JPS5851741Y2 - 小動物の飼育ケ−ジ - Google Patents

小動物の飼育ケ−ジ

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Publication number
JPS5851741Y2
JPS5851741Y2 JP15755479U JP15755479U JPS5851741Y2 JP S5851741 Y2 JPS5851741 Y2 JP S5851741Y2 JP 15755479 U JP15755479 U JP 15755479U JP 15755479 U JP15755479 U JP 15755479U JP S5851741 Y2 JPS5851741 Y2 JP S5851741Y2
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JP
Japan
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hopper
small animal
breeding
breeding cage
lid
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Expired
Application number
JP15755479U
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English (en)
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JPS5675865U (ja
Inventor
満 新関
Original Assignee
柴田科学器械工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 柴田科学器械工業株式会社 filed Critical 柴田科学器械工業株式会社
Priority to JP15755479U priority Critical patent/JPS5851741Y2/ja
Publication of JPS5675865U publication Critical patent/JPS5675865U/ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小動物の代謝および被検目的吸入物質(以下
被検物質という)の毒性実験のために使用される飼育ケ
ージに関するもので、給気口、給餌口、給水口を有し、
下部に排泄物収集用ホッパ一部が設けられた透視可能な
小動物飼育ケージにおいて、飼育室と排泄物収集用ホッ
パ一部とが着脱自在に構成され、給気口が飼育室の側面
から内側壁に沿って開口されたことを特徴とする。
小動物による被検物質の毒性実験装置の必要条件として
は、充分な数の小動物が被検物質に同時に曝露できるよ
うな大きさがあること、被検物質が均等に分布されるこ
と、飼育室の洗浄が容易であること、温湿度の調節が可
能であること、実験者に危険がないこと、飼育室内の状
態の観察ができること、同一装置が用意できることなど
、種々挙げられる。
そして、これらの条件はそれぞれ何らかの形式で実現さ
れているが、一般には実験者に対する安全性が重視され
、実験上の不便さ、テ゛−夕の信頼性に関する配慮に欠
けている。
すなわち、飼育室内で小動物を長時間実験に供する場合
、小動物の代謝排泄物はその受棚から下側のホッパーを
介して汚物受器に落下されるものの、ホッパー内に落下
した代謝排泄物により汚れたホッパーの上に、更に代謝
排泄物が落下し、これがホッパー内に堆積されるため、
汚物容器内の代謝排泄物の正確な測定ができるという問
題を生じる。
これを解決するためには、一定間隔、あるいは適時にホ
ッパー内の洗浄を行なう必要があるが、従来の飼育室で
は、小動物収容部分である飼育室と、代謝排泄物収集部
分であるホッパ一部とが一体に構成されているため、飼
育室からその上側に設けられた蓋体を取り外し、小動物
と小動物受棚を取り出した後、ホッパ一部を洗浄しなけ
ればならないという不便さがあると同時に、洗浄が行な
われる間と実験が中断される時間が比較的長く、実験上
好ましくないという問題があった。
また、飼育室内に入れられた小動物は常時飼育室内を動
き回り一定の位置にとどまっているわけではないから、
飼育室内の被検物質の分布は均一に維持される必要があ
る。
この点についても、従来は飼育室内のエアーを攪拌して
均一化したり、飼育室内上部の蓋体中心より管で被検物
質が含まれたエアーを飼育室下部に向けて供給し、蓋体
に形成された傾斜面を利用して飼育室内へ放射、拡散さ
せ、室内の濃度分布を均一化することが試みられている
が、前者の場合には攪拌装置などの特別な装置を必要と
し、後者の場合には気流が層流をなし、被検物質の分布
は中心部が多く、周辺部が少ないという濃度差を生じ、
小動物による被検物質の毒性実験を行なうには コスト
高あるいは好ましくない実験結果を生じる、という問題
があった。
本考案は、実験者に対する安全性は勿論、実験上の上記
問題点を解決すべく、種々実験、研究の結果完成したも
ので、以下その実施例を図について説明する。
上、下側面が開口され、該各間口面外側にフランジ部2
,3が形成された筒状の飼育室1の上面のフランジ部2
には、下面外側にフランジ4が形成された逆漏斗状の蓋
体5の該フランジ部4が載置され、着脱自在かつ気密に
固定されると共に、下面のフランジ部3には、上面外側
にフランジ部6が形成された排泄物収集用のホッパー7
の該フランジ部6が着脱自在かつ気密に固定される。
上記着脱機構および気密性保持機構は公知の手段が用い
られる。
蓋体5の頂部には温度計取付口8が形成され、上側小径
部の偏心位置、すなわち、外側から内側壁に沿って被検
物質が含まれたエアーの給気口9が形成される。
飼育室1の下側には給餌口10と給水口11が設けられ
、フランジ部3が中心部に向けて延数された段部3aに
は、網状の小動物受棚12が載置される。
