JPS5854840Y2 - 柱上変圧器の事故表示装置 - Google Patents
柱上変圧器の事故表示装置Info
- Publication number
- JPS5854840Y2 JPS5854840Y2 JP1978055402U JP5540278U JPS5854840Y2 JP S5854840 Y2 JPS5854840 Y2 JP S5854840Y2 JP 1978055402 U JP1978055402 U JP 1978055402U JP 5540278 U JP5540278 U JP 5540278U JP S5854840 Y2 JPS5854840 Y2 JP S5854840Y2
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- JP
- Japan
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- transformer
- display device
- gunpowder
- current
- pole
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は柱上変圧器の事故表示装置に係り、事故の発生
した柱上変圧器(以下、事故器と称す)を地上より目視
にて容易に識別(発見)できるようにしたものである。
した柱上変圧器(以下、事故器と称す)を地上より目視
にて容易に識別(発見)できるようにしたものである。
一般に配電線には多数の柱上変圧器が接続されている。
したがって、その内の一台に事故が発生した場合、どの
柱上変圧器が事故を起したか否かは地上より外観を見る
だけでは判別しにくい。
柱上変圧器が事故を起したか否かは地上より外観を見る
だけでは判別しにくい。
そのため各電柱に作業員が登り、柱上変圧器を1台1台
点検しながら事故器を発見しているのが現状である。
点検しながら事故器を発見しているのが現状である。
そこで、事故による停電時間をできるだけ短縮するため
、多数の作業員を動員して人海戦術にて事故を捜索せね
ばならなかった。
、多数の作業員を動員して人海戦術にて事故を捜索せね
ばならなかった。
本考案は、上記従来技術に鑑み、地上より目視にて容易
に事故器を発見できる柱上変圧器の事故表示装置を提供
することを目的とする。
に事故器を発見できる柱上変圧器の事故表示装置を提供
することを目的とする。
斯かる目的を遠戚する本考案の特徴は、柱上変圧器の1
次側口出し線に装置された変流器と、筒体の底部には火
薬が収納され且つこの火薬と筒口間で前記筒体内に表示
体が収納されて前記火薬の発火により前記表示体が筒口
より押し出される表示装置と、前記変流器と前記表示装
置との間に接続され、事故電流を検出してこの事故電流
を高電圧に昇圧しこの高電圧で生じるスパークにより前
記火薬を発火させる検出回路とを有することにある。
次側口出し線に装置された変流器と、筒体の底部には火
薬が収納され且つこの火薬と筒口間で前記筒体内に表示
体が収納されて前記火薬の発火により前記表示体が筒口
より押し出される表示装置と、前記変流器と前記表示装
置との間に接続され、事故電流を検出してこの事故電流
を高電圧に昇圧しこの高電圧で生じるスパークにより前
記火薬を発火させる検出回路とを有することにある。
以下、本考案の一実施例を第1〜3図に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1は柱」−変圧器であって、鉄心1a
、巻線1b、ICよりなる変圧器本体が収納されている
。
、巻線1b、ICよりなる変圧器本体が収納されている
。
本実施例において変流器2は零相変流器(Z、C,T)
を用いてあって、柱上変圧器1は単相であるため、2本
の1次側口出し線1dに夫々変流器2を装置しである。
を用いてあって、柱上変圧器1は単相であるため、2本
の1次側口出し線1dに夫々変流器2を装置しである。
柱上変圧器が3相であれば3個の零相変流器を各1次側
口出し線に配設すれば良い。
口出し線に配設すれば良い。
4は検出回路であって、柱上変圧器1のタンク壁を貫通
している前記変流器2の2次側リード線3の端部に接続
されている。
している前記変流器2の2次側リード線3の端部に接続
されている。
この検出回路4は、本実施例の場合変流器2が前述の如
く零相変流器(Z、C,T)であるから、この場合増幅
回路(A、M、P回路)で良く変流器2に事故時に流れ
