JPS585409Y2 - 軸方向空隙形回転電機 - Google Patents
軸方向空隙形回転電機Info
- Publication number
- JPS585409Y2 JPS585409Y2 JP1153879U JP1153879U JPS585409Y2 JP S585409 Y2 JPS585409 Y2 JP S585409Y2 JP 1153879 U JP1153879 U JP 1153879U JP 1153879 U JP1153879 U JP 1153879U JP S585409 Y2 JPS585409 Y2 JP S585409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axial gap
- cooling air
- exhaust hole
- gap type
- type rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸方向空隙形回転電機に関する。
更に評言すると冷却風を遠心方向に排出する排気孔を有
するためこの排気孔を介して異物が飛び出す虞れのある
軸方向空隙形回転電機の安全性が向上し同時に冷却効果
も向上するとともに騒音も低減し得るよう改良したもの
である。
するためこの排気孔を介して異物が飛び出す虞れのある
軸方向空隙形回転電機の安全性が向上し同時に冷却効果
も向上するとともに騒音も低減し得るよう改良したもの
である。
第1図は従来技術に係る軸方向空隙形回転電機の上半分
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
同図に示すように、左右両側のブラケツ) 1.1 H
の水平に伸びる両端部には回転軸2を支承している回転
軸受3,3aが夫々嵌着してあり、同時にこの両端部は
固定軸受台4,4aに嵌着しである揺動軸受5,5aに
回動可能に支承されている。
の水平に伸びる両端部には回転軸2を支承している回転
軸受3,3aが夫々嵌着してあり、同時にこの両端部は
固定軸受台4,4aに嵌着しである揺動軸受5,5aに
回動可能に支承されている。
このブラケッ) 1,1 aは、界磁巻線6が嵌着しで
ある円筒状のヨーク7の両端面に夫々固着してあり、そ
の内側面には固定子巻線8,8aを有する固定子鉄心9
,9aが夫々固着しである。
ある円筒状のヨーク7の両端面に夫々固着してあり、そ
の内側面には固定子巻線8,8aを有する固定子鉄心9
,9aが夫々固着しである。
この固定子鉄心9,9aと前記界磁巻線6との間の空間
に連通ずるよう前記ブラケツt−1,1Hには回転軸2
と平行に冷却風の給気孔1b、ICが穿設してあり、同
時に固定子鉄心9,9aには上端が前記空間に連通し且
つ回転軸2と直角方向に伸びる通風路9b、9Cが穿設
しである。
に連通ずるよう前記ブラケツt−1,1Hには回転軸2
と平行に冷却風の給気孔1b、ICが穿設してあり、同
時に固定子鉄心9,9aには上端が前記空間に連通し且
つ回転軸2と直角方向に伸びる通風路9b、9Cが穿設
しである。
また、このとき前記界磁巻線6は左右に2分割されてお
り、その左部と右部との間の前記ヨーク7の中央部には
回転軸2と直角方向に前記冷却風の排気孔7aが穿設し
である。
り、その左部と右部との間の前記ヨーク7の中央部には
回転軸2と直角方向に前記冷却風の排気孔7aが穿設し
である。
したがって、回転軸2に固着され前記固定子鉄心9,9
a間の空間に伸びている回転子10の回転により給気孔
1b、ICを介して流入した冷却風はその一部が通風路
9b、9Cに流入して固定子鉄心9,9aを冷却し、そ
の後通風路9b、9Cの下端から流出して回転子10に
跳ね上げられ排気孔7aを介して遠心方向に流出する。
a間の空間に伸びている回転子10の回転により給気孔
1b、ICを介して流入した冷却風はその一部が通風路
9b、9Cに流入して固定子鉄心9,9aを冷却し、そ
の後通風路9b、9Cの下端から流出して回転子10に
跳ね上げられ排気孔7aを介して遠心方向に流出する。
前記給気孔1b、ICを介して流入した冷却風の他の一
部は界磁巻線6と固定子鉄心9,9aとの間の空間を水
平に流れ固定子鉄心9,9a端部に垂直に突出して固着
されたリング状の風案内11゜11 aに導びかれ同様
に排気孔7aから遠心方向に排出される。
部は界磁巻線6と固定子鉄心9,9aとの間の空間を水
平に流れ固定子鉄心9,9a端部に垂直に突出して固着
されたリング状の風案内11゜11 aに導びかれ同様
に排気孔7aから遠心方向に排出される。
このときの冷却風の流れを第1図中に矢印で示している
。
。
ところが、かかる軸方向空隙形回転電機における冷却風
の排気孔7aをヨーク7の中央部に垂直方向に穿設した
ので、この軸方向空隙形回転電機には回転中の事故等に
より排気孔7aを介して例えばスロットティース及び固
定子巻線8,8aを止めている楔等が飛び出す虞れが内
包されている。
の排気孔7aをヨーク7の中央部に垂直方向に穿設した
ので、この軸方向空隙形回転電機には回転中の事故等に
より排気孔7aを介して例えばスロットティース及び固
定子巻線8,8aを止めている楔等が飛び出す虞れが内
包されている。
また、冷却効果も充分ではなく、騒音も大であるという
欠点も併存している。
欠点も併存している。
そこで、本考案は上記従来技術の欠点に鑑み充分な危険
