JPS58502158A

JPS58502158A - 補機の駆動装置

Info

Publication number: JPS58502158A
Application number: JP82500612A
Authority: JP
Inventors: レイド・ポ−ル・エイ
Original assignee: トウモ−タ−　コ−ポレ−シヨン
Priority date: 1981-12-24
Filing date: 1981-12-24
Publication date: 1983-12-15
Also published as: EP0097156A4; EP0097156A1; WO1983002307A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】補機の駆動装置技術分野本発明は一般に駆動装置、特に、エンジンの補機等を駆動する動力取出しシステムに関する。

背景技術内燃機関のポンプ等補機を駆動する通常の動力取出し装置は、エンジンのクランク軸で駆動される複数の噛合う平歯車を備えている。該歯車は、所望のトルクおよび馬力をポンプに与え駆動システム全体のスペースを低減、即ち、種々な歯車の回転軸心を相互に分離すると共にクランク軸の回転軸心から分離する距離を低減するように好適に設計される。種々な歯車は周部で必ず噛合わねばならないため、この型式の駆動システムは所望のようにコンパクトなユニットになし得ない。

チェーンおよびベルトの駆動システムは、この目的のために同様に使用されるが、必要とするスペースが大きくなり勝ちである。特に、これ等のシステムの種々なブーりおよびスプロケットの回転軸心もまた互いに大きく離れているので大きなスペースが必要となる上に、ある場合には軸および軸受の負荷を増大して、スペースの増大に比例して別の問題を生じる傾向がある。

本発明は、上述の様な問題の一つまたはそれ以上を克服することに指向される。

発明の開示本発明の一側面では、駆動装置は回転第１軸と、該第１軸に固定される少くとも二つの回転第１部材と、該第１軸に対して平行な関係に位置する回転第２軸と、該第２軸に固定され第１部材の間に相互に入れ違いに配設された少くとも一つの回転第２部材と、第１、第２部材の間に回転運動を伝達する無端の可撓性駆動装置とを備えている。

本発明の他の側面および実際的な応用としては、第１軸はエンジンのクランク軸に結合され、第２軸はポンプ等エンジンの補機に結合される。

図面の簡単な説明本発明のその他の目的および利点は、添付図面を参照する下記の説明によって明瞭になる。

第１図はエンジンと、エンジンの補機との間に連結される本発明の駆動装置の実施例を図式的に示し、第２図は第１図の矢印■−■の方向における駆動装置の側部立面図、第３図は通常のチェーン、スプロケット駆動システムを示す側部立面図である。

発明を実施するための最良の形態第１図は内燃機関／／と、ファン、作業装置、潤滑油ポンプまたは掃気ポンプ等のエンジン補機／、２との間に連結される駆動装置１０を示す。駆動装置１０は所望のトルクおよび出力でポンプを駆動するためにエンジンのクランク軸／３から動力を与える。該駆動装置はトラクタまたはその他の車輌の車輪を駆動する終駆動装置の様なその他の動力取出しの用途を有することが当該技術分野で認められる。

第１図に示す実施例では、駆動装置１０は通常の継手でクランク軸に好適に結合される回転第１軸／ｌＩ−を有している。該軸は長手方向に離れた関係で該軸に固定される少くとも二つで好ましくは三つの回転第１部材／’；　、　／Ａ　、　／７を有している。図示の車輌の用途では、軸／ｌＩは通常の伝動装置／ｇの入力軸に好適な態様で更に結合される。回転第２軸／９は、軸／りの回転軸心に対し平行な関係に位置する回転軸心を有し、それに固定される少くとも−っで好ましくは二つの回転部材Ｊ、２／を有している。

回転部材、２Ｚ　、　！／は第１部材／ター７７の夫々の対の間に相互に重なる関係で軸／ｑから半径方向外方へ延びる。該回転部材は所望の駆動比で互に干渉することなく物理的に可能な限りコンパクトになる。無端の可撓性駆動装置−は回転部材を包囲して、回転運動を回転部材Ｂ　−／７がら回転部材Ｊ、コ／へ伝達する。

