JPS5857338B2 - 走行作業車等のサイドクラツチ装置 - Google Patents

走行作業車等のサイドクラツチ装置

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JPS5857338B2
JPS5857338B2 JP9341376A JP9341376A JPS5857338B2 JP S5857338 B2 JPS5857338 B2 JP S5857338B2 JP 9341376 A JP9341376 A JP 9341376A JP 9341376 A JP9341376 A JP 9341376A JP S5857338 B2 JPS5857338 B2 JP S5857338B2
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oil
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hydraulic
shaft
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千里 安楽
誠 唐戸
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KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
YANMAA NOKI KK
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KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
YANMAA NOKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 走行作業車等のサイドクラッチ装置を多板式油圧クラッ
チに構成するときは、サイドクラッチ装置の操作機構が
簡単化され且つ操作が容易となる等の利点が与えられる
が、この発明は、このように多板式油圧クラッチに構成
しである、走行作業車等のサイドクラッチ装置に関し、
その目的とするところは、走行動力伝達径路中において
この種サイドクラッチよりも前段に設けられている駐車
ブレーキの制動作用が、多板式油圧クラッチからの油抜
けが生じるエンジン停止時にも保証され、それでありな
がらコンパクトに構成し得ると共に、油圧系統も小容量
のものでよい新規なサイドクラッチ装置を提供すること
にある。
図示の実施例について、この発明に係る走行作業車等の
サイドクラッチ装置の構成を説明すると、この実施例は
、この発明を第1図に示すようなコンバイン、つまり左
右の走行用クローラ−1により機体の走行を行なわせな
がら、機体前方の分草体2により圃場に植立する殻稈を
分草し、機体前方に斜め後上方向きに傾斜させて設けら
れた殻稈引起装置3により植立殻稈の引起しを行なわせ
ると共に、機体前端下部の刈刃4により植立殻稈をその
株元部で刈取り、刈取殻稈を、下部搬送装置5にて機体
−側位層に搬送した上で、殻稈縦搬送装置6により脱穀
部7に供給し、脱穀部7の一側に配されたフィードチェ
ーン8により刈取殻稈をその株元部で後方に搬送しなが
ら脱穀を行ない、脱穀部7を出る藁を藁搬送装置9にて
カッター装置10に供給するように構成されたコンバイ
ンにおいて、実施した例に係る。
そしてこのコンバインにおける機体前部の適所にはミッ
ションケース11を設置してあり、第2図に示すように
、このミッションケース11には、入力プーリー12を
介し機体上のエンジン13から入力されるようになされ
ていて、このミッションケース11内には、第2−4図
に示すように、ミッション入力軸14と、歯車変速軸1
5と、2本のパワーシフト軸16.17と、サイドクラ
ッチ軸18と、サイドブレーキ軸19と、左右のミッシ
ョン出力軸20とが、互に平行させて設けられており、
ミッション人力軸14はその一端部上に上記入力プーリ
ー12を支持して該人力プーリー12と主クラッチ21
を介し連動連結されており、またミッション人力軸14
