JPS5854830B2 - 体外血液回路装置 - Google Patents

体外血液回路装置

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JPS5854830B2
JPS5854830B2 JP53165988A JP16598878A JPS5854830B2 JP S5854830 B2 JPS5854830 B2 JP S5854830B2 JP 53165988 A JP53165988 A JP 53165988A JP 16598878 A JP16598878 A JP 16598878A JP S5854830 B2 JPS5854830 B2 JP S5854830B2
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JP
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heat transfer
blood
chamber
transfer means
blood circuit
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JP53165988A
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ジヨン・エドワード・ルーウイン
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Shiley Scientific Inc
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Publication of JPS5854830B2 publication Critical patent/JPS5854830B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/44Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for cooling or heating the devices or media
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/36General characteristics of the apparatus related to heating or cooling
    • A61M2205/366General characteristics of the apparatus related to heating or cooling by liquid heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2210/00Heat exchange conduits
    • F28F2210/06Heat exchange conduits having walls comprising obliquely extending corrugations, e.g. in the form of threads

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 体外循環は数年間手術室における常用の方法でありかつ
常用の方法であった。
体外血液回路における重要なコンポーネントは、外科的
過程に先立ちかつ外科的過程の間に血液の温度を低くシ
、かつそのあと続いて血液を正常な体温に再び温めるよ
うに用いられる熱交換器である。
冷却された血液は患者の酸素消費を実質的に減少させる
冷却法を引き起こす。
刊行された文献は、患者の酸素要求が30℃で約1/2
,25℃で1/3.20’Cで115に減少されるとい
うことを示している。
軽い(33°〜35℃)、中程度(26°〜32℃)お
よび深い(20℃およびそれ以下)冷却法が治療実務に
おいて普通に用いられている。
冷却法は環流を阻止または減少する必要がある手術過程
の間に、腎臓、心臓、脳および肝臓を含む生命中枢器官
を保護するように用いられる。
熱交換器のための多数の異なる構造的形状が、熱転送流
体(典型的には水)が循環される中空の金属コイル、円
筒およびプレートを含む体外血液回路に用いられている
体外循環に用いられる多数の異なる形式の熱交換器の調
査が、Pierre M。
Ga1letti、M、D−などによる「心臓−肺バイ
パス」と題名が付けられた本の165頁ないし170頁
に含まれている。
過去に用いられていた複数個の異なる形式の熱交換器形
状にもかかわらず、使用するのが簡単でかつしかも自由
に使用できるものとして製造されるのに充分安価である
安全な非常に効率的な熱交換器設計の必要性が残る。
このように、血液への熱転送流体の漏れが何もないこと
が重要である。
この流体は典型的には、手術室に配置される垂直固定物
から流れる循環水である。
臨床的バイパス手術のために今日一般に用いられている
熱交換器のあるものは上限圧力の制限を有し、それは病
院の手術室において得られる水圧よりもときどき低いも
のとなる。
熱交換器に関係する人は、それゆえに、そのような熱交
換器を介して水圧の全ての力を決して与えないように非
常に注意しなければならない。
この予防策を取らないと、または水圧の予期しない増加
によって、熱交換器内の破裂が生じその結果血液酸素供
給器を介して流れる血液の汚染を生じる。
冷却法を引き起こすように温度を低くしなければならな
い時間を最小に減じ、かつしたがって血液温度を常温に
上昇させる目的で、熱交換器は高パフォーマンスファク
タを有することもまた重要である。
現在使用されている任意の泡酸素供給器に患者がほんの
数時間連結されると、血液の生理学的機能の低下が生じ
る。
それゆえに、血液を冷却しかつ再び温めるのに節約され
る時間は患者の直接的な利益であり、かつまたもし必要
であれば外科的方法を行なうのに付加的な時間を外科医
に与える。
これまでは、ステンレス鋼管が熱交換エレメントとして
血液環境にたびたび用いられていた、なぜならば、ステ
ンレスは、人間の血液に対して優れた生体適合性を示す
からである。
しかしながら、ステンレス鋼の管でつくられた熱交換器
は非常に高価でありかつ廃棄する使い捨てユニットに対
しては経済的に適していない。
発明の概要 この発明はアルミニウム管によって形成される体外血液
回路のための熱交換器に関するものであり、前記アルミ
ニウム管は、その長さに沿って1またはそれ以上の一体
的な中空リブを有しかつ、硬陽極化されたコーティング
を形成するように電解的に酸化された実質的にその全体
