JPS585383B2 - ヨウリヨウソクテイソウチ - Google Patents

ヨウリヨウソクテイソウチ

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JPS585383B2
JPS585383B2 JP12945475A JP12945475A JPS585383B2 JP S585383 B2 JPS585383 B2 JP S585383B2 JP 12945475 A JP12945475 A JP 12945475A JP 12945475 A JP12945475 A JP 12945475A JP S585383 B2 JPS585383 B2 JP S585383B2
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JP
Japan
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circuit
tuning circuit
signal
capacitance
tuning
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JP12945475A
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為積良郎
佐野真一
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Works Ltd
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高損失材料等の容量を測定する容量測定装置
に関するものである。
一般に、植物体内の水分量を連続的に測定することは非
常に困難なことである。
通常、これらの水分量の測定は、水のもつ比誘電率と比
例関係にある容量を測定することによって行なわれてい
る。
この種の容量測定に用いられる装置として、特公昭49
−16678で示されているものがある。
この従来装置は、同調がとれた複数のLC共振回路の1
つに試料を並列接続したときに、LC共振回路間に生ず
る位相変化が試料の等価並列容量に比例し等価並列抵抗
に無関係であることを利用したものである。
しかし、このような従来装置は、そのLC共振回路間を
結ぶ結合コンデンサの容量を大きくすることによって、
等価並列抵抗の小さい試料に対しても感度一定な容量測
定を行なうようにしたものであるため、装置全体として
低感度なものであった。
また、直読形であるため測定時には同調がくずれた状態
で動作することになり、温度に対して不安定なものであ
った。
本発明の目的は、このような従来装置の欠点を除去した
容量測定装置を実現することにある。
以下図面により本発明を説明する。
第1図は本発明装置の一実施例を示す電気的接続図であ
る。
図において、O3は内部抵抗rなる高周波発振器で、そ
の一端は接地されている。
また、その発振振幅はe1発振周波数はωである。
Ta、TbおよびT。
は同調回路で、それぞれの−端は接地されている。
同調回路TaはコンデンサCoとコイルLoとの並列回
路でなり、その固有等価並列抵抗はRoである。
同調回路TbはコンデンサC1とコイルL1との並列回
路でなり、その固有等価並列抵抗R1である。
同調回路TcはコンデンサC2とコイルL2との並列回
路にコンデンサC3と可変容量ダイオードDとの直列回
路を並列接続することによって構成されたものである。
ここで、コンデンサC3は直流阻止の働きをするもので
その容量は非常に太きい。
したがって、同調回路T。
の容量は、可変容量ダイオードD(容量Cd)とコンデ
ンサC2との和容量cd+02で示される。
また、この同調回路T。の固有等価並列抵抗はR2であ
る。
Co15Co2は結合コンデンサで、結合コンデンサC
o1は同調回路Ta。
Tbを結合し、結合コンデンサCo2は同調回路Tb、
Toを結合している。
これら結合コンデンサCo1.Co2と同調回路Tbと
は、 ω2L1(C1+Co1+co2)−1(1)なる関係
になっている。
SはコイルLとコイルLxとでなる検出回路である。
コイルし は相互誘導係数MoでもってコイルLoに結
合され、コイルLxは相互誘導係数M1をもってコイル
L1に結合されており、それぞれにコイルLo、Llに
流れる電流に応じた位相を有する電圧が誘起されるよう
になっている。
また、コイルLnの一端は接地され他端はコイルLxの
センタタップに接続されている。
Reは検波回路で、ここでは検波器として一対の電界効
果トランジスタFET1.FET2を用いたものを示し
た。
FET1.FET2の各ゲート端子はコイルLxの両端
子に接続され、各ドレイン端子は電源Vに接続されてい
る。
また、FET1のソース端子は、コンデンサC3と抵抗
R3とでなる並列回路を介して接地され、FET2のソ
ース端子は、コンデンサC6と抵抗R4とでなる並列回
路を介して接地されている。
AMPは増幅回路で、検波回路Re内のFET1.FE
T2の各ソース端子に現われる電圧の差edを入力とし
、これに応じた信号e。
utを出力するものである。この出力信号は端子e。
ulならびに同調回路Tm内の可変容量ダイオードDに
与えられるようになっている。
これら検出回路S1検波回路Reおよび増幅回路AMP
は負帰還路を形成している。
Snは測定端子〇−O′間に接続された試料で、乙CX
