JPS5850861Y2 - 漁撈装置 - Google Patents

漁撈装置

Info

Publication number
JPS5850861Y2
JPS5850861Y2 JP8388878U JP8388878U JPS5850861Y2 JP S5850861 Y2 JPS5850861 Y2 JP S5850861Y2 JP 8388878 U JP8388878 U JP 8388878U JP 8388878 U JP8388878 U JP 8388878U JP S5850861 Y2 JPS5850861 Y2 JP S5850861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
length
suction pipe
fish
winch
depth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8388878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54183499U (ja
Inventor
敬 河原井
博之 船津
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP8388878U priority Critical patent/JPS5850861Y2/ja
Publication of JPS54183499U publication Critical patent/JPS54183499U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5850861Y2 publication Critical patent/JPS5850861Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は潜航翼材の漁拐装置に関するものである。
従来の潜航翼材漁拐装置は第1図に示すようにトロール
網1の逆目方向に向って開口する枠状をなし、かつ開口
の上下に潜航翼3,4を下向きの迎え角を呈するように
固定した潜航翼フレーム2の後端にトロール網1の網目
全周を固定すると共にフレーム2の上端に接続された曳
航用引索5の他端を船6に装着して、曳航するよう構成
されており、操業深度の変更は、引索5の長さを調節し
て行うようになっていた。
すなわち、第2図に示すように網1の流体抵抗力をRに
、フレーム2の流体抵抗力をRf、網1の水中重量をW
n、フレーム2の水中重量をWf、潜航翼3及び4の抗
力をD、揚力をLとすると、引索5と水面のなす角θは
近似的に り、D、Rf及びRnはいずれも曳航速度■の2乗に比
例するが、Wf及びWnはこれらに比べれば無視できる
程度に小さいので、θは曳航速度Vに関係なく略一定の
角度を保つことになる。
従って操業深度の変更は引索5の長さを調節する以外に
ないことになる。
上記のような漁扮装置において、第1図に示すように網
1の後端に船上に設置されているフィッシュポンプに接
続されている吸込パイプ7を接続し、網1によって獲得
された魚類を船上へ吸上げるようにした場合、操業深度
を変更するとき引索5の長さの調節と同時、吸込パイプ
7の長さも調節しなければならなくなる。
しかし、吸込パイプ7は通常フィッシュポンプに直結さ
れておりしかも大型の装置では、吸込パイプの口径はか
なり大きくなることなどにより、事実上、吸込パイプ7
の長さの頻繁な調節は困難であった。
本考案は上記した点に鑑み提案されたもので潜航翼材ト
ロール網の後端部に接続したホースを介してポンプによ
り獲得した魚類を船上へ吸上げるようにした漁扮装置に
おいて、潜航翼材トロール網の潜航翼フレームに、船上
に船首尾方向の間隔をおいて装着された2本の曳航用引
索を接続すると共にこの2本の曳航用引索のうち少なく
とも1本を長さ調節可能としたことを特徴とし、その目
的とするところは、潜航翼材トロール網の後端にフィッ
シュポンプ用吸込パイプを接続した場合でも、吸込パイ
プを一定長さのまま随時操業深度を変更することのでき
る漁拐装置を提供しようとするものである。
本考案は上記のように構成されているため、曳航用引索
の長さを所定の関数関係で変化させることにより、潜航
翼材トロール網の後端にフィッシュポンプ用吸込パイプ
を接続した場合でも、吸込パイプを一定長さのまま操作
深度を変更することができるようになる。
以下、本考案の一実施例を第3図乃至第6図に基づいて
説明する。
第3図a、bにおいて、11はトロール網、12はトロ
ール網の逆目方向に向って開口する枠状をなし、かつ、
開口の上下に潜航具13.14を下向きの迎え角を呈す
るように固定した潜航具フレームで、同フレーム12の
後端にトロール11の網目全周が固定されている。
15.16はフレーム12に接続された2本の曳航用引
索で、他端はそれぞれ船17上に船首尾方向の適当な間
隔をおいて設置されたウィンチ18.19に巻着されて
いる。
20はフィッシュポンプ用吸込パイプで一端は船17上
に設置されているフィッシュポンプ(図示されていない
)に、他端はトロール網11の後端に接続されている。
21は吸込パイプ20の支持周索を示す。
上記構成において、曳航中における力の釣合状態は第2
図に対応させると第4図に示すようになる。
ここで、第5図に示すように引索15,16の長さをそ
れぞれ11,12、吸込パイプ支持索21の長さをR、
トロール網11の全長をS、索15.16.21の船1
7上での装着個所の寸法関係をXI、X2.S、操業深
度をy、引索15,16の交点の座標を(x、V)とす
ると、次式が導かれる。
X2+y2=R2 11−(Xl−X2)2+y2 12=(X2 x)2+y2 そして、この関係を満足するように引索15,16の長
さl 1. l 2を調節すれば支持索21の長さRす
なわち吸込パイプ20を一定長さのまま操業深度yを変
更できるようになり、本実施例では上記ハ、12の調節
を第6図に示すような制御装置によって行うよう構成し
ている。
第6図において、22は魚群の深度を測定する魚群探知
機で、22 aは表示部、23はオペレータ、24は操
業深度制御装置で、上記の式を記憶し、操作深度yの入
力で、これに対応する11,12の値を計算する演算部
24 aと、計算された11,12とウィンチ18.1
9からのフィードバック信号とを比較して、ウィンチ1
8.19に正逆転及び速度信号を発信してウィンチ18
.19を作動させるウィンチ制御部24b、24Cとか
らなっている。
魚類はその種類によって分布する水位が異なったりある
いは時間帯によって分布する水位が変化するので、これ
に追従して網の位置、すなわち操業深度を変更しなけれ
ばならない。
上記実施例によると魚群探知機22により魚群の深度が
測定されて表示部22 Hに表示される。
これをオペレータ23が読み取り最も適当と思われる操
作深度yを制御装置24に人力すると、演算部24 a
において、前記式に基づき、入力された操業深度yに対
応するl工、12が計算される。
計算された11,12はそれぞれウィンチ制御部24
b 、24 Cに送られ、ここで、ウィンチ18.19
からのフィードバック信号と比較されてウィンチ18゜
19に対し、引索15,16の長さを計算されたl 1
. l 2に対応する長さとするための正逆転及び速度
信号を発信する。
ウィンチ18.19はこの信号に基づいて作動し、引索
15,16の長さを計算された11,12となし、操業
深度は変更されることになるが、l 1゜12は前記の
式を満足するように調節されるので、Rすなわち吸込パ
イプ20の長さは一定のままで随時操業深度を変更でき
ることになり、長時間連続的に操作することが可能とな
る。
なお、上記実施例では、オペレータ23を置いて魚群探
知機22より測定された魚群の深度を読み取り、制御装
置24に入力しているが、魚群探知機22からの信号を
直接、制御装置24に入力するようにしてもよく、ある
いは制御装置をなくして人為的にウィンチを操作するよ
うにしてもよい。
また、上記実施例において、第5図に示すX2を0とし
て引索16と支持索21すなわち吸込パイプ20の長さ
を等しくすれば、引索15の長さを調節するだけで、上
記実施例と同様吸込パイプ20の長さを一定のまま、操
業深度を変更できる。
更に第7図に示すように吸込パイプ20を引索15によ
って支持するようにし、吸込パイプを接続するフィッシ
ュポンプを引索15の船17上における装着個所付近に
設置するようにすれば引索17の長さを調節するだけで
上記実施例と同様、吸込パイプの長さを一定のまま操業
深度を変更できる。
なお、上記した実施例は、いずれも吸込パイプ20を索
で支持するようにしているが必ずしも索で支持する必要
はない。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のものを示す概略側面図で、第2図はその
曳航中における力の釣合状態を示す図、第3図乃至第6
図は本考案の一実施例を示すもので、第3図aは概略側
面図、bはac7′)A矢視図、第4図は曳航中におけ
る力の釣合状態を示す図、第5図は各部の配置及び寸法
関係をx−y座標上に表わした図、第6図は制御装置の
構成を示す図、第7図は本考案の他の実施例を示す概略
側面図である。 11ニドロール網、12:フレーム、13,14 :潜
航具、15.16 :引索、17:船、18.19 :
ウインチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 潜航翼材トロール網の後端部に接続したホースを介して
    ポンプにより獲得した魚類を船上へ吸上げるようにした
    漁拐装置において、潜航付トロール網の潜航翼フレーム
    に、船上に船首尾方向の間隔をおいて装着された2本の
    曳航用引索を接続すると共にこの2本の曳航用引索のう
    ち少なくとも1本を長さ調節可能としたことを特徴とす
    る漁携装置。
JP8388878U 1978-06-19 1978-06-19 漁撈装置 Expired JPS5850861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8388878U JPS5850861Y2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 漁撈装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8388878U JPS5850861Y2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 漁撈装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54183499U JPS54183499U (ja) 1979-12-26
JPS5850861Y2 true JPS5850861Y2 (ja) 1983-11-19

