JPS5857228B2 - 湿つた骨材等の遠心脱水装置 - Google Patents

湿つた骨材等の遠心脱水装置

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JPS5857228B2
JPS5857228B2 JP55154079A JP15407980A JPS5857228B2 JP S5857228 B2 JPS5857228 B2 JP S5857228B2 JP 55154079 A JP55154079 A JP 55154079A JP 15407980 A JP15407980 A JP 15407980A JP S5857228 B2 JPS5857228 B2 JP S5857228B2
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JP
Japan
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centrifugal
aggregate
aggregates
water
rotating body
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Expired
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JP55154079A
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JPS5778961A (en
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松男 吉田
勝彦 西尾
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NITSUKO KK
Original Assignee
NITSUKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、湿った骨材等の遠心脱水装置に関し、特にア
スファルトと配合してアスファルト合材を生成するため
の骨材等の含水率を低減する湿った骨材等の遠心脱水装
置に関する。
アスファルトと配合する骨材、砂材は、多量の水分を含
有しており、この水分を除去するため、骨材等をアスフ
ァルトと配合する前にドライヤに投入して乾燥している
ものである。
しかし、ドライヤのバーナの燃焼源である重油、灯油等
の燃料は、周知のように有限資源であり、年々高騰して
いくため、骨材等の乾燥費用が高くなり、アスファルト
合材の価格の低減に大きな問題となっていた。
本発明は上記のような点に鑑みたもので、湿った骨材等
を遠心分散すると、骨材等に含まれていた水分が分散角
度の小さい範囲に集約する状態となることに着目し、湿
った骨材等を遠心分散という機械的手段を介して遠心分
散により分散された水分が分散角度のほぼ12度の範囲
内に集中するという事実の発見にもとすき、効率よく脱
水処理して含水率を低減し、有限資源で年々高騰する骨
材乾燥用の燃料の節約がはかれるとともにアスファルト
合材の価格の低減がはかれる湿った骨材等の遠心脱水装
置を提供するものである。
以下本発明を実施例にもとすいて説明する。
第1図は本発明の一実施例で、湿った骨材等を一段の遠
心分散で脱水処理するようにしたものである。
遠心脱水装置1は、脱水用箱体2、骨材分離壁3、遠心
回転体4等で構成している。
脱水用箱体2は、上部中央に湿った骨材等を投入するホ
ッパー5を配設し、下部には遠心脱水した脱水骨材等を
回収する回収ダクト6を配設し、中央部に水分集約群と
脱水骨材とを分離する骨材分離壁3を配設している。
骨材分離壁3は水分集約群を捕集する部分の円筒状の骨
材分離部7と下部に水分回収ダクト8を配設した逆円錐
状の骨材分離本体9とで形成し、骨材分離本体9の上部
内側に配設した遠心回転体4に骨材分離壁7を分設して
いる。
遠心回転体4は、上部のフレーム10に垂設した軸受装
置11に枢着して十分な剛性をもつ回転軸12により支
持し、回転軸12の上部のプーリのような伝達装置13
に遠心回転体4が所定の回転速度で遠心回転するように
回転駆動装置(図示せず)を連結するようにしている。
遠心回転体4は、円板状の回転盤14の外周部に所定の
高さの周枠15を周設した円筒状のもので、第2図のよ
うに周枠15の上周縁に回転中心側に突き出た突縁16
を周設している。
周枠15の外側には、上記した骨材分離部7を周枠15
と同心円状に一定の間隔をへだててボルト、ナツトのよ
うな固着具17で固着している。
