JPS5854623B2 - 塗装ウエブのフロ−テイングドライヤ - Google Patents

塗装ウエブのフロ−テイングドライヤ

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Publication number
JPS5854623B2
JPS5854623B2 JP54038698A JP3869879A JPS5854623B2 JP S5854623 B2 JPS5854623 B2 JP S5854623B2 JP 54038698 A JP54038698 A JP 54038698A JP 3869879 A JP3869879 A JP 3869879A JP S5854623 B2 JPS5854623 B2 JP S5854623B2
Authority
JP
Japan
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web
cocoon
gas
air box
shaped air
Prior art date
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Expired
Application number
JP54038698A
Other languages
English (en)
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JPS55132659A (en
Inventor
善保 寺坂
正弘 中村
滋 坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Ro Co Ltd filed Critical Chugai Ro Co Ltd
Priority to JP54038698A priority Critical patent/JPS5854623B2/ja
Publication of JPS55132659A publication Critical patent/JPS55132659A/ja
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、塗装ウェブを乾燥気体噴出面に非接触状態
で搬送しつつ乾燥させるフローティングドライヤに関す
るものである。
塗装ウェブのフローティングドライヤとして、従来、た
とえば、第1図に示すように、流体室1の所定長さに亘
って互いに平行に位置する壁部la、1bに沿って複数
の流体噴出ローラ2を所定間隔で配置し、上記流体室1
の壁部1a、1bと流体噴出ローラ2との間を通って流
体室1の周囲を往復搬送させる塗装ウェブ3の表裏面3
a。
3bに、上記壁部1a、lbおよび流体噴出o −ラ2
に設けた支持兼乾燥用気体噴出孔Hから気体を噴出して
連続的に波状に搬送しつつ加熱乾燥させるようにしたも
の等がある。
しかしながら、上記構成では、塗装ウェブ3を両壁部1
a、1bに沿って所定間隔で配置した流体噴出ローラ2
によって波状に搬送するようになっているため、ウェブ
31こ作用する各気体噴出ローラ2からの流体噴出量が
均一となるように、各気体噴出ローラZの取り付けおよ
び流量制御を高い精度で行なわなければ、ウェブ3に振
動が生じテW部1 a 、 1 bに接触することがあ
り、しかも、カールし易いウェブに対してのフローティ
ングの安定性が悪いという欠点があった。
また、気体噴出ローラ2は、一定位置tこ固定されてい
るとともに、壁部1a、1bが直線状に長く延在するた
め、ウェブ3の通板作業1こ手間がかかるうえ、多大の
時間を費す欠点があった。
この発明は、上記欠点に鑑みてなされたものであって、
塗装ウェブのカールを防止するとともに、蛇行修正を容
易にでき、しかも、塗装ウェブ始端通板作業を簡単lこ
、短時間で行なうことができる塗装ウェブのフローティ
ングドライヤを提供しようとするものである。
以下、この発明を図面に示す一実施例で説明する。
第2図は、この発明にかかる塗装ウェブのフローティン
グドライヤの縦断面図を示すもので、乾燥炉10内には
、複数の第1乾燥部11−1、第2乾燥部11−2・・
・・・・が並設されている。
また、上記乾燥炉10装入口10aからは、図示しない
塗布装置により表面12aに塗料等が塗布された薄膜状
のフィルム等のウェブ12が装入され、上記各第1乾燥
部11−L第2乾燥部11−2・・・・・・の各両側を
