JPS58501179A - 冷凍機および／または熱ポンプ作動用流体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 冷凍機および／または熱ポンプ作動用流体本発明は、冷凍機に使用するのに適す る冷凍剤に関するものである。この種の装置を冷却用に使用する場合これらは冷 凍機と呼ばれ、またこれらを熱の抽出用に使用する場合は熱ポンプと呼ばれる。

２種類の冷凍機が一般に使用され、すなわち圧縮装置と吸収装置とである。

圧縮装置において冷凍剤として知られる作動流体は、圧縮されかつ液化されてそ の周囲に熱全放出し、次いで膨張しかつ気化してその周囲から熱を吸収するとい う交互のサイクルで作動する。

吸収装置において作動流体は吸収剤と被吸収剤との混合物である。吸収剤は一般 に成る種の無機塩を含有する水溶液であり、被吸収剤、すなわちこの場合冷凍剤 は揮発性流体である。冷却は、蒸発器（ておいてこの液体冷凍剤を蒸発させるこ とにより達成される。次いで、気化した冷凍剤は吸収器に移動され、そこで熱を 放出しながら吸収剤に吸収さ１．る。次いで、吸収剤と被吸収剤との溶液は発生 器へ流動し、この発生器は冷凍剤を気体として放出するよう加熱さ几る。また少 量の冷凍剤を含有する吸収剤の溶液は発生器へ戻る。気化した冷凍剤は、外部の 冷却剤との熱交換により凝縮され、そして液体冷凍剤は気化器へ戻されて次のサ イクルを開始する。

ドイツ公開公報第２６４４４７４号は、低級アルコールと水と無機塩とを含有す る作動流体に関するものである。

ドイツ公開公報第２８５２３１２号ばＣ７〜６アミンもしくはアルコールと水と 無機塩とを含有する作動流体を包含する。

ドイツ公開公報第２８５６７６７号明細書は、Ｃ１〜２アミンとアンモニヤもし くは水と水、グリコールおよび無機塩を含有する吸収溶液とを含有する作動流体 を記載している。

しかしながら、これら明細書のいずれも共沸物の使用を開示してＡない。

ザ・インターナショナル・オーガニゼイション・オブ・スタンダリゼーション・ パプリケイションＩＳＯ８１７−１９７４−Ｅ　は、ハロゲン化炭化水素の成る 種の共沸混合物を冷凍剤として記載している。

此度、共沸物を形成する物質を水と組合せることが種々の理由で有利であること が判明した。水を含有する冷凍剤は、水の高い気化エンタルピーを利用する。さ ら（／？−１適当な物質の組合せを使用することにより作動範囲を拡大すること ができ、かつ個々の物質の有利な性質を互い１で組合せることができる。さらに 、作動流体としての水と比較して、流体の凍結点を降下させることができる。最 後に、共沸物は均一な沸薇を有するので、分別も口〈は精製の必要がない。

本発明１（よる共沸物ば、一般に個々の成分に比較して最小の沸改を有する。こ の結果、冷凍剤は個々の成分と比較して所定温度かつ所定圧力においてより高い 蒸気圧を有し、これは気化に対し有利な作用を示す。しかしながら、最大沸点を 有する共沸物を使用することもできる。この結果成る種の場合には凝縮器側にお ける所定圧力で、より高い凝縮温度が得られるという利点が達成される。

本発明によれば、水と１分子当り６個以下の炭素原子を有する共沸物形成性アル コールとからなる冷凍剤を含有する冷凍機が提供される。

適スルアルコールはエタノール＋ｎ−プロパツールおよびインプロパツールを包 含する。

好壕しくは、冷凍剤ばさら［１分子当り２〜１２個の炭素原子を有するエーテル を含有する。

特Ｃ（好１しくは、使用するエーテルは冷凍剤に使用されるアルコールに対応す る。これは、この種の冷凍剤にお込てしばしば生ずる副反応、すなわちアルコー ルからエーテルへの脱水を化学平衡（（作用することにより抑制しうるという利 点をさら（で有する。

適する三成分の共沸系はイングロパノール／イノプロピルエーテル／水；７’ロ バノール／フロビルエーテル／水；１−ブタノール／ブチルエーテル／水；およ び２−ブタノール／ブチルエーテル／水を包含する。

上記の冷凍剤は、圧縮および吸収型の装置に使用するのに適している。後者の場 合、冷凍剤は好ましくは吸収型の装置で通常使用さｎる塩の水溶液と組合せて使 用さ几る。

この種の塩は、アルカリおよびアルカリ土類嘗匡および沌鉛の１吸収力を増大さ せるため（で使用される。好適なハロゲン化物は塩化物、臭化物および沃化物で あシ、好適な金属はリチウム、マグネシウムおよびカルシウムである。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　冷凍剤が水と、１分子当り６個以下の炭素原子を有する共沸物形成性アルコ ールとの共沸物からなることを特徴とする冷凍剤を含有する冷凍機。 ２１分子当り２〜１２個の炭素原子を有する共沸物形成性エーテルをさらに含む 請求の範囲第１項記載の冷凍機。 ３　エーテルが冷凍剤中に存在するアルコールに対応する請求の範囲第１項また は第２項記載の冷凍機。 ４　冷凍剤が金属塩の水溶液と組合せてなる請求の範囲第１項乃至第６項のいず れかに記載の冷凍機。 ５　金属塩がアルカリもしくはアルカリ土類金属または亜鉛のハロゲン化物もし くはチオシアン酸塩である請求の範囲第４項記載の冷凍機。