JPS5849306B2 - プラズマ溶射ト−チ - Google Patents

プラズマ溶射ト−チ

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Publication number
JPS5849306B2
JPS5849306B2 JP55031289A JP3128980A JPS5849306B2 JP S5849306 B2 JPS5849306 B2 JP S5849306B2 JP 55031289 A JP55031289 A JP 55031289A JP 3128980 A JP3128980 A JP 3128980A JP S5849306 B2 JPS5849306 B2 JP S5849306B2
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JP
Japan
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nozzle
torch
coolant
electrode
cooling passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP55031289A
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English (en)
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JPS56129049A (en
Inventor
真紀 菅野
光芳 長山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小口径管の内面にハードフエージングするのに
好適したプラズマ溶射トーチに関する。
従来、各種配管の内面に異種金属を溶射して耐食性、耐
摩耗性を向上させるいわゆるハードフエージングがおこ
なわれている。
これらハードフエージングをおこなうには酸素一アセチ
レン溶射法やプラズマ溶射法等があり、プラズマ溶射法
は高融点材料を溶射できる等の利点を有している。
しかし、このプラズマ溶射法は溶射材料を溶射するトー
チが大形化するとともに溶射距離を長《とる必要がある
ため小口径等の内面等の狭い部分の内面にハードフエー
ジングを施すことが困難であった。
すなわち、このプラズマ溶射法ではプラズマを発生する
電極やノズルを冷却するための冷却通路等を必要とする
ものであるが、従来は電極、ノズルを別々に冷却するよ
うに構成されていたため、冷却材通路等の構或が複雑と
なってトーチが大形化するものであった。
また、プラズマは高温であるから溶射材料が酸化しやす
く、このためプラズマ流の周囲を不活性ガス等でシール
ドする必要があり、このようなシールドガス供給機構を
備えるためトーチが一層大形化するものであった。
また、従来のものは供給された溶射材料がプラズマによ
って加熱溶融するまでに比較的長時間を要するため、ト
ーチから被溶射材までの距離を大きくしなげればならな
かったものである。
以下本発明を図面に示す一実施例にしたがって説明する
図中1はトーチ本体であって、このトーチ本体1は導電
材料で形成された上部トーチ部材2、下部トーチ部材3
およびこれらの間に介在され上部トーチ部材2と下部ト
ーチ部材3とを電気的に絶縁する絶縁部材4とから構成
されている。
そして、これら上部トーチ部材2、下部トーチ部材3お
よび絶縁部材4は上部トーチ部材2および絶縁部材4を
貫通して下部絶縁部材3に螺合した取付ねじ5・・・・
・・・・・・・・によって一体的に結合されている。
なお、これら取付ねじ5・・・・・・・・・・・・には
絶縁スリーブ6・・・・・・・・・・・・が被覆され、
絶縁が損なわれないように構成されている。
そして、上記下部トーチ部材3には比較的薄肉の筒状を
なすノズル7が装着され、また上記上部トーチ部材2に
はタングステン合金等の高融点金属材料からなる電極8
が装着され、この電極8の下端部は上記ノズルγ内にこ
のノズル7内面と所定の間隔をもって挿入されている。
そして、上記電極8はたとえば陰極として使用され、ま
た上記ノズル7は陽極として兼され、これらの間にアー
ク放電が生起されるように構成されている。
