JPS58501221A - 容器用ふた - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食品の容器のふた、特に、食品を加熱する容器用のふた及びこのような ふたを有する食品容器に関する。

ファーストフードと呼ばれるもの、即ち、す早く再加熱して満足のゆく食事を提 供することができ、しかも冷蔵庫又はそれらと同様なものの中にかなりの期間保 存することのできる食品の市場は拡大している。

このような方法で広範囲の食品を冷凍しかつこれを保存することができるが、過 去において、このような食品の再加熱がうまくゆくのは、食品を肉汁のような液 体につけたときだけであった。クリスジ食品（ｃｒｉｓｐ　ｆｏｏｄｓ）を必要 とする場合は少し困った事態があることがわかった。一方で、密封容器の中の食 品を再加熱することによって蒸気が発生し、食品をねばねばにしかつまずくし、 他方、食品をまったく、ふたをしないで加熱すると、乾燥し過ぎが起こる。

このような食品の例は、中華料理のスィート・サワーボークである。このような 食品では、クリスプパターで肉の部分を覆い、次に、それらの上にスィートソー ス及びサワーソースをかけるのが好ましい。加熱する前にソースをかけると、加 熱中パターのクリヌゾ性が失なわ九食品の味と品質を損なう。食品をふたのない 容器で肉にソースをかけないで加熱すると乾燥し過ぎが起こり、味従って、食品 を、肉とソースを分けて加熱することが好ましく、このため２つの室のある再加 熱用容器を使用するがよい。しかしながら、ここで食品をふたをつけて加熱し、 肉の上のパターがねばねばになり、ふたをつけないで食品を加熱するとソースが 乾燥するという問題がある。

本発明は、多くの異なる食品の料理に適用することができ、上に説明した例に制 限されないことを認識すべきである。

従って、本発明の目的は、食品の再加熱用容器、特に、クリスジ品質を必要とす る食品を加熱することができる食品の再加熱用ふたを提供することである。

しかしながら、ここで更に問題となるのは、このような冷凍食品の包装を加熱し てこれを使用するためにできるだけ簡単に作らなければならず、又、例えば、冷 蔵庫から容器を取り出しこれをオープンに入れる間に、このような容器のふたに 開口を設ける手作業を必要とし、この時、それがなされないならば、好ましくな い結果をもたらし更にこれらの容器が売れなくなることである。それ故、商業上 、料理法上及び本発明の目的において、冷凍食品の容器用のふたに開口を設け、 その開口は、冷蔵庫の中にあるときは閉じており、オープンに置かれたときは開 く。

使用するだめの使い捨てのふたであって、複数の熱開放性の開口を有するふたに あると言える。

本発明の好ましい態様において、ふたは、水分を含んだ食品を収容している容器 を閉じ、選択された温度まで食品と供に加熱されるとき、熱開放性の開口が、容 器内から水分を逃がすことができる程度まで開くような材料又はそれと同様な材 料で作られるのがよい。

ふたの材料の７つの好ましい態様において、それは、加熱したとき、ふたの厚さ 中の、λつの層が異なる割合で膨張し又は収縮し、それによって、熱開放性の開 口のそりが生じるような材料である。

このようなふたのための１つの好ましい材料は、厚紙であり、厚紙の上面及び下 面の膨張又は収縮差は、／方の面が乾燥し他方の面が水分を含んだままであるこ とによる。

ふたのさらに好ましい態様は、ふたが、熱開放性の開口のそりが起こるような異 なる熱膨張率を有する少くなくともλつの層を有する複数の層の材料から作られ るのがよい。

このような７つの好ましい材料は／方の面にアルミニウム箔を有する厚紙である 。

このような熱開放性の開口は７つの形態では、ふたの一部分からなり、それは、 熱開放性の開口がふたの本体に付いているように開口の周囲の一部を除いて、ふ たの厚さ中の周囲切り込みによって形成される。

このような熱開放性の開口は、ふたの厚さ中の周囲切り込みによって形成された 形状を有し、その形状は、Ｕ形、■形、十字形、円形、舌形及び長方形の形状の グループの中から選択される。

他の態様において、本発明は、上記の好ましい実施例で限定されるような熱開放 性の開口を有する使い捨てのふたを有する容器にあるとも言える。

食品の容器が７つ以上の室を有するものである型式であるならば、もちろんこれ らの熱開放性の開口を、加熱中、換気と水分を逃がすことが必要な室の上に、配 置すればよいだけである。

このような方法で包装される食品の他の例は、冷凍焼肉定食であり、それは、７ つの室に焼肉を、他の室に肉汁を、他の室に野菜を更に他の室にポテトチップを 入れている。

このような容器では、開口を、ポテトチップの入った室のまわりに設け、乾燥が 起こらないように他の室は密封したままにしておく。もちろん、本発明は、複数 の室を有する再加熱用容器に制限されず、室の中の食品が、加熱中、水分を逃し 、又は換気をする必要のある型式の単一の室からなる容器に使用することができ る。