の外面を有する。
この管は順次全体のらせん状形状に形成されかつらせん
状に形成された管内に延びる内部円柱と外部円筒外殻と
の間に設けられる。
柱および外殻の双方は、リブの周辺部が、柱の外壁およ
び円筒外殻の内壁に接触しまたは密に隣接するように大
きさがとられている。
この形式の熱交換エレメントを用いる血液の温度を調節
するために用いられる方法は、管および中空リブを介し
て熱転送流体を流過させ、かつらせん状にリブが設けら
れた管の外面を越えて逆流方向に血液を流過させること
を含む。
リブおよび円筒とチャンバとの接触面の結合は、中空リ
ブによって設けられる制限された領域および延長された
長さの経路内に血液の流れを実質的に規定する。
この発明の熱交換器はいくつかの重要な利点を享受する
このように、そのパフォーマンスファクタは、血液の長
い滞在時間、熱交換器の高伝導性、血液と硬陽極化され
た面との直接接触、逆流動作、およびリブが設けられた
管を流れる熱転送流体の高流速によって、非常に高い。
この発明にしたがって構成される熱交換器は開業心臓外
科医院および体外循環を用いる他の工程において常用す
るのに必要な信頼性を有する。
陽極化された金属熱転送流体管は一体的な部材であり、
それは、血液チャンバに組み立てる前および後の両方に
おいて、手術室環境において遭遇されるものよりも実質
的に高い流体圧のもとに完全に漏れのための検査が為さ
れる。
熱交換管の一体的な性質はまた。
管の両端のみが血液を運ぶチャンバの壁を通過するとい
う点に重要な利点を与え、したがって封止的に密封され
なければならないチャンバにおける開口の数を最小にす
る。
さらに、何の接続も血液チャンバ内の管へなされなけれ
ばならないことはない。
なぜならば熱転送流体入口および熱転送流体出口がチャ
ンバから外へ延びる管の両端によって設けられているか
らである。
熱交換器管および流体供給導管の接続における任意ン
の漏れは単に水または血液チャンバの外の他の熱転送流
体を漏洩させるだけである。
中空リブ付き熱交換器管は血液酸素供給器から離れて血
液チャンバ内に設けられまたは血液酸素供給器と一体的
に併合され、たとえば、血液−酸ツ 素混合チャンバ内
の静脈側においてまたは分解チャンバ内の出口側におい
て設けられる。
以下に説明する実施例において、熱交換器は泡酸素供給
器の混合チャンバ内に併存され、限られた断面領域の長
い径路を介して流れる血液および血液泡沫の流れが血液
−気体転送工程に寄与する。
この発明の熱交換器は、使用後の処理がされるように材
料および製造価格によって充分に経済的であり、したが
って病院における殺菌の問題および価格の面を回避する
ことができる。
さらに、この発明に従って構成される熱交換器は、生物
学的にも不活性であり、かつ人間の血液に対して極めて
優れた生体適合性を有する。
すなわち、この発明の重要な効果は、金属熱交換器の陽
極化コーティングされた外面が1人間の血液に対して適
合性を有することにある。
したがって、この陽極化された管には、プラスチックコ
ーティングのような他のいかなるコーティングをも必要
とせず、このため血液はこの管の外面と接触しつつ直接
的に流れ、かつ非常に高いパフォーマンスファクタを遠
戚する。
第1図および第2図の実施例の詳細な説明第1図および
第2図を参照して、血液酸素供給器10がこの発明に従
かう熱交換器を併有して示される。
第3図、第4図、第7図、第8図、第9a図および第9
b図で後述されかつ示される他の実施例と同様に、この
第1の実施例において、血液酸素供給器10がこの発明
に従がって構成されて示され、それは血液酸素供給器と
名称付けられてかつこの発明の譲受人であるシリイ・ラ
ボラトリーズ・インコーホレーテッドに譲渡されたロバ
ート・マーク・カーチスによって1976年2月3印こ
出願されたアメリカ合衆国特許出願番号第655.03
9号に開示される。
泡酸素供給チャンバ11は円筒外殻12によって形成さ
れ、その外殻12は多柱エンドキャップまたは端部キャ
ップ13によって閉成されている下端を有する。
エンドキャップ13の外壁には1またはそれ以上の血液
入口が形成され、そのような1つの入口14は可撓性静
脈血液導管15によって体外血液回路へ連結される。
酸素人口20がキャップ13の中央においてかつその壁
を介して延びており、その人口20は可撓性酸素ライン
22へ取り付けるために外方へ延びるうねが付いたコネ
クタ21を含む。
入口20へ入る酸素は散布器(sparger ) 2
3によって複数個の酸素泡を形成するようにされる。
これらの泡は、エンドキャップ13によって形成される
環状のトラフ24に入る静脈血を流れかつ血液および酸
素混合物は3次元の、すき間のある細胞状混合材料25
を介して上方へ流れ、前記混合材料25は1対の環状保
持リング26および27によって室11内で、散布器2
3の上に支持される。
混合材料25は、環状保持リング26および27の円筒
外殻12内に断面空間を完全に充満するように円筒とし
て形成される。
柱30は直立の円筒外殻12内に同軸的に設けられかつ
環状保持リング27の一体的交差留め金として形成され
る水平ロッド29によって支持される。
柱30の両端はキャップ31によって封止的に密封され
る。
チャンバ11の上端は開いている。
液体血液および血液泡沫の態様で動脈血化された血液は
この開口を介して上昇しかつ偏平カバープレート36に
固定される一般に半円筒外殻35によって形成される通
路33内に含まれる。
前述の、同時係属中のロバートエム・カーチスの出願に
説明されるように、通路33は泡消しチャンバ37へ続
き、そこでは泡沫が崩壊されかつ動脈血化された全血液
が集められかつ体外血液回路へ戻される。
熱交換器は1対のらせん状にリブが設けられた熱転送手
段としての2本の熱転送流体管39および41を含む。
図示のように、これらの管の上の中空のリブ43は3重
のらせん形態を有しかつ連続的に連なるらせん状みぞ4
5を提供する。
これらのらせん状にリブが設けられた管39は金属の薄
い壁の管から有利に構成される。
そのようならせん状にリブが設けられた管を製造するた
めの方法および装置はアメリカ合衆国特許番号第RE2
4.783号および3,015,355号に述べられる
熱転送流体管39および41は連続的なアルミニウム管
から有利に形成され、その管の外面は電解的に酸化(陽
極化)されて浸食に抗するため酸化コーティングした重
い面をつくる。
その結果、安価で、信頼できる、かつ丈夫な熱交換器エ
レメントが得られ、このエレメントは血液から熱転送流
体への熱の効率的な転送を達成し、かつ人間の血液と相
客れることができる。
アルミニウムの陽極化は周知であり、かつ種々の技術が