Family

ID=29006074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8388878U Expired JPS5850861Y2 (ja) 1978-06-19 1978-06-19 漁撈装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850861Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54183499U (ja) 1979-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0717228B2 (ja) 遠隔操作潜水艇
DK159299B (da) Indretning til brug ved maritim seismisk undersoegelse
US2741863A (en) Trolling planer
AU2009208095A8 (en) Apparatus and method for automatically adjusting the sail surface exposed to the wind
IL41969A (en) Dredging plant mounted on a watercraft and operated by compressed air
US2561539A (en) Submersible marine stabilizer for boats
JPS5850861Y2 (ja) 漁撈装置
US3710499A (en) Automatic fishing machine
US4748927A (en) Means and a method for positioning a stabilizer on a boat
US4138793A (en) Fishing float
JP2749812B2 (ja) トロール網
US3180622A (en) Towing and hoisting crane for fishing vessels
US3831311A (en) Apparatus for use in hauling traps and the like
US20030061978A1 (en) System and method for towing a shellfish dredge
JPS5836276Y2 (ja) 漁撈装置
CN216083499U (zh) 一种水下机器人的声磁光探测器综合搭载装置
JP2000102333A (ja) 潜行板付きトロール網
SE525139C2 (sv) System för att bestämma luftflödesförhållandena kring ett eller flera segel
US2572165A (en) Floating hoist
US20220264855A1 (en) A control system and method of controlling towed marine object
JPS5836278Y2 (ja) 漁撈装置
US4697372A (en) Doorless, positive-spreading trawling apparatus
US4783927A (en) Doorless, positive-spreading trawling apparatus
JP3245687U (ja) 釣り仕掛けを浮上させる補助具
JPH0717481A (ja) 磁気探査船