JPS5849759A - 海藻養殖用網又は綱の被覆剤 - Google Patents

海藻養殖用網又は綱の被覆剤

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JPS5849759A
JPS5849759A JP14784481A JP14784481A JPS5849759A JP S5849759 A JPS5849759 A JP S5849759A JP 14784481 A JP14784481 A JP 14784481A JP 14784481 A JP14784481 A JP 14784481A JP S5849759 A JPS5849759 A JP S5849759A
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JP
Japan
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net
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terephthalaldehyde
acid
seaweed
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Application number
JP14784481A
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JPS6241547B2 (ja
Inventor
Naoki Takahashi
高橋 直喜
Hiroaki Takamoto
裕昭 高本
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Daiichi Seimo Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Seimo Co Ltd
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Publication date
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  • Paints Or Removers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海藻養殖用網又は綱の被覆剤に関する。
海苔養殖用網の被覆剤としては、ポリビニルアルコール
(PVA )と尿素ホルマリン樹脂、PVAとメラミン
ホルマリン樹脂及びPVAとメラミン類の酸コロイド液
を含有するものが知られている。しかしこれらの被覆剤
により形成される被膜にはホルマリンが残存し、海苔胞
子の付着、成育に悪影響を与えることが明らかになった
。またホルマリンを含まない被覆剤としてはPVAとグ
リオキザールを含有するものが知られているが(特公昭
46−1173号公報参照)、網に塗布したのち、天日
乾燥のみでは耐水性に優れた被膜が得られないため、加
熱処理を行う必要がある。このため熱処理用の設備が必
要となり、海苔養殖業者が簡単に海苔網を加工処理する
ことができない。
本発明者らは、網の表面加工に際して熱処理を必要とせ
ず、また海藻の付着、成育に悪影響を与えない被覆剤を
開発するため鋭意研究した結果、本発明を完成した。
本発明は、グルタルアルデヒド又はテレフタルアルデヒ
ド、ポリビニルアルコール及び酸を含有する、海藻養殖
用網又は綱の被覆剤である。
PVAとしては、重合度2000以上のものが好ましく
、完全けん化型又は部ぜけん化型のいずれでもよい。
グルタルアルデとドは市販の水溶液をそのまま用いるこ
とができる。テレフタルアルデヒドは、水に対する溶解
度が低いので、エチルアルコールなどに溶解して用いる
ことが好ましい。
酸としては、しゆう酸、くえん酸などの有機酸が好まし
い。
本発明の被覆剤を製造するに際しては、PvAを5〜1
5倍量の水に分散したのち、攪拌しながら70℃以上に
加熱し、PVAを溶解する。次いでPVA溶液を室温に
冷却したのち、グルタルアルデヒド又はテレフタルアル
デヒド及び酸を加える。
グルタルアルデヒドの添加量は、PVAの0.1〜5重
量%、テレフタルアルデヒドの場合はPVAの1〜10
重量%が好ましい。
また酸を添加することにより、被覆剤のpHを4.0以
下、テレフタルアルデヒドを用いる場合には特にpH5
,D以下に調整することが好ましい。
pHが高(なると耐水性被膜を形成するために数日間天
日乾燥しなければならず好ましくない。
本発明の被覆剤は、長時間放置してお(とゲル化するた
め、使用時に調製することが好ましい。長期保存が必要
な場合は、PVA溶液と酸及びアルデヒドを含有する溶
液を別個に調製して保存し、使用時に両者を混合すれば
よい。
本発明の被覆剤は、海藻用・肥料を含有していてもよい
。肥料としては、硝酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム
等の無機塩、アミノ酸、糖。
ビタミン等の有機物、特に特開昭53−149567号
公報に記載の有機肥料が好ましい。そのほか増粘剤とし
て、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース等
の水溶性セルロース、部分中和したポリアクリル酸等の
水溶性ポリヒドロキシ化合物を添加することもできる。
これらの化合物はグルタルアルデヒド及びテレフタルア
ルデヒドと反応して不溶化するので、不溶性被膜の構成
要素ともなりうる。
養殖用網又は綱に本発明の被覆剤を施すには、例えば浸
漬又は塗布法が用いられる。次いで天1−1乾燥又は送
風乾燥することにより、グルタルアルデヒド又はテレフ
