JPS5849857A - 太陽熱集熱器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、真空排気された透光性容器の内部空１１に
太陽熱集熱部材が配設されてなる真空式太陽熱集熱器に
関し、特にその真空度を長期間にわたって保持するため
の構造上の改良に関する。

真空式太陽熱集熱Ｓは、集熱パイプと集熱板、ある９は
集熱パイプと集光ミラーなどからなる太陽熱集熱部材を
透光性容器内に入れたのち、対流による放熱を防ぐため
に真空排気したものである。

ところが、透光性容器内Ｉ！に付着した製°造時の残餡
ガスや太陽熱集熱部材からは長期間のうちに徐々にガス
が放出されてくるから、そのままでは真空度が低下し、
従って断熱度も低下する。そこで、これを防ぐために１
ガスの吸着作用を行うゲッターを透光性容器内に入れる
仁とが行わわている。

ゲッターには大別してフラッシュゲッターとバルクゲッ
ター（ノンフラッシュゲッター）とがあるが、従来便轡
されてするものはほとんどがフラッシュゲッターである
。これはバルクゲッターが、ガスの吸着作用を活発に行
うのに高温度を必要とするので、太陽熱集熱器で一使用
【７にくかったぜしかし、フラッシュゲッターは、広い
蒸着面積が必要で２あり、透光性容器の内壁に付着して
透光性を低下させ、それＫよって集熱効率が低下し、ま
た美観を損うなどの欠点があるので、これらの観点から
はむしろパルクゲ曾ターの使用が望まれて一九。　　　
　、　゛ この発明は、このような状況に鑑みてなされたものであ
りて、ゲッターの保°持構造を工夫することＫよ）バル
クゲッターを好適に使用可能とじた太陽熱集熱器を提供
する。

、　以Ｆ１図に示す実施例に基いて、この発明を詳説す
る。なお、こｔｌＫよりこの発明が限定されるものては
なめ。

１８１図に示す（１）Ｆｉ、この発明の太ｌ１Ｍ熱集熱
器の一実施例であり、Ｉ　Ｑ””ｔｏｒｒ、程度に真空
排気されたガラス管（２）の内部空間に１集熱パイプ（
３）および集熱板（４）からなる太陽熱集熱部材（Ｍｌ
が配設され、ま九ガス吸着機構（６）が配設され、て−
る。ガラス管（２）の両噛関口に＃／ｉ封止板（７）が
ツリットガラスにて接合されており、その封止板（７）
を貫通して集熱パイプ４りが外部へ延出している。

第２図に詳細に示されてｉるように１集熱板（４）の太
陽光吸収側の表面に＃ｉたとえｄ黒クロム鍍金層（４ａ
）が形′成されて選択吸収面とされており、集熱板“パ
集熱１４ｆ・ｓ＞　ｈ　＊　７−材で接合°れている。

ガス吸着機構（６）は、全面は選択−収層（９）を形成
された集熱金属板ｒ；＞と、その集熱金属板（８）の下
面にその折曲片＠−によって保持されたバルクゲッター
（川と、全面に反射層Ｏｎを形成され九反射金属板（ロ
）とからなり、その反射金属板（ロ）は略り字形で、前
記集熱金属板（８）の下方に溶接されて−る。

そこでガス吸着機構（３）は全体として略コの字形をし
ており、集熱金属板（８）と反射金属板３１とは小間隔
を保って上下に対向して−る。

ガス吸着機１！１６）をさらに詳細に具体例を挙げて説
明すると、まず集熱金属板（８）は、長さ約７備。

幅約４ｃｍ＋、厚さ約１閣の鉄板（１１をニッケルメッ
キし、次にクロムメッキし、そののち６００℃の空気中
で１５分間加熱して酸化させ、選択吸収層（９）を形成
したものである。このようにしてなる選択吸収層（ｉｌ
ｌｔｌ、吠収率約０．８．輻射率約ｏ、ｏｓの選択吸収
特性をもって−る。次にバルクゲッター（ｉｔ）ＦｉＺ
ｒゲッターである。さらに反射金属板（ロ）は、前記鉄
板（鴎と同様の鉄板鵠をニッケルメッキして反射層Ｑ１
を形成したもので、その反射層０１の輻射率は約０．’
０３である。集熱金属板（３）と反射金属板０＠の間隔
は約、’２１ｗ〜約４Ｗである。

