JPS584878B2 - ボタン電話システムにおける制御回路 - Google Patents

ボタン電話システムにおける制御回路

Info

Publication number
JPS584878B2
JPS584878B2 JP50037056A JP3705675A JPS584878B2 JP S584878 B2 JPS584878 B2 JP S584878B2 JP 50037056 A JP50037056 A JP 50037056A JP 3705675 A JP3705675 A JP 3705675A JP S584878 B2 JPS584878 B2 JP S584878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
gate
counter
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50037056A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50131704A (ja
Inventor
ステフアン・ウオルター・ライ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
Western Electric Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Western Electric Co Inc filed Critical Western Electric Co Inc
Publication of JPS50131704A publication Critical patent/JPS50131704A/ja
Publication of JPS584878B2 publication Critical patent/JPS584878B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/002Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems
    • H04M9/005Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems with subscriber controlled access to an exchange line
    • H04M9/006Exchange line circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加入者線とそれに接続されるように構成され
た少なくとも1つの電話機との間に挿入され、加入者線
状態の検出に応答して検出信号を発生する回路、および
その検出信号の受信に応答して電話機に信号を与える回
路を含む回路構成に関する。
多数の加入者線を多重使用する加入者の多くは、ボタン
電話システムによって一般に得られる基本的な特徴がき
わめて望ましいものであることを認めている。
これらの特徴とは(1)どの回路が呼出し中であるか、
使用中であるか、保留中であるかを可視的に知ることが
できること、(2)1つの電話機からどの回線でも選択
して使用することができること、(3)1つの回線を使
用中の加入者がその回線との接続を保留したまま別の回
線により新しい通話をするかあるいは新しい通話を受け
ることができるように、任意の回線に保留用のブリッジ
を挿入できること、とからなっている。
これらの特徴が多数の電話回線の効率的な使用を大いに
促進することは明らかであり、ボタン電話システムは広
く用いられるようになっている。
しかし4本あるいはそれ以下の電話回線と20個あるい
はそれ以下の電話機があれば十分であるような小規模の
加入者の多くにとっては、現在利用できるボタン電話シ
ステムは希望よりも高価なものであったり多くの場所を
占有したりするものになっている。
したがって解決すべき問題点は、そのような小規模の業
務のために、現在のものよりもより安価でより少ない場
所のみを占有するボタン電話システムを設計することで
ある。