と歯車変速軸15間には歯車変速装置22が配設され、
歯車変速軸15とパワーシフト軸16.17間には油圧
クラッチ式変速装置23が配設されており、さらにサイ
ドクラッチ軸18上には左右のサイドクラッチ24が、
サイドブレーキ軸19上には左右のサイドブレーキ25
が、それぞれ配設され、左右のミンション出力軸20は
、前記走行用クローラ−1を回転駆動する駆動輪26へ
と連動連結されており、パワーシフト軸16端には図示
のように内拡式のものに構成された駐車ブレーキ27を
配設しであるが、上記した左右のサイドクラッチ24は
特に次のような多板式油圧クラッチに構成されている。
すなわち、サイドクラッチ軸18上には、第2゜4図に
示すように、中央で大径の人力歯車28を設けてあり、
この入力歯車28は、第5図に示すように両パワーシフ
ト軸16.17上の固定歯車29.30とそれぞれ噛合
されて回転駆動せしめられるようになされており、また
サイドクラッチ軸18上には、左右1対の出力歯車31
を設けてあって、上記人力歯車28と各出力歯車31間
を選択的に連動連結する多板式油圧クラッチを該歯車2
8.31間に配設して左右のサイドクラッチ24が構成
されているのである。
より詳細に説明すると、第4図に示すように、人力歯車
28のボス部をクラッチハウジングに構成し、該ボス部
より左右に延出させた摩擦板支持部28aに一方の摩擦
板32をクラッチ軸線方向に摺動のみ自在に支持させて
設けると共に、各出力歯車31のボス部に入力歯車28
方向に延出せる摩擦板支持部31aを形成して、該支持
部31aに他方の摩擦板33をクラッチ軸線方向に摺動
のみ自在に支持させ、また入力歯車28と左右出力歯車
31間にはクラッチ軸線方向に沿い摺動自在なピストン
34をそれぞれ配設して、該各ピストン34の一側及び
他側に油室35,36を形成し、サイドクラッチ軸18
に穿設せる油路37,3Bを介して人力歯車28側の油
室35に圧油を供給するときは、ビストノ34が出力歯
車31方向に前進せしめられ摩擦板32.33間が圧接
せしめられてクラッチ24係合が行なわれ人力歯車28
と出力歯車31とが連動連結され、またサイドクラッチ
軸18に穿設せる油路39,40を介して出力歯車31
側の油室36に圧油を供給するときは、ピストン34が
入力歯車28方向に後退せしめられ摩擦板32.33間
の圧接が解かれてクラッチ24離脱が行なわれ人力歯車
28と出力歯車31間の連動連結が断たれるように、左
右サイドクラッチ24が構成されているのである。
以上のようであるがさらに、入力歯車28の各面には、
第6図に示すように円周方向において間欠的に複数個の
バネ収容穴41を形成してあって、この各バネ収容穴4
1に収容して第4図に示すようにピストン34を前進方
向に移動附勢する圧縮バネ42を設けてあって、各サイ
ドクラッチないし油圧クラッチ24はこの圧縮バネ42
作用でその係合力の一部が得られる一部スプリング冶−
ド型のもの、つまり離脱作用油室36への油圧作用のな
い状態で係合作用油室35への油圧作用が解除されても
、圧縮バネ42作用で両摩擦板32.33間が若干の係
合力で圧接せしめられ、このクラッチ24を介して該ク
ラッチ24の通常伝達トルクよりも小な成る置板下のト
ルクを伝達し得る如くされたクラッチ24とされている
のであって、圧縮バネ42のバネ力で決定されるこの後
者のトルクは、このサイドクラッチ24よりも前段にあ
る前記駐車ブレーキ27のブレーキ容量とほぼ等しくさ
れている。
また図示の場合には、前記した左右のサイドブレーキ2
5も、次のような油圧クラッチ式のものに構成されてい
る。
すなわち、サイドブレーキ軸19上には、第2,4図に
示すように、サイドクラッチ軸18上の前記左右の出力
歯車31とそれぞれ噛合された左右の大径歯車43を遊
嵌してあって、この各大径歯車43にボス部分を共通と
して一体的に附設せる小径歯車44を前記各ミッション
出力軸20上の大径歯車45と噛合せて、左右ミッショ
ン出力軸20への減速伝動を行なうようにされているの
であるが、上記各大径歯車43のボス部を小径歯車44