なお、選択吸収層（９）および反射層０１１ｊ、それぞ
れ集熱金属板（８）および反射金属板Ｏ乃の少なくとも
上面に形成されてｉればよｉｏ このようなガス吸着機構（６１ｔＬ集熱金関板（８）の
上面が太陽光にあたるようにステイ（１６３によって支
持され、集熱パイプ（３）に取り付けられてφる。

バルクゲッター（川は、上記のように太陽熱集熱器（１
）が組立てられたのち、高周波加熱によって約８００℃
で約１分同加熱され、活性化される。

以上の説明から理解されるように、この発明の太陽熱集
熱器は、太陽熱集熱部材が配設されるとともに真空排気
により透光性容器の内部空間に、小間隔を保って上下に
対向させて金属板を配設し、その上方の４！属板の少な
くとも上面に選択吸収面を形成して集熱金属板とし、か
つその集熱金属板の下面にバルクゲッターを付着し、さ
らに下方の金属板の少なくとも上面に低輻射の反射面を
形成して反射金属板とじたも゛のである。そして、この
太陽熱集熱器を用いたところ、バルクゲッターは約２５
０℃以上の高温度に達し、活発なガスの吸着作用を示し
た。このような高温度が得られるのは、反射金属板の働
きＫよってバルクゲッターの輻射による放熱が妨けられ
たからであろうと思わわる。事実、反射金属板がｉｌｎ
場合には、バルクゲッターは最低必要な温度約１５０’
″ｃＫすら達することができなかった。

結局、この発明の太陽熱集熱器によれば、簡単な＆ＵＫ
よってバルクゲッターを有効に＊かせることかできるの
で、従来の７ラツシユゲツターを使用する場合に生じる
前記欠点をなくすることができるとともに、長期間にわ
たりて好適に真空度が維持される。

（以下余白、次頁に続（） ｔ　　ｓｍの簡単な説明 第ｉｌｌはζ０１１８８０太陽熱集熱器の一実施例の斜
視ｓ、第３Ｉｌ紘そＯダス嶽着−構１ＩＯ一部破断−を
會む要Ｓ拡大斜視図である。

（■・・・・大−１集１＆Ｉ１．　（＝・・・・ｔ９ス
管、（＝・・・・集熱パイプ、（着用・集熱＊。

（霞・・・・太陽熱集熱部材。

（・・・・・ガス吸着−構、（−・・・・集熱嚢属板。

（−・・・・運択吸覗層、Ｕ・・・・パルタゲッＩ　−
。

輪・・・・夏射金属板、　輪・・・・反射層。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　太陽熱集熱部材が配設されるとともに真空排気さ
   れて断熱される透光性容器の内部空間に１小間隔を保っ
   て上下に対向させて金属板を配設し、その上方の金属板
   の少なくとも上面に選択吸収面を形成しかりＦｄｉにバ
   ルクゲッターを付着させることを特徴とする太陽熱集熱
   器。 ２、　下方の金属板の少なくとも上面に低輻射の反射面
   を形成した特許請求の範囲第１３７１記載の太陽熱集熱
   器。 ３、一枚の金属板をコの字形に折曲けて、そのとき小間
   隔を保って対向する二面の一方を上方の金属板とし、他
   方を下方の金属板とした特許請求の範囲第１項記載の太
   陽熱集熱器。 ４、金属面にニッケルメッキを行い、次にクロム／ツキ
   を打部、そののち空気中で酸化させることにより選択吸
   収面が形成されてなる特許請求の範囲第１項又は第２項
   記載の太陽熱集熱器。 ５、　金−面にニッケルメッキを行うことにより反射面
   が形成されてなる特許ｓ１１求の範囲第１項から＠３項
   の９ずれかに記載の太陽熱集熱器。