JPS5849407Y2 - エヤクリ−ナの「ろ」過体保持装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、オートバイ等い小型エンジンのエヤクリー
ナに適するエヤクリーナの濾過体保持装置に関する。

一般に、エヤクリーナの所定位置に濾過体を保持するに
は、エヤクリーナ側に固定した保持片を設け、この保持
片に濾過体を固定して、蝶ナツト、クリップ等によって
固定していた。

このような構造であると、当然製作が面倒で、部品点数
も多く、コスト高になる。

この考案は、かかる点に鑑み改善したもので。

以下本考案を図面に示す実施例について説明する。

濾過体１は通気孔２を有する円筒体３の周りに多孔体等
の濾過材４を被覆したもので、後端には中央に凹部６を
有する塞き゛板５を装着し、その凹部６が円筒体３内に
挿入されており、渣た円筒体３の先端側外周には上記濾
過材４の先端に当接する端板５ａが設けられている。

保持片７は、バネ鋼鍜を略Ｙ字状に曲げたもので、中央
に一側に突出する突出部８が形成されている。

エヤクリーナ酸９ば、一側に入口１０を設け、他側に出
口１１を設けたもので、内壁中央力下端と上部両端に、
エヤクリーナ筐９内に開口し出口１１の軸線に直交する
方向に延びる掛止溝を有する掛止突起１２゜１３を設け
る。

出口１１は、エンジンの吸気管１４に連結する。

１５はパツキンである。しかして、濾過体１の円筒体３
の先端をエヤクリーナ酸９の出口１１に差込らそして、
保持片７を塞ぎ板５に沿わせ、中央の突出部８を塞ぎ板
５の凹部６に嵌め合わせる。

そして、保持片７の下端と上部両端をエヤクリーナ酸の
掛止突起１２゜１３の掛止溝に掛止める。

保持片γはバネ線で、撓ませて掛止突起１２，１３に掛
止めることができ、その保持片１の弾力で濾過体１を出
口１１側に押して保持する。

以上説明したように、この考案は、通気孔を設けた円筒
体の周りにＦＪ材を被覆し、中央に凹部を有する塞ぎ板
を後端に装着するとともに、上記円筒体の先端寄り外面
に上記濾過材の先端に当接する端板を装着した濾過体を
設け、その濾過体力円筒体の先端をエヤクリーナ酸の出
口に挿入し。

略Ｙ字状に曲げられたバネ線からなり、中央部に濾過体
側に突出する突出部を設けた保持片を上記塞き板に沿っ
て当接し、上記保持片刃中央の突出部を上記塞き板の凹
部に嵌め合わせるとともに、保持片の下端と上部両端を
エヤクリーナ酸の内壁に設けた担止突起に掛止めるよう
にしたので、保持片を、バネ鋼線を略Ｙ字状に曲げ加工
する簡単な製造工程で安価に作ることができる。

そして、保持片と塞ぎ板は突出部と凹部が嵌め合わさっ
ていて、安定した保持卦よび位置決めができ、保持片は
弾性を有するので着脱も容易である。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例に示し、第１図は縦断面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ矢視拡大図である。 １・・・・・・濾過体、２・・−・・通気孔、３・・・
・・・円筒体。 ４・・・・・・Ｅ過材、５・・・・・・塞ぎ板、６・・
・・・・凹部、７・・・・・・保持片、８・・・・・・
突出部、９・・・・・・エヤクリーナ酸、１１・・・・
・・出口、１２．１３・・・・・・掛止突起。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 通気孔を設けた円筒体の周りに濾過材を被覆し、中央に
   凹部を有する塞ぎ板を後端に装着するとともに、上記円
   筒体の先端寄り外面に上記濾過材の先端に当接する端板
   を装着した濾過体を設け、その濾過体の円筒体の先端を
   エヤクリーナ酸の出口に挿入し、略Ｙ字状に曲げられた
   バネ線からなり、中央部に濾過体側に突出する突出部を
   設けた保持片を上記塞ぎ板に沿って当接し、上記保持片
   の中央の突出部を上記塞ぎ板の凹部に嵌め合わせるとと
   もに、保持片の下端と上部両端をエヤクリーナ酸の内壁
   に設けた掛止突起に掛止めるようにしたことを特徴とす
   る、エヤクリーナのＦＡ体保持装置。