反対方向に延出させて摩擦板支持部43aとすると共に
、サイドブレーキ軸19端においてミッションケース1
1に固定せる左右のケース蓋46.47にそれぞれ、ケ
ース11内方向に延出せる摩擦板支持部46a、47a
を一体的に形成して、一方の摩擦板48を摩擦板支持部
43aに、他方の摩擦板49を摩擦板支持部46a、4
7aに、それぞれ軸19軸線方向に摺動のみ自在に支持
させ、またサイドブレーキ軸19の中央部上に左右のシ
リンダ部50aを備えたシリンダ体50を設けて、各シ
リンダ部り0a内に軸19軸線方向に摺動自在なピスト
ン51を配設し、サイドブレーキ軸19に穿設せる油路
52.53を介して該ピストン51背後の油室54に圧
油を供給しピストン51を前進させるときは歯車44を
介し歯車43が軸19端方向に摺動変位せしめられて摩
擦板48.49間の圧接が得られるようになすと共に、
歯車43.44を介しピストン51を後退方向に移動附
勢するクラッチ離脱用の圧縮バネ55をサイドブレーキ
軸19上に設けて、ピストン51の前進による摩擦板4
8.49間の圧接で歯車43を固定ケース蓋46.47
に選択的に固定して左右ミソショノ出力軸20、したが
って左右車軸26aを選択的に制動する、油圧クラッチ
式のブレーキに左右のサイドブレーキ25が構成されて
いるのである。
次に、前記した歯車変速装置22と油圧クラッチ式変速
装置23との概略の構成を第2,3図について説明して
おくと、先ず歯車変速装置22は、ミ゛ノション人力軸
14上にスプライン嵌合により摺動可能に設けられたシ
フト歯車対56及び57と、歯車変速軸15上に固定さ
れた4個の変速歯車5B、59.60及び61とから構
成されていて、シフト歯車対56のシフト歯車56aを
変速歯車58に噛合せると1速か、シフト歯車56bを
変速歯車59に噛合せると2速か、シフト歯車対57の
シフト歯車57aを変速歯車60に噛合せると3速が、
シフトlib車57bを変速歯車61に噛合せると4速
が、それぞれ歯車変速軸15に得られるものに構成され
ている。
また油圧クラッチ式変速装置23は、パワーシフト軸1
6に遊嵌され歯車変速軸15上の変速歯車60に噛合さ
れたF1@車63と、パワーシフト軸17に遊嵌され歯
車変速軸15上の固定車62に噛合されたF2@車64
と、パワーシフト軸16に遊嵌され歯車変速軸15上の
固定歯車62に噛合されたF3@車65と、パワーシフ
ト軸17に遊嵌され上記F1醗車63と噛合されたR@
車66との4個の遊嵌歯車63−66と、この各遊転歯
車6366にパワーシフト軸16または17上で配設さ
れた通例構造の多板式油圧クラッチであるF1油圧クラ
ッチ67、F2油圧クラッチ68.F3油圧クラッチ6
9及びR油圧クラッチ70との4個の油圧クラッチ67
−70であってその係合により各遊転歯車63−66を
選択的にパワーシフト軸16或は17に結合する油圧ク
ラッチ67−70とを、備えたものに構成されている。
次に以上のようなトランスミッション機構に附設された
油圧制@機構の構成を第7図について説明シておくと、
ミッションケース11内の低部は油りンク71兼用のも
のとされ、また第2図に示すようにミッション人力軸1
4にポンプ軸を直結せる2個の油圧ポンプ72.73が
設けられているのであるが、油圧クラッチ式変速装置2
3における前記油圧クラッチ67−70への圧油の供給
は、上記油タンク71から油圧ポンプ72により給油回
路74を経て行なわれ、調圧弁75にてその油圧を設定
される該給油回路74には、全油圧クラッチ67−70
から排油を行なわせる中立位置Nと、F油圧クラッチ6
7へ給油し他の油圧クラッチ6B、69,70から排油
を行なわせる前進1速位置F1と、F2油圧クラッチ6
8へ給油し他の油圧クラッチ67.69.70から排油
を行なわせる前進2速位置F2と、F3油圧クラッチ6
9へ給油し他の油圧クラッチ67.68.70から排油
を行なわせる前進3速位置F3と、R油圧クラッチ70
へ給油し他の油圧クラッチ67゜68.69から排油を
行なわせる後進位置Rとを備えた切換弁76が挿入され
ており、油圧クラッチ67−70からの排油回路77は