この問題に対する本発明による解決法は、デイジタル電
子回路の使用ということに基づいている。
ボタン電話システムの動作に必要な60Hzの電源が、
そのような回路に必要な基本的なタイミングを与える機
能を果している。
さらにそのような回路は、場所および価格の面で経済性
に寄与する集積化ということにもかなっている。
ボタン電話システムにデイジタル回路を用いることは、
1971年9月14日に公知された米国特許第3,60
4,857号において発表されている。
しかしそのボタン電話システムにおいては、加入者線に
ライン回路あるいはラインモジュールを設けているばか
りでなく、各電話機にも電話機用モジュールを設けてお
り、それらの間は交差点モジュールによって相互接続が
行なわれるようになっている。
更に各電話機はデイジタル・データ信号を送受信せねば
ならず、そのため標準的な電話機でなく特殊な目的の電
話機を用いなければならない。
更にそのボタン電話システムにおいては、クロツク・パ
ルスはタイム・スロットを構成するのに用いられ、各々
には特定の情報ビットが割り当てられる。
情報ビットは特定の系別となってラインモジュールと対
応する電話機用モジュールの間および各電話機用モジュ
ールと対応する電話機の間を送られる。
さらに各ラインモジュールは特定の系列においてのみ動
作が可能となる。
各ラインモジュールは9個の状態を計数するカウンタを
持っており、あるラインモジュールが使用されるときに
はそのカウンタは常にその9個の状態のすべてを計数す
る。
最初の5個の状態は情報ビットを対応する電話機用モジ
ュールに送出する役目を果し、そのうちの4個の状態は
個々の送信用論理ゲートに動作パルスを送るものである
送信用論理ゲートは、その前にカウンタが計数を行なっ
ている間に対応する電話機用モジュールから受け取った
情報ビットによって別々の出力信号を出す。
第6番目の状態は、対応する交差点モジュールに動作パ
ルスを送り、残りの3つの状態は対応する電話機用モジ
ュールから情報ビットを受け取るものである。
これらの3つの状態は個々の受信用論理ゲートに動作パ
ルスを送り、このゲートは対応する電話機用モジュール
から同時に受け取った情報ビットによって別々の出力信
号を出す。
受信用論理ゲートは、カウンタが次の計数を行なってい
る間送信用論理ゲートに入力を供給するメモリ・フリツ
プ・フロツプをセットしたりリセットしたりする役目を
果す。
先に述べた問題点は本発明によって解決される。
本発明においては構成された回路の中には更にカウンタ
回路が含まれており、選択された状態を発生させる役目
を果す。
それぞれの状態は電話機の動作モードに対応している。
カウンタ回路は検出?号に応答して選択された状態へと
計数を進める。
また信号供給回路はカウンタの状態に従って条件に適合
した電話機に供給する信号を制御する。
本発明におけるライン回路はカウンタを1つ用いている
のみである。
このカウンタは複数個の選択されるべき状態をもち、そ
の各々は個々の動作モードに対応している。
カウンタはある動作モードに対応する条件の発生に応登
して対応する選択された状態へと計数を進めて行く。
カウンタがその選択された特定の状態に到達すると、そ
のサブシステムは対応するモードに置かれる。
ここで述べるようなライン回路は本質的にただ1つのリ
レーを呼出し検出器として用いており、カウンタによっ
て与えられるタイミングの機能は電話線上の呼出し信号
電圧と他の信号とを区別するために用いられているとい
う点で、従来知られている回路とも異なっている。
更にここで述べるライン回路は呼出し信号エンベロープ
(例えば2秒間オンで4秒間オフ)を用いており、これ
に従って対応する電話機の各々に局部発生させた可聴信
号を供給する。
以上の説明に於ては、各回路要素に付けられた参照番号
の最初の1桁の数字は、その要素が示されている図面の
番号に対応しているものとする。
まず第1図によると、本発明によるボタン電話システム
は電源PSおよびクロツクCLKおよび;共通可聴信号
音発生器TGを含み、これらのすべては複数のライン制
御回路によって共用されている。
図には2つのライン制御回路LCC1およびLCC2が
示されている。