用いられてもよい。
軍の仕様MIL−A−8625Cについて、硫酸層にお
いて電解的につくられる「硬コーティング」として知ら
れているものでこの発明においてアルミニウム管を陽極
化するのがもつとも有利であるということが知られてい
る。
第1図および第2図に示されるように、らせん状にリブ
が設けられた管39および41はらせん形態に形成され
かつ中央の柱30および外殻12の内壁間に設けられ、
そのためリブの周辺部分は柱30の外面および泡酸素チ
ャンバ11の内壁51が密に隣接しかつ有利に接触する
それぞれの管39および41の各々の端部は封止的に密
封された開口53および55を通過し、それらの開口5
3および55はチャンバ11の底部に形成され、かつ管
の対向端は円筒外殻35に形成される封止的に密封され
た開口57および59を介して延びる。
ウレタンにかわは、ポリウレタンコーティングした管の
外面と、ポリカーボネートプラスチックから形成される
チャンバ11および外殻35との間の効果的な密封剤を
提供する。
外殻12はポリカーボネートプラスチックから有利に押
し出し成形されかつ長手スリット(図示せず)を含み、
そのため外殻はらせん状にリブが設けられた管39およ
び41を受けるように製造されている間に広げられる。
これらの管および内部柱30が適当な位置に設けられた
後、外殻のスリット端縁が二塩化エチレンによって結合
される。
可撓性導管61および63は、所望の温度で。
圧力下に熱転送流体1曲型的には水、を供給するための
管39および41の上端ヘクランプされる。
リブが設けられた管39および41の下端は可撓性導管
65および67を介してドレンへ連結される。
この態様で、熱交換流体の流れが酸素供給器チャンバ1
1内の血液の流れのそれに対して、逆流形式の熱交換器
を作る。
第1図および第2図の実施例は以下に述べる他の実施例
と協働して多くの特徴およびオU点を有するので、その
ような特徴および利点が以下に詳細に説明される。
第1図および第2図の実施例の主な区別のできる特徴は
2重の熱交換器管39および41を使用していることで
ある。
熱交換器の熱転送パフォーマンスは熱転送流体の流速に
関連する。
後述の実施例に示される1個の管熱交換器が時日を定め
るように検査されるあらゆる手術室環境において最も満
足のできる作業を有するということが知られているけれ
ども、第1図および第2図の2重の管の実施例は、もし
も熱転送流体の非常に低い流速のみが体外方法の間に利
用することができるならば特に有益である。
第3図および第4図の好ましい実施例の詳細な説明 この発明による一体的な熱交換器を併有する血液酸素供
給器の好ましい実施例は第3図および第4図に示される
この実施例において、血液酸素供給チャンバ70は1対
の適当に合わさっているプラスチック外殻71および7
3によって形成され、その各々は偏平な周辺フランジ7
5および77を含み、それらのフランジ75および77
は完全な円筒外殻80を形成するように結合される。
外殻の半分71および73はポリカーボネートプラスチ
ックを真空形成または射出成形することによって有利に
形成される。
円筒外殻80は上部側部開口81および下部側部開口8
3を含み、その各々は一体的に外方へ延びる円筒ボス8
5を有し、そのボス85は1個のらせん状にリブが設け
られた熱転送流体管87のそれぞれの端部に延びる。
これらの延長円筒ボス85の内壁および熱交換管87の
隣接外面は、封止的な密封を生じるように結合される。
二塩化エチレンはポリカーボネートプラスチックから成
る外殻半分の間で優れた結合を形成する。
第3図および第4図に示される構成の特別な利点は、加
熱コイル87が室70内に容易に組み立てられるという
ことである。
リブが設けられた管87がらせん状の形態に形成される
とき、それは開くような傾向を有し、それによって第1
図および第2図の12で示されるような単一の円筒外殻
に設けられるとき室70の内壁および柱90の外壁に、
ある量の摺動摩擦接触を生じる。
第3図および第4図の実施例では、内部柱90が、らせ
ん状に形成されたリブが設けられた管87内に挿入され
、かつ両部材が外殻の半分73に配置され。
そのため熱交換器87の両端は開口81および83を介
して延びる。
適当に合わさっている外殻の半分71が、熱交換器管8
7および結合された合わさっているフランジ75および
77上に配置されて、完全に密封された円筒外殻ユニッ
ト80を提供する。
前述の実施例のように、管87のリブ91の周辺部分が
室70の内壁と柱90の外壁との両方に有利に接触する
プラスチックロッド93または他の便宜的な手段が外殻
の半分71および73の一方または双方の対向する部分
に固定されて予め定められる位置に内部柱90を支持す
る。
合わさっている外殻71およびγ3が、円筒フランジ9
9および101を有するそれぞれの開口95および97
を形成するようにそれらの底部および頂部において首の
ようにされている。
フランジ101が、底部の円筒部材103および頂部の
円筒部材105のそれぞれの外形とこしんまりとつかわ
せる。
図示のように、小さな環状みぞ107がフランジ99お
よび101の各々に形成されて付加的な量の結合材料を
適合させて血液チャンバ80および円筒103および1
05の間に封止的な密封を与える。
3次元の、すき間のある細胞状混合材料109が1対の
環状リング111および113によって円筒103内に
支持され、前記リング111および113は円筒103
の内壁へ取り付けられる。
この混合材料は混合材料の長さに沿ってチャンバ115
の断面内部を完全に充満する。
エンドキャップ117が円筒103の底部に固定されか
つその底部を閉じる。
このキャップは1またはそれ以上の血液入口を含み、1
つのそのような入口119は可撓性の静脈血導管121
によって体外血液回路に連結される。
可撓性酸素ライン125へ取り付けられる酸素人口12
3はキャップ117の中央においてかつその壁を介して
延びる。
入口123に入る酸素は散布器127によって複数個の
酸素泡を形成するようにされる。
これらの泡は、エンドキャップ117によって形成され
る環状トラフ129に入る静脈血を介して流れる。
上部円筒105が偏平カバープレート133に形成され
る開口131内に固定される。
動脈血化された全血液はこの開口を介して上昇しかつ円
筒外殻35によって形成される通路内に含まれ、その外
殻35を介して前述のロバート・エム・カーチスの同時
係属中の出、顆に述べられるように、泡消しチャンバ3
7へ通さレル。
第5図、第6図および第7図の実施例の詳細な説明 この発明が血液酸素供給器と一体するものとして上述さ
れたけれども、この発明の熱交換器は体外血液回路にお
