JPS5850778B2 - 被覆方法及び装置 - Google Patents

被覆方法及び装置

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JPS5850778B2
JPS5850778B2 JP17909181A JP17909181A JPS5850778B2 JP S5850778 B2 JPS5850778 B2 JP S5850778B2 JP 17909181 A JP17909181 A JP 17909181A JP 17909181 A JP17909181 A JP 17909181A JP S5850778 B2 JPS5850778 B2 JP S5850778B2
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smoothing
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に、基体又は移動するウェブを被覆液で被
覆することに関するものである。
特に本発明は、ウェブな被覆液の計量されたソースへ導
き、そして膨張可能な膜のような制御可能な圧力発生手
段を用いて柔軟な平滑化フィルムをウェブに押しつげる
ことにより、移動するウェブな被覆する方法及び装置で
あって、被覆液がウェブ乃至平滑化フィルム上に計量さ
れる位置の近くであり且つその下流に圧力発生手段を設
けた上記の方法及び装置に関するものである。
移動する基体に液体を被覆する手段及び装置は非常に数
多(ある。
例えばドクター・ナイフは基体への被覆を滑らかにし且
つ制御するために用いられる。
ローラは被覆液を塗布するために用いられる。
即ちローラが被覆用液体温めを通りそして液体を直接基
体に導くようにするか、或いは被覆を制御するために隣
接ローラのニップ間を基体が通過するように組み合せて
用いる。
被覆は基体上に全く薄い層で押し出される。
基体はウェブのように自由走行するか或はローラの回り
に導かれて被覆液体部めに浸漬され、基体から余分な被
覆液を取り除くために、エア・ブラシか或は弾性ワイパ
が用いられる。
初期のふき取り手段の例は米国特許第62044号明細
書に見られる。
この明細書では青銅の粉末をふき取るために、静止した
布が部分的にローラの回りに引き伸ばされている。
更に最近では米国特許第3688738号明細書には、
被覆液体の中に浸されたローラの回りに、ウェブ状の基
体を導くようにした被覆手段が開示されている。
基体から余分の被覆液を取り除き液体溜めに戻すために
、ふき取り膜(ローラを超えては延びていない)が用い
られる。
ある例ではふき取り膜を押すために、付加的な固定フィ
ルムが用いられる。
しかし一般に基体の縁部に被覆することは望ましくない
余分な被覆液はウェブの進行中に縁部から自然に取り除
かれる。
またこのフィルムは被覆されない縁部を提供するのにも
しばしば役立つ。
これゆえ米国特許第3688738号明細書の簡単な装
置はむしろ被覆物の性質及び動作速度に関して制限され
る。
米国特許第3352706号には、過剰な被覆液がウェ
ブに適用され、そして、プラスチック若しくはゴムのよ
り堅いシートのような弾力性の部材により支えられたプ
ラスチック若しくはゴムの曲げやすい部分であるスクイ
ージ(squeegee)が、ウェブから余分な被覆液
を除去するために用いられている。
被覆方法の他の例が開示されている。また、過剰の被覆
液でウェブの完全な被覆を行なうこと以外は、何も示さ
れていない。
上記特許は、材料の流出通路の必要についてむしろ特定
されるものである。
ウェブの両側を被覆する装置及び方法は、本質的には上
記の考えを使用する。
例えば、米国特許第4076864号では、ウェブが被
覆液容器中を通って、余分な被覆液がバックアップ・ロ
ーラに近接するドクター・ブレードにより除去されるこ
とが示されている。
米国特許第3575134号及び第3908590号で
は、さらに、紙のようなウェブの両側を被覆する装置の
例が示されている。
本発明は、被覆の分野において望ましい特徴の今まで利
用されていない組合せを提供するものであり、被覆液の