防止がなされるとともに冷却効果を向上せしめ併せて騒
音も低減し得る軸方向空隙形回転電機を提供することを
目的とする。
防止がなされるとともに冷却効果を向上せしめ併せて騒
音も低減し得る軸方向空隙形回転電機を提供することを
目的とする。
この目的を達成する本考案の構成は、両ブラケットに設
けた給気孔を介して冷却風を給入しこのブラケットを連
結しているヨークの中央部に設けた排気孔を介して遠心
方向に前記冷却風を排出するようになっている軸方向空
隙形回転電機において、内周面に吸音材を貼着したカバ
ーで前記ヨークの周囲を囲繞するとともに、ヒートパイ
プの加熱部を固定子鉄心に埋込む一方、このヒートパイ
プの放熱部を前記排気孔を介して排出された冷却風の通
路に臨ませたことを特徴とする。
けた給気孔を介して冷却風を給入しこのブラケットを連
結しているヨークの中央部に設けた排気孔を介して遠心
方向に前記冷却風を排出するようになっている軸方向空
隙形回転電機において、内周面に吸音材を貼着したカバ
ーで前記ヨークの周囲を囲繞するとともに、ヒートパイ
プの加熱部を固定子鉄心に埋込む一方、このヒートパイ
プの放熱部を前記排気孔を介して排出された冷却風の通
路に臨ませたことを特徴とする。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
なお、従来技術と同一部分には同一番号を付し重複する
説明は省略する。
説明は省略する。
第2図a、l)に示すように、ヨーク7の周囲は内周面
に吸音材12を貼着したカバー13で囲繞しである。
に吸音材12を貼着したカバー13で囲繞しである。
したがってこのヨーク7に回転軸2と直角方向に穿設し
である排気孔7aから遠心方向に排出された冷却風は、
第2図aに矢印で示すように、前記吸音材12に当たっ
て向きを変え左右両側に分かれて水平方向に流れること
により機外に排出される。
である排気孔7aから遠心方向に排出された冷却風は、
第2図aに矢印で示すように、前記吸音材12に当たっ
て向きを変え左右両側に分かれて水平方向に流れること
により機外に排出される。
フィン14 b 、14 Cを有するヒートパイプ14
.14 aの放熱部は排気孔7aを介して排出された冷
却風の通路に夫々臨ませである。
.14 aの放熱部は排気孔7aを介して排出された冷
却風の通路に夫々臨ませである。
一方、このヒートパイプ14,14 aの加熱部は一部
を通風路9b、9Cに臨ませて固定子鉄心9,9aに埋
込んである。
を通風路9b、9Cに臨ませて固定子鉄心9,9aに埋
込んである。
したがって、加熱部で吸熱された固定子鉄心9.9aが
発生する熱は放熱部に伝搬され前記冷却風と熱交換する
。
発生する熱は放熱部に伝搬され前記冷却風と熱交換する
。
かかる軸方向空隙形回転電機において、回転子10の回
転により給気孔1b、ICを介して給入された冷却風は
従来技術と同態様で同程度の各部の冷却を行なった後排
気孔7aから排出されるのであるが、その後機外に排出
される途中で更にヒートパイプ14,14 aの放熱部
を冷却する。
転により給気孔1b、ICを介して給入された冷却風は
従来技術と同態様で同程度の各部の冷却を行なった後排
気孔7aから排出されるのであるが、その後機外に排出
される途中で更にヒートパイプ14,14 aの放熱部
を冷却する。
また、万一前記排気孔7aを介して異物が飛び出しても
カバー13で当該軸方向空隙耐回転電機の外部への飛び
出しを防御される。
カバー13で当該軸方向空隙耐回転電機の外部への飛び
出しを防御される。
また、騒音は吸音材12で一部吸収され低減される。
なお、前記実施例においてヒートパイプ14,14aは
左右両側に1個づつ計2個設けたが、この数は必要に応
じ増すこともできる。
左右両側に1個づつ計2個設けたが、この数は必要に応
じ増すこともできる。
このときは固定子鉄心9,9aの周方向に亙り適宜分散
せしめてその加熱部を埋込む。
せしめてその加熱部を埋込む。
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案に
係る軸方向空隙形回転電機はそのヨークの周囲をカバー
で囲繞したので、回転軸と直角方向の排気孔をヨークに
設けたがために憂慮されるこの排気孔を介する異物の飛
び出しという確率的には極めて小さいが万一生起された
場合には従来構造のままでは重大な被害が予測される事
態、これが生起されても周囲の人や物品はカバーにより
安全に防御される。
係る軸方向空隙形回転電機はそのヨークの周囲をカバー
で囲繞したので、回転軸と直角方向の排気孔をヨークに
設けたがために憂慮されるこの排気孔を介する異物の飛
び出しという確率的には極めて小さいが万一生起された
場合には従来構造のままでは重大な被害が予測される事
態、これが生起されても周囲の人や物品はカバーにより
安全に防御される。
また固定子鉄心が発生する熱はヒートパイプによりこの
固定子鉄心の外部に伝搬され、しかもヒートパイプの放
熱部は冷却風の通路に臨ませたので、冷却効果も向上す
る。
固定子鉄心の外部に伝搬され、しかもヒートパイプの放
熱部は冷却風の通路に臨ませたので、冷却効果も向上す
る。
また騒音は吸音材により低減される。
第1図は従来技術に係る軸方向空隙形回転電機の上半分
を示す縦断面図、第2図aは本考案の実施例に係る軸方
向空隙形回転電機の上半分を示す縦断面図、第2図すは