る事故電流をその出力端で昇圧化できるものであれば第
2図に示すもの以外いかなるものでも良い。
く零相変流器(Z、C,T)であるから、この場合増幅
回路(A、M、P回路)で良く変流器2に事故時に流れ
る事故電流をその出力端で昇圧化できるものであれば第
2図に示すもの以外いかなるものでも良い。
第1図中U、Vは柱上変圧器の1次側端子、u、vは2
次側端子である。
次側端子である。
第2図に示す検出回路4において、Qはトランジスタ、
R1,R2,R3は抵抗器、Cはコンデンサ、T、、T
2はトランス、Bは電源である。
R1,R2,R3は抵抗器、Cはコンデンサ、T、、T
2はトランス、Bは電源である。
この時、変流器2は事故時に例えば10mA程度の電流
が流れる零相変流器に選定してあって、検出回路4はこ
の場合入力インピーダンス10Qで上記lQmAの電流
を入力として1000 V程度の電圧を出力するように
回路設定しである。
が流れる零相変流器に選定してあって、検出回路4はこ
の場合入力インピーダンス10Qで上記lQmAの電流
を入力として1000 V程度の電圧を出力するように
回路設定しである。
更に、第1図において、5は表示装置であり前記検出回
路4の出力端にリード線12を介して接続されている。
路4の出力端にリード線12を介して接続されている。
この表示装置5は筒体6の底部に火薬7が詰められてい
て、火薬7と筒口側との間の筒体6内には表示体8が収
納されている。
て、火薬7と筒口側との間の筒体6内には表示体8が収
納されている。
本実施例の場合この表示体8は、第3図a、l)、cに
示すように、火薬7の発火によって筒体6の筒口より押
し出されて落下傘状に開く構造を採っている。
示すように、火薬7の発火によって筒体6の筒口より押
し出されて落下傘状に開く構造を採っている。
この表示体8は筒口から押し出された場合に地上から視
認しやすいものであれば良く、前記落下傘状のものに限
らず、例えば丸棒の如きものなどなんでも良い。
認しやすいものであれば良く、前記落下傘状のものに限
らず、例えば丸棒の如きものなどなんでも良い。
ここに、第3図a、l)、cにおいて、9は受圧板、1
0はこの受圧板9と前記表示体8とを結ぶ紐体、11は
受圧板9のストッパである。
0はこの受圧板9と前記表示体8とを結ぶ紐体、11は
受圧板9のストッパである。
これらの検出回路4及び表示装置5は柱上変圧器1のタ
ンク側壁等に取り付けておくと良い。
ンク側壁等に取り付けておくと良い。
次に本実施例装置の事故時の表示動作を説明する。
今、第3図aに示すように、表示体8が筒体6内に収納
されて柱上変圧器1が正常に稼動しているどする。
されて柱上変圧器1が正常に稼動しているどする。
この時、例えば柱上変圧器1内に接地事故か発生したと
すると、変流器2の2次側に前記10mA程度の電流が
流れてこの電流が検出回路4に入力される。
すると、変流器2の2次側に前記10mA程度の電流が
流れてこの電流が検出回路4に入力される。
検出回路4はこの電流を増幅して1000 V程度に昇
圧する。
圧する。
この高電圧によってリード線12の両端がスパークし、
このスパークで火薬7が発火する(第3図す参照)。
このスパークで火薬7が発火する(第3図す参照)。
火薬7の発火による圧力で受圧板9がストッパ11まで
図中右方に押される。
図中右方に押される。
これに伴い表示体8が筒口より押し出され、筒体6の外
部で落下傘状に開いて紐体10により係止される(第3
図C参照)。
部で落下傘状に開いて紐体10により係止される(第3
図C参照)。
したがって、事故発生時には、作業員等は表示体8が押
し出されている柱上変圧器を多数の柱上変圧器から地上
での目視により捜すだけで容易に事故器を発見できる。
し出されている柱上変圧器を多数の柱上変圧器から地上
での目視により捜すだけで容易に事故器を発見できる。
また、表示体8は火薬7の発火によって筒体6外へ押し
出されるので、たとえ事故により配電線が停電になって
もその動作は支障なく確実である。
出されるので、たとえ事故により配電線が停電になって
もその動作は支障なく確実である。
上記実施例において、変流器2を零相変流器(Z、C,
T)としたが、他の形の変流器であっても良い。
T)としたが、他の形の変流器であっても良い。
また、検出回路4は、第2図に示した回路構成の増幅回
路に限られるものではなく、変流器の特性に対応して、
短絡事故、接地事故による事故電流を入力として火薬7
の発火に足りる高電圧を出力し得るものであれば良い。