また、下部トーチ部材3の上部および絶縁部材4の中心
部にはワーキングガス通路9が形成され、このワーキン
グガス通路9はノズル7の上端に連通している。
そして、このワーキングガス通路9にはワーキングガス
供給管10が接続され、このワーキングガス供給管1o
オヨヒワーキングガス通路9を介してノズルT内にワー
キングガスたとえば8%の水素を含有したアルゴンガス
が供給されるように構成されている。
そして、ノズル7内に供給されたワーキングガスはノズ
ル7と電極8との間に生起されるアーク放電によってプ
ラズマとなり、プラズマ流としてノズル7より噴出する
ように構成されている。
そして、上記下部トーチ部材3にはノズル装着孔10′
J;形成され、上記ノズルIはこのノズル装着孔10内
に着脱自在に嵌合されている。
また、このノズル7の下端部外周にはフランジ部11が
一体に突設されている。
そして、上記ノズル装着孔10の内周面、ノズル7の外
周面および上記フランジ部11の上面との間にノズル7
の外周を囲む環状の空間が形成されており、この空間が
ノズル冷却通路12に形成されている。
なお、13はノズル7を固定するためのナット、14,
14は液密を保つための0 1Jングである。
また、上記電極8は上部トーチ部材2の中心部に形成さ
れた電極装着孔15内に嵌合し、固定ねじ16によって
固定されている。
そして、上部トーチ部材2には電極装着孔15を囲んで
環状の凹溝が形成され上部トーチ部材2の上面に取付げ
られた蓋板17によってこの凹溝が閉塞され、この凹溝
は電極冷却通路18に形成されている。
そして、上記下部トーチ部材3の周縁部には上記ノズル
冷却通路12に連通ずる連通路19が形成され、また上
部トーチ部材20周縁部にも電極冷却通路18に連通ず
る連通路20が形成されている。
また、上記絶縁部材40周縁部にはこれら連通路19,
20を連通する連通路21が形成されている。
そして、上記ノズル冷却通路12、連通路19,2L2
0および電極冷却通路18によってノズル1および電極
8を冷却するための一連の冷却通路22が形成されてい
る。
そして、下部トーチ部材3の連通路19には冷却材供給
管23が接続され、また上部トーチ部材2の連通路20
には冷却材排出管24が接続され、これら冷却材供給管
23および冷却材排出管24を介して冷却通路22に冷
却材たとえば水が流通されるように構成されている。
なお、これら冷却材供給管23および冷却材排出管24
は電源機構25に接続され給電のための導電路を兼用し
ており、これら冷却材供給管23、冷却材排出管24、
下部トーチ部材3および上部トーチ部材2を介してノズ
ルIおよび電極8に給電をなすように構成されている。
また、上記ノズル7のフランジ部11には溶射材供給口
26が形成され、この溶射材供給口26はノズル7の内
面にこのノズル7の上流側を指向して開口している。
そして、この溶射材供給口26には溶射材供給管21が
接続されている。
そしてこの溶射材供給管27を介して溶射材たとえばN
i−Cr−Fe−B;=Si系合金の粉末をヘリウムガ
ス等のキャリャガスとともに上記溶射材供給口26から
ノズルT内に供給するように構成されている。
また、上記ワーキングガス供給管10、冷却材供給管2
3、冷却材排出管24および溶射材供給管27はトーチ
本体1に同一方向から接続されており、これらがトーチ
本体1を支持するアームとして兼用されている。
以上の如く構成された本発明の一実施例はワーキングガ
スがノズル7内に供給され、このノズル7と電極8との
間に生起されるアーク放電によってプラズマ化され、プ
ラズマ流人となってノズル7より噴出する。
そして、このノズル7内には溶射材供給口26より溶射
材が供給され、この溶射材はプラズマ流A中に混入して
加熱溶融され、被溶射材たとえば配管Bの内面に溶着し
、ハードフエージング処理がなされる。
また、ノズル7および電極8は冷却通路22を流れる冷
却材によって冷却される。
そして、この一実施例のものはノズル7および電極8を
冷却する冷却通路22が一体に形成されているので、ト
ーチ本体1が小形化され、またこの冷却通路22に冷却
材を流す管も冷却材供給管23と冷却材排出管2402
本ですみ、全体が小形化される。
さらに、溶射材供給口26はノズル7の上流側を指向し
