JPS5852113B2 - オンドケンシユツサドウガタフクシキキリカエベン - Google Patents

オンドケンシユツサドウガタフクシキキリカエベン

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JPS5852113B2
JPS5852113B2 JP49038208A JP3820874A JPS5852113B2 JP S5852113 B2 JPS5852113 B2 JP S5852113B2 JP 49038208 A JP49038208 A JP 49038208A JP 3820874 A JP3820874 A JP 3820874A JP S5852113 B2 JPS5852113 B2 JP S5852113B2
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JP
Japan
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passage
valve body
temperature
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output passage
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JP49038208A
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JPS50131130A (ja
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広幸 細川
健二 山田
志郎 前田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は異なる二つの設定温度を検出し これらの設定
温度を境にして2つの出力通路と2つの入力通路とを独
立した弁室において導通及び、遮断させるように切替作
動をする温度検出作動型複式切替弁に関するものであり
、例えば自動車走行用エンジンの付属機器をエンジン冷
却水の温度に応じて制御するのに用いて有効である。
(従来技術及びその欠点) 従来、二つの設定温度を検出して二系統以上の液体系ま
たは気体系の出力通路を入力通路に切替及び遮断する作
動を独立させて行なうには、一般的に温度を電気的に検
出し、この電気信号に基づいて2つの電磁弁を作動させ
るようにしていた。
しかしながら、このような構成では高価な電気的温度検
出器や電磁弁等を使用することからコスト高になるとい
う欠点があった。
また、従来温度検出型切替弁として、第4図に示すもの
のように、低温側および高温側の2種類の設定温度に応
じて段階的に熱膨張する熱膨張部材を用いたものがある
が、この第4図図示のものは1つの出力通路36と2つ
の入力通路37゜38の間を切り替える三方弁であり、
本質的には1つの切替弁を低温側と高温側の2つの設定
温度で切替るにすぎなかった。
即ち、このようなものでは2系統以上の出力通路をそれ
ぞれ独立に切替えることはできなかった。
そのため、2系統以上の出力通路を切替えようとすれば
弁が2つ必要となり、コスト高になるという欠点があっ
た。
(本発明の目的) 本発明は上記点に鑑みて案出されたもので、2つの独立
した切替弁の作用を一つの温度検出型複式切替弁にもた
せることを目的とする。
(本発明の基本的構成) 上記目的を達成するため、本発明は低温側および高温側
の2つの設定温度に応じて2段階に膨張する熱膨張部材
の変位を受け、弁本体がハウジング内を2段階に移動す
るようにしておき、この2段階の移動により、低温側設
定温度の移動で第1人力通路、第1出力通路間の切換え
を行ない、高温側設定温度の移動で第2人力通路、第2
出力通路間の切換えを行なうようにし、更に、ハウジン
グと弁本体との間にリング状のシール部材を介在させて
第1人力、出力通路と第2人力、出力通路との間を仕切
るという基本的構成を採用する。
(本発明の効果) 本発明は上記構成の採用により次の効果を奏する。
(1)熱膨張1部材という純機械的構成で2種類の温度
を検出する為、電気的温度検出器、電磁弁等高価な電気
機器が不要となり、価格を大幅に低減できる。
(2)1つの温度検出作動型切替弁に2つの弁体の機能
をもたせた為、切替弁の占める空間を大幅に減少できる
特に、第4図図示の様な切替弁を用いる時には、被検出
体の温度を測定する為切替弁を2箇所で被検出体に取り
付けなければならず、取り付は用に余分な空間が必要と
なるが、本発明の切替弁は1ケ所で被検出体に取付ける
だけでよく、取付は空間の節減が図れる。
また、取付は作業も大幅に簡略化される。
(3)第1人力通路、第1出力通路間の切換え、及び第
2人力通路、第2出力通路間の切換えを夫夫第1弁体、
第2弁体で行なう為、通路の切換えを確実に行なうこと
ができる。
(4)上記第1、第2弁体をリング状として弁本体とハ
ウジングとの間に介在させたため、弁本体とハウジング
との間に空間を形成することができ、その為、弁本体及
びハウジング共にさほど加工精度を要求されることがな
く、かつ、弁本体をハウジング内に挿入することも容易
に行なえる。
(実施例の説明) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図において5はハウジングで、このハウジング5に
はエンジン冷却水通路のウォータージャケットに取付け
る為のねじ部11が設けである。
21はダイヤフラム19と供に熱膨張室を構成するカバ
ーで、図示しないエンジン冷却水中に露出するものであ
る。
このカバー21はハウジング5に巻締固定されている。
前記熱膨張室内には、熱によって膨張する熱膨張部材を
なすワックス20が内蔵しである。
このワックス20には熱伝導性の良好な銅粉が混入して
あり、またこのワックス20はある温度付近で固定より
液体に変化するときに大きな熱膨張率を発揮する。
即ち、ワックス20はある温度付近で固体より液体に変
化するときに大きな熱膨張率を発揮するものであり、従
って一種類のワックスでは大きな温度範囲で連続的に熱
膨張できないので、本実施例では固体より液体に変化す
る温度の異なる二種類のワックスを使用している。
低温にて液化するワックスの液化時の温度を第3図に示
すごとく低温側設定温度aとし、高温にて液化するワッ
クスの液化時の温度を高温側設定温度すとすれば、ワッ
クス20は温度に対して体積が第3図に示すごとく低温
側設定温度a付近にて一度急激に膨張しその後高温側設
定温度すまではほとんど膨張せず高温側設定温度す付近
にて、さらに急激に膨張する。
18は半流動性物質で、ワックス20の膨張によりダイ
ヤフラム19を介して押圧される。
この半流動性物質18は体積変化がなくダイヤフラムで
押圧された体積でラバーピストン17を移動せしめる。
このラバーピストン17は半流動性物質18の洩れを完
全に防止して移動するものである。
15はピストンで、前記ラバーピストン17と平行移動
する。
16はテフロンシートで前記ピストン15とラバーピス
トン17が直接接触するのを防止している。
9はケースハウジング1内に摺動可能に配設された有底
円筒状をした弁本体、10はこの弁本体9を前記ピスト
ン15の先端に当接させるべく押圧するスプリングであ
る。
尚、ケースハウジング1は巻締め部26によって前記ハ
ウジング1に固定されている。
そして、このハウジング1,5には第1人力通路2a、
第1出力通路3a、第2出力通路4a、第2人力通路?
