JPS5850789B2 - 液表層除去方法並びに装置 - Google Patents

液表層除去方法並びに装置

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JPS5850789B2
JPS5850789B2 JP4041476A JP4041476A JPS5850789B2 JP S5850789 B2 JPS5850789 B2 JP S5850789B2 JP 4041476 A JP4041476 A JP 4041476A JP 4041476 A JP4041476 A JP 4041476A JP S5850789 B2 JPS5850789 B2 JP S5850789B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水等の液表面を清掃する方法並びに液表層除去
装置に関する。
本発明による浮遊型の液表層除去装置はフロートを取付
けた可動の溢流部材を有し、波等の作用下において急流
による表面張力作用層吸込み効果を生じ、装置を浮せた
液の表層を除去する。
開水面を有する液、例えば海洋、池、養魚槽等に入るご
み等の異物の大部分は空気中から入る。
液は表面張力層によって大部分のごみ等を支持する。
ごみ等を含む表面張力作用層を除去することによって液
の異物を除去する効率の良い方法となる。
しかし、この表面張力層除去装置は種々の使用条件に適
合可能の装置であることを必要とする。
更に、表面張力作用層を効率良く除去し、液本体を過量
に導出しないことを必要とする。
この装置は粘度の差、処理液流量等の条件に適合する必
要がある。
自動的に外部条件に適合可能であると共に、装置を手動
調整可能であることが望ましい。
既知の液表層除去装置として、可動の環状の溢流部材を
有し、理想的条件において所要の表面張力層除去効果を
有する。
しかし、液に攪乱のある場合、例えば波によって揺動す
る時は溢流部材の各部の中で下方となった部分は深く水
中に入って液の本体を流出させ、上方となった部分は液
面より上方に突出する。
共に表面張力作用層吸込み効果を生じない。
本発明の目的は液の攪乱に追随する可動の溢流部材を有
する浮遊型の表層除去装置を提供し、表面張力作用層吸
込効率の高い装置とするにある。
本発明の他の目的は、上述の表層除去装置の作動間に手
動制御を行う装置を提供し、表層除去特性を変化させ得
る装置とするにある。
本発明の別の目的は、表面張力層吸込効率の高い液表層
除去方法を提供するにある。
本発明の実施例による液表層除去装置には環状の本体中
央部に凹みを設ける。
本体には浮力室とバラスト室とを形成する。
本体外周部に入口開口を設けて中央の凹みに液を導入す
る。
凹み内の液は底板の排出開口を経てポンプによって排出
される。
入口開口全幅に延長する可動の溢流部材を設ける。
溢流部材は回動連結部材によって本体に取付け、中央凹
みに溢流する液の流量流速を調整する。
溢流部材後面に取付けたフロートは中央凹み内の液によ
って浮力を作用し、溢流部材を回動させて液面と溢流部
材上縁との間隔を調整する。
それ故、入口開口に流入する液は傾斜した溢流部材の上
縁を超えて流れ、溢流部材背面で滝となって落下して急
流を生じさせる。
溢流部材の高さを適切に保つことによって、流入する液
を加速し、滝即ち急流によって液表面張力作用層を有効
に吸込む。
溢流部材の生ずる加速効果によって、装置周辺の液の全
表面は急速に清掃される。
溢流部材にフロートを取付けることによって、排出され
る液の粘度流量に応じて溢流部材が回動して流入量を調
整し自己補正機能となる。
本体に形成した環状の室の一部に液体バラストを充填し
、本体を安定させる。
排出開口を通って流出する中央凹み内の液面の上下によ
る浮力変化に際してバラスト室内の液は所要のバラスト
機能を行い、装置の安定を良くする。
装置の作動間、排出液が流出する時は中央凹みの液面は
低下して本体は浮き上る。
この時に本体バラスト室内の液の一部は定常液面よりも
上方となり、負の浮力によって本体の浮き上り寸法を小
さくする。
溢流部材とバラスト室との配置によって、中央凹みの液
