JPS5855385Y2 - フラツシユ定着装置 - Google Patents

フラツシユ定着装置

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JPS5855385Y2
JPS5855385Y2 JP12684979U JP12684979U JPS5855385Y2 JP S5855385 Y2 JPS5855385 Y2 JP S5855385Y2 JP 12684979 U JP12684979 U JP 12684979U JP 12684979 U JP12684979 U JP 12684979U JP S5855385 Y2 JPS5855385 Y2 JP S5855385Y2
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JP
Japan
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guide plate
recording paper
plate portion
opening
flash
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JP12684979U
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JPS5647544U (ja
Inventor
錦治 斎藤
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、表面にトナー像を担持した記録紙にフラッシ
ュランプによる閃光を浴せ、これによって前記トナー像
を記録紙表面に定着せしめる電子複写機又は静電記録装
置におけるフラッシュ定着装置に関する。
上記形式のフラッシュ定着装置は従来より周知である。
この場合、フラッシュランプの閃光照射領域に記録紙を
案内するガイド板と、このガイド板に形式された開口と
、該開口から空気を吸引する吸気手段と、この吸気手段
による吸引作用で前記ガイド板に吸引された記録紙を搬
送する搬送手段とを具備した上記形式のフラッシュ定着
装置も広く知られている。
この形式のフラッシュ定着装置では、ガイド板の開口か
ら空気を吸引して記録紙を搬送手段に押付けつつこの記
録紙をフラッシュランプの閃光照射領域に搬送し、ここ
でフラッシュランプによる閃光を記録紙に浴せるように
なっている。
この定着装置は、記録紙を搬送手段に押付けてこれを搬
送するので、記録紙の搬送性に優れ、定着動作を確実に
行い得る利点を有している。
ところが従来のこの種装置は、ガイド板に開口か形成さ
れていることに起因して、フラッシュランプが発光して
定着が行われる際に開口に重なった記録紙部分に定着不
足を起す恐れのある点に重大な欠点があった。
この欠点は、記録紙がトレーシング紙のように光透過性
の大きな紙である場合に特に生じやすい。
上述した欠点を明らかにするため、従来のこの種定着装
置の一例を示した第1図乃至第3図によって従来の横取
を説明しておく。
第1図及び第2図において、図示していない機枠に固定
されたほぼ平板状のガイド板1には多数の開口2が穿設
されている。
ガイド板1の下方には図示していない吸気手段、例えば
ファンが配置され、このファンの作動によって開口2を
通して空気が吸引される。
記録紙の3進行方向Aに沿ってガイド板1の表面上には
適当な搬送手段、第1図の例ではコイルスプリング4が
設けられている。
ガイド板1の上方には、フラッシュランプ5が配置され
、このランプ5は反射笠6によって覆われている。
表面にトナー像3a (第2図)を形成された記録紙
3は、ガイド板1上に載せられ、矢印A方向に移動する
コイルスプリング4によって搬送される。
この場合、開口2から空気が吸引されるので、記録紙3
はガイド板1に吸引され、コイルスプリング4に押付け
られた状態で搬送される。
がくして記録紙3がフラッシュランプ5の閃光照射領域
、即ち図の例ではランプ5の下方の領域に達すると、フ
ラッシュランプ5が瞬間的に発光され、これによってト
ナー像3aに熱が与えられ、トナー像は記録紙面に定着
される。
第3図はガイド板1と記録紙3との間隔を誇張して示し
た図式図であり、フラッシュランプ5が゛発光したとき
の状態を説明する図である。
この第3図から判るように、記録紙3の上方がら閃光が