a、第2′出力通路6aが開口しており、夫々の通路2
a 、 3a 。
4a、?a、6aには接続パイプ2,3,4,7゜6が
圧入固定されている。
そして、ハウジング1,5と弁本体9とで区画される空
間は、ゴムリング製のシール部材13によって、第1人
、出力通路2a、3aの開口する空間22と、その余の
通路4a、7a、6aの開口する空間23とに常時仕切
られている。
尚、本例ではシール部材13は弁本体9外周の保持溝に
嵌着保持される様になっている。
また、ケースハウジング1のうち第1出力通路3aと第
1人力通路2aとの間の空間には所定間隔にわたって段
付径大部29が形成されており、一方、弁本体9のうち
この段付径大部29と対向する部位には、ゴムリング製
の第1弁体12が嵌着している。
そして、この第1弁体12は弁本体9の移動に応じて段
付径大部29と当接可能となっており、第1弁体12が
段付径大部29と当接する前は第1人力通路2aと第1
出力通路3aとが空間22を介して連通し、第1弁体1
2が段付径大部29と当接すれば両逆路2a 、3a間
が遮断するようになっている。
同様に、ケースハウジング1のうち第2出力通路4aと
第2人力通路7a、25との間の空間にも所定間隔にわ
たって段付径大部28が形成されており、弁本体のうち
この段付径大部28と対向する部位(こも、ゴムリング
製の第2弁体14が嵌着している。
この第2弁体14は弁本体9の移動に応じて段付径大部
28と当接可能となっており、第2弁体14が当接する
前は空間23を介して第2出力通路4aと第2人力通路
7aとが当接し、第2弁体14が当接した後は両逆路4
a、Ta間が遮断される。
また8は弁本体9の底部と当接して第2′出力通路5a
、24と第2人力通路7a、25との間を導通、遮断す
るパツキンである。
即ち、パツキン8はハウジング5の端面に固定されてお
り、弁本体9が図中最も右方向に移動した時に弁本体9
が当接して両逆路24.25間をシールする様になって
いる。
尚、このパツキン8には第2人力通路25の開口端と対
向する部位に、該通路25を開くべく通路27が設けで
ある。
上記構成において本発明の詳細な説明する。
被検出体、即ちエンジン冷却水の温度が低温側設定温度
a以下では、第1図Aのごとく弁本体9が最も右方向に
移動しており、第1出力通路3aと第1人力通路2aと
は導通状態にあり、又第2出力通路4aと第2人力通路
Iaとも導通状態にある。
そして、それぞれ導通状態にある通路2at3aと通路
4a、7aとの間は、弁本体9に固定されたシール部材
13によって非導通状態にある。
また、この場合には弁本体9がパツキン8に密着して第
2′出力通路5a、24と第2人力通路7aとの間は非
導通状態にある。
次に被検出体の温度が上昇して低温側設定温度a付近に
達すると、ワックス20の液化温度の低いワックスが次
第に液化して膨張し、ダイヤフラム19を介して、半流
動性物質18を押圧せしめる。
このようにダイヤフラム19を介して押圧された半流動
性物質18はさらにラバーピストン17を移動せしめこ
れ(こよりピストン15を左方に移動させる。
その結果第2弁体14が段付径大部28に当接し、これ
により第1図Bに示すように設定温度a以下では導通状
態にあった第2出力通路4aと第2人力通路7aが非導
通状態になる。
これと同時(こ、今迄弁本体9がパツキン8に密着して
閉塞されていた第2′出力通路6a、24が空間23a
に通じ、先の第2出力通路4aに変って第2人力通路7
aと導通する。
尚、この状態ではまだ第1出力通路3aと第1人力通路
2aとは導通状態を維持している。
更に、被検出体の温度が上昇して高温側設定温度す付近
に達するとワックス20のうち液化温度の高いワックス
が次第に液化して膨張し、第2図に示すようにピストン
15が更に左方へ移動する。
その結果第1図Cに示すごとく第1弁体12が段付径大
部29に当接して、第1出力通路3aと第2人力通路2
aとは非導通状態になる。
上記の如く作動する切替弁は例えばエンジンの冷却水の
水温を検出して排気ガス浄化装置への作動流体の入出力
の切替を行なうのに最適である。
次に、この用途の一例を説明する。
ディスl−IJビューターの負圧進角作動を遅らせ排気
ガス中の窒素酸化物を低減させる場合、エンジンの冷却
水の水温が約60℃以下では窒素酸化物の放出が少なく
