JPS58501959A - シャフト炉壁体冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シャフト炉壁体冷却装置 発明の分野 本発明はシャフト炉の壁体を冷却するための装置に関するものである。

背景技術 鉛直冷却板と、支持突起体（ｓｕｐｐｏｒｔｉｎｇ　ｐｒｏｊｅｃｔｉｏｎ）の 形態に作られた水平冷却板とを含んでなるシャフト炉壁体冷却装置が知られてい る。その水平板は２枚の隣近する鉛直板の間に配置されている（Ｓ０Ｍ。

Ａｎｄｏｎｉｅｖ＋Ｏ，Ｖ、Ｆｉ　ｌ　１ｐｉｅｖ＋ｃ、Ａ、Ｋｕｄｉｎｏｖ著 ：高炉の冷却＋　Ｍｅｔａｌｌｕｒｇｉａ　Ｐｕｂｌｉｓｈｅｒｓ、Ｍｏｓｃｏ ｗ、　１９６９年、第２３２頁、第１０３図参照）。

炉シェルにポート孔として働く大きな切取りが形成されており、該ポート孔を通 して冷却管が鋳込まれている水平板が炉内へ挿入されてお９、該切取りが炉シェ ルの強度を低下させている。加えて、冷却管が板肉に鋳込まれているので、金属 粒子がサイズ的に成長する傾向がありかつ部分的な炭化を受ける。

支持突起体が鉛直板と一体的に鋳造されている高炉冷却器が知られており、その 場合に支持突起体を冷却するための管は独立した冷却供給システム（上記本の第 ２１８頁、第９７”ａ図参照）を備えているか又は板冷却Ｗ（上記本の第２１８ 頁、第９７ｂ図参照）を一体的に備えている。支持突起体は板と一体的に作られ かつ鋳物構造の下側部分にてそのかさばった部分が取巻いているので、非常に遅 い速度にて冷却される。したがって、支持突起体での金属凝固速度が最も遅く、 その部分の金属に巣および引けが生じる傾向がある。また、支持突起体は最低品 質の金属を有している。炉の作業空間に向けられているために、支持突起体は装 填材の作用およびガス流の作用によって引き起こされる高程度の摩耗を受ける。

このことが問題の支持突起体の短寿命の主要原因である。支持突起体の鋳鉄の破 損は鉛直板の鋳鉄の破損を招き、このことが炉シェルを炉雰囲気作用から保護さ れない状態にする。その結果として、炉シェルが過熱されて変形する。

また、当業者に知られている高炉壁体冷却装置は、高炉炉胸（５ｈｉｆｔ　）の 鉛直全長に沿って配置されかつ補強リプによって相互に溶接されている冷却管を 含んでなる（特願昭４１−１０６９７号、　ｃＬ。

１０Ａ５２１参照）。冷却管は高炉炉胸の下部および上部に配置された供給環状 本管および排出環状本管に接続されている。耐火ライニングを支持するための部 材のないことが、炉胸のいかなる部分にわずかな損傷が生じたとしても、いつも きまってライニング全体の時機尚早の破損を招く。

特願昭４９−６４４３号に記載されたシャフト炉シェルを保護するための装置は 本発明のシャフト炉冷却装置に技術的に最も近い。この装置は炉胸の鉛直範囲に 沿いかつ相互に離れている鉛直冷却部材又は板を含んでなる。これら鉛直板の間 の空所に、耐火ライニングを支持するための７−トアングルおよびこれらシート アングルを冷却する部材で作られた冷却された支持突起体が配置されており、こ れらは鉛直表面を越えて炉内へ伸びている。

冷却部材は中空鋼ケースの形態に作られかつ炉内へ伸びており、シートアングル が冷却部材上に置かれている。冷却部材およびシートアングルは炉シェルに固定 されている。炉シェルの強度は、炉内へ導入される冷却部材およびシートアング ルの通る切取り又はポート孔によって大幅に低下する。