照射されると、この閃光の一部はトナー像3aに直接吸
収されるが、他の一部は記録紙3を透過する。
この場合、下方にガイド板1の位置する記録紙部分Bを
透過した光は、ガイド板1の表面で反射し、この反射光
は再度記録紙3を照射し、この照射光によりトナー像は
更に加熱され、トナー像の効果的な定着が行われる。
ところがガイド板1の開口2と重なった記録紙部分Cを
透過した光は、ガイド板1で反射することなくそのまま
下方へ抜けてしまう。
従ってこの記録紙部分Cは、他の部分Bに比べて与えら
れるエネルギーが少なく、この部分Cに定着不足を起す
恐れがある。
記録紙が透光性の良い材料でできている場合、この傾向
が一層強まることはよく理解されよう。
本考案は上述した従来の欠点を除去したフラッシュ定着
装置を提供しようとするものであり、以下に本考案の実
施例を図面に従って説明する。
第4図において、1は機枠に固定された本考案に係るガ
イド板であり、このガイド板1はほぼ平板状に形成され
た第1ガイド板部分1aと、第2ガイド板部分1bとが
ら成る。
本例においては、1枚のガイド板1に平行な切れ目7,
7aを形成し、この切れ目7,7aの間のガイド板部分
を上方に張り出させ、この張り出し部分を第2ガイド板
部分1bとし、他の力゛イド板部分を第1ガイド板部分
1aとして構成しである。
これによって第5図に明示するように、第1ガイド板部
分1aには開口2が形成され、この間口2の全体を覆う
ように第2力゛イド板部分1bが位置している。
この場合、第2ガイド板部分1bは第1力゛イド板部分
1aよりも上方に位置し、両力イト板部分1a。
1bには、上記切れ目7,7aにより生ぜしめられたス
リット8が形成される。
ガイド板1の下方には、従来の装置と同様に吸気手段、
例えばファン(図示せず)が配置されている。
4はコイルスプリングとして構成された搬送手段、5は
反射笠6に内設されたフラッシュランプで゛あり、これ
らは第1図に示した従来の装置と全く同じく構成されて
いる。
ガイド板1の表面は光の反射率を高め得るように加工処
理されている。
表面にトナー像を担持した記録紙3が、矢印A方向に移
動するコイルスプリング4によって、ガイド板1上を搬
送されるとき、ファンによって空気がスリット8及び開
口2を通して吸引され、ガイド板上の記録紙3はコイル
スプリング4に密着して確実に搬送される。
記録紙3がフラッシュランプ5の下方の領域に至ると、
このランプ5が発光してトナー像の定着が行われること
は従来の装置と同じである。
この場合、第1ガイド板部分1aに形成された開口2の
全体が第2ガ、イド板部分1bによって覆われているた
め、記録紙3の下方には、その全面に亘ってガイド板1
が位置することになり、従ってランプ5が発光したとき
に記録紙3を透過した光は、その全てが第1ガイド板部
分1a又は第2ガイド板部分1bで必ず反射し、その反
射光が記録紙3を再度照射する。
この状態は、第3図と同様に記録紙とガイド板との間隔
を誇張して示した第6図からよく判る。
即ち、下方に開口2の位置する記録紙部分Cを透過した
光は、第2ガイド板部分1bによって確実に反射され、
開口2を抜けてしまうことはない。
がくして、記録紙3の全面に亘って効率の良い定着が行
われ、定着不足を起こす記録紙部分は無くなる。
上述した実施例において、第2ガイド板部分1bを第1
ガイド板部分よりも高く配置してスリット8を形成し、
しかも第2ガイド板部分1bが開口2を覆うように配置
したのは、開口2を通ヒて空気を吸引できるようにする
と共に、記録紙3を透過した光が開口2を通して抜は出
ることを防止するためであるから、この目的を遠戚でき
る構成であれば、上記実施例の構成に限らず、各種形態
で装置を構成できる。
例えば、第7図に示すように、第2ガイド板部分1bを
第1ガイド板部分1aとは別個の部材で構成することも
でき、この場舎弟1ガイド板部分1aの開口2の幅Wよ
りも、第2ガイド板部分1bの幅Wを若干大きくするこ
とも有利である。
このようにすれば、記録紙を透過した光がスリット8及
び開口2を通して抜ける可能性を一層少なくできるから
である。
また第8図に示すように、第1ガイド板部分1aと、こ
れの開口2を全体に亘って覆う第2ガイド板部分1bと
を、側壁1Cによって連結し、この側壁1Cに孔8aを
形成することもできる。
この場合にも、第9図に示すように、第2ガイド板部分
1bの幅Wを開口2の幅Wよりも若干大きくすれば有利