かつエンジンの出力低下を防止する意味からも点火時期
を遅らせる必要はなくまた60°C以上ではエンジン出
力も安定し、窒素酸化物の排出も増加するので排気浄化
の面から点火時期を遅らせる必要がある。
また、エンジンの始動初期でエンジンが十分暖まる前ま
では、燃焼が必ずしも十分に行なわれないので、この暖
機期間中は燃料を余分に供給する必要がある。
このことより前記ワックス20の低温側設定温度を60
℃とし、第2出力通路4a(パイプ4)をエンジン30
のキャブレター31のアドバンサーポートに接続し、第
2人力通路7a(パイプ7)をディストリビュータ−3
2に接続し、さらに第2′出力通路6a(バイブロ)を
エアクリーナー33に接続すると次のような作動が得ら
れる。
即ち冷却水温が60℃以下では、第2人力通路7aが第
2出力通路4aと導通する為、ディストリビュータ−3
2にはアドバンサーポートからの負圧が導入され、その
結果負圧点火進角はカットされず、点火時期は正常に保
たれエンジン出力は低下をきたさない。
また、冷却水温が60℃以上になると、第2人力通路7
aは第2′出力通路6aと導通ずるようになり、その為
ディストリデユーター32にはエアクリーナー33から
の大気圧が導入されて負圧点火進角がカットされ窒素酸
化物及び炭化水素の排出を減少させる。
さらにこの切替弁の高温側設定温度を70°Cとし第1
出力通路3a(パイプ3)をインテークマニホルド34
に接続し、第1人力通路2a(パイプ2)をダイヤフラ
ムの作動により燃料を供給する装置35に接続するとエ
ンジンが十分暖気される70℃迄はインテークマニホル
ドの負圧の大きさにより必要に応じてさらに燃料を供給
し、エンジン30の出力を瞬時も落すことなく、スムー
ズに追随させ安全走行を実現するのに寄与することがで
きる。
そして70’Cを越えエンジンが十分暖気されると前述
の作動が不要になるので前記の装置35を作動させる負
圧をカットし、排気ガス中の炭化水素を減少せしめるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、Cは本発明になる温度検出作動型複式切
替弁の一実施例を示す縦断面図で、それぞれ各設定温度
における弁本体の移動状態を示す。 第2図は第1図の切替弁におけるピストンの温度に対す
る移動量を示す特性図、第3図は第1図の切替弁におけ
るワックスの温度に対する体積変化を示す特性図である
。 第4図は従来の温度検出作動型切替弁を示す縦断面図で
ある。 2a、7a・・・・・・第1.第2人力通路、3a。 4a 、 6a・・・・・・第1.第2.第2′出力通
路、12゜14・・・・・・第1.第2弁体、13・・
・・・・シール部材、20・・・・・・熱膨張部材をな
すワックス、15・・・・・・ピストン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検出体の温度上昇により低温側および高温側設定
    温度に応じて段階的に熱膨張する熱膨張部材と、該熱膨
    張部材の熱膨張によって移動する弁本体と、該弁本体を
    摺動自在に支持するハウジングと、該ハウジングに設け
    られた第1人力通路、第1出力通路、第2人力通路、第
    2出力通路と、前記弁体と前記ハウジングとの間に介在
    し前記第1人力通路、第1出力通路と第2人力通路、第
    2出力通路との間を常時シールするリング状のシール部
    材と、前記弁本体に設けられ弁本体の高温側設定温度の
    移動に応じて前記第1人力通路と前記第1出力通路との
    間を断続するリング状の第1弁体と、前記弁本体に設け
    られ弁本体の低温側設定温度の移動に応じて前記第2人
    力通路と前記第2出力通路との間を断続するリング状の
    第2弁体とを備える温度検出作動型複式切替弁。
JP49038208A 1974-04-03 1974-04-03 オンドケンシユツサドウガタフクシキキリカエベン Expired JPS5852113B2 (ja)

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JPS50131130A JPS50131130A (ja) 1975-10-17
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