制御された量がウェブの両側に提供され、制御された長
さであり、流体力学的に高圧力の被覆ゾーンを通って、
ウェブ状の基体が導かれる被覆の装置及び方法を含む。
本発明は、非ニユートン流体、即ち粘性が流速によって
変化する流体で前述のウェブを被覆する時に、特別の有
用性を見い出したものである。
このような流体はまた、シキソトロピック (thixotropic )及び擬似プラスチック流
体と呼ばれてきた。
本発明の方法及び装置は、移動するウェブと静止した平
滑化フィルムの合流点で流体を計量する。
その結果、流体は高い剪断力(5hear force
)を受け、そしてその粘性は減じられ、これによりウ
ェブ上に流体の薄膜の被覆が可能となる。
本発明は、ウェブの速度及びウェブの移動方向に沿って
測定された被覆ゾーンの長さにより決定される時間の間
、流体力学的な高圧力を流体に加えるように動作する。
流体を含む膜のような実質的に静止した圧力を発生する
手段が、静止した案内板又は第2の流体を含む膜のよう
な支持手段により支えられ、ウェブの一部分に対して設
けられている。
静止した平滑化フィルムが、圧力発生手段と移動するウ
ェブとの間に挿入される。
従って、流体力学的に高圧力の被覆ゾーンが、支持手段
、移動ウェブ、静止平滑化フィルム及び圧力発生手段の
一致したゾーンにおける被覆液に提供される。
被覆液が被覆ゾーンに対して計量されるように、計量ゾ
ーンが、ウェブと平滑化フィルムの合流点付近の上記被
覆ゾーンの上流に提供される。
液体が計量される速さは、ウェブの移動方向を横切って
測定される、被覆されるウェブの幅を決定する。
好ましくは、計量の速さは、ウェブの速度の関数として
制御されると良い。
液体が被覆ゾーンに入ると、それは高い剪断力を受け、
そして流体力学的な高圧力が、移動ウェブと静止平滑化
フィルムの影響により液体中に作られる。
もはや液体の粘性は減少し、そしてウェブは、圧力発生
手段により被覆ゾーンへ提供される静止圧力の大きさに
より決定される厚さに、即ち圧力が高くなればなる程、
被覆が増々薄くなるように、被覆される。
従って、この静止圧力の大きさを制御することにより、
被覆の厚さは制御される。
好ましくは、この静止圧力の大きさを制御するために、
調節可能であり且つ調整された流体の圧力源のような手
段が、膜部材とともに用いられる。
上記の流体力学的圧力は、被覆ゾーンの長さに対して維
持される。
いかなる所与のウェブ速度についても、被覆ゾーンの長
さは存在する時間(residence time )
に直接直される。
本発明では、この存在時間は少なくとも臨界的な存在時
間に等しい。
臨界的な存在時間は、存在時間が増加しても、例えば一
定に保つように、ウェブ速度のような全ての他の要素を
認めうるほどには変化させない被覆厚を生じる存在時間
として、定義される。
好ましくは、存在時間の動作ポイントは、臨異的な存在
時間よりも多少長く選択される。
それで、そこからの両方向へのわずかな変化は、被覆厚
に認めうるほどの変化を生じない。
このような存在時間の動作ポイントの結果として、ウェ
ブはその移動する長さに沿って均一な厚さに被覆される
存在時間は、ウェブ支持手段に関係して膜部材を移動さ
せることにより、変えられる。
従って本発明の目的は正確に機械加工された金属成分に
依存することなく、移動ウェブの両側に良質の被覆を行
なう新規な且つ改良された方法及び装置を提供すること
である。
本発明の他の目的は被覆の幅、厚さ及び均一性を容易に
制御でき且つ変えることができる新規な且つ改良された
被覆の方法及び装置を提供することである。
更に本発明の他の目的は被覆の幅がウェブの全幅より狭
く制御される新規な且つ改良された被覆方法及び装置を
提供することである。
また本発明の他の目的は余分な被覆液を被覆液溜めへ戻
すことなしに被覆液が用いられるように移動ウェブを被
覆する新規な且つ改良された方法及び装置を提供するこ
とである。
それから本発明の他の目的は被覆装置のオンライン動作
中に容易に被覆の厚さ及び幅が制御されるように、移動
ウェブを被覆する新規な且つ改良された方法及び装置を
提供することである。
また本発明の他の目的は粘度を非常に変化させたり、シ