路に限られるものではなく、変流器の特性に対応して、
短絡事故、接地事故による事故電流を入力として火薬7
の発火に足りる高電圧を出力し得るものであれば良い。
したがって動作入力電流及び出力電圧も適宜設定され得
る。
る。
更に、表示体8の形状は落下傘状、丸棒状以外能の形状
でも良く、地上から視認し易いものが望ましい。
でも良く、地上から視認し易いものが望ましい。
そのため、表示体には夜光塗料を塗布しておけば夜間で
の発見が一層容易となる。
の発見が一層容易となる。
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案に
よれば、個々の柱上変圧器を電柱に登って点検すること
なく事故のあった柱上変圧器を地上よりの目視で容易に
発見できる。
よれば、個々の柱上変圧器を電柱に登って点検すること
なく事故のあった柱上変圧器を地上よりの目視で容易に
発見できる。
したがって、それに要する作業員は極く少人数で済み作
業の所要時間が少ない。
業の所要時間が少ない。
図は本考案の一実施例に係り、第1図は実施例装置全体
を示す回路構成図、第2図は検出回路の一例を示す回路
図、第3図a、l)、cは表示装置の構成及び動作を示
す説明図でa図は動作前、b図は動作中、0図は動作後
を夫々示す。 図面中、1は柱上変圧器、1dは1次側口出し線、2は
変流器、4は検出回路、5は表示装置、6は筒体、7は
火薬、8は表示体である。
を示す回路構成図、第2図は検出回路の一例を示す回路
図、第3図a、l)、cは表示装置の構成及び動作を示
す説明図でa図は動作前、b図は動作中、0図は動作後
を夫々示す。 図面中、1は柱上変圧器、1dは1次側口出し線、2は
変流器、4は検出回路、5は表示装置、6は筒体、7は
火薬、8は表示体である。
Claims (1)
- 柱上変圧器の1次側口出し線に装置された変流器と、筒
体の底部には火薬が収納され且つこの火薬と筒口間で前
記筒体内に表示体が収納されて前記火薬の発火により前
記表示体が筒口より押し出される表示装置と、前記変流
器と前記表示装置との間に接続され、事故電流を検出し
てこの事故電流を高電圧に昇圧しこの高電圧で生じるス
パークにより前記火薬を発火させる検出回路とを有する
ことを特徴とする柱上変圧器の事故表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978055402U JPS5854840Y2 (ja) | 1978-04-26 | 1978-04-26 | 柱上変圧器の事故表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978055402U JPS5854840Y2 (ja) | 1978-04-26 | 1978-04-26 | 柱上変圧器の事故表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54157249U JPS54157249U (ja) | 1979-11-01 |
JPS5854840Y2 true JPS5854840Y2 (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=28951197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978055402U Expired JPS5854840Y2 (ja) | 1978-04-26 | 1978-04-26 | 柱上変圧器の事故表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854840Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5193346A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-16 |
-
1978
- 1978-04-26 JP JP1978055402U patent/JPS5854840Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5193346A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54157249U (ja) | 1979-11-01 |
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