、調圧弁75のリリーフポートと共に油圧クラッチ67
−70への潤滑油供給回路78へ接続され、油圧クラッ
チ67−70内からの潤滑油を油タンク71へ戻すタン
ク回路79と上記排油回路77間の接続回路には潤滑油
圧設定用の調圧弁80が挿入されており、また給油回路
74にはアキュミュレーター81を附設しである。
次に前記のように油圧クラッチ式のもOに構成されてい
る前記サイドクラッチ24とサイドブレーキ25とへの
圧油の供給は、油タンク71から油圧ポンプ73により
給油回路82を介して行なわれるようにされており、そ
の油圧を調圧弁83にて設定されるこの給油回路82は
、図示のように、左側のサイドクラッチ24及びサイド
ブレーキ25へ接続される左給油回路82Lと右側のサ
イドクラッチ24及びサイドブレーキ25へと接続され
る右給油回路82Rとに分岐させてあって、この左右給
油回路82L、82Rの各々は、一次側にポンプポート
とタンク回路84へ接続されたタンクポートとの2個の
ポートを、二次側に、サイドクラッチ24の係合作用油
室35に連通する給排回路85へ接続されたポート、サ
イドクラッチ24の離脱作用油室36に連通する給排回
路86へ接続されたポート及びサイドブレーキ25の油
室54に連通する給排回路87へ接続されたポートの3
個のポートを、それぞれ備えている切換弁88が、上記
ポンプポートで接続されておりこの5ポートの各切換弁
88は、図示のような3ポジシヨンのもの、つまりサイ
ドクラッチ24の係合作用油室35へ連らなる給排回路
85を給油回路82へ接続すると共にサイドクラッチ2
4の離脱作用油室36へ連らなる給排回路86とサイド
ブレーキ25の油室54へ連らなる給排回路87とをタ
ンク回路84へと接続してサイドクラッチ24を係合さ
せると共にサイドブレーキ25を非作動とする位置■と
、サイドクラッチ24の離脱作用油室36へ連らなる給
排回路86を給油回路82へ接続すると共にサイドクラ
ッチ24の係合作用油室35へ連らなる給排回路85と
サイドブレーキ25の油室54へ連らなる給排回路87
とをタンク回路84へと接続してサイドクラッチ24を
離脱させると共にサイドブレーキ25を非作動とする位
置■と、サイドクラッチ24の離脱作用油室36へ連ら
なる給排回路86とサイドブレーキ25の油室54へ連
らなる給排回路87とを給油回路82へ接続すると共に
サイドクラッチ24の係合作用油室35へ連らなる給排
回路85をタンク回路84へ接続してサイドクラッチ2
4を離脱させると共にサイドブレーキ25を作動させる
位置■との3位置に選択的に切換えられるものに構成さ
れている。
なお第3,4図及び第8−10図に示すように、ミッシ
ョンケース11の一側向上には油路板89を、他側面上
には油路板90を、それぞれ固定装着してあり、またミ
ッションケース11の上面には分割面りで2つ側構造の
ものとされた該ケース11の一半部上で前記切換弁76
とその附属機構を収容するための弁機構ハウジング91
を、他学部上で前記切換弁88とその附属機構を収容す
るための弁機構ハウジング92を、それぞれ固定して設
けてあり、油圧ポンプ72.73の吐出口から弁機構ハ
ウジング91内へと通じる給油路が油路板89とミッシ
ョンケース11外面間に形成されると共に、弁機構ハウ
ジング91内から各パワーシフト軸16.17端に通じ
る複数油路Pが油路板89とミッションケース119+
而間に形成されていて、後者の油路Pは、パワーシフト
軸16゜17の軸端部に被嵌せるシールハウジング93
゜94とパワーシフト軸16.17間に形成された複数
油室R内へと導かれて、該油室R内からパワーシフト軸
16.17に穿設せる油路(図示せず)を介し油圧クラ
ッチ式変速装置23の油圧クラッチ67−70へと導か
れて、該クラッチ67−70への作動油の給排と潤滑油
の供給とを行なうものとされており、また弁機構ハウジ
ング91内から弁機構ハウジング92内方向へは前記油
圧ポンプ73の吐出口に連らなる、前記給油回路82相
当の1本の給油路が導かれて、ハウジング92内の切換
弁88からサイドクラッチ軸18端とサイドブレーキ軸