本発明の好適実施例では、各回転部材は駆動スプロケットであり、駆動装置ｎはブロック型、ローラ型またはサイレント型のいづれかの通常のチェーンである。

例えば、第１図に示される型式のローラチェーン駆動システムでは、滑りおよび初期張力を伴うことなく　１００　％に近い効率が実現可能である。図示のように、別々のチェーンを各スプロケットに使用してもよく、平行な単チェーンを比較的大きい動力を伝達するために総てのチェーンに対する共通のビンで好適に組立てる。

駆動装置に必要な軸方向寸法（軸／４’　、　／？に沿う軸方向距離）は、Ｎｏｒｓｅ　ｒＩＩｙ　−Ｖｏ　Ｊまたはその同等品の様な内歯サイレントチェーンを使用することで低減可能である。この型式のチェーンは、チェーンに使用される側板から離れるため間隔を必要とする第１図のチェーンの様に遠く離して、重なるスプロケットに間隔を設けるのを不必要にする。内歯サイレントチェーンはそれに関連するスプロケットが製作および組立の公差（または風損の関係）の許す限り一体に近く設置されるのを可能にする。

スプロケットの寸法およびスプロケットに使用される歯数の様な駆動装置の設計パラメータは、考慮されている特定の用途に依存する。例えば、１６枚以下の歯を有するスプロケットは比較的低速の用途に使用可能であり、一方、１８枚乃至２４枚の歯を有するスプロケットは一般に高速の用途に望ましい。スプロケッ）　１５−／７、ａ、　、２／の二組が同一の直径および同一の歯数を有しているとき、工：１の駆動比が生じる。

当該技術分野で周知のように、駆動比は、夫々のスプロケットの組に使用される相対的な寸法および歯数に依存して１よりも大きくても小さくてもよい。駆動比が１とは異なる際、スプロケットの摩耗ができるだけ均等になるように一層多い数のスプロケットを有する軸に変更することが望ましい。スプロケットの数が増えれば歯数は少くしなければならない。

更に、軸／ｌＩ、／ｑ間の距離（第１図）は考慮されている用途と、全体の補機駆動システムに必要なコンパクトさの程度とに依存して選択的に変更されてもよい。チェーン２２の巾を横切る任意の曲げと、軸／ｌＩ、　／？および該軸の支持軸受への任意の有害な負荷とを排除するために、少くとも三つの第１スプロケット／’；−／７と少くとも二つの第２スプロケット〃、２／とを使用することが好ましい。

尚、回転部材／夕、　／４　、　／７　、．２ｏ、　２／はチェーン駆動のスプロケットであるのが好ましいが、好適なベルト駆動装置等、特に、［タイミング（１１ｍ１ｎｔＪ　）　Ｊベルトとして当該技術で公知の型式の歯付きベルトを使用するブーりを構成してもよい。しかしながら、第１図に示されるものの様な大抵の動力伝達の用途では、高い効率と長い使用寿命と滑りがないという性能を有するのでチェーン駆動が好ましい。チェーン駆動に対するその他の望ましい機能と設計基準はＭａｒｋｓ’　８ｔａｕｄａｒｄ　Ｈａｎｄｂｏｏｋ　ｆｏｒ　ＭｅｃｈａｎｉｃａｌＥｕａｉｔＬｅｅｒｓ第８版に見られる。

産業上の利用可能性駆動装置１０は、エンジンのクランク軸がらエンジン駆動補機への動力取出しとして使用せるためにトラクタ等の様な車輌にも適用することができる。例えば、補機としては交流発電機、空調用圧縮機、作業装置、トランスミッション、掃気装置等である。特定の履帯式トラクタにおいては本発明の駆動装置は運転室の下方で車輌の主フレームの右側に分離された状態で装架され、第１図に全体を示されるＵ継手結合の補機駆動軸によりエンジンのフライホイールから動力を取出す。

一体型構造の補機駆動システムは、修理の目的のために駆動システムの構成部材への近接が容易となり、エンジンのトルクデバイダ−の取外しを簡単にする。上述のようにスプロケット／ター／り、　２ｏ、　２／を相互に入れ違いに配置した本出願人の独得な駆動システムは、ポンプ／２の入力軸／？に大きいエンジントルクおよび馬方の伝動を与え、しかも、軸７ケ、／り間の距離Ｓ（第１図）を低減する。