冷却部材の大きな体積および表面積のために、冷却部材およびシートアングルの 全上側表面が過熱されて蒸気の形成および冷却部材の急速な焼き抜けの結果にな る。さらに、このような冷却部材内の冷却剤流の十分な速度を与えること（水冷 又は蒸発冷却）が実際的にはできず、このことが使用寿命を短かくしている。

上述した冷却された支持突起体の耐久性は不十分であり、炉シェルの大部分の冷 却がより悪くなり、その結果として、炉シェルの変形および焼き抜けが生じる。

発明の要約 必要なことは、シャフト炉の壁体を冷却するための装置が炉胸およびシェルの耐 火ライニングの耐久性を改善し、したがって、シャフト炉のオーバホール周期を 長くするのを可能にすることである。

本発明は、炉壁に沿って配列された長手冷却部材および冷却された支持突起体を 含んでなるシャフト炉壁体冷却装置において、冷却された支持突起体がスリーブ を有する管の形態に作られており、これら管は、上記スリーブが固定されている 管の形態に作られた長手冷却部材の間を伸びており、冷却された支持突起体の管 が長手冷却部材の管に対して９０度に等しいか又は小さい角度にて配列されてい る冷却装置を提供する。

冷却された支持突起体が、炉遺体の外部に装着された熱交換器を有する熱管（ｈ ｅａｔ　ｐｉｐｅ’ｓ　）の形態に好ましくは作られる。

冷却された支持突起体が管として作られているので、管の内側断面積が減らされ 、一方、冷却剤の移動速度が速められ、これらのことが支持肩部の改善されかつ 信頼できる冷却並びに高耐久性を意味する。

支持突起体の高耐久性が耐火ライニングの長い使用寿命を保証しかつ長手冷却部 材および炉シェルに炉雰囲気の有害な作用からの信頼できる保護を与える。

支持突起体の管はその製造中に鋳込まれないので、管金属の物理−機械的特性は そこなわれないままである。

突起体の小さな表面積が還元ガス炉からの熱の除去を下げることを可能てし、こ のことによって技術的プロセスに必要な燃料の消費が低下する。支持突起体の失 敗は長手冷却部材に何の損傷ももたらさず、このことが炉シェルのより高い使用 信頼性を保証する。

本発明の冷却装置は製造および組立てが簡単である。

図面の説明 添付図面に関連した実施例によって本発明を説明する。

第１図は、本発明に係る７ヤフト炉壁体を冷却するための装置の正面図であり、 第２図は第１図の線■−■での断面図であシ、第３図は第１図の線■−■での断 面図であり、第４図は、シャフト炉壁体を冷却するための本発明に係る実施態様 例の正面図であり、 第５図は第４図の線ＩＶ−ＩＶでの断面図であり、第６図は第４図の線ＩＶ−Ｉ Ｖでの断面図である。

発明を実施するための最良の形態 図面、特に、第１図を参照して、シャフト炉壁体を冷却する装置は管１でできた 長手冷却部材および管２でできた冷却された支持突起体を含んでなる。

管１は冷却剤供給・ぐイブライン３（第２図）および冷却剤排出・ぐイブライン ４に接続されている。

管１にスリーブ５が固定されており、このスリーブを通って管２でできた支持突 起体が伸びている。

管２の上に耐火ライニング６が配置又は配列されている。

冷却器は全体として炉シェルフの上に固定されている。

管２（第３図）は冷却剤供給・ぐイブライン８２よび冷却剤排出パイプライン９ に接続されている。

第１図、第２図および第３図に示した実施態様例では長手冷却部材は鉛直に装着 されており、冷却された支持突起体は水平に、すなわち、長手冷却部材に対して ９０度の角度に装着されている。

第１図ト、第２図および第３図に示した管２の冷却された支持突起体は流通冷却 システムを有している。

第４図、第５図および第６図に示した実施態様例では、管２でできた冷却された 支持突起体は熱除去管の形態である。

高炉の炉胸においては炉壁は、普通、水平に対して８２ないし８４度の角度に配 置されている。管１（第５図）の長手冷却部材は炉壁に沿って配置又は配列され ている。冷却された支持部材を構成する管２は水平に装着されている。したがっ て、長手冷却部材と冷却された支持突、起体との間の角度は９０度よりも小さい 。