骨材分離部7の上端は、遠心回転体4によって第3図の
ように遠心分散の分散角度Aが回転体中心軸に垂直な遠
心方向に対してほぼ12度より小さい範囲Bの水分が集
約した水分集約群を捕集できるように、突縁16の上面
より所定量だけ高くし、下端は捕集した水分集約群を確
実に骨材分離本体9の内側に落下するように骨材分離本
体9の上端より低くしている。
骨材分離部7の少なくとも上部は、下方にいく程広口と
なるのが好ましいものである。
回転盤140周枠15を突設した基部には、小径の脱水
用孔18を適当数周設して遠心回転体4内の遠心脱水し
た水分等を下方の骨材分離壁3の内側に透過するように
している。
19は骨材投入ダクトである。しかして、回転駆動装置
を駆動して遠心回転体4を回転し、骨材投入ダクト19
よりホンパー5を介して所定量の湿った骨材等を順次投
入すると、骨材等は回転盤14の上に順次落下していく
落下した骨材等は、回転盤14の遠心力によって外周部
へ搬送され、一部は第2図のように周枠部に遠心回転体
4とほぼ相対静止状態となって放物線回転体面を形成し
、大部分はこの放物線回転体面にそうようにして遠心力
にもとすいて第3図のように外周方にほぼ水平状から放
物線回転体面の接線角度の範囲にわたって分散して飛散
していく。
飛散する骨材等は、分散角度Aが回転中心軸に垂直な遠
心方向に対してほぼ12度より大きい範囲Cではよく脱
水され、上記分散角度がほぼ12度より小さいの範囲B
では水分が集約した状態となるものである。
この水分が集約した水分集約群が、第2図のように骨材
分離部7に当って捕集されて骨材分離壁3の内側に落下
し、遠心脱水された脱水骨材群は骨材分離壁3を越えて
外側に落下し、下部の回収ダクト6より含水率の低減し
た骨材等を効率よく回収できるものである。
また、遠心回転体4の内部で周枠15側へ遠心分離した
水分は、外周部に開孔した脱水用孔18から骨材分離壁
3の内側に透過し、骨材の遠心脱水効果を助長するもの
である。
この際、突縁16によって確実に相対静止状態となった
周枠部の骨材等が脱水分ろ過層となるとともに、周枠面
の摩耗防止に役立つものである。
なお、骨材分離部を高くすれば、脱水骨材の回収量は減
少するが、含水率の低減がはかれ、低くすればこの逆と
なることは明らかである。
回収量を高め、含水率を低減することは、後述する複数
段にわたって遠心脱水することによってできるものであ
る。
上記の実施例では、遠心回転体を円筒状としたが、円錐
状やわん状とすることもでき、また、脱水用孔を周枠部
に設けることもできるものである。
また、骨材分離部を遠心回転体の外周部に分設して、遠
心脱水装置の組立てや修理等を容易にするようにしたが
、遠心回転体に分設せず、骨材分離壁を一体的に形成す
ることもできるものである。
第4図は本発明の他の実施例で、湿った骨材等を二段階
の遠心分散で脱水処理するようにしたものである。
第2遠心回転体20は、中央が骨材投入用に開口し、前
記の遠心回転体4より外径が犬きく、遠心回転体4の上
方に一定の距離をへだてでボルト、ナツトのような結合
具21で、遠心回転体4と相対向して骨材等を遠心分散
できるように結合している。
そして、第5図のように下側の遠心回転体4で遠心分散
して脱水処理した脱水骨材群を上側の第2遠心回転体2
0の外周部に捕集して、再び遠心分散し、突縁22を周
設した周枠23に対向して所定の位置に骨材分離部24
を上下移動可能に周設した第2骨材分離壁25の内側に
再脱水骨材群を、外側に再水分集約群を分離し、回収ダ
クト6、再脱水分回収ダクト26にそれぞれ回収できる
ようにしている。
本実施例では、湿った骨材等を二段階にわたって遠心分
散して脱水処理することにより、一層骨材等の含水率を
低減でき、さらにドライヤの燃料の節約がはかれるもの
である。
上記の実施例では、円心回転体、第2遠心回転体を上下
に対向して遠心分散するようにして装置を小型化するよ
うにしたが、上下に対向せずに骨材等を上段から下段に
わたって順次遠心脱水処理できるように配設してもよい
ものである。
なお、遠心脱水の処理段数は、二段階に限るものでなく
、必要により段数をさらに増加できるものである。
また、上記した分散角度の臨界値12度については、骨
材の種類、混合比等によって多少のばらつきは生じるも
のである。
以上の実施例では、すべて遠心回転軸を縦軸とした縦型
のものについて説明したが、適宜な設計変更を行なうこ
とにまり遠止回転軸を横軸とした横型のものとすること
もできるものである。
以上のように本発明にあっては、遠心脱水という機械的
手段によって湿った骨材等の中から遠心分散により水分
が分散角度のほぼ12度の範囲内に集中するという事実