、RXはその等価並列容量、等価並列抵抗である。
このように構成された本発明装置の動作を述べる。
まず、コイルLpに誘起される電圧をel、コイルLx
に誘起される電圧をex、ex’(ex’−−ex)と
すれば、検波回路Re内のFET1.FET2の各ゲー
ト端子には、それぞれ第2図に示されるように、enと
exのベクトル合成された電圧er、e、とex′のベ
クトル合成された電圧er′が印加される。
このため、er、er′の大きさの差に対応した電圧e
dが増幅回路AMPに入り、増幅回路AMPからed≒
Oとなるような電圧eoU1が可変容量ダイオードDに
出力される。
したがって、定常状態においてはed=0が保たれ、第
2図からもわかるように、epとex、ex′とのTb
、To間の同調がとられていることになる。
このことは、前記(1)式の他に次式が成り立っている
ことを意味する。
ω2L2(C2+Cd十△Cx十Co2)=1 (2
)ここで、ω、L2.C2およびCo2は一定であるか
ら、(2)式は次のように書き換えることができる。
cd−Coon−Cx(Coonニ一定)(3)結局、
本発明装置はこの(3)式を満足するように動作してい
ることになる。
次に第3図の可変容量ダイオードDの特性曲線を参照し
ながら出力電圧e。
utについて述べる。まず試料Snが接続されていない
状態では△Cx=0であるから、(3)式よりCd−c
oonが得られる。
したがって、出力電圧e。utは第3図のCd−Coo
nに対応した電圧e。
で平衡状態になり、出力端子Tmには出力電圧e。
olとしてe。が現われる。
測定端子0−O′に乙CX−ΔCなる試料Snが接続さ
れると、(3)式よりCd−cooo−△Cが得られる
したがって、出力電圧eoutは第3図のCd=Coo
n−△Cに対応した第圧e1で平衡状態になり、出力端
子Tmには出力電圧e。
ulとしてelが現われる。
ここで、出力電圧e。uoの変化分△e=e1−eoを
考えると、明らかに、この変化分△eは接続された試料
S、の等価並列容量△Cに対応したものとなる。
したがって、出力電圧eoutを求めれば容易に試料S
pの等価並列容量△Cxを測定することができる。
ここで、可変容量ダイオードの1電圧−容量特性」の非
直線性を補正する必要がある場合には、可変容量ダイオ
ードDの前段に非直線回路(たとえばリニアライザ)を
挿入すればよい。
第4図は、上記のような本発明装置に一定の△Cxを与
えた場合における、Rxとe。
utとの関係を示す特性図である。
この第4図から明らかなように、本発明装置はRx≧2
にΩの広範囲においては全<Rxの影響を受けない。
しかしながら、Rx<2にΩでは、前述の従来装置と同
様に、その感度がRxによって変化する。
したがって、このRxの範囲においては、RXの変化が
見かけ上Cxの相違として出力電圧e。
utに現われ、測定誤差となる。
第5図は、このような場合の対策として、一定値以下の
Rxを有する試料Spに対してはその旨の警報信号を発
生するような回路を設けた実施例を示す電気的接続図で
ある(第1図装置と対応する部分には同一符号を付す)
図において、Lyはコイルで、このコイルLyは同調回
路T。
内のコイルL2と一定の相互誘導係数M2でもって結合
されている。
D2はダイオード、C7はコンデンサ、R5は抵抗で、
これらはコイルLyに誘起された電圧e、を入力とする
検波回路Re1を形成する。
Aはコンパレータで、検波回路Rel出力ekが一定レ
ベルより低くなったときに警報信号を発生するものであ
る。
このような構成の本発明装置において、検波回路Re1
の出力ekは次式で示される。
この(4)式かられかるように、ekはRxに関して単
純増加であるから、許容できるRxの最小値Rxoを(
4)式に代入して得られるekの値出力端子Tnから警
報信号が出力される。
したがって、たとえばこの警報信号でランプ等を点灯さ
せるようにすれば、容易に、RXくRXoの試料S、が
測定端子〇−O′に接続されたことを知ることができる
また、ekは(4)式で示されるようにRxの関数であ
るから、第5図の出力端子Teで得られるekを適当に
変換すれば、RXそのものの値を知ることもできる。
第6図は本発明装置の他の実施例を示す電気的接続図で
ある(第1図装置と対応する部分には同一符号を付す)
この実施例は、第1図に示した実施例の出力電圧e。
olにRxに関連した電圧を加えることによって、RX
<2にΩにおいてもRxの影響を受けないような最終的
な出力電圧Eoutを得るようにしたものである。
この第6図において、R2はコイルで、このコイルL2
は同調回路Tb内のコイルL1と一定の相互誘導係数M
3で結合されている。
D3はコイルL2の一端と接続されたダイオード、C8
,R6はそれぞれこのダイオードD3の他端を接地点と
の間に接続されたコンデンサ、抵抗で、これらはコイル
Lzに誘起された電圧e2を入力とする検波回路Re2
を形成している。
A1は演算増幅器、R7,R8は演算増幅器A1の入力
抵抗、Roは帰還抵抗である。
抵抗R7は検波回路Re2の出力電圧e・を受けるため
のもの、抵抗R8は増幅回路AMPの出力電圧e。
utを受けるためのものである。
これら抵抗R7〜R9および演算増幅器A1が補正回路
Hoを形成している。
Tpは出力端子で、この出力端子Tpには補正回路Ho
を経た最終的な出力電圧E。
Ulが現われる。
このように構成された装置において、検波回路Re2の
出力電圧e・および装置全体の出力電圧Eoutは、そ