タルアルデヒドと11人が反応して耐水性被膜が形成さ
れる。
本発明の被覆剤は、網又は綱の加工に際l、て加熱処理
を必要とせず、また海藻肥料を添加して被覆すると、海
水中への肥料の溶出カー緩や力・で長期にわたり施肥効
果を親わす。
本発明の被覆剤は、海苔網のほか、こんぶ、わかめ、も
ずくなどの養殖用網の表面処理に用いることができる。
下記実施例中の部は重量を意味する。
実施例1 完全けん孔型PVA (重合度2000以上)60部を
水に加え、攪拌下に90℃以上に加熱して溶解し、PV
A溶液800部を得る。この溶液を攪拌しながら室温付
近まで冷却したのち、50%グルタルアルデヒド溶液4
部及びくえん酸2.5部を混合し、水を加えて全tht
1000部とする。
実施例2 実施例1の完全けん孔型PVAの代わりに部分けん孔型
PVA (重合度2000以上)60部を用い、75℃
で溶解したのち、実施例1と同様の組成の被覆剤100
0部を得る。
実施例3 実施例1と同様にしてPVA溶液800部を調製したの
ち、90℃以上の温度で特開昭53−149567号公
報の実施例3に記載の有機肥料30部を加え、室温に冷
却したのち、しゆう酸4部、くえん酸2部及び50%グ
ルタルアルデヒド4部を加え、更に適量の水を加えて全
量1000部とする。
実施例4 実施例1の成分のほかにカルボキシメチルセルロース5
部を加え、同様に操作して全量1000部とする。
実施例5 実施例1のPVA溶液800部・に5%テレフタルアル
デヒドエタノール溶液90部、くえん酸15.0部及び
適量の水を加えて全量を1000部とする。
比較例1 実施例1のPVA溶液800部に、40%メチル化メチ
ロールメラミン10部、くえん酸2.5部及び適量の水
を加えて全量1000部とする。
比較例2 実施例1のPVA溶液800部に、50%メトキシメチ
ロールメラミン水溶液12部と36%・塩酸1.4部か
らなる酸コロイド液50部を加える。これに適量の水を
加えて全量1000部とする。
比較例3 比較例1040%メチルイ匂メチμmルメラミン10部
の代わりに40%グリオキザール10部を用い、同様に
操作し゛て全量1000部とする。
試験例1 実施例及び比較例の被覆剤で処理した網糸を室内培養し
、海苔胞子の付着及び生育について調べた。その結果を
第1表に示す。実施例の被覆剤で処理した網糸はいずれ
も好成績であり、栄養塩を添加した被覆剤は特に良好で
あった。
第  1  表 試験例2 処理し、これから長さ5cIrLの網糸を切りとり、沸
騰水中に5分間浸漬し、撚糸のほぐれがたを調べた。網
糸はクレモナ1号(クラレ製ビニロン)06個撚り36
本撚り糸を用いた。また対照として6 % PVA水溶
液を用いた。
試験結果を第2表に示す。表中の記号Aは網糸がはとん
ど変化のなかったもの、Bは切断面付近がややほぐれた
もの、Cは切断面付近がかなりほぐれたもの、Dは全体
がほぐれたものを示す。
本発明の被覆剤及び比較例2の被覆剤で処理した網糸は
、天日門燥により充分な耐水性が得られる。
試験例6 L−インロイシンを添加した被覆剤で網を加工し、X、
L−イソロイシンの海水への溶出を調べたa加工した網
糸5cIrLを試験管に入れ、これに海水2Qmlを加
え、20回/分の割合で振とうし、所定の日時に溶出し
たL−イソロイシンを高速液体クロマトグラフィで定量
した。その結果を第3表に示す。本発明の被覆剤はL−
イソロイシンを長期にわたり保持できることが知られる
第  3  表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 グルタルアルデヒド又はテレフタルアルデヒド、
    ポリビニルアルコール及び酸を含有する、海藻養殖用網
    又は綱の被覆剤。 2、海藻用肥料を含有する特許請求の範囲第1項に記載
    の被覆剤。
JP14784481A 1981-09-21 1981-09-21 海藻養殖用網又は綱の被覆剤 Granted JPS5849759A (ja)

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JP14784481A JPS5849759A (ja) 1981-09-21 1981-09-21 海藻養殖用網又は綱の被覆剤

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JPS5849759A true JPS5849759A (ja) 1983-03-24
JPS6241547B2 JPS6241547B2 (ja) 1987-09-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412000U (ja) * 1990-05-21 1992-01-30
CN110041199A (zh) * 2019-01-23 2019-07-23 中山大学 一种含邻苯二甲醛的单体、由单体制备的聚合物及制备方法和应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412000U (ja) * 1990-05-21 1992-01-30
CN110041199A (zh) * 2019-01-23 2019-07-23 中山大学 一种含邻苯二甲醛的单体、由单体制备的聚合物及制备方法和应用
CN110041199B (zh) * 2019-01-23 2021-07-09 中山大学 一种含邻苯二甲醛的单体、由单体制备的聚合物及制备方法和应用

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JPS6241547B2 (ja) 1987-09-03

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