各ライン制御回路はそれぞれの加入者線と複数個のボタ
ン電話機に対応しており、そのうちKTS1およびKT
S2の2つが図に示されている。
本システムに於てはダイヤル・レジスタが不要であるた
め、電話機は回転式および押しボタン式のダイヤルを用
いるものが混在していても構わない。
すべてのボタン電話機は全く同じ様に配線されており、
各電話機の同じ位置にある押しボタンは同じ機能をもつ
かあるいは同じ加入者線に対応している。
そして各電話機の第1の押しボタンは保留ボタンHOで
あり、第2の押しボタンは回線1の選択ボタンPU1で
あり、第3の押しボタンは回線2の選択ボタンPU2で
あり、以下同様の対応関係にある。
その結果相互接続ケーブルはシステムのどの部分におい
ても全く同様であり、交差接続フィールドは不要となっ
ている。
また本システムは呼出し信号を供給するために共通可聴
信号音発生器を含んでいるので、各電話機はトーンリン
キング信号を出力するスピーカも持っている。
第1図に示されているように、電源PSは例えば標準の
120■、60Hzの交流によって動作し、十分に整流
された+5■の直流電位および地気を本ボタン電話シス
テムの他の回路要素に供給する。
更に電源PSは、18V、60Hzの正弦波を5■、6
0Hzの方形波に変換するためにシュミット・トリガ回
路のような装置を含んでいる。
それはクロツクCLKおよびライン制御装置LCC1お
よびLCC2の論理回路にタイミング信号を供給するた
めのものである。
また更に電源PSは、+9Vの全波整流されろ波してな
い直流と、+18Vの全波整流されろ波した直流とを、
システム中のボタン電話機KTS1およびKTS2に供
給する。
+9Vの電圧の方は発光ダイオードによる回線表示ラン
プの点灯に用いられ、+18Vの電圧の方はA線および
スピーカの電源として用いられる。
第2図に示されているように、クロツクCLKは1/1
2に分周するカウンタ210を含んでおり、また電源P
Sの60Hzのタイミング信号が入力端子Bに供給され
ている。
その信号を入力端子Bに供給し、出力端子Cから出力信
号を得ることにより、カウンタ210は1/3に分周す
る回路として用いられ、33ミリ秒間0レベルで17ミ
リ秒間1レベルであるような20Hzの信号が得られる
この信号はインバータ215により33ミリ秒間1レベ
ルであり17ミリ秒間0レベルであるような信号に変換
され、ライン制御回路LCC1およびLCC2の論理回
路にタイミング信号は1/10に分周するカウンタ22
0の入力端子にも供給され、その出力端子AおよびDは
NANDゲート225に接続される。
ゲート225の出力端子は450ミリ秒間1レベルであ
り50ミリ秒間0レベルであるような2Hzのまばたき
をする程度の周波数のクロツク信号WCLKを供給する
それはランプの点滅する割合を一般に承認されている基
準に従って制御するための正しいタイミングを与えるた
めのものである。
ゲート225の2Hzの出力はカウンタ210の入力端
子Aにも供給されている。
信号をカウンタ210の出力端子Aから取り出すことに
より、カウンタは1/2に分周するように用いられ、5
00ミリ秒間1レベルであり次の500ミリ秒間は0レ
ベルであるような1Hzの点滅クロツク信号FCLKを
得ることができる。
それはランプの点滅割合を一般に承認されている基準に
したがって制御するための正しいタイミングを与えるた
めのものである。
点滅クロツク信号FCLKは、インバータ230によっ
て反転されたウインククロツク信号WCLKとともにN
ANDゲート235に供給され、そのゲートの出力はイ
ンバータ240に供給されて50ミリ秒間1レベルであ
り950m秒間0レベルであるような1Hzのタイミン
グ信号が得られる。
次に第3図によれば、ボタン電話システムに於で使用す
るために採用された共通可聴信号音発生器TGには、エ
ミツタ結合発振器をなす1組のトランジスタ310およ
び315が含まれている。
発振器のデューテイ比はエミツタ抵抗320および32
5によって定まり、またその出力は本質的に方形波であ
る。
発振器の周波数は、2 0 H zのタイミング信号に
応答するトランジスタ340の導通および非導通によっ
