JPS5853969Y2 - 養液栽培装置 - Google Patents
養液栽培装置Info
- Publication number
- JPS5853969Y2 JPS5853969Y2 JP1979110031U JP11003179U JPS5853969Y2 JP S5853969 Y2 JPS5853969 Y2 JP S5853969Y2 JP 1979110031 U JP1979110031 U JP 1979110031U JP 11003179 U JP11003179 U JP 11003179U JP S5853969 Y2 JPS5853969 Y2 JP S5853969Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- chamber
- tank
- cultivation
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は培養液が養液槽と栽培槽間を循環する養液栽培
装置に関し、その培養液の循環配管を地中に埋設可能に
するとともに、他の殺菌手段等を組み合せやすくするも
のである。
装置に関し、その培養液の循環配管を地中に埋設可能に
するとともに、他の殺菌手段等を組み合せやすくするも
のである。
一般に養液栽培装置においては養液槽より養液を栽培槽
に供給し、栽培槽より養液槽に還流させるようになって
いる。
に供給し、栽培槽より養液槽に還流させるようになって
いる。
この養液の供給は通気性多孔体によって得られる空気細
胞のエアリフト効果を利用した送液器を用いている。
胞のエアリフト効果を利用した送液器を用いている。
前記送液器を用いることは送液時に空気中の酸素を培養
液に溶存させることにおいて効果的であるが、送液管を
栽培槽の水位より高くしなければならない。
液に溶存させることにおいて効果的であるが、送液管を
栽培槽の水位より高くしなければならない。
また栽培槽が多数個設けられたとき、各栽培槽に対して
養液槽および送液器を設けなげればならなく、さらに配
管が輻@し。
養液槽および送液器を設けなげればならなく、さらに配
管が輻@し。
通路を占拠することが多くなって作業環境上不都合を生
じる。
じる。
本考案は上記従来の欠点を解消するものであり、以下実
施例を示す図面にもとづいて説明する。
施例を示す図面にもとづいて説明する。
図において1は養液槽であり、内部を垂直な仕切板によ
って仕切って滞留室2と送液室3を形成している。
って仕切って滞留室2と送液室3を形成している。
前記滞留室2内には送液器4を設けている。
この送液器4は通気性多孔体よりなる細胞発生体5を有
し、これに送気管6をもって圧縮空気を供給することに
より、発生した細胞の上昇する力を利用して培養液を送
液するものであり、送液筒14の吐出口は送液室3の上
方に案内されている。
し、これに送気管6をもって圧縮空気を供給することに
より、発生した細胞の上昇する力を利用して培養液を送
液するものであり、送液筒14の吐出口は送液室3の上
方に案内されている。
送液室3の一側部よりは送液管1が導出され、その一端
は栽培槽8の上部に接続されている。
は栽培槽8の上部に接続されている。
また栽培槽8より導出された還液管9は滞留室2に接続
されている。
されている。
前記送液室3の水位すは栽培槽8の水位aより高く、こ
の栽培槽8の水位aは滞留室2の水位Cより高くなる配
置関係を保ち、送液ならびに還流は落差を利用して行な
うようにしている。
の栽培槽8の水位aは滞留室2の水位Cより高くなる配
置関係を保ち、送液ならびに還流は落差を利用して行な
うようにしている。
そして図示していないが送液管7および還液管9の大部
は土中に埋設している。
は土中に埋設している。
なお栽培槽8は栽培植物を植えこむ栽培鉢10ならびに
カバー11を有し、本実施例では培養液が第2図に示す
ように往路12と復路13を流れるようにしている。
カバー11を有し、本実施例では培養液が第2図に示す
ように往路12と復路13を流れるようにしている。
またこの栽培槽8は複数個設けられ、送液管7が分岐し
てそれぞれの栽培槽8に接続され、各栽培槽8よりの還
液管9は一つに集約されて養液槽1に接続されている。
てそれぞれの栽培槽8に接続され、各栽培槽8よりの還
液管9は一つに集約されて養液槽1に接続されている。
本考案の養液栽培装置は上記のように構成され、送気管
6より送液器4に圧縮空気を送ると細胞発生体5より細
胞が発生し、滞留室2内の培養液は押し上げられ送液筒
14より送液室3に送られる。
6より送液器4に圧縮空気を送ると細胞発生体5より細
胞が発生し、滞留室2内の培養液は押し上げられ送液筒
14より送液室3に送られる。
この送液室3に入れられた培養液は落差を利用して送液
管1を介して栽培槽8に送られ、栽培鉢10に植えられ
た植物に養分を与える。
管1を介して栽培槽8に送られ、栽培鉢10に植えられ
た植物に養分を与える。
この栽培槽8内の培養液は落差を利用し還液管9を介し
て滞留室2へ還流する。
て滞留室2へ還流する。
本考案の養液栽培装置は上記のように送液器4の働きに
よって送液室3の水位b〉栽培槽8内の水位a〉滞留室
2の水位なる関係をもたせ、これによって落差を利用し
て培養液が順次送液ならびに還液されろため、前記培養
液の循環が円滑にでき、送液管7ならびに還液管9を地
中に埋設配管することが可能であり、施設の作業環境を
向上させることができる。
よって送液室3の水位b〉栽培槽8内の水位a〉滞留室
2の水位なる関係をもたせ、これによって落差を利用し
て培養液が順次送液ならびに還液されろため、前記培養
液の循環が円滑にでき、送液管7ならびに還液管9を地
中に埋設配管することが可能であり、施設の作業環境を
向上させることができる。
また第2図に示すように複数の栽培槽8が装置されても
一つの送液室3より落差を利用して送液することから、
養液槽1ならびに送液器4は一個でもよく、その装置を
簡易にするとともに配管を整理することができろ利点を
有する。