ける他のところへ用いられるように分離ユニットに併合
される。
第5図、第6図および第7図を参照して、同じ形式のら
せん状にリブが設けられた熱転送流体管135が内部円
筒柱137の間にかつ円筒室139内にらせん状形態に
設けられる。
有利に、リブの周辺部分が中央に配置された柱137の
外側およびチャンバ139の内壁に接触する。
第1図および第2図の実施例を参照して上述したように
1円筒145はその長さに沿って有利にスリットが設け
られて熱転送流体管の挿入を容易にし、その後でスリッ
トの両端縁が結合される。
それぞれのエンドキャップ141および143が円筒1
45の両端で固定され、側部開口を有する各々は、熱交
換器管135の一端を通過する一体的な外力へ延びる円
筒ボス147および149を有する。
適当な封止的密封が熱転送流体管135の外壁151の
その部分およびボス147および149の内壁の間に形
成されて、何らかの血液の漏れを防止する。
典型的には、ウレタンにかわのような適当な粘着剤が用
いられて、ポリカーボネートプラスチックから形成され
る管145ならびにエンドキャップ141および143
の間の結合を形成する。
エンドキャップ部材141および143は各々らせん状
に形成される熱交換管135と同心の中央開口153お
よび155を有する。
そのような開口の各々において、入口部材157が設け
られ。
その部材157は、熱交換器から外方へ延びるうねが設
けられたコネクタ部分159と、熱交換器へ入るように
内方へ延びる4個の支持ロッド161と、血液が熱交換
器へ入りかつ熱交換器から出ていくように通過する通過
導管163とを有する。
第5図に示されるように、4個のロッド161は中央に
配置された柱137の周辺端表面167と接触して、エ
ンドキャップ141および143から等距離の端部を保
持する。
使用に際して、可撓性水導管169および171は、図
示のように、リブが設けられた熱転送導体管135の延
長端部173へ取り付けられ、導管171は圧力下の熱
転送流体の適当なソースへ連結される。
血液の逆流が、うねが設けられたコネクタ159へ増り
付けられる可撓性導管172を介して熱交換器へ導き入
れられる。
冷却されまたは加熱された血液が、熱交換器から入口部
材157を介して、うねが設けられたコネクタ159へ
取り付けられる可撓性導管174へ流れる。
第8図、第9a図および第9b図の実施例の詳細な説明 この発明による一体的な熱交換器を併有する血液酸素供
給器のもう1つの実施例が第8図、第9a図および第9
b図に示される。
この実施例において、泡酸素供給器チャンバ175が円
筒外殻177によって形成され、この外殻177はエン
ドキャップ179によって閉鎖される下端を有し。
エンドキャップ179は側部開口181を有し、さらに
このキャップ179は、その外側の壁に形成される。
一体的に取り付けられた、外方へ延びる円筒ボス183
と、中央開口189を囲む円筒フランジ187を含むそ
の下端に首のように形成された部分185とを有する。
エンドキャップ179のこの円筒フランジは円筒191
の外形と適合するように大きさが取られかつ二塩化エチ
レンのような適当な材料で結合される。
3次元の、すき間のある細胞状混合材料193が、その
下側の環状リング195とその上面のリング197によ
って円筒191内に支持される。
図示のように。材料193は混合材料の長さに沿って円
筒191の断面内部を完全に充満する。
円筒191の底部はエンドキャップ199の多柱によっ
て閉鎖される。
■またはそれ以上の血液入口がエンドキャップ199の
外壁に形成され、1つのそのような入口201が可撓性
静脈血導管202によって体外血液回路へ連結される。
酸素人口203がキャップ199の中央においてかつそ
の壁を介して延びる。
酸素ライン205を介して入口203へ入る酸素は散布
器267によって複数個の酸素泡を形成するようにされ
る。
これらの泡はエンドキャップ199によって形成される
環状トフフ209に入る静脈血を介して流れかつ血液お
よび酸素の混合物は3次元の、すき間のある細胞状混合
材料193を介して上方へ流れ、その材料193は円筒
191内で散布器207の上に支持される。
直立の柱211が、円筒191の頂部表面に形成される
適当な半円スロット215内に支持される水平ロッド2
13によって直立円筒外殻177内に同軸的に設けられ
る。
柱211は中空の円筒部材217によって有利に形成さ
れ、その部材217の両端は円盤219によって密封さ
れており、その円盤の1つが下端に示される。
円筒外殻177の頂部は同様なエンドキャップ180に
よって閉じられており、そのエンドキャップ180は側
部開口182を有し、このキャップ180は、一体的に
取り付けられ、外方へ延びる円筒ボス184と、中央開
口を囲む首状にフランジがつけられた部分186とを有
する。
フランジ186の内壁は、偏平カバープレート223に
順次取り付けられる円筒部材221の外壁を係合させる
第1図、第2図、第3図および第4図の前の実施例にあ
るように、一般的に半分の円筒外殻35がカバープレー
ト223の頂部表面に固定されて液体血液および血液泡
沫を泡消しチャンバ37へ向ける。
らせん状にリブが設けられた熱転送流体管225は、ら
せん状形態に形成されかつ中央柱211および円筒チャ
ンバ177の内壁の間の空間に設けられて、そのため管
225のリブ227の周辺部分が柱211の外壁および
チャンバ177の内壁に接触しまたはこれらに非常に密
に隣接する。
第8図の形体は中央に配置された柱211とともにらせ
ん状にリブが設けられた管225を円筒外殻177へ挿
入することによって都合よく組み立てられる。
第1図、第2図、第5図、第6図および第7図の実施例
を参照して上述したように。
外殻177はその長さに沿って有利にスリットが設けら
れており、熱転送流体管225の挿入を容易にし、その
あとでスリットの両端縁が結合される。
図示のようにそれぞれの熱交換器の両端は外殻177の
上および下へ延びる。
これらの両端は上部および下部エンドキャップ179お
よび180に形成されるそれぞれの開口181および1
82へ挿入される。
この構造の特定的な利点は第9a図および第9b図に示
される。
らせん状に形成された管225がチャンバ177内に挿
入されたあと、管225は、特定セットの仕様に適合し
て製造されるときでさえ、同一のらせん状形体を常に最
終的に与えることはないということがみられる。
特に。上述されたように、第9a図に示される平行軸に
沿って管の両端を配向させるのが難しいように、はどよ
く傾向がらせん状に形成された管225の力にある。
図示の実施例において、上部および下部エンドキャップ