面低下の時の浮力中心を本体軸線よりも後方とする。
本体の環状のバラスト室の生ずる負の浮力中心の位置を
本体軸線よりも後方とし、中央凹みの浮力中心の方向に
はg一致させる。
このため本体の傾きを生ずることはない。本体の環状の
バラスト室を3室に区画し、2個の側室と1個の後室と
を形成させる。
本発明の実施例によって3個のバラスト室のバラスト及
び浮力特性を個別に制御する。
本発明の好適な実施例によって、本体及び溢流部材の浮
力を個別に調整する制御装置を設けて海洋等の大きな開
水面での特定の作業に適合させる。
これによって、除去すべき表層物質の比重粘度等の特性
に対して溢流部材のフロートの浮力及び本体の浮力を調
整し得る。
この用途として、海面に流出した油等の異物層の除去作
業がある。
油の層も水面上の表面張力作用層と同様の特性を有し、
同様に中央凹みに吸込み除去できる。
本発明を例示とした実施例並びに図面について説明する
本発明による液表層除去装置の第1の実施例を第し6,
7,8図に示す。
第7図に示す通り、浮遊型表層除去装置20は液、例え
ば海洋りに浮遊して液の表層Sを除去し、液表層に随伴
するごみ、油等を除去する装置である。
表層除去装置20の本体22には一側から中央部に達す
る凹み24を設ける。
本体22の一側の開口26から液流を凹み24内に導く
本体22の下方中央に排出開口28を設け、図示しない
ポンプによって排出液を所要の液溜に導く。
開口26の全幅に延長する可動の溢流部材30は凹み2
4に流入する液の流量流速を調整する。
溢流部材30は回動連結部材32によって本体22に結
合し、連結部材320回動軸線を中心として回動して液
面に対する溢流部材上縁の高さを変化させる。
溢流部材30の下流側にフロート34を取付ける。
フロート34は溢流部材上縁の高さを調整し、第7図に
示す使用位置において、液表層の溢流Cを生じさせる。
これによって、凹み24に流入した液表層を排出開口2
8に導く。
本体22には凹み24を囲んでバラスト室36を形成す
る。
第8図に示す通り、バラスト室36は開口26の一方の
縁部から他方の縁部迄凹み24を囲んで設ける。
第し6,7図に示す通り、水平隔壁38によってバラス
ト室36を区画し、下部バラスト室36aと上部浮室3
6bとに分ける。
第し6,7,8図に示す通り、はg垂直隔壁40によっ
てバラスト室36を区画し、両側室と後室とに分ける。
この隔壁40の主目的は、バラスト液が環状のバラスト
室内を不規に移動して本体22を傾げるのを防ぐことに
ある。
本発明の実施例によって、第3〜5図に示す通り、区画
された両側室と後室とのバラスト液と浮力空気とを個別
に制御して後述する通り本体22の姿勢制御即ち、溢流
部材30の左右方向及び前後方向の姿勢を制御する。
第し2,6,7,8図に示す表層除去装置の好適な用途
として、養魚槽、池、水泳プールの液表層除去装置があ
る。
この種の用途に使用する時は、装置は液面に対して一定
位置となるように調整して所定液量の表層を除去する。
この時は溢流部材30のフロート34、本体22のバラ
スト室36は所定浮力となるように調整する。
最初の調整を行った後は使用間の調整は必要がなく、排
出ポンプ運転間は連続して所定流量の表層除去を行う。
液体中に入る大部分のごみ又は異物は浮遊性である。
浮遊性の異物は表面張力によって液面に保持される。
この結果、液面の表面張力作用層のみを除去することに
よって浮遊性異物は有効に除去される。
表面張力作用層を溢流させることによって、固定位置の
除去装置は液面全部の最も汚損した部分を引き寄せる。
表面張力作用層の一部が溢流すれば他の表層は追随して
除去装置に入る。
それ故、液表面層の全面が急速に除去される。
上述の説明によって明らかにされた通り、表層を有効に
除去するためには溢流部材30の下流縁の溢流Cを有効
に形成することが必要である。
溢流部材30の上縁が過度に液面Sよりも深い位置とな
れば、多量の液が溢流し、表面張力作用層を引き寄せる
効果はほとんど生じない。
溢流部材30の上縁が過度に高い時は、装置は波による
間欠作動となり、又は全く作動しない。
それ故、表層除去装置20を有効に作動させるためには