の発見にもとすき多量の水分を効率よく脱水分離でき、
骨材等の含水率を低減でき、ドライヤで消費される有限
資源で年々高騰する重油等の燃料の節約がはかれるとと
もにアスファルト合材の価格の低減をはかることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部縦断面図、第2図は同
上の一部拡大断面図、第3図は同上の原理説明用断面図
、第4図は同上の他の実施例の要部縦断面図、第5図は
同上の一部拡大断面図である。 1・・・・・・遠心脱水装置、2・・・・・・脱水用箱
体、3・・・・・・骨材分離壁、4・・・・・・遠心回
転体、7・・・・・・骨材分離部、15・・・・・・周
枠、16・・・・・・突縁、20・・・・・・第2遠心
回転体、25・・・・・・第2骨材分離壁、A・・・・
・・分散角度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脱水用箱体に投入する湿った骨材等を外周方に遠心
    分散するための、遠心力によって外周部に骨材等を回転
    放物体形状の相対静止状態に保持する周枠な設けた遠心
    回転体を配設し、周枠から骨材等が周枠外に飛散すると
    きの遠心分散の分散角度が回転中心軸に垂直な遠心方向
    に対してほぼ12度より犬ぎい範囲の遠心脱水した脱水
    骨材群を分散角度が上記より小さい範囲の水分を集約し
    た水分集約群から分離して回収するように上記周枠の外
    側に遠心分散の分散角度がほぼ12度となるような高さ
    に骨材分離壁を遠心回転体に配設したことを特徴とする
    湿った骨材等の遠心脱水装置。 2 遠心力によって分離する水分を骨材分離壁の水分集
    約群回収側へ透過するように脱水用孔を遠心回転体に設
    けた特許請求の範囲第1項記載の湿った骨材等の遠心脱
    水装置。 3 遠心回転体の外周端に回転中心側に突き出る突縁を
    周設した特許請求の範囲第1項または第2項記載の湿っ
    た骨材等の遠心脱水装置。 4 脱水骨材群と水分集約群とを分離する骨材分離壁土
    部の水分集約群を捕集する部分の骨材分離部を骨材分離
    壁から分割し、分割した骨材分離部を遠心回転体の外周
    部に取着した特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の湿った骨材等の遠心脱水装置。 5 投入する湿った骨材等を複数段の遠心回転体等を介
    して遠心脱水するようにした特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の湿った骨材等の遠心脱水装
    置。
JP55154079A 1980-10-31 1980-10-31 湿つた骨材等の遠心脱水装置 Expired JPS5857228B2 (ja)

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JPS5778961A JPS5778961A (en) 1982-05-17
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1301609A (ja) * 1970-06-22 1973-01-04
SU484898A1 (ru) * 1972-08-15 1975-09-25 Дзержинский филиал Научно-исследовательского и конструкторского института химического машиностроения "Стройство дл разделени суспензий4

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1301609A (ja) * 1970-06-22 1973-01-04
SU484898A1 (ru) * 1972-08-15 1975-09-25 Дзержинский филиал Научно-исследовательского и конструкторского института химического машиностроения "Стройство дл разделени суспензий4

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JPS5778961A (en) 1982-05-17

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