179および180は第9b図に示される非平行軸に沿
って配向されて、特定の熱交換器コイル225がチャン
バ1γγ内に挿入されるときに受けるいかなる配向にも
適合する。
第10図から第14図までの好ましい実施例の詳細な説
明 この発明に従って一体的な熱交換器を併用する血液酸素
供給器の好ましい実施例が第10図から第14図までに
示される。
この実施例では、泡酸素供給チャンバ240が1対の対
になったプラスチック外殻、すなわち正面外殻242お
よび裏面外殻244によ、って形成される。
正面外殻の半分244は溝付きの雌の周辺フランジ24
6を含み、このフランジ246は、裏面外殻の半分24
2上の雄の周辺フランジ248に適合して完全な円筒外
殻250を形成する。
外殻の半分242および244は、射出成形のポリカー
ボネートプラスチックによって有利に形成され、かつ二
塩化エチレンとともに有利に結合される。
裏面外殻の半分244は一体的な後方に延びる首部25
4を有する血液出口開口252を含み。
それは一般に断面が矩形である。
正面外殻の半分242は上部側部開口256と下部側部
開口258とを含み、各々は一体的な前方に延びる円筒
状ボス260を有し、このボス260は1個のらせん状
にリブが設けられた熱転送流体管262のそれぞれの端
部に延びる。
これらの延びている円筒状ボス260の内壁および熱交
換器管262の接近した外側面は、密封封止するように
ともに結合される。
これらのボス260の各々は管連結器263において終
端し、かつボス260間に余分な封止をし、かつ熱転送
流体管262が環状封止部材259によって設けられ、
これは有利にrOJIJング(図示せず)を含む。
第3図および第4図に示される実施例とともに。
好ましい実施例は、らせん状に形成されたリブが設けら
れた管262内に円筒状の押し出し成形されたポリカー
ボネートプラスチック内部柱264を挿入することによ
って有利に組み立てられる。
柱264の両端はエンドキャップ265によって封止的
に密封される。
柱264および管262は正面外殻半分242に置かれ
、それによって熱交換管262の2個の端部は開口25
6および258を介して延びる。
対になった外殻の半分244が熱交換器管262の上に
置かれ、かつ対になったフランジ246および248が
ともに結合されて完全に封止された円筒状外殻ユニット
250を構成する。
管262のリブ266の周辺部分は、チャンバの内壁お
よび柱264の外壁の両方に密に接近しかつ有利にはそ
れらの壁の両方に接触する。
対になった外殻242および244はその底部において
首部分になるように形成されて中空円筒状首部268を
形成する。
首部268は中空の射出成形された円筒部材270の外
壁とうまくつながる。
3次元の目のあらい細胞状混合材料の円筒状層272が
首部268に配置されかつ円筒状部材270へ延びる。
この混合材料の層272は首部268の断面内部を完全
に満たし、かつ上部の複数のフィンガ273(これは首
部268の内壁から内カヘ半径方向に延びる)と、下部
の複数個のフィンガ274(これは円筒部材270の内
壁から内方へ半径方向に延びる)との間に支持される。
円筒状部材270は1またはそれ以上の血液入口276
を含み、このような1個の入口276は可撓性の静脈血
液回路(図示せず)によって体外血液回路へ連結される
エンドキャップ277は上方へ延びる円筒状ボス278
を有し、その外面は円筒状部材270の内壁へ結合され
て、したがって円筒部材270の底部を閉成する。
通路279はエンドキャップ278の底部に形成されか
つその側部を介して延びて、可撓性酸素ライン(図示せ
ず)へ取り付けられる酸素入口280を形成する。
入口280に入る酸素は、散布器282によって複数個
の酸素泡を形成するようにさせられる。
これらの泡は円筒状部材270に入る静脈血液を流れる
散布器282は円筒状部材270の全断面を満たしかつ
ボス278の上部端縁の上にある。
代替的に、散布器は円筒状部材270の内壁において環
状みぞ(図示せず)に据えつけられてもよい。
いずれかの場合において、散布器282はその周辺のま
わりで円筒状部材270の内壁へ封止される。
静脈血液および酸素泡は酸素供給チャンバ240へ上が
り、そこで、それらは管272の外部に接触する。
管のリブ266と円筒264の接触面との組み合わせお
よびチャンバ240は、リブによって与えられた制限さ
れた領域および延長された長さの経路内に実質的に血液
および酸素泡の流れを規定し、したがって血液および酸
素泡のための曲がりくねった経路を与え、そのような曲
がりくねった経路は、混合材料の層272と協働して、
その完全な混合を生じ、その結果血液への酸素の実質的
に完全な転送および血液からの二酸化炭素の実質的に完
全な除去を行なう。
動脈血化された血液は、血液および血液泡沫の態様で、
酸素供給チャンバから出口開口252および矩形断面の
首部254を介して泡消しチャンバ284へ流れる。
首部254は矩形断面のボス288の矩形開口286と
連通し、そのボス288は泡消しチャンバ上部キャップ
290の側部に形成され、それは有利に射出成形された
ポリカーボネートプラスチックから形成される。
開口286は順次、第13図にもつともよく示されるよ
うに上部キャップ290内に配置される流体経路部材2
92と連通し、それは環状泡消し入口チャンバ294を
規定する。
管状泡消し器300において中実軸力向の空所298を
延びる押し出し成形された中空の円筒状カスケード柱2
96が上部キャップ290の下側へ封止的に固定される
泡消し器300は一体的な閉成底部を有する円筒状射出
成形のポリカーボネートプラスチック泡消し外殻302
内に含まれ。
かつそれは、上部キャップ290から懸架している下方
に延びる周辺フランジ304へその上部周辺のまわりに
密封的に結合される。
泡消し器外数302の底部は泡消し器下部支持部材30
9のため環状弁座308を形成する内部上方に凹面にな
った部分を含む。
環状弁座308の内部周辺に、泡消し器外数302の底
部がなおも上方へ延びて円形の中央に上昇した部分31
0を形成する。
支持部材309は、円形の中央に上昇したプラットフォ
ーム311を形成する上昇部分310の内面と接触する
ように適当に曲がっており、その内面は軸方向の空所2
98の底部部分を閉成しかつカスケード柱296の底部
を封止する。
ロバート・エム・カーチスの1976年2月3田と出願
されたアメリカ合衆国特許出願連続番号第655.03
9号(これは本願の譲受人に譲渡された)に実質的に説
明されている。
泡消し器300は網状の多孔性スポンジ材料、たとえば
ポリウレタンフォームの環状管から成り、かつナイロン