そして、蓋体5、飼育室1およびホッパー7は、外部よ
り自由に観察および監視ができるように透明材で構成さ
れる。
ホッパー7の下側は固体と液体と気体とをそれぞれ分離
する公知の分離室13を介して尿捕集容器15とが気密
に設けられ、分離室13には吸引ポイプ(図示せず)に
接続されたアウトレット16が設けられる。
このように構成された飼育ケージの使用に際しては、飼
育室1から蓋体5が外され、飼育室1内の小動物受棚1
2上に小動物(図示せず)が置かれる。
温度計取付口8には温度計(図示せず)が、給餌口10
には給餌器(図示せず)が、そして給水口11には給水
器(図示せず)がそれぞれ取りつけられ、従来同様に温
度測定、給餌、給水がそれぞれ行なわれる。
蓋体5が飼育室1に気密に固定された後、給気口9より
被検物質が含まれたエアーが給気され、アウトレット1
6より排気される。
給気されるエアーは、給気口9が蓋体5の上側偏心位置
に開口されているため、蓋体5の逆漏斗状部分において
サイクロン現象により飼育室1内に回転しながら流入下
降し、拡散される。
小動物から排泄された糞尿は、小動物受棚12の網目か
らホッパー7へ落下し、ホッパー7から分離室13を介
して糞尿集容器14および尿捕集容器15にそれぞれ分
離捕集かれる。
また、ホッパー7内を洗浄するには、飼育室1からホッ
パー7を各フランジ部3,6において取り外し、ホッパ
ー7を洗浄した後、再び飼育室1に取りつけるか、代替
のホッパーを取りつける。
上記したように、本考案は、飼育室と排泄物収集用ホッ
パ一部とが着脱自在に構成されていることにより、ホッ
パーの洗浄に際して飼育室の蓋体を取り外したり、飼育
室から小動物を取り出したりする手間を必要とせず、ホ
ッパーのみの着脱により行なえて取扱上至便であり、ホ
ッパーの洗浄による実験中止時間の可及的に短時間とし
得られると共に、代替用ホッパーを備えておけば、ホッ
パーの交替後直ちに実験が再開できて、一層実験中止時
間を短縮でき、実験結果への信頼度の向上に役立つ。
また、本考案においては被検物質が含まれたエアーの給
気口が飼育室の側面から内側壁に沿って開口されている
という簡単な構成を採ることにより、供給されるエアー
はサイクロン現象によって流速の不均一性を生ぜず、飼
育室内の被検物質の濃度分布を均一とすることができ、
小動物の代謝または毒性吸入実験において精度の高いデ
ータを簡単な構成で得られると共に、このサイクロン方
式によって給気距離を増すことができ、従来より換気回
数の増大が計り得られて実験範囲が拡大できるばかりで
なく、層流と異なり、実験小動物への気流の直接影響が
少ないという利点を併有する。
さらに、実施例に示すように、給気口が飼育ケージの逆
漏斗状蓋体上側の側面から該蓋体の内側壁に沿って開口
されたものにおいては、逆漏斗状蓋体の内壁傾斜面から
順次エアーが飼育室に拡散されるため、一層飼育室の可
及的上側から被検物質の濃度の均一化がはかり得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る小動物の飼育ケージの実施例を示す
もので、第1図は要部の断面図、第2図は一部を切欠し
て示す平面図である。 1・・・・・・飼育室、5・・・・・・蓋体、7・・・
・・・ホッパー、9・・・・・・給気口、10・・・・
・・給餌口、11・・・・・・給水り、12・・・・・
・小動物受棚。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)給気口、給餌口、給水口を有し、下部に排泄物収
    集用ホッパ一部が設けられた透視可能な小動物飼育ケー
    ジにおいて、飼育室と排泄物収集用ホッパ一部とが着脱
    自在に構成され、給気口が飼育室の側面から内側壁に沿
    って開口されたことを特徴とする小動物の飼育ケージ。
  2. (2)給気口が飼育ケージの逆漏斗状蓋体上側の側面か
    ら該蓋体の内側壁に沿って開口された実用新案登録請求
    の範囲(1)記載の小動物の飼育ケージ。
JP15755479U 1979-11-15 1979-11-15 小動物の飼育ケ−ジ Expired JPS5851741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15755479U JPS5851741Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 小動物の飼育ケ−ジ

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Publication Number Publication Date
JPS5675865U JPS5675865U (ja) 1981-06-20
JPS5851741Y2 true JPS5851741Y2 (ja) 1983-11-25

Family

ID=29668835

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JP15755479U Expired JPS5851741Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 小動物の飼育ケ−ジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100357052B1 (ko) * 2000-06-20 2002-11-07 학교법인 건국대학교 동물의 계류를 위한 사육케이지
KR100357051B1 (ko) * 2000-07-07 2002-11-07 학교법인 건국대학교 소동물용 사육케이지내의 악취 배출장치

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JPS5675865U (ja) 1981-06-20

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