19端に通じる複数給油路9′が、油路板90とミッシ
ョンケース11外面間に形成されていて、これらの給油
路P′は、サイドクラッチ軸18の軸端部に被嵌された
シールハウジング95とサイドクラッチ軸18間に形成
された複数油室R′とサイドクラッチ軸18の前記油路
37−40とを介し左右サイドクラッチ24の両油室3
5.36へと導かれると共に、サイドブレーキ軸19の
軸端部と前記ケース蓋46間に形成された複数油室R″
とサイドブレーキ軸19の前記油路52.53とを介し
左右サイドブレーキ25の油室54へと導かれている。
なお第4図において、96.97はそれぞれ、前記ミッ
ション出力軸20と車軸26aとに嵌着され互に噛合さ
れた歯車で、最終減速機構を構成するもの、98はミッ
ションケース11に基端を固定されて出力軸20を収容
せるファイナル伝動ケースである。
以上、詳細にわたって説明して来たが、要するにこの発
明に係る走行作業車等のサイドクラッチ装置は、多板式
油圧クラッチに構成しであるものであって、特にこの油
圧クラッチを一部スプリングロード型のものに構成して
なるもので、このため、サイドクラッチの操作機構が簡
単化され操作が容易化されているのはもとよりであるが
、特に該サイドクラッチである油圧クラッチからの油抜
けが生じるエンジン停止時にも、該クラッチが一部スプ
リング陥−ド型のものとされていることから該クラッチ
で走行動力伝達経路が遮断されず、スプリング42の作
用でサイドクラッチ24が一定量のトルク伝達可能な係
合状態を維持して、前段の駐車ブレーキ27のブレーキ
容量程度のトルクを伝達し得るから、エンジン停止時に
も駐車ブレーキ27の制動作用が保証されることとなり
、しかもこのようなエンジン停止時の駐車ブレーキ制動
作用の保証を、油圧クラッチ式のサイドクラッチを全ス
プリングロード型、つまりクラッチ係合はスプリング荷
重のみによって得、クラッチ離脱のみを油圧作用で得る
ようにされたもの、とすることで遠戚する場合のように
、極めて犬なる荷重を要求されることからスプリングが
大型となって、限られたスペースにクラッチをおさめる
ことが不可能となるといった不都合がなくて、サイドク
ラッチをコンパクトに構成し得ることとなると共に、上
記の全スプリングロード型の油圧クラッチ式サイドクラ
ッチとした場合のように、スプリングの大荷重に逆らっ
てクラッチを離脱させなければならないことから油圧ク
ラッチの油圧作動筒を大型化しなければならないと共に
高油圧を用いなければならないといった不都合がなく、
油圧系統も小容量の簡単化されたものとなし得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を装備したコンバインの側
面図、第2図は同コノバインの走行動力伝達機構図、第
3図及び第4図はそれぞれ、同コンバインのミッション
ケース上半部と下半部の縦断面展開図、第5図は歯車配
置を示す模式図、第6図は要部の部材の側面図、第7図
は同実施例の油圧回路図、第8図及び第9図はそれぞれ
、第3゜4図に図示のミッションケースの右側面図及び
左ffull面図、第10図は該ミッションケースの上
部機構の平面図である。 18・・・・・・サイドクラッチ軸、24・・・・・・
サイドクラッチ、28・・・・・・入力歯車、31・・
・・・・出力歯車、32.33・・・・・・摩擦板、3
4・・・・・・ピストン、35゜36・・・・・・油室
、41・・・・・・バネ収容穴、42・・・・・・圧縮
バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多板式油圧クラッチに構成しであるサイドクラッチ
    装置であって、該多板式油圧クラッチを一部スプリング
    冶−ド型の油圧クラッチに構成しである、走行作業車等
    のサイドクラッチ装置。
JP9341376A 1976-08-04 1976-08-04 走行作業車等のサイドクラツチ装置 Expired JPS5857338B2 (ja)

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