て変化する。
導通状態のときにはトランジスタ340はコレクタ抵抗
345をコレクタ抵抗350に並列に接続し、それによ
り周波数は高くなる。
その結果生ずる周波数の変動はさえずるような音となり
、その音は心地よくまた注意を引くものである。
トランジスタ355はバツファ増幅器および正しい論理
値レベルを与えるためのレベル変換器として働く。
次に第4、第5、第6および第7図は第8図に従って配
置されるものであるが、これらの図によるとライン制御
回路LCC1は加入者線TL1およびボタン電話機KT
S1およびKTS2に対応しており、またこの組合せは
ボタン電話システムのサブシステムをその中に包含して
いる。
同様にライン制御回路LCC2は加入者線TL2および
ボタン電話機KTS1およびKTS2に対応しており、
この組合せはボタン電話システムの別のサブシステムを
その中に包含している。
各サブシステムには、空き、呼出し、使用中、保留とい
う複数個の動作モードがあり、また各サブシステムが別
々の動作モードにあってもかまわない。
ライン制御回路LCC1およびLCC2は全く同じ構成
であり、従ってライン制御回路LCC1およびそのサブ
システムについてのみ詳細に述べる。
LCC1に関する説明は、LCC2および本システム中
のその他のすべてのライン制御回路に対して適用できる
はずである。
ライン制御回路LCC1には、呼出し検出器RGDおよ
びライン電流検出器LCSおよび保留属ブリッジ回路H
BCが含まれており、これらはすべて第4図に示されて
いる。
呼出し検出器RCDは抵抗、バリスタおよびコンデンサ
からなり、リレーの巻線RDRと直列に接続されて、加
入者線TL1のチップおよびR1を結んでいる。
これらの素子の値はインピーダンスが本質的に電話機の
電鈴装置と等しくなるように選ばれる。
呼出し信号電圧が加入者線TL1に供給されるとリレー
RDRの接点RDが1周期に2回開閉し、従って20H
zの呼び出し信号電圧が供給された時には接点RDは1
秒間に40回閉じることになる。
ライン電流検出器LCSは1組のリレー巻線CSRTお
よびCSRRを含んでおり、それぞれ加入者線TL1の
チップおよびリング導線T1およびR1と直列に接続さ
れている。
巻線CSRTおよびCSRRは2巻線リレーを構成し、
巻線にライン電流が流れるときには、リレー接点CSは
閉じた状態を保持する。
同様にして保留用ブリッジ回路WBCはリレー巻線HB
Rを含んでおり、それは励起された時にリレー接点HB
を閉じる役目を果たす。
この接点はライン電流検出器LCSの後方でチップおよ
びリング導線T1およびR1の間に抵抗405を接続し
て、動作モードが保留モードであるときの直流径路を与
えるものである。
ライス制御回路LCC1はさらに第4図および第5図に
示したような論理回路をも含んでいる。
この論理回路には4ビットの2進カウンタ410および
一般に種々の速度でカウンタを進めるための一群の入力
ゲート■NGおよびカウンタを零にリゼットするための
一群のリセット・ゲートREGおよびカウンタの特定の
状態に応答する一群の検出ゲートDEGが含まれている
この論理回路にはさらに検出ゲートDEGの出力に応答
する呼出しフリップ・フロツプ420と保留フリップ・
フロツプ430と点滅フリツプ・フロツプ440および
サブシステムを種々の動作モードにするためのこれらの
フリツプ・フロツプの出力に応答する一群の駆動ゲート
DRGも含まれている。
ライン制御回路LCC1のうち最後に残った大きな部分
は第6図および第7図に示されたバツファ回路BFRで
あり、これは論理回路とボタン電話機の間のインターフ
ェースの役目を果すものである。
このような背景のもとに、次にライン制御回路LCC1
も含めたサブシステムの各動作モードについて述べる。
ゲートの入力導線に参照番号をつける時には、その場合
に応じて上から下へまたは左から右への番号順に行なう
空きモード サブシステムが空きモードにあるとき、ボタン電話機K
TSIおよびKTS2は、送受器があげられておらずし
たがってフック・スイッチ接点SHT,SHRおよびS
HAが開放になっているか、または電話回線TL1の選
択ボタンPU1が作動しておらず、したがって接点PU