キソトロピー材料を用いたり、通常のグラビア被覆で得
られる厚さより薄い厚さの被覆を行なったりして種々の
条件の下で被覆液を用いて高速度で被覆する新規な且つ
改良された方法及び装置を提供することである。
さて図面を参照するに、第1図には、基本的な被覆装置
が参照番号10として示されている。
この被覆装置の説明は、本発明を理解するのに役立つで
あろう。
第1図に示されているように、被覆装置10は、好まし
くは軸150回りを回転するように装置され且つライン
速度で駆動される、支持ローラ14において、ウェブ1
2と係合している。
例えばローラ14は、直径が21.24cIrLで、軸
の長さが35.56crrLである。
ライン速度は、ウェブ12がローラ14と膜部材22の
一致している領域により形成された被覆ゾーン若しくは
三ツブ(nip )を通過して下る時に、ウェブ12が
移動する速度である。
ガイド・ローラ18は、ウェブ12を支持ローラ14の
外周の少くとも実質的な一部分に接触するように案内す
る。
ローラ14及び18は通常のものであり、種々の基体に
ついて普通の被覆を行なうのに用いられるものである。
例えば、ローラ14及び18は、はぼ等しい軸の長さで
あり、そして非常にみがかれた金属製のローラである。
ウェブ12は、多くの場合、2軸に方向付けられたポリ
エチレン・テレフタレート(商品名マイラー)・アセテ
ートやポリオレフィン或は他の通常の重合体フィルムや
紙;等のような通常の基体である。
例えばウェブ12は、0.0038cIILの厚さであ
る。
平滑化フィルム20は、本質的に静止し、ウェブ12に
隣接して設けられている。
そしてそれらの一部分は、支持ローラ14の外周の回り
に伸びている。
好ましくは平滑化フィルム20は、支持ローラ14と接
触するがしかしこのような接触を実質的に越えたところ
でない、ウェブ12の周囲の部分の実質的な一部分の上
に伸びている。
心棒23で支えられそして支持体24にしつかりとめら
れた柔軟な圧力発生手段は、膜部材22の内部圧力の関
数である所定の静的圧力で、ウェブ12に接触する平滑
化フィルム20を押す。
膜部材22は、例えば直径が3.8ICIrLの管状の
形をしていて平滑化フィルム200幅より多少大きいも
のである。
膜部材22の管状の軸は、膜部材の全ての位置について
ローラ14の軸に平行に伸びている。
支持体24は、好ましくは、ローラ14への膜部材22
の外周囲に適応する長さを変えるために、支持ローラ1
4の方へ移動したり、離れたりできると良い。
固定したライン速度に対しては、膜部材の適応する長さ
が太き(なればなる程、ウェブの移動方向に測定した被
覆ゾーンの長さは増増長くなり、そして被覆ゾーンにウ
ェブが存在する時間も増々長くなる。
第5図に示されているように、一旦少なくとも臨界的な
存在時間が所与の被覆状態に対して達成されたなら、製
造状態で予期されるような存在時間の変化は、ウェブの
長さ方向に沿った被覆厚の目に見えるような変化は生じ
ない。
第2図は、ローラ14の平面図並びに膜部材22、平滑
化フィルム20及びウェブ12の断面図であり、これら
の部分の相対的な大きさを示す。
ローラ14の中心部分200は円筒であることがわかる
が、これは軸の長さが約34.3(1771である。
ローラ14の全体の長さは、約349cIfLであり、
示されているように軸に沿った端部の表面は丸くされて
いる。
ローラ14の円形円筒部分201は、約33.7cIr
Lの長さであり、ウェブ12を被覆する際に使用するよ
うに予定された最大の領域である。
ウェブ12及び平滑化フィルム20は、約35.6Cr
rLO幅である。
ローラ14の端部は、ローラの円形円筒部分201の環
状の端部における圧力を最小にするために、丸くされて
いる。
膜部材22は約40.66rrLの長さであり、平滑化
フィルム20及びウェブ12の両側端部を越えて伸びて
いる。
導管26は膜部材22の内部に通じ、また膜部材22の
内部に流体好ましくは空気を供給する圧力調節手段28
にも通じている。
膜部材22の内部圧力を調節することにより、圧力調節
手段28により容易に調節される所望の静的圧力で、圧