縮小したその左側面図である。 図面中、1,1 aはブラケット、1b、1Cは給気孔
、7はヨーク、7aは排気孔、12は吸音材、13はカ
バー、14,14aはヒートパイプである。
を示す縦断面図、第2図aは本考案の実施例に係る軸方
向空隙形回転電機の上半分を示す縦断面図、第2図すは
縮小したその左側面図である。 図面中、1,1 aはブラケット、1b、1Cは給気孔
、7はヨーク、7aは排気孔、12は吸音材、13はカ
バー、14,14aはヒートパイプである。
Claims (1)
- 両ブラケットに設けた給気孔を介して冷却風を給入しこ
のブラケツI・を連結しているヨークの中央部に設けた
排気孔を介して遠心方向に前記冷却風を排出するように
なっている軸方向空隙形回転電機において、内周面に吸
音材を貼着したカバーで前記ヨークの周囲を囲繞すると
ともに、ヒートパイプの加熱部を固定子鉄心に埋込む一
方、このヒートパイプの放熱部を前記排気孔を介して排
出された冷却風の通路に臨ませたことを特徴とする軸方
向空隙形回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153879U JPS585409Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | 軸方向空隙形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153879U JPS585409Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | 軸方向空隙形回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55112466U JPS55112466U (ja) | 1980-08-07 |
JPS585409Y2 true JPS585409Y2 (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=28826149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1153879U Expired JPS585409Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | 軸方向空隙形回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585409Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2485184B (en) * | 2010-11-04 | 2013-12-11 | Evo Electric Ltd | Axial flux electrical machines |
-
1979
- 1979-02-02 JP JP1153879U patent/JPS585409Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55112466U (ja) | 1980-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2837101B2 (ja) | 空冷式電動機 | |
US5084641A (en) | Air-cooled type induction motor for use in vehicles having means to reduce exhaust air noise | |
JPH07322565A (ja) | 電動回転機の冷却機構 | |
JP2003143809A (ja) | 車両用全閉外扇形電動機 | |
JP4928986B2 (ja) | 車両駆動用全閉型電動機 | |
JPS60121941A (ja) | 液冷モ−タ | |
JPH05199708A (ja) | 回転電機 | |
JP2010098791A (ja) | 全閉型回転電動機 | |
JPS585409Y2 (ja) | 軸方向空隙形回転電機 | |
JPS6026502Y2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JPS6145729Y2 (ja) | ||
JP3332729B2 (ja) | 車両用全閉形主電動機 | |
JP4348811B2 (ja) | 突極型回転子および発電機 | |
JPH088757B2 (ja) | 車両用回転電機の通風冷却構造 | |
CA1164032A (en) | Totally enclosed fan cooled motor | |
JPH1098850A (ja) | 回転電機 | |
JPS59172953A (ja) | 回転電機の通風冷却装置 | |
US11973397B2 (en) | Dynamo-electric machine | |
JPS60170441A (ja) | 電動機 | |
JPS6145730Y2 (ja) | ||
WO2023276587A1 (ja) | 全閉外扇形電動機 | |
JPS6211182Y2 (ja) | ||
JPS59169348A (ja) | 突極形回転子 | |
KR20120004334U (ko) | 유도 전동기 | |
JPH02133049A (ja) | 回転電機の回転子 |