第３図はかなり大きな軸間距離Ｓ′が同様な用途に必要な通常のチェーン駆動装置Ｃを示す。

本発明のその他の側面、目的および利点は図面と本開示と本請求の範囲とを精査することによって明瞭になる。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】１１回転第１軸（／μ）と、該第１軸（ｌψ）に固定される少くとも一つの回転第１部材（ｌり）と、該第１軸（／り）に対し平行な関係に位置する回転第２軸（／ｑ）と、該第２軸（／？）に固定され前記第１部材（／夕）に対して重なる関係に半径方向へ延びる少くとも一つの回転第２部材（２Ｄ）と、前記第１、第２部材（／ｌ　、　２０）を包囲しこれ等の部材間に回転運動を伝達する無端の可撓性駆動装置（２２）とを備える駆動装置（ｔｏ）。２、、請求の範囲第１項記載の駆動装置（／θ）において、少くとも二つの第１部材（１５′、　ｉＪが前記第１軸（／１１．）に長手方向に離れた関係で固定され、前記第２部材Ｃ２０））が該第１部材（／ｙ　、　／ｘ）の間に入れ違いに位置する駆動装置（１０）。３、請求の範囲第１項記載の駆動装置（ｌθ）において、少くとも三つの第１部材（１５−／７）が前記第１軸（ｌｌＩ）に長手方向に離れた関係で固定され、少くとも二つの第２部材（ｚ　、　２／）が該第１部材（１５−／？）の夫々の長手方向に隣接する対の間に入れ違いに半径方向へ延びる該第２部材（〃）の各々を有する前記第２軸（／ワ）に長手方向に離れた関係で固定される駆動装置（／θ）。４、　請求の範囲第１項記載の駆動装置（／θ）において、前記第１、第２部材（１１，／乙、　２０）の各々がスプロケットであり、前記無端の可撓性駆動袋＠（ユ２）がチェーンである駆動装置（１０）。５、　請求の範囲第１項記載の駆動装置（１０）において、出力軸（１３）を有するエンジン（／／）を更に備え、前記第１軸（／り）が該出力軸（／３）に共に同時に回転するように結合される駆動装置（１０）。６、　請求の範囲第５項記載の駆動装置（１０）において、ポンプ（１２）を更に備え、前記第２軸（ｌ？）が該ポンプを駆動するために該ポンプ（／２）に結合される駆動装置（１０）。７、　エンジン（ｌＸ）を備え、該エンジン（／／）が回転出力軸（／３）と該出力軸で駆動される補機（／２）とを有する駆動装置（１０）において、前記出力軸（／３）と共に同時に回転するように該出力軸（／３）に結合きれる回転第１軸（ｌｌＩ）と、該第１軸（／りに固定される少くとも一つの回転第１部材（／夕）と、該第１軸（ｌｌＩ）に対し平行な関係に位置し、前記補機（／２）を駆動するために該補機（ｌＸ）に固定される回転第２軸（／ヲ）と、該第２軸（／ワ）に固定され前記第１部材（ｌり）に対し重なる関係に半径方向へ延びる少くとも一つの回転第２部材（１）と、前記第１、第２部材（１５、ｚ）を包囲しこれ等の部材間に回転運動を伝達する無端の可撓性駆動装置（ユ２）とを備える駆動装ｆｉｔ　（１０）。８、　請求の範囲第６項記載の駆動装置（１０）において、少くとも二つの第１部材（１５、／ｌが前記第１軸（ｌｌＩ）に長手方向に離れた関係で固定され、前記第２部材（２０）が置（１０）。９９Ｍ求の範囲第７項記載の駆動装置（１０）において、少くとも三つの第１部材（１５１ｉＡ）が前記第１軸（／ｑ）に長手方向に離れた関係で固定され、少くとも二つの第２部材（：Ｌｏ）が該第１部材（／Ｉｌ）の夫々の隣接する対の間に入れ違いに半径方向へ延びる該第２部材（２Ｄ）の各々を有する前記第２軸（／９）に長手方向に離れた関係で固定される駆動装置（１０）。１０　請求の範囲第７項記載の駆動装置（１０）において、前記第１、第２部材（１５、／Ａ、　ｓｏ）の各々がスプロケットであり、前記無端の可撓性駆動装置（−１２）がチェーンである駆動装置（１０）。１１、請求の範囲第７項記載の駆動装置（１０）において、前記補機（／２）がポンプである駆動装置（／θ）。