て開口しているので、キャリャガスとともにこの溶射材
供給口26から噴出した溶射材はプラズマ流中に良好に
分散混合し、きわめて短時間で加熱溶融される。
したがってプラズマ流とともにノズル7から噴出した溶
射材は短時間すなわち短距離の間に溶融されるので、ト
ーチ本体1と配管B内面との距離すなわち溶射距離が短
かくてすみ、しかも短時間で溶融、溶射が完了するので
酸化されることがなくカバーガス供給機構等も不要とな
ってトーチの小形化を図ることができ、小口径の配管B
内にハードフエージングすることが可能となるものであ
る。
また、この一実施例のものは筒状のノズル7の周囲を囲
むようにしてノズル冷却通路22が形成されているので
、冷却効果が犬でプラズマの温度が低下し、電流密度が
犬となって大電力を入力することができ、溶射材の溶融
が一層短時間となり溶射距離を一層短縮することができ
る。
また、トーチ本体1は下部トーチ部材3、上部トーチ部
材2および絶縁部材4を組合せただけの構成であり、構
造が簡単で一層の小形化を図ることができる。
またノズル7は着脱自在であるのでこれが損耗した場合
に容易に交換でき、保守が容易である。
なお、本発明は上記の一実施例には限定されない。
たとえばトーチ本体の構成は必らずしも上記のものに限
定されない。
また冷却通路の構成も必らずしも上記のものに限定され
ず、要はノズルおよび電極を冷却するように一体に形成
されていればよい。
上述の如く本発明はトーチ本体内に一方の電極を兼ねる
ノズルと他方の電極とを冷却する一体の冷却通路を設け
、また上記ノズル内面に上流側を指向して開口する溶射
材供給口を設けたものである。
したがって冷却通路の構成が簡単であるとともにこの冷
却通路に冷却材を流通させる管の数も少なくてすみ、ト
ーチが小形化されるとともに溶射材供給口から供給され
た溶射材はプラズマ流中に良好に拡散混合して短時間で
溶融するので溶射距離が短かくてすみ、また酸化される
ことがない(7)Qカバーガス供給機構等も不要となっ
てトーチが一層小形化されるので小口径管の内面等狭い
部分の内面にもハードフェージングを施すことができる
等その効果は犬である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は要部の縦断面図、第3図は要部の平面図である。 1・・・・・・トーチ本体、2・・・・・・上部トーチ
部材、3・・・・・・下部トーチ部材、4・・・・・・
絶縁部材、7・・・・・・ノズル、8・・・・・・電極
、10・・・・・・ノズル装着孔、12・・・・・・冷
却材通路、22・・・・・・冷却通路、23・・・・・
・冷却材供給管、24・・・・・・冷却材排出管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トーチ本体と、このトーチ本体内に装着された一方
    の電極を兼ねるノズルと、このノズルに対向して設けら
    れた他方の電極と、上記トーチ本体内に形成され上記ノ
    ズルと他方の電極を冷却する一体の冷却通路と、この冷
    却通路内に冷却材を供給する冷却材供給管と、上記冷却
    通路から冷却材を排出する冷却材排出管と、上記ノズル
    内面に上記ノズルの上流側を指向して開口した溶射材供
    給口とを具備したことを特徴とするプラズマ溶射トーチ
    。 2 前記トーチ本体は前記他方の電極が装着される上部
    トーチ部材と、前記ノズルが装着される下部トーチ部材
    と、上記上部トーチ部材と下部トーチ部材間に介在され
    これらを電気的に絶縁する絶縁部材とから構成され、前
    記ノズルは上記下部トーチ部材に形成されたノズル装着
    孔内に嵌合されこのノズル装着孔内周面と前記ノズルの
    外周面との間に前記ノズルを囲む環状の冷却材通路が形
    成されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項記載のプラズマ溶射トーチ。
JP55031289A 1980-03-12 1980-03-12 プラズマ溶射ト−チ Expired JPS5849306B2 (ja)

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