順次往復動しながら加熱乾燥され、図示しない抽出口を
通って乾燥炉10外に抽出されるようになっている。
上記各第1乾燥部11−1、第2乾燥部11−2・・・
・・・は、複数のまゆ形空気箱13および気体噴出非接
触ローラである気体噴出ローラ17と、1個の気体噴出
ガイドローラ18とで構成されている。
なお、第1乾燥部11.−L第2乾燥部11−2・・・
・・・は、それぞれ同一構成であるので、以下簡単にす
るため、第1乾燥部11−1についてのみ詳述する。
各まゆ形空気箱13a、13b・・・・・・13dは、
乾燥炉10内の側壁10bに沿ってほぼ等間隔で配置さ
れているとともに、上記ウェブ12の往路および復路に
沿った、すなわち、ウェブ12の表面12aと対面する
各まゆ形空気箱13a、13b・・・・・・13dの表
面部は、それぞれ大略半円弧面14a、14bより形成
している。
そして、各半円弧面14a、14bには、各まゆ形空気
箱13a。
13b・・・・・・13dに接続されたダクt15a。
15b・・・・・・15dを介して供給される乾燥用空
気等の気体噴出孔16a、16bが多数設けられている
また、第2図に示すように、まゆ形空気箱13a上側、
まゆ形空気箱13d下側および各まゆ形空気箱13a
、 13b・・・・・・13dの各間で、かつ、まゆ形
空気箱13本体と各半円弧面14a、14bとの境界部
近傍の各位置には、往路および復路を移動するウェブ1
2をその裏面12b側から非接触で位置規制する気体噴
出ローラ17a、17bがそれぞれ対をなして配置され
ている。
これら各対をなす気体噴出ローラ17a、17bは、ウ
ェブ12と対面する部分に多数の気体噴出孔Hを有する
とともに、図示しない適宜移動機構により、各まゆ形空
気箱13間隙に向けて互いに遠近移動可能となっている
一方、ウェブ12の反転位置近傍のまゆ形空気箱13d
から所定距離をおいた位置には、ウェブ12を往路から
復路へと無接触で案内するとともに、ウェブ12の張力
を制御して蛇行を矯正する気体幅出ガイドローラ18を
設けている。
この気体噴出ガイドローラ18の上記ウェブ12と対面
する位置にも、多数の気体噴出孔Hを設けている。
また、この気体噴出ガイドローラ18近傍には、ウェブ
12のいずれか一方の側端部を挾んで対向する一対のセ
ンサ19a、19bが配置されて、一方のセンサ19a
で検出された他方のセンサ19bからの気体、光線量等
に基づいて、ウェブ12の蛇行の有無を検出し、上記気
体噴出ガイドローラ18の気体噴出量等を制御すること
により、ウェブ12の蛇行を制御するようになっている
上記構成において、いま、ウェブ12を乾燥炉10の装
入口10aから装入するに際して、まず、各対をなす気
体噴出ローラ17a、17bおよび一方のセンサ19a
を、図示しない適宜移送機構により、点線で示す位置ま
で互に離間させておく。
そして、各気体噴出ローラ17とまゆ形空気箱13の各
円弧面14との各間に、ウェブ12を一点鎖線で示すよ
うに通す。
この場合、気体噴出ローラ17と円弧面14間の距離を
十分に取ることができるので、ウェブ12始端通板作業
を極めて簡単で、かつ、短時間で行なうことができる。
ウェブ12始端通板作業を行なった後、上記各気体噴出
ノズル17およびセンサ19aを上記移送機構により、
再び、実線で示す元の位置に復帰する一方、各まゆ形空
気箱13の気体噴出孔16a。
16b、気体噴出ローラ17および気体噴出ガイドロー
ラ18の気体噴出孔Hから気体を吹出すとともに、ウェ
ブ12を図示しない適宜移送手段により所定方向に移送
する。
これにより、往路および復路を移動するウェブ12は、
各気体噴出ローラ17の気体噴出孔Hから吹出される気
体により、その裏面12b側から非接触状態で、まゆ形
空気箱13の円弧面14a。
14b側にそれぞれ付勢される。
これと同時に、塗料等が塗布されたウェブ12表面12
a側には、各まゆ形空気箱13の円弧面14a、14b
の気体噴出孔16a、16bからの気体によって、反円
弧面14a、14b側に付勢される。
したがって、ウェブ12は、まゆ形空気箱13および気
体噴出ローラ17から噴出される気体量のバランスによ
り、表面12aが往路において円弧面14aと、復路に
おいて円弧面14bと均一な隙間を隔てて移送される。
この場合、気体噴出孔16a。16bは、半円弧面14
a 、14bにそれぞれ設けであるので、ウェブ12表
面12aに作用する風圧は、いずれの位置においても均