一つの送液室3より落差を利用して送液することから、
養液槽1ならびに送液器4は一個でもよく、その装置を
簡易にするとともに配管を整理することができろ利点を
有する。
第3図は本考案の他の実施例を示し、このものは養液槽
1に複数の送液器を装備したもので、栽培槽8が多数個
設置され、多量の送液を行なうに適するように構成した
ものである。
1に複数の送液器を装備したもので、栽培槽8が多数個
設置され、多量の送液を行なうに適するように構成した
ものである。
第4図は同じく本考案の他の実施例を示し、このものは
オゾンをもって培養液の殺菌をするようにしたものであ
る。
オゾンをもって培養液の殺菌をするようにしたものであ
る。
すなわち送気系にオゾン供給部15を接続し、送液室3
に未還元オゾンの還元層16を設けたものである。
に未還元オゾンの還元層16を設けたものである。
この構造は送液器の送液段階でオゾンによる殺菌を行な
うものであるが、培養液が送液室3に一旦ためられろこ
とから、送液室3において未還元オゾンを自動的に分離
でき、還元層を介して大気に還元できるので、前記オゾ
ンによる殺菌手段を容易に組み合わせることができる。
うものであるが、培養液が送液室3に一旦ためられろこ
とから、送液室3において未還元オゾンを自動的に分離
でき、還元層を介して大気に還元できるので、前記オゾ
ンによる殺菌手段を容易に組み合わせることができる。
以上説明したように本考案は養液槽と栽培槽間の培養液
の循還を円滑に行なわしめ、配管を整理できるとともに
殺菌装置を組み込みやすい等の利点を有し、その実用的
効果の大きいものである。
の循還を円滑に行なわしめ、配管を整理できるとともに
殺菌装置を組み込みやすい等の利点を有し、その実用的
効果の大きいものである。
第1図は本考案の一実施例の養液栽培装置の断側面図、
第2図は同斜視図、第3図は本考案の他の実施例の養液
槽の斜視図、第4図は同じく本考案の他の実施例の養液
槽部の断面図である。 1・・・・・・養液槽、2・・・・・・滞留室、3・・
・・・・送液室、4・・・・・・送液器、5・・・・・
却泡発生体、6・・・・・・送気管、I・・・・・・送
液管、8・・・・・栽培槽、9・・・・・・還液管、1
4・・・・・・送液筒、15・・・・・・オゾン供給部
、16・・・・・・還元層。
第2図は同斜視図、第3図は本考案の他の実施例の養液
槽の斜視図、第4図は同じく本考案の他の実施例の養液
槽部の断面図である。 1・・・・・・養液槽、2・・・・・・滞留室、3・・
・・・・送液室、4・・・・・・送液器、5・・・・・
却泡発生体、6・・・・・・送気管、I・・・・・・送
液管、8・・・・・栽培槽、9・・・・・・還液管、1
4・・・・・・送液筒、15・・・・・・オゾン供給部
、16・・・・・・還元層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 l)滞留室と送液室を有する養液槽と、前記送液室と送
液管で結ばれた栽培槽と、前記滞留室の栽培液を前記養
液室に汲み上げる送液器と、前記載培槽と前記滞留室を
接続する還液管とを具備し、前記還液管の前記滞留室へ
の導入口部は前記送液管の前記送液室よりの導出口部よ
り低い位置に設けると共に、前記還液管の前記載培槽よ
りの導出口部は前記送液管の前記載培槽への導入口部よ
り低い位置に設け、少なくとも前記送液器による送液量
によって、送液室の水位〉栽培槽の水位〉滞留室の水位
の関係をもたせた養液栽培装置。 (2)送液器は通気性多孔体を内蔵し、空気細胞のエア
リフト効果による送液を行うよう構成してなる実用新案
登録請求の範囲第1項に記載の養液栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979110031U JPS5853969Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 | 養液栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979110031U JPS5853969Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 | 養液栽培装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5628657U JPS5628657U (ja) | 1981-03-18 |
JPS5853969Y2 true JPS5853969Y2 (ja) | 1983-12-08 |
Family
ID=29342593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979110031U Expired JPS5853969Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 | 養液栽培装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853969Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638643A (ja) * | 1992-05-21 | 1994-02-15 | Tokyu Green Syst Kk | 植物栽培システム |
-
1979
- 1979-08-09 JP JP1979110031U patent/JPS5853969Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638643A (ja) * | 1992-05-21 | 1994-02-15 | Tokyu Green Syst Kk | 植物栽培システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5628657U (ja) | 1981-03-18 |
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