本発明を更に明瞭に理解するために、添付図面を参照する。

図面において、第１図は、本発明によるふたを有する食品再加熱用容器を示す。

第２図は、本発明によるふたを有する２つの室をもった再加熱用容器を示す。

第３図は、ふたの面の一部だけに熱開放性の開口を有するふたを示す。

第９図は、食品再加熱用容器に適する種々の形状を示す。

合図面をさらに詳細に参照すると、ふた２を有する食品再加熱用容器を示す。ふ た２は、それを容器１のリムのまわりの縁３の上に押し付けることによって、容 器１をしっかりと封じる。ふた２は、この実施例では、熱開放性の開口を構成し ている一連の半円形の切り込み４を有する。更に、熱開放性の開口の作用の説明 を第７図を参照して行なう。

第一図は、室６．７と、その間の分割壁とを有する食品容器５を示す。この型式 の容器では、水分損失の要件を異にする食品を加熱することができ、これを容易 にするために、この例では、舌形状の熱開放性の開口８が室６の上にだけ設けら れている。

両方の室６．７に食品を入れてこの容器５を加熱するとき、熱開放性の開口３は 開き、室６から水分を逃がすことになり室７は密封されたままである。

第２図のふた９をさらに詳しく参照すると、第３図に示すように熱開放性の開口 は、各々Ｓつの舌形で３列に設けられ、熱開放性の開口８の下にある容器の端部 からのみ水分の損失が起る。

第７図は、本発明に使用する熱開放性の開口の種々の形状を示す。

形態Ａは、十字形の切り込みを示し、この形態では、切り込みの間の各々の部分 の頂点１ｏは、加熱中、水分を逃がすようなふたの構造材料によって上方又は下 方にそるようになっている。

形態Ｂは、同様に作用し、領域１１がそるようになる。

０図では、点１２でそりが生じる半円形の切り込みを備えている。

実施例りでは、材料の小さな部分１３だけで、切り込み縁１５で構成される舌部 １４を支持している。この実施例では、側面１６から又は端部１７でそりが起こ る。

実施例Ｅは、台形の形状を示しており、領域１Ｂのまわりで巻き付きが何回か起 こる。

実施例Ｆは、長方形の切り込み形状を示し、この実施例では、領域１９で大きな そりが起こる。

このような熱開放性のふたを加熱することができる温度は、容器内で食品を再加 熱するのに必要とされる温度と同じ程度であり、熱開放性の開口が確実に開くよ うにするために、特別な再加熱手順は必要ではない。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ７０食品を貯蔵し、これを加熱するだめに使用する型式の使い捨ての食品容器に 使用する使い捨てのふたにおいて、複数の熱開放性の開口を有することを特徴と する使い捨てふた。 ユ　ふたは、水分を含んだ食品を収容している容器を閉め、容器を食品ととも− に選択された温度まで加熱するとき、熱開放性の開口が容器の中から水分を逃が すことができる程度まで開くような材料又はそれと同様なもので作られることを 特徴とする請求の範囲第１項に記載の使い捨てのふた。 ３、ふたの材料は、加熱したときふたの厚さに亘って、２つの層が、異なる割合 で膨張又は収縮するようなものでありこれによって熱開放性の開口のそりが生じ ることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の使い捨てふた。 り、材料は、厚紙であり、厚紙の上面及び下面の膨張及び収縮における差異が、 一方の面が乾燥し、他方の面は水分を含んだままであることによることを特徴と する請求の範囲第３項に記載の使い捨てふた。 左、ふたは、異なる熱膨張率を有する少なくともλつの層を有する複数の層から なることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の使い捨てふた。 乙、ふたは、その／方の面にアルミニウム箔を有する厚紙であることを特徴とす る請求の範囲第３項に記載の使い捨てふた。 ７、熱開放性の開口はふたの一部分からなり、それは熱開放性の開口がふたの主 な本体についているように、開口の周囲の一部を除いて、ふたの厚さに亘って周 囲を切り込むことによって構成されることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第 乙項のいずれか７つに記載の使い捨てふた。 ｇ、熱開放性の開口は、ふたの厚さに亘って周囲を切り込むことによって構成さ れた形状を有し、その形状は、Ｕ形、Ｖ形、十字形、円形、舌形及び長方形から なるグループから選択されることを特徴とする請求の範囲、第７項に記載の使い 捨てふた。 ９、請求の範囲第１項乃至第ｇ項のいずれか１つに限定される熱開放性の開口を 有する使い捨てふたを有する容器。