一となり、ウェブ12の振動等の発生を防止でき、した
がって、ウェブ12と半円弧面14a、14bとの隙間
を小さくして乾燥を効率よく行なうことができる。
また、ウェブ12は各まゆ湿空気箱13の円弧面14a
、14bに沿って移送されるので、各まゆ湿空気箱13
との対向面積を十分に大きくとることができ、在炉時間
を長くすることができるので、その分、炉の小型化が可
能である。
一方、気体噴出ガイドローラ18の気体噴出孔Hからの
気体により、ウェブ12は往路から復路へと非接触で、
かつ、所定の張力が付与されながら案内される。
ここで、ウェブ12が蛇行して、たとえば、センサ19
aが検出された気体噴出量が変化したような場合は、こ
の変化量に基づいて、気体噴出ガイドローラ18からの
気体噴出量を制御する等Iこより、蛇行を矯正すること
ができる。
上記のようにして、第1乾燥部11−1を通過したウェ
ブ12は、第2乾燥部11−2・・・・・・へと順次移
送されて、上記と同様な動作により加熱乾燥されながら
乾燥炉10外に抽出される。
なお、ダクト15を介して各まゆ湿空気箱15に気体を
供給すると、気体噴出孔16a、16bを介して、ウェ
ブ12の往路側および復路側のそれぞれに同時に気体を
噴出させることができるため、配管等を簡略化できる一
方、内部に図示しない仕切板等を配置することにより、
往路側および復路側の気体の噴出量を調節することが可
能となる。
以上のように、この発明lこよれは、塗装ウェブの乾燥
部を、ウェブの往路および復路に沿った両面にそれぞれ
気体噴出孔を有する円周面を有する複数のまゆ湿空気箱
で構威しであるので、まゆ湿空気箱に気体を供給する配
管等の設備を小型化できるとともに、ウェブとの対向面
積を十分に大きく取れ乾燥部を短くし得、しかも、気体
噴出孔は各出側面上に設けであるので、ウェブに作用す
る噴出気体の風圧は均一となり、振動等の発生を防止で
き、ウェブと円周面との隙間を小さくし得るので、乾燥
効率を高いものとすることができるばかりか、ウェブは
彎曲しながら乾燥部を通過するのでウェブがカールする
ことが防止される。
また、ウェブを上記まゆ湿空気箱の各円周面に沿うよう
に、非接触状態で位置規制するメ体噴出ローラは、遠近
移動自在の構成としであるので、ウェブ始端通板作業を
簡単、力)つ、短時間で行なうことができるとともに、
ノズルの保守、点検清掃が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗装ウェブのフローティングドライヤの
構成を示す縦断面図、第2図はこの発明の一実施例の構
成を示す縦断面図である。 10・・・・・・乾燥炉、11・・・・・・乾燥部、1
2・・・・・・ウェブ、13・・・・・・まゆ湿空気箱
、14・・・・・・半円弧面、15・・・・・・ダクト
、16・・−・・・気体噴出孔、17・・・・・・気体
噴出ローラ、18・・・・・・気体噴出ガイドローラ、
19・・・・・・センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塗装ウェブを乾燥用気体噴出面に非接触状態で沿わ
    せながら反転往復しつつ乾燥する装置において、多数の
    空気噴出孔を円周面に設けたまゆ形空気箱を複数並設し
    、上記移動する塗装ウェブを上記各まゆ形空気箱の円周
    面に沿うように位置規制するための気体噴出非接触ロー
    ラを各隣接まゆ湿空気箱間に設け、これら各ローラを上
    記塗装ウェブ始端通板時に上記まゆ形空気箱から後退移
    動可能とするとともに、さらに、上記塗装ウェブを往路
    から復路に反転させるための気体噴出ガイドローラを塗
    装ウェブの反転位置に相当するまゆ形空気箱の近傍に設
    けたことを特徴とする塗装ウェブのフローティングドラ
    イヤ。
JP54038698A 1979-03-31 1979-03-31 塗装ウエブのフロ−テイングドライヤ Expired JPS5854623B2 (ja)

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JPS55132659A JPS55132659A (en) 1980-10-15
JPS5854623B2 true JPS5854623B2 (ja) 1983-12-06

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