力発生手段は平滑化フィルム20をウェブ12に接触す
るように押しつげる。
被覆液の液体溜め37をウェブ12と平滑化フィルム2
00合流点に設けるために、計量ポンプ32は予め決め
られた供給速度で供給導管34から送り導管36へ被覆
液を送る。
例えば好ましくは一端が計量ポンプ32の被駆動滑車3
9につながれ他端がローラ18の駆動滑車40に接続さ
れたベルト38により、計量ポンプ32が動かされると
よL・。
こうして所望の量の被覆液がガイド・ローラ18の速度
の関数として与えられる。
しかし定常状態の動作条件の下では図には示されていな
い独立した源からの計量ポンプ32の一定速度の駆動が
なされる。
平滑化フィルム20とウェブ12との合流点における被
覆液の溜め37は、被覆の厚さを制御する膜部材22に
より発生される圧力と被覆の幅を制御する計量ポンプ3
2による供給速度により、ウェブ12上に制御可能な被
覆を容易に形成する。
静止した平滑化フィルム20の主な機能は、被覆液へ高
い剪断力の領域を提供することであり、これは高い流体
力学的圧力を生じるので、従って、ウェブの長さ方向に
沿って均一な厚さまで液体被覆材を広げそして滑らかに
することである。
ウェブ12が平滑化フィルム20から現れるにつれて、
被覆された基体44には、滑かに且つ再現可能な方法で
、しかも平滑化フィルム20の端部で過剰な液体被覆材
の流れなしに、ウェブ12の表面に一様に広げられた被
覆液が提供される。
被覆ニップ又はゾーンは、移動する部材12及び静止し
た部材22を含むので、これら2つの部材の合流点にお
ける被覆液は、14,22のニップにおける材料の存在
する全時間の間、高い剪断力そして高い流体力学的圧力
を受ける。
この存在時間は、ウェブ12のライン速度及びローラ1
4へ近づく又はそれから離れる膜部材22の調節された
位置の関数である。
特に、膜部材22の所与の位置に対しては、ライン速度
が増加すると存在時間は減少する。
そして所与のライン速度に対しては、存在時間は、膜部
材22がローラ14から離されると減少し、ローラ14
の方へ近づけられると増加する。
第5図は、膜部材22が変らない範囲内のライン速度及
び圧力で、存在時間の変化の関数として被覆厚の変化の
影響を示している。
このグラフは一般的にされた示唆であるので、それは単
に表示である。
しかしながら、一旦臨界的な存在時間が達成されるなら
、動作点500のあたりにおけるように、被覆厚は存在
時間が増加してももはや重大な変化はしない。
理想的な動作点は、501のあたりである。
この存在時間は、実質的には臨界的な存在時間に属し、
そして存在時間が多少変化してもまだ、被覆厚の目に見
える程の変化を生じさせないものである。
膜部材22内の圧力の増加は、存在時間の動作点501
を変化させない。
しかしながら、この圧力の変化は被覆厚の変化を生じる
第1図の実施例により与えられた上記の臨界的な存在時
間はまた、第3及び第4の両図の実施例によっても提供
される。
以上述べた方法及び装置の種々の変化や利点は当業者に
は明らかであろう。
例えば後で個々の被覆された部分を分離するのに便利な
多数のストリップ被覆をウェブ12上に設けるために、
多くの吐出導管36をウェブ12の表面を横切って設け
ることができる。
ウェブの縁部への被覆液の拡がりを避けるように液体溜
め37を容易に制御できこれにより支持ローラ14の縁
部で、所望の縁部に余分の被覆液をつげないで高速度で
動作を行なうことが可能である。
液体溜め37での計量ポンプ32のシャーリング動作及
びウェブ12のシャーリング動作により、シキソトロピ
ー被覆液を容易に流動可能な状態に保つことができる。
本発明の被覆装置の実施例が、310として第3図に示
されている。
示されているように、被覆装置310は、比較的密接に
近接するウェブ312に適応した入口スロット314に
ウェブ312が入る、両側を被覆する装置の型をしてい
る。
拡大された被覆の狭い通路316は、ダイス・ブロック
318中で、1つの線で交わる流れに沿った壁319で
規定されている。
説明のために、ダイス・フロック318は実質的に対称
であり(出力端部を除いて)、従って上の部分は31.
