JPS5849839Y2 - 浄化槽の薬剤筒ホルダ− - Google Patents

浄化槽の薬剤筒ホルダ−

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Publication number
JPS5849839Y2
JPS5849839Y2 JP10604281U JP10604281U JPS5849839Y2 JP S5849839 Y2 JPS5849839 Y2 JP S5849839Y2 JP 10604281 U JP10604281 U JP 10604281U JP 10604281 U JP10604281 U JP 10604281U JP S5849839 Y2 JPS5849839 Y2 JP S5849839Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
septic tank
small
medicine cylinder
hold
cylinder holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP10604281U
Other languages
English (en)
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JPS5810893U (ja
Inventor
八郎 佐藤
俊雄 林
Original Assignee
日本硬質陶器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本硬質陶器株式会社 filed Critical 日本硬質陶器株式会社
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は浄化槽の薬剤筒ホルダーに関する。
浄化槽は浄化された水を最終的に消毒室という部分にて
次亜塩素酸カルシウム等の薬剤と接触させ滅菌するが、
この薬剤を入れたケース、即ち薬剤筒は薬剤の保有日数
に鑑み、一般的には小型浄化槽では筒径が略φ40のも
の(20g薬剤、外径φ30入す)、中型浄化槽以上で
は筒径略φ65のもの(100g薬剤、外径φ50入り
)が夫々使用されている。
他方、各特定行政庁の中には小型浄化槽であっても10
0 g薬剤穴り薬剤筒を使用することを義務づける所が
ある。
そこで、従来の薬剤筒ホルダーは略φ40に適応するも
の(以下φ40タイプという)と略φ65に適応するも
の(以下φ65タイプという)の2種類を用意しておき
、小型浄化槽にはφ40タイプ、中型浄化槽及び小型浄
化槽でもφ65タイプの使用が義務づけられている所の
ものにはφ65タイプのものというように使い分けてい
た。
従って、従来の薬剤筒ホルダーはφ40タイプ用とφ6
5タイプ用の2種類必要であり、コスト高となるばかり
でなく、製造管理、在庫管理、出荷管理が煩雑になる問
題がある。
本考案はこれらの問題を解決し、1つのタイプのものの
みを製造すれば良く、製造、在庫、出荷の管理を楽にす
ると共にコストを安くすることを目的とするものである
本考案の基本的な構成は、薬剤筒のホールド部を平面形
状において円周の一部を欠く筒状に形成された夫々径の
異なる複数のホールド部を容易に切断し得る程度の幅に
狭いランナーにより相互に一体的に連絡して同心状に設
けることにより使用する薬剤筒が小径のもののときは内
側にある小ホールド部でこれを保持し、大径のもののと
きはランナ一部を切断して小ホールド部を取り去り、外
側にある大ホールド部でこれを保持するものである。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例は薬剤筒ホルダーAが大小2つのホールド部
1,2を有しており、これらは、基端部に取付プレート
3を備えた支持腕4の先端に設けられている。
取付プレート3は薬剤筒ホルダーAを浄化槽Bの所定位
置に取りつけるためのもので、所要個所に取付孔5を有
している。
支持腕4は取付プレート3上面より立ち上がつて該プレ
ート3側方に延び、先端に向けてその高さを漸増してい
る。
大小2つのホールド部1,2は、大きい方のホールド部
、即ち大ホールド部1が支持腕4先端に連続して、この
支持腕4先端と同じ高さを有し、がっ平面形状が円周の
一部を略120°欠いた円筒状に形成されており、その
内方に小さい方のホールド部、即ち小ホールド部2がラ
ンナー6を介して一体に連結されている。
小ホールド部2は大ホールド部1より小径ではあるが、
大ホールド部1と同じ形状に形成されており、周面の開
放部7を大ホールド部1のそれと一致せしめて大ホール
ド部1と同心に配置される。
また小ホールド部2は上端縁に沿って外側方へ突出する
庇部8を一体に備えており、この庇部8の外周面が前述
のランナー6に連続している。
ランナー6は庇部8外周面と大ホールド部1の上端面を
結んで設けられており、底部8下面を大ホール1部1上
端面より若干上方に支持する。
従って庇部8はランナー6と連結していない個所では大
ホールド部1上端との間に隙間9が形成される。
ランナー6の横幅はニッパ等の道具で容易に切断するこ