れぞれ次式で示される。
ただし、K1:定数 第7図は上記(5)式の関係をグラフで示したものであ
る。
この図から明らかなように、e、はRx≧Rx1におい
ては一定であり、RX<RXlにおいては第4図に示さ
れるe。
ulとほぼ逆の特性をもっている。
ここで、RXlは結合コンデンサCo2等の大きさによ
って決まるものであり、この実施例ではRx1=2にΩ
となっている。
したがって、第4図、第7図および(6)式かられかる
ように、R7〜R0を適当な値に選べばe。
Ulの変化をelで補正でき、Rx<2に与るの影響を
も受けない出力電圧E。
Ulを得ることができる。すなわち、出力電圧E。
ulは容量△Cxのみに関連したものとなる。
なお、第1図、第5図および第6図の各実施例において
は、同調回路を3つ用いたものを示したが、これに限定
されるものではない。
たとえば、同調回路Tb1コンデンサCo2を省略し、
コイルLxとコイルL2とをならびにコイルLzとコイ
ルLoとをそれぞれ一定の相互誘導係数でもって結合す
ることもできる。
また、同調回路Tcの可変容量素子として可変容量ダイ
オードを使用したものを示したが、バリコンや電子回路
で構成したもの等容量を変えられるものであればいかな
るものでもよい。
さらに、第5図実施例において、RXに関連した信号を
同調回路Tcから取り出すものを示したが、他の同調回
路Ta、T4.にもRxに関連した信号が現われるので
、同様の回路構成で同調回路TaやTbからRxに関連
した信号を取り出すこともできる。
また、RXの値に応じて警報信号を発生するものを示し
たが、測定範囲外の容量△Cxをもつ試料Spに対して
も警報信号を発生するように構成するには、一般の測定
器と同様、容量△Cxに応じた信号(たとえばe。
ut)に応じて警報信号を発生するような回路をさらに
付加すればよい。
以上説明したように、本発明装置は、可変容量素子を含
む第1同調回路Tcと、この第1同調回路Tcと結合コ
ンデンサCo2で結合された第2同調回路Tbと、第1
同調回路Tcと第2同調回路Tbとの間の同調が保たれ
るような信号を第1同調回路Tc内の可変容量素子に与
える負帰還路とを有するものであり、結合コンデンサC
o2の容量を大きく選ぶ必要がないので非常に高感度な
ものとなる。
また、常に同調がとれた状態で動作するので温度変化に
対して安定なものとなる。
さらに、同調が保たれていることから、いつでも正確に
、試料S、の等価並列抵抗Rxに応じて、警報信号を発
生することができる。
また、適当な補正回路の付加により100Ω程度の等価
並列抵抗Rxを有する試料S、の測定も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す電気的接続図、第
2図は検波回路Reに加えられる電圧を説明するための
説明図、第3図は可変容量ダイオードDの特性図、第4
図は△Cxが一定のときのRX−eoutの関係を示す
特性図、第5図および第6図は本発明装置の他の実施例
を示す電気的接続図、第7図は検波回路Re2の出力電
圧ejを示す特性図である。 Os・・・・・・高周波発振器、TatTb+Tc・・
・・・・同調回路、Co1.Co2・・・・・・結合コ
ンデンサ、S・・・・・・検出回路、Re、Re1.R
e2・・・・・・検波回路、AMP・・・・・・増幅回
路、D・・・・・・可変容量ダイオード、Ly。 Lz・・・・・・コイル、A・・・・・・コンパレータ
、Ho・・・・・・補正回路、Sp・・・・・・試料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可変容量素子を含む第1同調回路と、この第1同調
    回路と第1の結合コンデンサC82を介して接続された
    第2同調回路と、この第2同調回路と第2の結合コンデ
    ンサC81を介して接続された第3同調回路と、この第
    2同調回路と第3同調回路に流れる電流の位相をそれぞ
    れ検出する位相検出手段Lp、Lxと、この位相検出手
    段Lp、Lxからの信号を基にして前記第1同調回路と
    第2同調回路と第3同調回路との間の同調が保たれるよ
    うな信号を前記第1同調回路内の可変容量素子に与える
    負帰還路とを具備し、前記第1同調回路に試料を接続し
    たときに前記負帰還路で得られる信号から前記試料の等
    価並列容量を求めるようにした容量測定装置。 2 前記第1同調回路又は第2同調回路又は第3同調回
    路に流れる電流を検出する検出手段Lyどこの検出手段
    Lyからの信号を設定値と比較するコンパレータとを備
    え、試料の等価並列抵抗値に応じて警報信号を発生する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載の容量測定装置。 3 前記位相検出手段Lxに流れる電流を検出する手段
    Lzと、この手段Lzで得られた信号を検波する検波回
    路とを備え、この検波回路の出力信号と前記負帰還路で
    得られる信号とを加算することにより、前記試料の等価
    並列容量に対応した信号を得るようにした特許請求の範
    囲第1項記載の容量測定装置。
JP12945475A 1975-10-28 1975-10-28 ヨウリヨウソクテイソウチ Expired JPS585383B2 (ja)

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