8と示され、一方下の部分は318′と示されているこ
とに注意されたい。
被覆の狭い通路31601つの線で交わる壁319及び
319′は、上部の導管336及び下部の導管336′
と、つながっている。
このようにして、被覆液の2つの独立した流れがウェブ
312の両側に対して計量される。
上部平滑化フィルム320及び下部平滑化フィルム32
0′が各々壁319及び319′に取り付げられ、心棒
323で支えられた膜部材322を通って伸び、そして
ダイス・ブロック318′上に規定された支持手段32
5の方へ押す。
ライン326及び圧力規定手段328は、膜部材322
の内側とつながれ、従って膜部材322内の圧力におけ
る変化を調節する。
被覆装置310の上記説明からは、同じ材料で又は異な
る材料で両側が被覆される被覆ウェブ344を作るため
に、上の被覆は導管336で計量された被覆液によりウ
ェブ312上に形成され、そして独立な下の被覆は導管
336′で耐量された被覆液により形成されることが、
明らかになるであろう。
ウェブ312の上下両部分へ被覆液の計量の異なる速度
を提供することにより、異なる幅の被覆が両側で形成さ
れる。
また、被覆液の独立な流れの流動学的(rheolog
ical >特性を変えることにより、ウェブ312の
両側で種々の厚さの被覆が得られる。
入口スロット314及び、移動ウェブ312が入口スロ
ット314の方へ被覆液が流れるのを抵抗するように働
らくダイナミック・シールが、ダイス・ブロック318
中に規定された狭い開口で、達成されている。
従って被覆の狭い通路316と入口スロット314にお
ける大気との間の圧力差を効果的に逆にしている。
これは、被覆液以外がウェブ312に接触することなく
達成される。
支持手段325及び平滑化フィルム320゜32σ、ウ
ェブ344並びに膜部材322の間における相対的な幅
の関係は、第6図に示されている。
本発明の第2の実施例が、第4及び第60両図に示され
ている。
この両面被覆装置は、比較的密接にウェブ412に近接
して適応する、同様の入口スロット414を含む。
拡大された被覆の狭い通路416は、ダイス・ブロック
418,418’中に規定され、1つの線で交わる流れ
に沿った壁419 、419’を含む。
これらの壁は、上の導管436及び下の導管436′に
つながれている。
このようにして、被覆材の2つの独立した流れがウェブ
412の両側に計量され得る。
従って所望の被覆幅が、ウェブの各々に側に得られる。
上の平滑化フィルム420及び下の平滑化フィルム42
0′の左側の端部は、壁419及び419′に各々取り
付けられ、そして上の第1膜部材422及び下の第2膜
部材422′を通って伸びている。
これらの膜部材の各々は、薄いしなやかな物質で形成さ
れた管状の部材の形式の柔軟な圧力発生手段を含む。
この上うな各膜部材は、一般には円形円筒形状をしてい
る金属製の支持部425゜425′を取り囲んでいる。
これらの金属製支持手段の円形円筒形状は、第6図に示
されているように2つの弾力性があるがしかし中空でな
いゴムの扇形部分(5ector) 426 t 42
6’により、端部の部分においてのみ、完全である。
この構造及び配置の結果、柔軟な圧力発生手段の各々は
、圧力規定装置438及び導管439(第6図には図示
されず)により選択した圧力に圧力をかげられる空所4
27,427’が提供されている。
第4及び第6の両図の構造及び配置により、ウェブ41
2の上の表面は、第1の幅及び第1の物質で被覆され、
一方ウェブの下の表面は、同じ又は異なる幅で同じ又は
異なる物質で被覆される。
予定される動作被覆ゾーンは、幅がほぼ450から45
1まで(第6図)、並びに平らに示された長さく第4図
)が、膜部材422,422’、平滑化フィルム420
,420’及びウェブ412の共通な面部分である。
上記の説明から明らかなように、各膜部材422.42
2’は他の膜部材に対する支持表面を含む。
ウェブの上及び下の被覆の厚さは、空所427.427