である。
更に、第2ガイド板部分を第1ガイド板部分よりも下方
に配置することもできる。
第10図はその一例を示し、この場合にも第1ガイド板
部分1aよりも下方に位置する第2ガイド板部分1bが
、第1ガイド板部分1aの開口2と同じ大きさか又はそ
れよりも若干大きく形成されて開口2の全体を覆ってい
る。
要するに、第1ガイド板部分と第2ガイド板部分は互に
間隔をあけて位置し、第2ガイド板部分が、第1ガイド
板部分に形成された開口と少なくとも同じ大きさに形成
されてこの開口を覆うように配置されていれば、本考案
の所期の目的を達成できるのである。
尚、本考案は上述した構成以外のフラッシュ定着装置に
も適用できることは当然であり、例えば第11図に示す
ように搬送手段がコイルスプリングではなく、ベル)4
aにより構成された装置にも適用できるし、ガイド板が
吸引手段を収容する吸引箱の壁を威している装置等にも
適用可能である。
以上の如く、本考案によれば簡単な構成で従来の欠点を
除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフラッシュ定着装置の一例を示す斜視図
、第2図は第1図のII〜II線断面図、第3図は第2
図の一部を図式化して示す説明図、第4図は本考案に係
るフラッシュ定着装置の一実施例を示す斜視図、第5図
は第4図の■−V線断面図、第6図は第5図の一部を図
式化して示す説明図、第7図乃至第9図はガイド板の他
の実施例をそれぞれ示す部分断面斜視図、第10図はガ
イド板の更に他の実施例を示す断面図、第11図は搬送
手段かベルトとして構成された実施例を示す断面図であ
る。 1・・・ガイド板、1a・・・第1ガイド板部分、1b
・・・第2ガイド板部分、2・・・開口、3・・・記録
紙、3a・・・トナー像、4,4a・・・搬送手段、5
・・・フラッシュランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラッシュランプと、該フラッシュランプの閃光照射領
    域に記録紙を案内するガイド板と、該ガイド板に形成さ
    れた開口と、該開口から空気を吸引する吸気手段と、該
    吸気手段による吸引作用で前記ガイド板に吸引された記
    録紙を搬送する搬送手段とを有し、該搬送手段により前
    記閃光照射領域に搬送した記録紙に前記フラッシュラン
    プによる閃光を浴せ、これによって記録紙表面に担持さ
    れたトナー像を記録紙表面に定着せしめるフラッシュ定
    着装置において、前記ガイド板が、互に間隔をあけて配
    置された第1ガイド板部分と第2ガイド板部分とから成
    り、第1ガイド板部分に前記開口が形成され、第2ガイ
    ド板部分は第1ガイド板部分の開口と少なくとも同し大
    きさに形式されていて該開口を覆うように配置されてい
    ることを特徴とするフラッシュ定着装置。
JP12684979U 1979-09-17 1979-09-17 フラツシユ定着装置 Expired JPS5855385Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12684979U JPS5855385Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17 フラツシユ定着装置

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JP12684979U JPS5855385Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17 フラツシユ定着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5647544U JPS5647544U (ja) 1981-04-27
JPS5855385Y2 true JPS5855385Y2 (ja) 1983-12-19

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JP12684979U Expired JPS5855385Y2 (ja) 1979-09-17 1979-09-17 フラツシユ定着装置

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