、本体バラスト室36の生ずる浮力と、溢流部材フロー
ト室34の生ずる浮力とを適切に調整する必要がある。
排出開口28を囲むボス44にホース42を結合し、図
示しないポンプを経て所要の液溜、処理装置等に連結す
る。
第1図に示す通り、開口26を覆う入口スクリーン46
を取付ける。
図示の例では多数の離間した歯48をスクリーン46に
設け、養魚、木片、水環の塊等が流入するのを防ぎ、装
置作動の妨害を防ぐ。
スクリーン46の上縁を本体22に枢支するのが好適で
ある。
第2図は溢流部材30の回動連結部材32の詳細を示す
第2図の例では連結部材32はナイロン等の可撓性合成
樹脂製とし、止めねじ50゜52によって溢流部材30
と水平の棚54とに取付げる。
棚54は本体22の一部とし、開口26の下面を形成す
る。
第8図は本体22の展開図を示し、棚54と溢流部材3
0とを省略しである。
本体22の主外殻ははg上向きの切頭円錐形であり、波
のある液内での安定及び戻り作用が良い。
入口開口26を有する凹み24は本体の一部とした側壁
56と後壁58とによって形成する。
凹み24の前端は前壁60によって形成する。
第7図に示す通り、各壁部56,58,60によって形
成する凹み24の中心は本体中心軸線に一致せず、開口
26の方向にある。
凹み24内の液の重心も開口26の方向にあり、開口2
6の一部は常に液面Sよりも下方にある。
凹み24の底面及びバラスト室36の底面は底壁62に
よって形成する。
ホース42はボス44にスナップリング58によって取
付ける。
水平隔壁38には上向きの曲面部66を設け、夫々のバ
ラスト室36aの頂部に加圧空気を導入する導管を取付
けるポケットを形成する。
しかし、この構成は第3〜5図に示す姿勢制御用のみに
必要であり、小型の固定用途の装置には必要としない。
頂部キャンプ68は浮力室36bを封鎖する。
キャップ68は凸面として風及び波の作用を最小とし、
装置の安定を良くする。
第8図に示す通り、本体22の構造は簡単であり、合成
樹脂成型は容易である。
従って、一定のバラストとした比較的小型の装置、例え
ば養魚槽、池、プール等の表層除去装置は著しく安価で
ある。
本体の浮力室36b、溢流部材のフロート室35内には
発泡合成樹脂等のみかげ比重の小さな物質を充填し、水
の漏入を防ぐのが好適である。
バラスト室36は本体22内の三方を形成するため、排
出開口28を通って溢流が排出される時の装置の安定姿
勢を保つためにバラスト室36内の液体バラストが有効
に作用する。
第7図に示す定常作動間は溢流部材30の外向きの壁面
は内方に傾くため、入口開口26を入って溢流部材30
の上縁を超えて流れる液流を加速する。
溢流部材の寸法、棚54の配置と寸法とは、液の溢流に
際して溢流部材と入口開口26との間に連続した液流が
保たれるように定める。
上述の表層除去装置20は基体的に釣合のとれた装置で
あり、本体を形成する合成樹脂自体の浮力がある。
第6図に示す休止位置ではフロート室35の浮力が作用
し、溢流部材上縁は液面より僅に下方となる。
排出ポンプを作動すれば液は凹み24から排出開口28
に排出され、第6図に示す休止位置にあった溢流部材3
0は傾き、ポンプが凹み24内の一部を排出して溢流部
材30の下流側に空気室31を形成する点で溢流流量と
排出量とが釣合い、第7図の位置となる。
凹み24の一部をポンプが排出するため本体22内の浮
力は犬となり、装置全体は僅に浮き上る。
このため、バラスト室36aの一部の環状部分が液面S
より上方となり、負の浮力を生じて装置20は第7図の
位置で釣合位置となる。
溢流部材30と後壁58との位置は、ポケット31が浮
力中心よりも後方に形成されるように定める。
しかし、ポケット31によって生ずる浮力に釣合う環状
バラスト室36aの水面上の部分の負の浮力中心の位置
は装置軸線よりも後方であり、ポケット31の浮力中心
にはg一致するため装置が傾くことはない。
第7図は作動状態となれば、液は入口開口26のスクリ
ーン46を通って吸込まれる。
液は溢流部材30の上縁を経て凹み24内に流入し、滝
の作用即ち表面張力より大きな急流効果を生ずる。
このため液の表面張力作用層は凹み24に引きこまれる