’に加えられる圧力により制御される。
被覆ゾーンの長さ、それ故に被覆ゾーンの静的な力及び
流体力学的な圧力の影響内における被覆物質の存在時間
は、向い合う端部に設けられたゴム性扇形部分を貫通し
、しかも自由に通って取り付げられているボルト460
及び461の調節により、決められる。
即ち、ウェブ412については一定のライン速度と仮定
すると、これらのボルトがしっかりと締められると、4
つの向い合うゴム性扇形部分は平らになり、被覆ゾーン
の長さは増加し、存在時間も増加する。
膜部材422,422’の軸は互いに平行に、ウェブ4
1・2の移動方向に対しては垂直に、そして被覆ゾーン
の面には平行に保たれるのが、好ましい。
さらに、ポル)460,461は、被覆ゾーンの長さが
2つのボルトの間で一様であるように調節されるべきで
ある。
上記の説明から次のことが明らかになるであろう。
即ち、種々の実施例における、本発明による被覆装置は
、平滑化フィルムが圧力発生手段により支持手段の方へ
押される領域における若しくはその近くのゾーンに対し
て、被覆液が被覆動作により消費速度で計量される、独
特の被覆機構を提供する。
従って、被覆幅は計量動作の速度により決められ、そし
て被覆厚は平滑化フィルムへ適用される静的な力により
決められる。
静的な力を提供する薄い柔軟な膜部材により、±0.1
27μ乃至±0.254μ程度の非常に均一な厚さが得
られた。
膜部材の静的な力のゾーンにより生じる被覆液中の流体
力学的な圧力は、非常に滑らかな被覆を提供し、そして
囲まれた、直ぐに使用される被覆液の送り供給は、被覆
材の乾燥及び汚染の原因となる問題を避けることになる
この被覆、即ち2.54μより薄い被覆が、137 m
/分程度の高ライン速度で得られた。
滑らかで、薄い被覆を提供するにもかかわらず、平滑化
フィルム及び圧力発生手段の追従(complianc
e )は、ウェブの継ぎ目及び被覆材粒子の通過を可能
にする。
平滑化手段により捕えられそして保持される粒子は、も
ちろん連続して欠陥を生じさせることになるであろう。
種々の流体が異なる側に被覆され、そして種々の厚さ乃
至幅がウェブの両側で得られる。
平滑化フィルムは容易に交換されるし、そして被覆液に
接触する、被覆装置の唯一の構成成分であり、また被覆
ゾーンでウェブを近接してささえる唯一の構成成分であ
る。
摩損を受ける正確に機械仕上げされた部分に依存するよ
りもむしろ、少なくとも臨界的な時間の間、被覆液に作
用する、注意深く制御された高い静止した力並びに流体
力学的圧力は、被覆を都合良くしかも経済的に制御する
、被覆液における流体力学的圧力を生じる。
しかしながら、より根本的には、本発明は、ウェブの全
表面に過剰の被覆材を適用し、それから再利用のために
ウェブから余分なものをすり落したり若しくはローラを
当てたり(squeegeeing )する、又は浪費
されたりする、先行技術の概念を全く避ける方法を提供
する。
上記実施例の目的は、一般に、所望のそして制御された
幅(即ち、ウェブの移動方向に垂直に測定される幅)で
あり、そしてウェブの移動方向に垂直でしかもウェブの
長さ方向に沿って測定される連続して均一な厚さの所望
の制御された被覆厚を形成することである。
ウェブのライン速度は所望の一定値であると仮定する。
被覆厚は、平滑化フラップ(smoothing fl
ap )がウェブに当って押される又は負荷をかげられ
る、静的な力の大きさにより制御される。
ウェブの移動方向を横切る方向の均一な被覆厚は、膜部
材を取りつげる正確さ、並びにウェブの移動方向を横切
る支持手段の長さ方向に沿った、膜部材のしなやかな性
質により達成される。
ウェブの長さ方向に沿った均一な被覆厚は、高い剪断力
、高い流体力学的圧力、わずかな時間の変化に対しても
被覆厚の目に見える変化を生じない臨界的な存在時間に
、少なくとも被覆の存在時間がある被覆ゾーンにより、
達成される。
本発明の全ての実施例では、移動ウェブは、固定された