T1、PUR1およびPUA1が開放になっている。
その結果普通はA線と呼ばれ、ここでは信号線A1と呼
ぶ導線上の電圧はバツファ・トランジスター10のベー
ス端子には供給されず、このトランジスタを導通状態に
することはない。
従ってバツファトランジスター10のコレクタ端子はハ
イ・レベルに保たれ、論理回路の導線A上にはレベル1
の信号が供給される。
更に、説明の進行に従って明らかになる理由により、呼
出しフリツプ・フロツプ420および保留フリツプ・フ
ロツプ430および点滅フリツプ・フロツプ440はす
べてリセット状態にある。
その結果呼出しフリツプ・フロツプ420の呼出しゲー
ト424は導線Rにレベル0の信号を供給し、非呼出し
ゲート428は導線Rにレベル1の信号を供給する。
同様に保留フリツプ・フロツプ420の保留ゲート43
4は導線Hにレベル0の信号を供給し、非保留ゲート4
38は導績Hにレベル1の信号を供給する。
また点滅フリップ・フロツプ440の点滅ゲート444
は導線Fにレベル0の信号を供給し、非点滅ゲート44
8は導線Fにレベル1の信号を供給する。
その結果すべての駆動ゲートDRGは消勢される。
導線R上のレベル0の信号は電鈴駆動ゲート450の最
初の入力端子に加えられ、その結果常にこのゲートの第
2の入力端子に加えられている共通可聴電鈴音信号CA
は、ゲートおよびバッファBFRを通ってボタン電話機
KTS1およびKTS2のスピーカSRKRに達するこ
とはなくなる。
また導線H上のレベル0の信号は保留リレー駆動ゲート
452によってレベル1の信号に反転され、したがって
保留リレーHBRは励起されず、接点HBを閉じて加入
者線TL1の間に保留用のブリッジを構成することはな
くなる。
さらに導線H上のレベル0の信号はウインク駆動ゲート
454の最初の入力線に加えられ、導線F上のレベル0
の信号は点滅駆動ゲート554の2番目の入力線に加え
られる。
このようにしてこれらのゲートのもう一方の入力線にそ
れぞれ加えられているウインククロツク信号WCLKお
よび点滅クロツク信号FCLKはこれらのゲートを通り
抜けてランプ駆動ゲート555に到達することはできな
くなる。
さらにウインク駆動ゲート454および点滅駆動ゲート
554の出力はレベル1の信号であり、また導線A上の
信号もレベル1であるので、ランプ駆動ゲート555の
出力信号はレベル0となり、したがって電話機KTS1
およびKTS2の中の回線ランプLED1は点灯されな
い。
加入者線TL1の間に保留用のブリッジが構成されず、
またボタン電話機KTS1およびKTS2の中の通話路
網は加入者線TL1に接続されないので、チップおよび
リング導線T1およびR1上にライン電流は存在せず、
電流検出器LCSの接点CSは開放になっている。
したがってレベル1の信号が論理回路中の導線LCに与
えられ、このレベル1の信号は入力ゲート460によっ
てレベル0の信号に反転されて導線LCに与えられる。
さらに呼出信号電圧が加入者線TL1に供給されていな
いので、呼出し検出器RGDの接点RDは開放のままに
なっている。
その結果レベル1の信号が電鈴入力フリツプ・フロツプ
560のゲート562に与えられ、そのためにこのフリ
ツプ・フロツプはリセット状態に置かれる。
したがってゲート564に与えられる20Hzのタイミ
ング信号には応答せず、フリツプ・フロップの出力信号
はレベル1のままである。
この信号は入力ゲート565によってレベル0に反転さ
れて論理回路の導線R1に加えられる。
このことと呼び出し、保留および点滅フリツプ・フロツ
プがリセット状態にあることとにより、ある1つを除い
た残りの入力ゲート■NGは消勢される。
電流入力フリツプ・フロツプ462のゲート464に加
えられる導線LC上のレベル1の信号はフリツプ・フロ
ツプをリセット状態にし、そのためゲート465に与え
られる60Hzのタイミング信号には応答しなくなる。
同様にして導線Hおよび導線R上のレベル0の信号はそ
れぞれ入力ゲート466および468に加えられた20
Hzのタイミング信号がゲートを通過してカウンタ41
0に到達することを妨げている。
同じく導線F上のレベル0の信号は、入力ゲート566
