JPS5855541A - 溶解炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はガス体吹込みによる精製に係わる、羽口を改
良した溶解炉に関するものである。

従来の溶解炉において、ガス体を吹込み精製する揚台に
は、ガス体噴出管を炉壁又は炉底に開口し、高速噴流を
行なっていたが、溶融金属との接触による噴出口の溶解
や、溶融金属の噴流バックラシツユによる噴出管口部付
近の耐火物の溶損による羽口の損耗が甚だしく生産能率
および経済的なロスが大きかった。

この発明は、かかる事情に鑑みてなさｎたものであり、
溶解炉のガス体吹込み羽口を多数の小孔を設は次耐火物
とし、核小孔を炉壁又は炉底に対して傾斜せしめること
により、噴出口の溶解や、噴出管口部付近の耐火物の溶
損の少ない溶解炉を提供せんとするものである。

以下、ｊ１！１１！ｆｌｉ！２図を参照してその一実施
例を計測に説明する。

この発明では第１図に示すごとく、カス体噴出２重管１
の前面に保護耐火物２に−設け、こｆを炉底３に塚込ん
である。保護耐火物２には、多数の小孔２１が設けてあ
り、該小孔２１は炉底３の面に対して所要の傾斜角αの
傾きをもっている。かくの如き＃１成の羽口において、
ガス体噴出２Ｊｉ管ｌの内管１１のガス体流１１ａＫは
、０！を又、外貨１２のガス体流１２ａにはＣ０ｔｔ’
Ｊ流せしめ、その前面にある保護耐大物２の小孔２１を
通ってガス体は噴出さｎる。この噴流は小さく気泡化す
ることによって、ガス体と溶融体との接触面積において
、単一の噴流気体よりも良好で反応が促進さｎるもので
ある。

第２図に示すごとく、複数個の羽ロｔ−設けた場合には
保護耐大物２の小孔２１の噴流方向（噴流角）１−一定
の方向、即ち図示例では保−耐火物２の中心を通る溶解
炉の半径と角θの方向にセットすると、羽口からの噴ｆ
！ｔａＦｉ＃Ｉ融金属を矢印すの如く渦巻き回転によシ
攪拌流を生ぜしめ得るので、より溶融金属の反応を促進
せしめると共に、溶融金属表向に浮遊するノロを回転せ
しめて、ノロを一箇所に集め排出せしめる効果を生じる
。

羽口の噴流方向を一方向とする他に一つとびに反対方向
にしたり、順次傾斜角α又は噴流角θを変化さゼること
によって、溶融金属精製に最適な配列とすることも可能
であり、この様な選択にあたっては、保護耐大物を円形
部材とすることによって、噴流角θを自由にセットする
ことが可能である。

尚、この発明は羽口を炉壁（炉の立上り部内壁）に織り
付ける場合にも適用できることは勿論である。

以上評細に説明したように、この発明は炉底又は炉壁と
カス体噴出管上端部間に、多数の小孔を設けた保護耐大
物を設け、前記小孔の傾斜角や噴流角ｔ−変化せしめる
ことにより、溶融金輪に攪拌流ヲ生ぜしめ、ノロを一箇
所に集めて排出せしめたり、溶融金属精製に最適な攪拌
状況を得ることができる等の有用な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の溶解炉の羽口を示す断面図、第２図
は同溶解炉の羽口の配列を示す説明図である。 １・・・・・・ガス体噴出二重管、１１・・・・・・内
管、ｌｌａ、１２＆・・・・・・ガス体流、１２・・・
・・・りＹ管、２・・・・・・保護耐大物、２１・・・
・・・小孔、３・・・・・・炉底、α・・・・・・傾斜
角、θ・・・・・・噴流角・ 特許　出願人トビーエ業株式会社 代理人　弁理士　佐藤英昭 、＋１！ 斗２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）溶解炉の羽口耐大物にガス体噴出管を埋設した羽
   目において、炉壁又は炉底と前記ガス体噴出管上端部間
   に保護耐大物を設置し、該保護耐火物に前記ガス体噴出
   管上９１１部と炉壁又は炉底上を連通し、炉壁又は炉底
   に対し傾斜している多数の小孔を設けたことを％徴とす
   る溶解炉。 （２）　　保護耐火物の外周を円形となした特許請求の
   範囲第（１）項記載の溶解炉。 （４）保護耐火物に設けた小孔の噴流方向を一足方向と
   なるように配置した特許請求の範囲第（３）項記載の溶
   解炉。 （５）　　保護耐火物に設けた小孔の噴流方向を交互に
   反対向きとした特許請求の範囲ｍ（３）項記載の溶解炉
   。 （６）保護耐火物に設けた小孔の傾斜角度あるいは噴流
   方向を順次に変化させる如くした特許請求の範囲第（３
   ）項記載の溶解炉。