トリコットまたはダクロンメツシュのフィルタクロス3
12で塞がれている。
フィルタクロス312はナイロンケーブル結び314に
よって環状上部フランジ315へ固定され、このフラン
ジ315は環状泡消し器上部支持部材316から上方へ
延び、それは順次、上部キャップ290において下方に
延びる円筒状ボス317へ結合され、かつ下部円筒状フ
ランジ318は泡消し器下部支持部材309から下方へ
延びる。
クロス312および泡消し器300の両方は適当な泡の
たたない化合物で有利に処理される。
動脈血化された血液および血液泡は入口チャンバ294
から環状人口320を介して環状軸方向空所298へ流
れる。
空所298へ入るたくさんの液体血液は柱296によっ
て案内されて空所298の底部を満たす。
この液体血液は、一般に矢印322によって示される泡
消し器を流過する。
血液および血液泡は泡消し器300の上端に入り。
そのため泡消し器300の内壁面の実質的部分は血液泡
によって接触される。
その結果、泡消し器300の実質的部分は閉じ造められ
た気体から血液泡を分離するために用いられ、それによ
って泡が崩壊しかつ流体血液が泡消し器300と泡消し
器チャンバ284の内壁との間の環状貯蔵器324へ流
れかつチャンバ284の底部に定まる。
泡消し器が分離してしまった閉じめられた気体、おもに
酸素およびCO2は、チ、・ンバ284から。
上部キャップ290と円筒外殻302との接続点でチャ
ンバの上端に配置された排出口326を介して出る。
その結果、全液体血液のみが、フィルタクロス312に
よって、血液破片およびマイクロエンボ’) (mic
roemboli)のような任意の粒子状物質を浄化し
てしまったあと、貯蔵器324に収集する。
酸素供給されてろ過された全血液は、泡消し器外数30
2のもっとも下の部分に配置された1またはそれ以上の
出口328を通過し、かつ可撓性動脈導管(図示せず)
によって患者へ戻される。
泡消し器チャンバ284は、そこに含まれた血液の容積
を外部に示す印330を含む。
酸素供給器はまた。
静脈血液入口276にもつとも接近して外部にねじ切り
された静脈血液サンプリング口332と、泡消し器チャ
ンバ284の下部部分の動脈血液サンプリング口334
を含む。
1またはそれ以上の呼び水口336もまた上部キャップ
290に設けられてもよい。
口332,334および336はねじキャップ338に
よって都合よく封止される。
特定の例によれば、一体的な熱交換器を備えた成人血液
酸素供給器が、第10図から第14図までに示される好
ましい実施例に従って構成された。
酸素供給チャンバ240は約3インチ(約7.6 cr
rL)の内径を有し、他方、酸素供給チャンバの中空中
央柱264は約1.625インチ(約4.1275cr
IL)の外径を有する。
熱交換器管262を形成するために用いられるアルミニ
ウム管は、7インチ(1,905C77L)の外径を有
し、これはらせん状リブ266を形成するようにねじら
れるとき、リブのうねからうねまでが約0.65インチ
(約1.651crrL)でかつリブ間のみぞからみぞ
までが約7インチ(約1.27m)の外径を与える。
管の壁厚さは約0.016インチ(約0.4064皿)
である。
硬陽極化されたコーティングは外径測定に対して約0、
OO2インチ(約0.0508間)増加しかつ壁厚さ
に対して0.001インチ(約0.0254山)増加す
る。
適所に中央柱264および熱交換管262を備えて、十
分に組み立てられたとき、酸素供給チャンバ240は約
450ミリリツトルの容量を有する。
発明の利点の詳細な説明 この発明に従って構成される熱交換器は体外血液回路に
用いるための重要な利点を提供する。
1つのそのような利点は、血液から熱転送流体への熱の
高効率的な転送である。
これは実質的に重要なものである。
なぜならば患者の血液が冷却されかつ再び温められるの
が早ければ早いほど。
患者がバイパス体外血液回路へ連結されなければならな
い時間が短いからである。
熱交換器の効率が以下の式に従ってパフォーマンスファ
クタP/Fとして一般に表わされる。
この発明に従ってかつ第10図から第14図までの好ま
しい実施例におけるように血液酸素供給器内に一体的I
(構成された熱交換器は、試験管の中で機能的にテスト
されたとき、すぐれたパフォーマンスファクタを一貫し
て達成した。
1977年5月および7月に行なわれた一連の試験管テ
ストは、毎分2リツトルの血液流れ速さに対して0.6
81から0.698までの範囲にあるパフォーマンスフ
ァクタおよび毎分6リツトルの血液流れ速さに対して0
.413から0.421までの範囲にあるパフォーマン
スファクタを達成した。
ポリウレタンコーティングされたみぞ付きアルミニウム
熱転送流体管を用いるユニットの早いテスト(1976
年5月10日に出願された同時像層中の親出願のアメリ
カ合衆国特許出願連続番号第685.020号に説明さ
れる)はこのオーダのパフォーマンスファクタを示した
けれども、ポリウレタンコーティングされた管を用いる
製造ユニットのパフォーマンスファクタは測定できるほ
ど低いということがわかったが、しかし体外血液回路の
ための先行技術の熱交換器と比較すればなおもすぐれて
いる。
このように、1977年5月および7月に行なわれたか
つ同じ条件のもとに行なわれた同じ一連の試験管テスト
においてポリウレタンコーティングされた中空のみぞ付
き管を用いる製造ユニットは、毎分2リツトルの血液流
れ速さに対して0.503から0.528および毎分6
リツトルの血液流れ速さに対して0.272から0.2
75までの範囲にあるパフォーマンスファクタを示した
陽極化された熱転送流体管を実現するユニットの向上し
たかつ一貫した熱交換パフォーマンスは。
硬陽極化コーティングのより大きな熱伝導度に帰する。
多数のファクタがこの発明のすぐれた熱転送効率に寄与
しかつ以下のものを含む。
(1)熱転送流体管および血液チャンバの隣接の内面お
よび外面壁のみその結合は、複数個の連続的な、制限さ
れた領域流路を与え、その流路は実質的に均一な流れイ
ンピーダンスを血液および血液泡沫へ提供する。
その結果、血液および血液泡沫は熱交換器内に長い滞在
時間を有する。
さらに、この構造はさもなくば熱転送を血液から妨げる
よどみ領域を回避しかつまた生理学的観点からも望まれ
るべきものではない。
第3図。第4図、および第8図から第14図までの実施
例のときに日時を合わすようにして行なわれたテストに
おいて、血液および血液泡沫はこれらの限られた流路を
介して一定の循環であるように観察され、かつそれは熱
交換器管と広範囲に亘る接触および長い滞在時間を有し
た。
よどみの最小領域のみが明らかであった。