位置の面にある被覆ゾーンを通って導びかれる。
平滑化フィルム及び圧力発生手段はともに、平行な面を
なす。
この平行な関係は、どのような被覆厚が所望されても、
被覆がウェブの移動方向を横切る方向に一様となること
を保証している。
膜部材のために、この平行な関係は、管状形状の膜部材
の柔軟な性質により多少の自己調節を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一部が断面で示された被覆装置の簡単な測面
図である。 第2図は、第1図の支持ローラの平面図である。 この図は、ローラの軸方向の長さを被覆ゾーンの中心の
回りにおける膜部材、平滑化フィルム及び移動ウェブの
幅に関係して示している。 第3図は、同じ又は異なる被覆液で移動ウェブの両側を
被覆するための本発明による装置の簡略断面図である。 第4図は、本発明の第2の実施例の断面図である。 第5図は、ウェブが被覆ゾーンを通過するときに、ウェ
ブの存在時間におけるわずかな変化が、ウェブの長さに
沿って測定される被覆厚において重大な変化を生じない
ように、本発明の存在時間の動作ポイントが選択される
方法を示すグラフである。 第6図は、第4図の実施例の等角投影図である。 310・・・・・・被覆装置、312・・・・・・ウェ
ブ、320.320’・・・・・・平滑化フィルム、3
22・・・・・・膜部材、325・・・・・・支持手段
、328・・・・・・圧力規定手段、336,336’
・・・・・・被覆液供給導管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動ウェブに被覆液を被覆する方法であって、支持
    手段により支えられた第1の平滑化フィルム上にウェブ
    の一方の面を導びき、圧力発生手段により上記ウェブの
    反対側の面へ第2の平滑化フィルムを押しつげ、上記各
    平滑化フィルム及び上記ウェブの合流点近くの上記ウェ
    ブの両面上に所定の供給速度で被覆液を供給し、上記両
    平滑化フィルムが上記ウェブの方へ押される圧力を変え
    るために上記圧力発生手段の圧力を変えることを含む被
    覆方法。 2 上記支持手段が、もう1つの圧力発生手段である特
    許請求の範囲第1項記載の被覆方法。 3 被覆液を移動ウェブに被覆する装置であって、移動
    ウェブの各面の上に設けられた1組の平滑化フィルムと
    、上記平滑化フィルムのうちの一方を支える支持手段と
    、上記平滑化フィルムと上記ウェブの合流点の近くで上
    記ウェブの両面に被覆液を供給する1組の供給手段と、
    上記平滑化フィルムのうちの他方を上記ウェブの方へ押
    す圧力発生手段とを含む被覆装置。 4 上記支持手段が、もう1つの圧力発生手段である特
    許請求の範囲第3項記載の被覆装置。
JP17909181A 1980-11-17 1981-11-10 被覆方法及び装置 Expired JPS5850778B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/207,590 US4327130A (en) 1978-02-23 1980-11-17 Method and apparatus for forming a coating on both sides of a substrate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57110358A JPS57110358A (en) 1982-07-09
JPS5850778B2 true JPS5850778B2 (ja) 1983-11-12

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ID=22771203

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