溢流部材300Å口側の面は斜面であるため流入する液
は加速されて溢流部材上縁を超えて流れる。
液の表面張力作用層が凹み24に流入し、後続の液は加
速されるため、全液面の表面張力作用層は入口開口26
に引き寄せられて凹み24に流入する。
表層除去装置20の作動間に装置周囲の液は多くの理由
によって攪乱を受ける。
例えば、波、プールでの人の体の動き又は手の動きによ
る水の攪乱等がある。
しかし、装置20は環状のパラスト室36があるため液
の撹乱による揺動に際しての安定時間は短く、所要の表
面張力作用層の流出を続ける。
従って、本発明の装置20は理想的静水面の場合だけで
なく、液の撹乱状態の場合にも表面張力作用層吸込みの
効果を生ずる。
波による揺動を受ける場合にも入口開口26の下縁54
が過度に深く入ることはなく、溢流部材30の上縁が水
面上に出ることはない。
装置200表層除去能力は手動で調整することができ、
用途に応じて最も効率の良い点で作動させることができ
る。
第1゜2.6,7,8図の実施例による装置は本体のバ
ラスト室36内の液量と空気量との調整、溢流部材30
のフロート室350寸法によって調整する。
第3〜5図は本発明の他の実施例を示し、表層除去装置
本体の浮力と溢流部材のフロート室の浮力とを制御する
装置を設ける。
第3図の表層除去装置80の主構造は第1,2図の表層
除去装置20と同様であり、同じ符号によって同様の部
品又は部分を示す。
第3図に示す装置80は大きな開水面、例えば海洋等に
使用する装置であり、本体22及び溢流部材30の浮力
を調整制御する装置を設ける。
後述する通り、本体22内の3室に区画されたバラスト
室36aの夫々の浮力を制御する装置と、溢流部材30
の後面に取付けたフロート室35の浮力を制御する装置
とを設ける。
この制御装置によって、本体22の浮力と姿勢とを制御
し、溢流部材30の浮力を制御する。
即ち、装置から離れた位置の操作者が装置の表面張力作
用層除去の特性と効率とを容易に制御できる。
制御装置として、加圧ガス、例えば圧縮空気ボンベ82
と、制御弁装置84と、本体22の夫々のバラスト室3
6aに連結した導管86,88゜90と、溢流部材30
のフロート室35に連結した導管100とを設ける。
圧縮空気ボンベ82は通常の制御弁102゜104を有
し、開閉と圧力流量制御とを行って導管106に圧縮空
気を供給する。
制御弁装置84にマニホールド108を設け、4個の独
立の制御弁素子に導管106の圧縮空気を供給する。
各制御弁素子に夫々導管86,8B、90,100を接
続する。
各制御弁素子に4個の独立の逃し導管116を設ける。
第1の制御弁素子118を第3図に示し、制御バンドル
120によって操作する。
制御弁素子118は図示の例では三方弁とし、交叉する
通路122.124を有し、導管86を圧縮空気導管1
06に連通させる位置と、導管86を逃し導管116に
連通させる位置と導管86の連通を遮断する位置とを有
する。
同様にして制御・・ンドル126.128,130は夫
々導管90,100゜88の連通を制御する。
第3図に示す通り、各導管86.8B、90は区画され
たバラスト室36aの凸部66の下方に接続されるため
、バラスト室36aの最上部であり、所要の時に空気を
完全に排出できる。
第5図に示す通り、導管100は可撓性コネクタ132
を介してフロート室35に接続1−る。
これによって、溢流部材30がピン32を中心として回
動する時の妨害とはならない。
コネクタ132にL空管134を接続してフロート室3
5の上端部分に開口させ、導管100を通る空気は常に
フロート室35の上端に供給される。
第5図に示す通り、フロート34の下端部に一連の開口
136を設け、フロート室35内に凹み24内の液が流
入流出可能とする。
圧縮空気をフロート室35に導けば、フロート室内の液
は開口136から外部に流出し、フロート室35の生ず
る浮力は大きくなり、溢流部材30の上縁は液面に近く
なる。
制御ノ・ンドル120の操作によってフロート室35内
の空気を導管100を経て逃すことによって、液は開口
136からフロート室に流入し、フロート室の生ずる浮
力は小さくなる。