(2)熱交換流体管の広範囲に亘るらせん状中空リブは
実質的な面領域を与え、熱を熱転送流体から血液および
血液泡沫へ転送する。
上述の実施例に用いられた管は典型的には200ないし
300平力インチ(1290,3ないし1935.5c
r7t)のオーダの外部表面領域を有する。
(3)熱交換器管を流過する流体の方向はいずれかの方
向にあるかもしれないけれども、熱転送パフォーマンス
は逆流交換器として作動することによって最適化され、
すなわち、上述の態様において血液および熱転送流体が
概して反対方向に流れる。
(4)らせん状にリブが設けられた管の壁の厚さは。
その熱転送特性をさらに改良するように、比較的薄く、
たとえば0.016インチ(0,4064間)である。
陽極化されたアルミニウム管は高い熱伝導性を有する。
(5)中空のリブが設けられた熱交換器管は充分に大き
な内径、たとえば0.5インチ(1,27crrL)を
有し、熱転送流体の流れの高い速さ、たとえば水を毎分
21リツトルのような速さを与える。
高効率的熱交換器を提供するのに加えて、血液チャンバ
の一円壁面および外壁面と結合してらせん状にリブが設
けられた熱交換器管は酸素供給工程に寄与することが知
られていた。
このように。血液および血液泡沫混合物が第1図、第2
図、第3図、第4図、第8図、第9a図および第9b図
ならびに第10図から第14図までの実施例において3
次元の混合材料の上端から抜は出し、限られた断面領域
の長い径路によって血液へ付加的な酸素を転送しかつ血
液から二酸化炭素を除去するようにされ、前記限られた
断面領域を介して血液および血液泡沫が熱交換器を通過
する。
日時を定めて行われたテストは、たとえば、第3図、第
4図、第8図、第9a図、第9b図および第10図から
第14図までの血液酸素供給器において、熱交換器と結
合して1インチ(2,54m)の厚さの、2インチ(5
,08crrL)の直径の円筒の混合材料が、血液室内
に合併される一体的な熱交換器を有することなく、2イ
ンチ(5,08cIrL)の厚さの、3インチ(7,6
2cIrL)の直径の円筒の泡沫と同じ血液−気体交換
を近似的に達成するということを示す。
上述の実施例の一体的な熱交換器は酸素供給チャンバ内
で熱交換器を併有したけれども、その高熱転送効率に寄
与する熱交換器管の重要な特徴が血液酸素供給器管内で
他の配置においても有益であるということが当業者にと
って明らかであろう。
このように、特定の例によって、らせん状にリブが設け
られた熱転送流体管が泡消し柱内に配置され、そのため
泡消し部材内にまたは泡消し部材を介して流れる血液が
熱交換管のみぞを介して循環するようにされる。
熱交換管の欠くことのできない性質はまた。
熱転送流体によって血液のいかなる可能な汚染をも予防
するための高率的な密封を提供する際に重要な利点を提
供する。
このように、この発明において、熱交換器管は連続的な
部材として有利に構成されており、血液チャンバ内で管
に対して何の連結もなされていない。
熱交換器管および可撓性水または他の熱転送流体導管の
連結における漏れは血液室の外の水または他の流体を漏
洩するのみである。
さらに、リブが設けられた形体に形成されたあとの熱交
換器管の厚さは、臨床実務において遭遇されるものより
もかなり高い流体圧力を処理するのに充分である。
このことは重要である。なぜならば典型的には熱交換器
管は手術室の水受口へ直接連結され、その手術室の水受
口は、いっばいにねじを回されて、60psiと同じ高
い圧力で水を放出する。
ドレン解放をうつかり閉じると熱交換器の圧力を60p
siにする。
そのような高い圧力は5体外血液回路において広範囲の
使用に際しである先行技術の熱交換器形体を同時に破裂
させることができる。
それに対して、この発明では、リブが設けられた管が構
造的な損傷または破裂を伺ら示すことなく、実質的によ
り高い圧力、すなわち120 psiでテストされた。
そのすぐれた熱交換器特性に加えて、この発明は効率的
かつ経済的につくられる。
したがって。らせん状にリブが設けられた管は一体的な
ユニットであり、そのユニットは血液搬送室へ組み立て
る前および/またはあとで漏れに対して完全にテストさ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従って構成された一体的熱交換器を
有する血液酸素供給器の垂直部分断面図である。 第2図は第1図の線2−2に沿って切りとられた部分的
断面図である。 第3図はこの発明に従って構成された一体的熱交換器を
有する血液酸素供給器の好ましい実施例の垂直部分断面
図である。 第4図は第3図の線4−4に沿って切りとられた部分的
断面図である。 第5図は体外血液回路における別々のコンポーネントと
して用いるためにこの発明に従って構成された熱交換器
の垂直部分的断面図である。 第6図は第5図の線6−6に沿って切りとられた部分断
面図である。 第7図は、第5図に示される中央に配置された柱を位置
決めするための流体導管、うねが設けられたコネクタお
よびロンドを与えるための入口部材の斜視図である。 第8図はこの発明に従って構成される一体的熱交換器を
有する血液酸素供給器の他の実施例の垂直部分断面図で
ある。 第9a図は並列配列で熱交換器管の両端を示す第8図の
線9a−9aに沿って切りとられた部分的断面図である
。 第9b図は非平行配列で熱交換器管の両端を示す第8図
の線9a−9aに沿って切りとられた部分的断面図であ
る。 第10図は、この発明に従って構成された一体的な熱交
換器を有する血液酸素供給器の好ましい実施例の垂直断
面図である。 第11図はこの発明に従って構成された一体的な熱交換
器を有する血液酸素供給器の好ましい実施例の正面図で
ある。 第12図は、この発明に従って構成された一体的な熱交
換器を有する血液酸素供給器の好ましい実施例の背面図
である。 第13図は第10図の線13−13に沿って取られた上
面図である。 第14図は第10図の線14−14に沿って取られた底
面図である。 図において、250は円筒外殻、240は泡酸素供給チ
ャンバ、256は熱交換流体入口、258は熱交換流体
出口、266および342はリブ、262は熱転送流体
導管、276は血液入口。 280は酸素入口、282は散布器、284は泡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 血液が循環されるチャンバ11を形成する手段、お
    よび前記チャンバに位置決めされて前記血液の温度を調
    節するための熱転送手段45を備え、前記熱転送手段は
    、外面が電解的酸化により硬陽極化コーディングされた
    アルミニウム管からなり、かつその長さに沿って実質的