あるいは、冷却された支持突起体が長手冷却部材に対して下降する装填材の方へ 傾斜した角度に配置又は配列されてもよい。耐火ライニングが火炎塗布法によっ て炉壁上へ堆積されるのは望ましい。

熱除去管の形態に作られた支持突起体の冷却は炉壁の外に配置された熱交換器１ ０によって行なわれる。冷却剤入口管１１および冷却剤出口管１２が熱交換器１ ０に接続されている。

シャフト炉冷却装置が次のように働く。

水又は蒸気−水混合物のような冷却剤が供給・ぐイブライン３（第２図および第 ５図）を通って管１内へ入れられ、管内で装填材および炉ガスから熱を奪い、そ してパイプライン４を通って排出される。

加えて、冷却剤が供給・母イブライン８（第３図）を通って管２へ供給され、そ こで装填材および炉ガスから熱を奪い、そしてパイプライン９を通って排出され る。

　８ 支持突起体を構成する管２は、長手冷却部材の管１に固定されたスリーブ５全通 して炉内部へ伸びており、かつその管２の上に置かれた耐火ライニング６を有す る。

冷却装置は全体として炉シェルフ（第２図）へ従来手段で固定的に取付けられて いる。

支持突起体が熱除去管の形態に作られているために、この熱除去管内を循環する 流体は熱交換器ｌ。

内で冷却される（第４図、第５図、第６図）。冷却が入口管１１を通って供給さ れかつ出口管１２を通って排出される冷却剤によって行なわれる。

本発明の装置は、高炉シェルを炉雰囲気の有害な作用から保護するために、炉壁 体の冷却のために容易に適用できる。

国際調査報告 第１頁の続き ０発　明　者　ツエルイコ・ユリイ・イワノビツチソビエ）　連邦３１０１６６ ハルコフ・プロスペクト・レニナ・ディ−１７クワルチーラ５５０発　明　者　 スコルコフ・アレクサンドル・エフイモピッチ ソビエト連邦１２９５１５モスクワ・ウリツア・アカデミ力・コロレバ・ディー ３ニー・クワルチーラ２９ ０発　明　者　ペフテイエフ・イゴル・ミハイロピッチソビエト連邦３４１００ ０ズダノフ・プロスペクト・メタルウルゴフ・ディー２７クワルチーラ１８ ０発　明　者　ボガデイツア・ビクトル・ペトロピッチソビエト連邦３４１００ ０ズダノフ・プロスペクト・メタルウルゴフ・ディー２７クワルチーラ６４ ■出　願　人　ブセソユズニイ・ナウチノーイスレドバテルスキイ・イ・プロス クトニイ・インステイチュト・ポ・オチェストケ・テクノロギチェスキフ・ガゾ フ・ストチニイフ・ボド・イ・イスポ゛ルゾバニュ・ブトリチュニイヒ・エネル ゴレスルソフ・プレドブリヤティ・チェルノイ・メタルウルギイ・ブニピチェル メトエネルゴチストカ ソビエト連邦３１００５９ハルコフ、プロスペクト・レニナ９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　シャフト炉壁体に沿って配列された長手冷却部材および冷却された支持突 起体を含んでなるシャフト炉壁体冷却装置において、前記冷却された支持突起体 がスリーブ（５）を有する管（２）の形態に作られており、前記管（２）が管（ １）の形態に作られた前記長手冷却部材の間で伸びておシ、前記管（１）に前記 スリーブ（５）が固定されてお９、前記管（２）が前記長手冷却部材の前記管（ １）に対して９０度に等しいか又は小さい角度にて配列されていることを特徴と するシャフト炉壁体冷却装置。 ２、　前記冷却された支持突起体が、炉壁体の外部に装着された熱交換器（１０ ）を有する熱管（２）の形態に作られていることを特徴とする請求の範囲第１項 記載の冷却装置。