とが出来る程度に狭く形成される。
上記大ホールド部1と小ホールド部2は夫々それが保持
すべき薬剤筒10の外径、即ち、大ホールド部1であれ
ばφ65、小ホールド部2であればφ40、より若干小
径に形成される。
また小ホールド部2は保持する薬剤筒10が大ホールド
部1が保持するそれより小さいため大ホールド部1に比
べて高さも、厚さも小さくして材料の節約コストの低減
を計かつである。
而して斯る薬剤筒ホルダーAは浄化槽Bのばつ気室11
と沈澱室12を仕切る隔壁13の上端に取付プレート3
をビス止め14シて沈澱室12側へ突出せしめ、大小ホ
ールド部1,2を沈澱室12と消毒室15を区隔する壁
16に形成した消毒室入口17の前方に設けられた越流
堰18を有する樋状部19上方に位置させて使用に供し
、ホールド部1または2により薬剤筒10の外周面を把
持して、これを起立状に保持する。
尚、この薬剤筒ホルダーAは第7図に示すように2個並
列しても装備される。
薬剤筒10の下端は消毒室15へ流入する水が鉄筒の薬
剤に接触するように消毒室人口17の前において樋状部
19内に挿入される。
そして、浄化槽Bが小型であり、使用される薬剤筒10
がφ40のものであるときは、これを小ホールド部1で
保持し、中型以上であるが、小型であってもφ65のも
のの使用が義務づけられているときはランナー6をニッ
パ等で切断して小ホールド部2を取り除き、大ホールド
部1で薬剤筒10を保持するようにする。
この際各ホールド部1,2はその内径をそれが適応する
薬剤筒10の外径より若干小径に形成しであるので薬剤
筒10を確実に保持することができる。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有する。
(1)1つの薬剤筒ホルダーで径の異なる複数種の薬剤
筒に対応することができるので、1種類の薬剤筒ホルダ
ーだけを製造すればよく、製造管理、在庫管理、出荷管
理が楽である。
(2)製造金型が1種類だけで良いのでコストが安くな
る。
(3)ランナーをニッパ等で切断するだけで小径用から
大径用に変更できるので、浄化槽の埋設現場でも、工場
でも、容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す浄化槽の薬剤筒ホルダ
ーの平面図、第2図は正面図、第3図は要部の斜視図で
一部切欠して示す。 第4図は同斜視図でホールド部を1つ取り去った状態を
示す。 第5図は第4図のX−X線断面図、第6図は浄化槽に取
りつけた状態を浄化槽を一部切欠して示す正面図、第7
図は同拡大斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面形状において円周の一部を欠く筒状に形成された夫
    々内径の異なる複数のホールド部を周面の開放方向を一
    致せしめて同心状に備えており、各々のホールド部は相
    互に容易に切断し得る程度の幅に狭いランナーにより、
    数個所において一体的に連絡している浄化槽の薬剤筒ホ
    ルダー
JP10604281U 1981-07-15 1981-07-15 浄化槽の薬剤筒ホルダ− Expired JPS5849839Y2 (ja)

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JP10604281U JPS5849839Y2 (ja) 1981-07-15 1981-07-15 浄化槽の薬剤筒ホルダ−

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JP10604281U JPS5849839Y2 (ja) 1981-07-15 1981-07-15 浄化槽の薬剤筒ホルダ−

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Publication Number Publication Date
JPS5810893U JPS5810893U (ja) 1983-01-24
JPS5849839Y2 true JPS5849839Y2 (ja) 1983-11-14

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ID=29900552

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JP10604281U Expired JPS5849839Y2 (ja) 1981-07-15 1981-07-15 浄化槽の薬剤筒ホルダ−

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JP5006679B2 (ja) * 2007-03-29 2012-08-22 株式会社クボタ 浄化槽の薬筒取付け構造

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JPS5810893U (ja) 1983-01-24

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