅被覆層を
有する陽極ペグを得た。
このようにして得られた銅被覆を有する陽極ベグにより
逐次使用中の銅被覆のない鉄製陽極ペグを置換してゆき
、すべてのペグが上記■及び■で得たベグに入替りた日
から該当の電解炉/炉当りランダムに5本の陽極ペグを
選び、該当するベグの陽極導体Kl!!架される接点部
と陽極炭素の溶融電解浴接触位置の上方!;cmの位置
でかつ該当する陽極ペグに最近接する部位との間におけ
る電圧降下を軽時的に5θ日間測定を行なった。
更に比較のため近隣の陽極炭素の状態、電解炉の操業条
件が近似するごとく制御された電解炉につき従来の何等
銅被嶺層を有さない鉄製陽極ペグを用い、同一期間同様
の電圧降下の測定をくりかえした。
その結果3該当部の電圧降下の平均は従来の陽極ベグを
用いた場合の数値を/θθとした場合、上記■で得た本
発明の陽極ペグを用いた場合的にθに父上記■で得たフ
ラックス処理なしで銅被覆した陽極ペグを用いた場合は
約りθにそれぞれ低下していることが確認された。
更にすべての陽極ベグが銅被侵の陽極ベグに入替りた後
3カ月後から/θ日間生成アルではO0θ2チの銅含有
量の上昇が観察された4この結果、本発明方法により取
得した銅被覆の陽極ベグは単なる溶融鋼メッキの陽極ベ
グ品にくらべ、鉄表面との密着性がすぐれることが明ら
かにされた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陽極ベグの陽極炭素と接触する部位であってその先端部
    より少くともSmまでの表面部を弗化物および/又は塩
    化物からなる溶融塩浴中に浸漬し、該溶融塩浴と接触せ
    しめた後、溶融銅浴中に浸漬して銅メッキを施すことを
    !ri徴とする自焼成式アルミニウム電解炉用の陽極ベ
    グの加工方法。
JP15777981A 1981-10-02 1981-10-02 陽極ペグの加工方法 Pending JPS5858291A (ja)

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JPS5858291A true JPS5858291A (ja) 1983-04-06

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JP15777981A Pending JPS5858291A (ja) 1981-10-02 1981-10-02 陽極ペグの加工方法

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JP (1) JPS5858291A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10611651B2 (en) * 2015-12-22 2020-04-07 Outotec (Finland) Oy Electrode module, electrochemical reactor, and water treatment apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10611651B2 (en) * 2015-12-22 2020-04-07 Outotec (Finland) Oy Electrode module, electrochemical reactor, and water treatment apparatus

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