JPS5850904Y2 - かいろ - Google Patents

かいろ

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JPS5850904Y2
JPS5850904Y2 JP1981023406U JP2340681U JPS5850904Y2 JP S5850904 Y2 JPS5850904 Y2 JP S5850904Y2 JP 1981023406 U JP1981023406 U JP 1981023406U JP 2340681 U JP2340681 U JP 2340681U JP S5850904 Y2 JPS5850904 Y2 JP S5850904Y2
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JP
Japan
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connecting member
heat
bags
travel gear
paper
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JP1981023406U
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JPS57136316U (ja
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敬義 石垣
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鉄粉等の酸化により発熱する物質を袋等の容器
に封入したかいろ、特に身体に装着してずり落ちること
のないかいろに関する。
鉄粉等の酸化により発熱する物質を袋等の容器に封入し
たかいろは、発熱が緩慢であり通常容器とする袋が紙製
であるから使い捨てとするのが普通であり極めて携行に
便利である。
またかいろを身体に装着しようとする位置は、通常腰の
周囲、腹部、背中又は胸部等が主体である。
使用上置も問題となるのは、日常の活動中において、ず
り落ちて所要の位置に定置させることができないことで
ある。
腹部又は腰部に装着する場合には、帯又は洋服のズボン
用のバンドの内部側に装着してすり落ちを防止しようと
する方法が普通であるが、すり落ちを防止するには不充
分であり且つ強く帯又はバンドで圧迫して保持すると、
発熱温度が比較的高くないため熱さを感じることが少な
く低い温熱による火傷を生ずる恐れもあるし、また背中
、胸部等に装着することは困難である。
本考案はきわめて簡単な構成によって、生産コストがほ
とんど上昇することなく、腰部、腹部、背中部、胸部等
に容易に装着ができると共にずり落ちることがなくまた
火傷の恐れの少ないかいろを提供しようとするものであ
る。
以下に本考案を実施例によって図面を用いて詳説する。
実施例 1 第1図の正面図及び第2図の縦断面図に示すごとく、本
かいろは、封止部5,6及び封止部7,8によってそれ
ぞれ封止されて袋を形成し、内部に発熱物質4を収納す
る袋1及び袋2と、この2個の袋1.2を互いに連結す
る連結部材3とより構成された一体に連結した構造を有
している。
袋1,2の材質は、空気透過性であると共に約50℃以
上の耐熱性とやや強度の大きい紙状の材料例えば紙、多
数の小孔を有する合成樹脂フィルム、布、不織布等を使
用することが可能であり、空気が成る程度自由に流通し
、しかも内部に収納する通常粉末状をなす発熱物質が外
部に漏出することなく、且つ破れにくいと共に揉む等の
操作に耐え得る強度を有するものであれば使用できる。
連結部材3は容易に切断されない程度の強度と柔軟性の
ある紙状の材料例えば紙、合成樹脂フィルム、布、不織
布等の他、糸、紐又はテープ状のもの等であっても使用
できる。
また袋1,2に使用する材料と同質のものを使用しても
良い。
連結部材3と袋1,2との結合部12には接着、金具等
の結合手段を使用するものの他、袋1.2と連結部材3
とを連続する材料を用いて形成し結合手段を省略するこ
ともできる。
発熱物質は特に指定しないが、発熱が比較的緩慢なもの
が好ましく、例えば鉄粉そのまま又は保護被膜を施し、
使用する際に袋を揉むことによって保護被膜が脱落し、
空気中の酸素或いは予め添加した酸化剤によって酸化さ
れ発熱するもの等が適当で゛ある。
本考案のかいろの袋1、袋2及び連結部材3の第1図に
示す長さ方向(第1図の上下方向)の長さをそれぞれ1
1,12及び13とすると、11/12の比は任意に設
定することができる。
また13は11と12のうちいずれか小なるものより大
なることが好ましく、使用した際に袋1と袋2とが互い
に重なることを防止できる。
本実施例のずり落ちないかいろの使用方法を次に説明す
る。
第3図の縦断面図に一例を示すように、ズボン下20の
上縁部21に、本考案のかいろを連結部材3の任意の位
置にて折曲げて折曲部13を形成したものを懸垂して使
用することができる。
単に折曲げて懸垂するのみで通常の日常の活動をしても
本考案のかいろは全くずり落ちる恐れがなく且つ重量が
約60 gと小であるからこれによってズボン下が下る
ことも生じない。
また懸垂してその位置を保つものであるから人体の肌に
強く密着することがなく、長時間使用してもいわゆる低
い温熱による火傷の生ずる恐れも生じないものである。
さらに袋1,2の長さが12≧11の関係の場合に、連
結部材3の長さ13をl a> l iの関係に設定す
れば、袋1と2とは重畳することなく有効に使用できる
利点がある。
ズボン下20の上縁部21に折曲げ懸垂する場合は、腰
部及び腹部の加温に適しており、またシャツ、チョッキ
等の襟ぐり又は前ぐりを利用して同様に懸垂して使用す
れば、背中上部又は胸部を加温することができる。
実施例2 本実施例では、本かいろの量産に適するものの数例を第
4図乃至第6図によって説明する。
第4図に示すものは、一枚の使用に適する紙状物例えば
長方形の紙を幅を2分する中心線O−Oに沿って折り重
ね、開口する各辺を封止部5,9a、封止部8.11