    に連続的ならせん状リブ43を有して、前記熱転送手段
    の長さよりもかなり長い連続的ならせん状みぞ通路を与
    え。 前記リブは前記チャンバの接手段51に接触してまたは
    密に隣接して配置され、そのため前記血液のすべてが、
    実質的に前記熱転送手段の外面に接触して、熱転送手段
    の外側のまわりで、複数個の限られた領域の、延長され
    た長さの流路を介して流れ、前記熱転送手段は前記接手
    段と結合して前記みぞ通路によって設けられ、結果的に
    前記熱転送手段に接触して血液の比較的長い滞在時間を
    生じる、体外血液回路装置。 2 前記チャンバは、実質的に円筒な部分12を含み、
    前記装置は、前記円筒部において中央に配置される柱3
    0を含み、前記熱転送手段は前記柱の外壁と前記円筒部
    分の内壁との間の空間に配置され、そのため前記リブの
    周辺部分は前記柱の外壁および前記チャンバの内壁に接
    触しまたは密に近接することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の体外血液回路装置。 3 前記熱転送手段は前記柱を囲むらせん状形態に形成
    されることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の体
    外血液回路装置。 4 前記熱転送手段は熱交換流体入口および出口手段6
    1.65を含む流体導管から成り、かつ前記リブは中空
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載の体外血液回路装置。 5 酸素の泡を前記チャンバへ導入して血液泡沫を形成
    して酸素を吸収しかつ二酸化炭素を解放する手段22を
    含み、かつ前記血液および血液泡沫のすべてが実質的に
    血液の任意の実質的な脱泡に先だち、前記熱転送手段の
    外部表面に接触して流れることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の体外血液回
    路装置。 6 前記チャンバは、前記熱転送手段の対向端へ延びる
    第1および第2の密封された開口53゜57を有し、そ
    れによって前記熱転送手段への連結が前記チャンバの外
    側で成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第5項のいずれかに記載の体外血液回路装置。 7 前記管を介しての熱転送流体の流れは、逆流操作を
    与えるように前記血液の流れの方向と実質的に反対であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の体外血
    液回路装置。 8 前記管は3重のらせん状形態における長さに沿って
    3個の実質的に等間隔に隔てられ、実質的に連続的な中
    空らせん状リブ43を有し、前記3重のらせん状形態は
    前記流体導管の長さよりもかなり長い複数個の前記連続
    的ならせん状みぞ通路を与えることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の体外血
    液回路装置。 9 前記チャンバは、継目に沿って適合される2個の実
    質的に円筒の半分71.73から成り、前記半分は前記
    熱転送流体手段上に配置されかつその流体手段を包囲し
    かつ前記継目に沿って封止的な密封を形成するように結
    合されることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第8項のいずれかに記載の体外血液回路装置。 10前記チヤンバの半分の1つは、前記熱転送手段の対
    向端に延びる第1および第2の開口81゜83を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の体外血液回
    路装置。 11 前記血液チャンバは実質的に単一な円筒外殻から
    なり、その外殻はその外殻の壁に長手のスリットを含む
    手段を有して、前記外殻を開き前記熱転送手段が入って
    くるのを適合させることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第10項のいずれかに記載の体外血液回路装
    置。 12 前記チャンバのおのおの端部に設けられるキャッ
    プ141,143をさらに含み、おのおののキャップは
    、前記熱転送手段の一端に延びる密封された開口153
    ,155を含み、それによって前記熱転送手段への連結
    が前記チャンバの外側で成されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第11項のいずれかに記載の体
    外血液回路装置。 13前記熱転送手段は2個の熱転送流体管から成り、お
    のおの管は全体的にらせん状形態を有していることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第12項のいずれ
    かに記載の体外血液回路装置。
JP53165988A 1977-12-23 1978-12-20 体外血液回路装置 Expired JPS5854830B2 (ja)

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ES (1) ES476257A1 (ja)
FR (1) FR2412318B2 (ja)
GB (1) GB1604955A (ja)
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AU529453B2 (en) 1983-06-09
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NL7812512A (nl) 1979-06-26
JPS54100185A (en) 1979-08-07
AU4295578A (en) 1979-06-28
DE2854243A1 (de) 1979-06-28
FR2412318B2 (fr) 1985-10-25
GB1604955A (en) 1981-12-16
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CA1134233A (en) 1982-10-26

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