に加えられた1Hzのタイミング信号がカウンタ410
に到達することを妨げている。
入力ゲート568はこのとき消勢されていない唯一の入
力ゲートであり、呼出し検出器に即座に応答できるよう
に備えている。
結局以上述べて来たことの結果として、リセット・ゲー
トREGはカウンタを0の状態に保っている。
導線Hおよび導線LC上のレベル0の信号によりリセッ
ト・ゲート570はレベル1の信号を出力し、それはリ
セット・ゲート572に加えられる。
同様にして導線Rおよび導線R1上のレベル0の信号に
よりリセット・ゲート574はレベル1の信号を出力し
、それはリセット・ゲート572に加えられる。
さらに導線A上のレベル1の信号もリセット・ゲート5
72に加えられ、またリセット・ゲート575によって
レベル0の信号に反転され、導線H上のレベル0の信号
とともにリセット・ゲート576に加えられる。
このようにしてリセット・ゲート576はカウンタ41
0のリセット入力端子R′にレベル1の信号を供給する
一方リセット・ゲート572はリセット・ゲート578
の出力信号に応答するように条件づけられている。
導線H、導線LCおよび導線F上にはレベル1の信号が
存在しているためリセット・ゲート578は1Hzのタ
イミング信号(50ミリ秒間レベル1であり950ミリ
秒間レベル0である)に応答し、リセット・ゲート57
2に1秒間に1度の割合でレベル0の信号を供給する。
そこでリセット・ゲート572はカウンタ410のリセ
ット入力端子Rにレベル1の信号を供給する3そしてカ
ウンタのリセット入力端子RおよびR′の双方にレベル
1の信号が加えられたとき、カウンタは0にリセットさ
れる。
したがって万一加入者線TL1ににせの信号があらわれ
て呼出し検出器の接点RDを閉じ以下に述べるような方
式でカウンタを0から進めてしまったときにも、1秒毎
にカウンタは0にリセットされ部分システムは空きモー
ドに保持される。
呼び出しモード 20Hzの呼出し信号電圧が加入者線TL1に加えられ
ると、呼出し検出器RGDの呼出し電鈴リレーRDRが
励起され半サイクル毎に接点RDを閉じたり開いたりす
る。
接点RDが閉じると電鈴入力フリツプ・フロツプ560
のゲート562にレベル0の信号が供給され、もし同時
にこのフリツプ・フロツプのゲート564に20Hzの
タイミング信号(33ミリ秒間レベル1であり17ミリ
秒間レベル0である)によってレベル1の信号が供給さ
れていればフリツプ・フロツプはセット状態になる。
セット状態にある電鈴入力フリップ・フロツプ560の
出力信号はレベル0であり、これは入力ゲート565に
よりレベル1の信号に反転され、入力ゲート568と導
線R1に加えられる。
導線R上の信号はやはりレベル1であるため入力ゲート
568はカウンタ410の計数入力端子ADにレベル0
の信号を与え、その結果カウンタは最初の計数を行なう
次に接点RDが開き、そのときに電鈴入力フリツプ・フ
ロップ560のゲート564に20Hzのタイミング信
号によりレベル0の信号が与えられていれば、フリップ
・フロツプはリセットされる。
このように20Hzのタイミング信号は20Hz以下の
頻度でカウンタが進むように呼出し信号を変調している
ことがわかる。
カウンタ410が約300ミリ秒後に6番目の計数まで
進むと出力端子BおよびCにレベル1の信号が現われ、
これは導線HおよびFおよびR1上のレベル1の信号と
一緒になって探知ゲート480を作動させる。
探知ゲート480のレベル0の出力信号は呼出しフリツ
プ・フロツプ420の呼出しゲート424に加えられて
フリップ・フロツプはセット状態となり、導線R上には
レベル1の信号が与えられ、導線Rにはレベル0の信号
が与えられる。
導線R上のレベル1の信号により、電鈴駆動ゲート45
0は、ゲートの他の一方の入力端子に供給される方形波
信号音をバッファ回路BFRのトランジスタ610のベ
ース端子に到達させることができる。
トランジスタ610は信号音と同じ周波数で導通状態と
非導通状態を繰り返し、それにより電話機KTS1およ
びKTS2のそれぞれに信号を送り、信号はそこで増幅
されて各電話機中のスピーカSPKRによって可聴音と
なる。