各バラスト室36aの底部の底板62に一連の開口13
8を設ける。
制御ノ・ンドル126゜128.130を個別に操作し
て各バラスト室内の空気量を制御することができる。
液は底板の開口138を経て流出又は流入し、各バラス
+室の浮力を制御する。
両側バラスト室の浮力を反対方向に制御すれば、本体2
2は左右方向に傾く。
後部バラスト室の浮力のみを制御すれば本体22は前後
方向に傾く。
全部のバラスト室内の浮力を同じ方向に制御すれば、本
体22全体としての浮き上り寸法が変化する。
第3図に示す表層除去装置80は本体22の3個のバラ
スト室36aの浮力を個別に制御し、溢流部材30のフ
ロート室35の浮力を制御できる。
それ故、操作者の制御によって、除去すべき表層例えば
海水表面の油の粘度、排出開口に流入させるべき油と海
水との割合、油の割合に基く凹み24内の液の比重変化
等の操作条件に適応して最も効率の良い表層除去を行う
ことができる。
本発明の実施に際しては次のようにするのが好適である
溢流部材と本体との間をはg水平軸線を有する回動連結
部材によって相対回動可能に連結する。
本体内壁には中央凹みの三方を形成する壁部を設ける。
本体外壁をはg円形断面として液内の安定性を良くする
バラスト室には外部液とはg同じ比重の液バラストを充
填し作動量本体深さの大部が水中にあるようにして安定
を良くし波の影響による傾きを防ぐ。
本体上面を凸面として風波の影響を少なくし安定を良く
する。
本体に形成する第1の浮力装置は入口開口の一方の縁部
から他方の縁部に延長するはg環状の室とする。
この室の一部に液体バラストを充填し、上方を空気室と
する。
入口開口から大型の異物が入るのを防ぐために入口開口
にスクリーンを設ける。
第2の浮力装置を閉鎖したフロート室とし、室内上部に
加圧ガスを供給する装置を設け、フロート室底に設けた
開口によってフロート室内に液の出入可能とし、フロー
ト室内への加圧ガスの供給を制御してフロートの浮力を
調整する制御装置を設ける。
加圧ガス供給装置導管の出口端は溢流部材フロート室上
端附近に開口させる。
本体バラスト室底端に開口を設けて液の出入を可能にし
、バラスト室上端に加圧ガスを供給してバラスト室内液
面を変緩させる装置と、加圧ガス供給を調整して本体の
浮力を制御する装置とを設げる。
本体バラスト室を複数の室に区画する垂直隔壁を設け、
加圧ガス供給装置は各室の上部に加圧ガスを供給する。
加圧ガス供給装置を各バラスト室に夫々連結する導管を
設け、制御装置は本体から離隔して導管に介挿し、離れ
た位置で装置浮力を制御可能とする。
各導管を個別に制御する制御弁を制御装置に設け、周囲
の液に対する装置の深さと姿勢とを制御する。
溢流部材フロート室内の液面を制御する別の制御弁を設
け、本体の深さと側方並びに前後方向の姿勢制御に共働
して溢流部材の傾きを制御可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明液表層除去装置の一部断面とした斜視図
、第2図は第1図の装置の溢流部材の拡大斜視図、第3
図は第2の実施例による液表層除去装置の斜視図、第4
図は第3図の4−4線に沿う部分平面図、第5図は第3
図の装置の溢流部材の拡大断面図、第6図は第1図の装
置の休止状態を示す断面図、第7図は作業状態を示す断
面図、第8図は第1図の装置の本体の展開図である。 20.80・・・・・・液表層除去装置、22・・・・
・・本体、24・・・・・・中央凹み、26・・・・・
・入口開口、28・・・・・・排出開口、30・・・・
・・溢流部材、32・・・・・・回動連結部材、34・
・・・・・フロート、35・・・・・・フロート室、3
6・・・・・・バラスト室、36a・・・・・・下部バ
ラスト室、36b・・・・・・上部浮室、38,40・
・・・・・隔壁、42・・・・・・ホース、46・・・
・・・入口スクリーン、54・・・・・・棚、56,5
8,60,62・・・・・・壁部、82・・・・・・圧
縮ガスボンベ、84・・・・・・制御弁装置、86゜8
8.90,100・・・・・・導管、118・・・・・
・制御弁素子、120,126,128,130・・・
・・・制御・・ンドル、136,138・・・・・・開