a及び封止部10によって封止し、封止部10の部分を
連結部材3とし、連結部材3の両側部分は袋1及び袋2
を形成せしめ発熱物質4を収納してなるかいろである。
封止部10は両面がすべて封止されているから極めて丈
夫である。
封止部10に代えて封止部10の上下端部のみを封止し
て仕切部6 a、7 bを設けても良す、製造設備に応
じて選択できる。
本実施例の場合は、ロール巻した長尺の材料を使用して
折り重ねて袋を形成する型式の包装機をそのまま利用し
て本かいろを量産することができる利点があり、また結
合部12が実質的に消滅される。
その他の実施例は第5図に示すように、ロール巻した長
尺材料を2枚重ねて使用して製袋し包装する型式の包装
機を使用して量産するのに適した本かいろを示すもので
あって、第4図に示したものと比較して封止部9b、l
lbが追加された点に相異があるのみでその他はほぼ同
様である。
また同様に封止部10に代えて仕切部5a、7aを設け
ても良え。
その他第6図に示すように、筒状の材料を使用して、両
側の封止部を省略したものでも差し支えない。
実施例3 本実施例は、連結部3として一本以上の糸、紐。
テープ等を使用して、第7図に示すように連結部材3a
を形成せしめたものであって、その他は実施例1と同様
である。
本実施例のものは連結部材3aを肌に感じさせない利点
がある上に、連結部材3aを予め充分長く設定し、使用
する際に袋1及び袋2を配設する場所に応じて長さを調
節することが容易であり、従って所望の場所に本かいろ
を使用することが容易にできる。
前記のごとく本願のかいろは、発熱する物質を収納する
2個の袋を連結部材で結合した構成によって、ズボン下
の上縁部、シャツ、チョッキ等の襟ぐり又は前ぐりを利
用して容易に懸垂して使用することができるから、ずり
落ちることがなく、連結部材の長さを適当に設定するこ
とによって2個の発熱する物質を収納する袋が重畳する
ことなく有効に使用することができる上に、帯又はバン
ド等で身体に圧迫して保持する必要がないから、低い温
熱による火傷の恐れも生じないかいろであり、さらにき
わめて簡単な構成であるから同一発熱量の従来のかいろ
に比較してほとんど生産費の上昇も来たさないかいろで
ある。
なお、本願の構成は従来の液体燃料又はかいろ灰を使用
するかいろにも応用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を説明するための正面図、第2図は第1
図のA−A線による縦断面図である。 第3図は使用の状態を説明するための縦断面図である。 第4図乃至第7図は他の実施例を説明するための正面図
である。 1.2・・・・・・袋、3,3a・・・・・・連結部材
、4・・・・・・発熱する物質、5,6,7,8,9
a 、9 b 、10,11 a 、11 b−・−・
・封止部、5a、7a’・・・・・・仕切部、12・・
・・・・結合部、13・・・・・・折曲部、20・・・
・・・ズボン下、21・・・・・・上縁部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)鉄粉等の酸化され発熱する物質をやや耐熱性の紙
    、フィルム等の紙状物を用いて作られた袋等の容器に封
    入して使用するかいろにおいて、該発熱する物質を封入
    した該容器が2個の袋より戒ると共に、2個の旅装が容
    易に切断されない程度の強度と柔軟性のある連結部材に
    よって縦長の形状に連結する一体の構造を有しており、
    且つ該連結部材が2個の旅装のうちいずれか長さの小な
    るものよりも大なる長さを有すると共にズボン下、シャ
    ツ等の下着類の上縁部等に懸垂し使用するための折曲部
    を形成することを特徴とするかいろ。
  2. (2)2個の袋及び連結部材が、連続した一枚の紙状物
    を、幅を2分する中心線に沿って折り重ね且つ開口する
    部分を封止して両端に位置する部分には発熱する物質を
    収納した旅装を形成せしめると共に旅装に挾まれた中間
    部分を該連結部材としてなる実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のかいろ。
  3. (3)2個の袋及び連結部材が、連続した同形状の2枚
    の紙状物を重ね合せ且つ開口する部分を封止して両端に
    位置する部分には発熱する物質を収納した旅装を形成せ
    しめると共に旅装に挾まれた中間部分を該連結部材とし
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載のかいろ。
  4. (4)2個の袋及び連結部材が、連続した筒状の紙状物
    の両端部及び中間部を封止して両端に位置する部分には
    発熱する物質を収納した旅装を形成せしめると共に旅装
    に挾まれた中間部分を該連結部材としてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のかいろ。
  5. (5)2個の袋を連結する連結部材が1本以上の糸、紐
    、テープ等の1又は2以上よりなる実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載のかいろ。
JP1981023406U 1981-02-23 1981-02-23 かいろ Expired JPS5850904Y2 (ja)

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JP1981023406U JPS5850904Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23 かいろ

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JPS57136316U JPS57136316U (ja) 1982-08-25
JPS5850904Y2 true JPS5850904Y2 (ja) 1983-11-19

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