トランジスタ610からスピーカSPKRに至る経路中
の保護ダイオードは、トランジスタおよび論理回路に過
大な電圧が加わることを防ぐためのものである。
導線R上のレベル1の信号は電鈴駆動ゲート450を動
作させるばかりでなく、入力ゲート468が20Hzの
タイミング信号をカウンタ410の計数入力端子ADに
供給することも可能にする。
しかしながら導線R上のレベル1の信号は、リセット・
ゲート574が電鈴入力フリツプ・フロツプ560の出
力信号に応答することをも可能にする。
このようにして電鈴入力フリップ・フロツプ560が加
入者線TL1に連続的に与えられる呼出し信号電圧に応
答してセット状態になるたびに、レベル1の信号が導線
R1に与えられる。
したがってリセット・ゲート574はゲート572にレ
ベル0の信号を与え、次にゲート572はカウンタ41
0のリセット入力端子Rにレベル1の信号を与える。
このとき既にリセット入力端子R′にはレベル1の信号
が与えられており、したがってカウンタ410は0にリ
セットされ、加入者線TL1に呼出し信号電圧が加えら
れている限りカウンタはその状態に保持される。
同時に導線R上のレベル0の信号は入力ゲート566と
568および点滅フリップ・フロップ440の点滅ゲー
ト448に供給されている。
そのため入力ゲートは消勢されているが、一方点滅フリ
ップ・フロツプ440はセット状態にあり、導線Fには
レベル1の信号が与えられ、導線Fにはレベル0の信号
が与足られる。
導線F上のレベル1の信号により点滅駆動ゲート554
は点滅クロツク信号FCLK(500ミリ秒間レベル1
であり、500ミリ秒間レベル0である)をランプ駆動
ゲート555に供給することができ、次にこのゲート5
55はその信号をバツファ・トランジスタ620のエミ
ツタ端子に供給する。
トランジスタ620のベース端子に加えらえた電圧は、
ボタン電話機KTS1およびKTS2の中のランプLE
D1およびLED2に加えられた電圧と同じものである
すなわち全波整流されろ波されていない+9■の電圧で
あり、トランジスタのエミツタ端子に論理レベル1の信
号が加えられているときにその電圧が0になると、抵抗
622を通って0Vの電源に向かってベース電流が流れ
ることができるようになる。
その結果コレクタ電流はトランジスタ620からトラン
ジスタ630および640のベース端子に流れ込むこと
が可能になり、この2つのトランジスタは電源電圧の次
の上昇とともに導通状態になる。
そこで電流がボタン電話機KTS1およびKTS2の回
線ランプLED1を通って流れ、ランプが点灯される。
その後で論理レベル0の信号がトランジスタ620のエ
ミツタ端子に加えられるとトランジスタは非導通状態と
なり、したがってトランジスタ630および640も非
導通状態となって回線ランプLED1は消えてしまう。
このようにして回線ランプLED1は点滅クロツク信号
FCLKに応じてついたり消えたりし、加入者線TL1
に呼出しが生じていることを示すための可聴信号を提供
する。
もし電源による過負荷などによりこのランプ回路の電源
レベルが高くなりすぎた場合には、エミツタ抵抗632
および642の両端の電圧がコレクタ端子の電圧も上昇
するような点まで上昇する。
それはトランジスタ620のベース端子電圧に影響し、
それが抵抗650とバリスタ655によって定められた
レベルを超える時には、トランジスタ620は非導通状
態となる。
このことにより今度はトランジスタ630および640
が非導通状態となり、このようにして過負荷に対する保
護が行なわれる。
点滅駆動ゲート554を付勢するだけでなく、導線F上
のレベル1の信号は入力ゲート566および検出ゲート
484を部分的に付勢し、一方導線F上のレベル0の信
号はリセット・ゲート578および検出ゲート480を
消勢する。
呼出し信号電圧が加入者線TL1から除去されたときに
は、電鈴入力フリツプ・フロツプ560はリセット状態
に復帰する。
そのような場合が生ずるのは被呼者が応答した場合を除
けば、電話局;の呼出し信号発生器が呼出し信号の間に
無音の期間を入れるときか、起呼者が送受器を掛けたと
きである。
そのとき導線RIにはレベル0の信号が与えられ、その