口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央凹みを有する本体を設けた浮遊型液表層除去装
    置周囲の液表面を清掃するために、本体の側面開口を経
    て本体外の液を中央凹みに導き、 作動量底部開口を経て中央凹み内の液を導出し側面開口
    と中央凹みとの間に設けた可動の溢流部材上縁を溢流す
    る液が溢流部材を超えた後に液の滝となって落下させて
    流入する液の表層を加速して中央凹み内に吸込ませ、 中央凹みからの液導出に際して溢流部材後部に定常液面
    よりも低い面を生じて中央凹み上方に形成される空気室
    による浮力が本体及び溢流部材を上方に動かし、 溢流部材後面にフロートを取付けて溢流部材を中央凹み
    内の液に支持し溢流部材上縁が中央凹み液面よりも高い
    位置を保って前記滝を形成すると共に中央凹みの空気室
    の形状を限定して周囲液面よりも上った部分の本体バラ
    ストの負の浮力を上記空気室の正の浮力に釣合わせ、 空気室後方の本体バラストの量を空気室前方の液量及び
    空気室の液面よりも上方の容積に対して釣合わせて装置
    の前後方向の釣合を保たせて前後方向の傾きを防ぎ、バ
    ラストの位置及び量と溢流部材フロートとの共働によっ
    て排出液量及び液面の撹乱等の作動条件変化に際して溢
    流部材が応動して溢流部材上縁を超える液流が所要の表
    層除去機能を保つことを特徴とする液表層除去方法。 2 液中に浮遊して液表層除去を行う液表層除去装置の
    溢流部材が作動条件変化に応動して表層除去機能を保つ
    装置であって、 はg中央の凹みを有する本体と、 表層除去作動前の装置浮遊高さを調整するために本体に
    形成した第1の浮力装置と、 本体−側に形成し中央凹みに液を導入する入口開口と、 中央凹みに連通し作動量連続的に中央凹み内の液を導出
    する導出装置と、 入口開口の全幅に延長し入口開口と中央凹みとの間の液
    の流量流速を制御する可動の溢流部材と、装置を囲む液
    の液面に対する溢流部材上縁の高さを調整して溢流部材
    上縁を超える液流が滝を形成して液の表面張力に抗して
    表面張力作用層を導出する溢流部材位置ぎめ装置とを具
    え、 上記溢流部材位置ぎめ装置には作動量溢流部材を中央凹
    みの液面より上方に保持するために溢流部材後面に取付
    けた第2の浮力装置を設け、上記第2の浮力装置は大き
    な浮力を有して溢流部材と第2の浮力装置との上部部分
    を常に中央凹み液面上に保ち溢流部材上縁を超える滝を
    形成させるようにし、 上記本体内壁と溢流部材と第2の浮力装置後面とによっ
    て作動間中来世み上方に外周液定常液面より下方の空気
    室を形成し、上記空気室は本体に正の浮力を作用して本
    体を上方に動かすようにし、上記本体内壁と本体外壁と
    の間にバラスト室を形成させ、本体軸線に関して溢流部
    材と反対側の後室と両側の側室とをバラスト室に設け、
    上記バラスト室内のバラストの一部は上記空気室の正の
    浮力によって本体が上方に動いた時に外囲液面よりも高
    くなるようにし、 上記高くなったバラストの位置と量とを定めて空気室に
    よる正の浮力に釣合う負の浮力を本体に作用させ、バラ
    スト室後室内のバラストは溢流部材前部の本体内液量に
    釣合うと共に空気室の生ずる正の浮力に釣合う上記負の
    浮力の方向を上記正の浮力の方向に一致させるようにし
    、これによって上記バラストと第2の浮力装置とが共働
    して排出液量及び液面の攪乱等の作動条件変化に際して
    溢流部材が応動して溢流部材上縁を超える液流が所要の
    表層除去機能を保つことを特徴とする液表層除去装置。
JP4041476A 1976-04-12 1976-04-12 液表層除去方法並びに装置 Expired JPS5850789B2 (ja)

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