ためリセット・ゲート574はリセット・ゲート572
にレベル1の信号を与える。
1そしてリセット・ゲート572の他のすべての入力端
子にはレベル1の信号が与えられているので、カウンタ
410はもはや0に保持されてはいない。
カウンタ410はむしろ入カゲート468によって与え
られる20Hzのタイミング信号によって進められる。
そしてカウンタ410が約250ミリ秒後に計数5に達
したとき出力端子AおよびCにはレベル1の信号が現わ
れ、導線F上のレベル1の信号とともに検出ゲート48
4を動作させる。
検出ゲート484のレベル0の出力信号は非呼出しゲー
ト428に加えられ、呼出しフリツプ・フロツプ420
はリセットされて再び導線Rにはレベル0の信号が現わ
れ、導線百にはレベル1の信号が現われる。
導線R上のレベル0の信号により電鈴駆動ゲート450
は消勢され、電話機KTS1およびKTS2のスピーカ
SPKRへの呼出し信号の送出は停止される。
ただしこのときも回線ランプLED1は点滅し続けてい
る。
導線R上のレベル0の信号は入力ゲート468をも消勢
し、カウンタ410が20Hzの速度で進むことを停止
させる。
しかし導線R上のレベル1の信号は導線F上のレベル1
の信号と一緒に入力ゲート566を付勢し、1Hzのタ
イミング信号に対応してカウンタ410を進める。
さらに導線π上のレベル1の信号は入力ゲート568を
部分的に付勢する。
呼出し信号の間に例えば4秒の無音を挿入するために呼
出し信号電圧が除去されたのち再び現われたとすると、
カウンタ410は大体計数9まで進んでいる。
最初に呼出し信号電圧が供給されたときと同様にカウン
タ410は再び20Hzの速度で進められ、そしてそれ
が計数12まで進んだときレベル1の信号が出力端子C
およびDに現われる。
呼出し信号電圧に応答して導線RIにもレベル1の信号
が断続的に与えられ、検出ゲート482は付勢される。
検出ゲート482は呼出しフリツプ・フロツプ420の
呼出しゲート424にレベル0の信号を与え、呼出しフ
リツプ・フロツプは再びセット状態に置かれる。
そこで呼出し信号は再びボタン電話機KTS1およびK
TS2に供給され、カウンタ410は再び0にリセット
される。
このように呼出しモードには実際には2つのモードが含
まれていることがわかる。
1つは呼出し信号およびランプの点滅がともに存在する
モードであり、他の1つはランプの点滅のみが存在する
モードである。
一方もし加入者線TL1から呼出し信号電圧が消滅した
原因が起呼者が送受器を掛けたことである場合には、カ
ウンタ410は計数141るまで1Hzの速度で計数を
続ける。
そこまで計数するとカウンタの出力端子B,CおよびD
にはレベル1の信号が現われ、検出ゲート494は付勢
され点滅フリツプ・フロツプ440の非点滅ゲート44
4にはレベル0の信号が加えられ、フリツプ・フロツプ
はリセットされる。
ボタン電話機KTS1およびKTS2の回線ランプLE
D1の点滅クロツク信号FCLKに対応した点滅は停止
され、サブシステムは空きモードにもどる。
またカウンタ410はリセット・ゲート578に加えら
れる1Hzのタイミング信号によって0にリセットされ
る。
話中モード ボタン電話機KTS1あるいはKTS2が送受器をあげ
選択ボタンPU1を押すと、加入者線TL1は使用中と
なる。
例えばボタン電話機KTS1が送受器をあげ選択ボタン
PU1を押したとすると、フック・スイッチの接点SH
T,SHRおよびSHAと選択ボタンの接点PUT1,
PUR1およびPUA1のすべてが閉じられ、チップ導
線T1上に電話局からライン電流検出器LCSのリレー
巻線CSRTを通り、選択ボタンの接点PUT1および
フック・スイッチの接点SHTを通ってボタン電話機セ
ツトKTS1の通話路網SNに る経路が設定される。
通話路網SNから経路はさらに伸びて、フック・スイッ
チの接点SHRおよび選択ボタンの接点PUR1を通り
、ライン電流検出器LCSのリレー巻線CSRRを通っ
てリング導線R1により電話局へ戻っていく。
このようにボタン電話機セットKTS1の通話路網SN
は加入者線TL1の間に接続されており、以前に示した
ようにライン電流検出器LCSのリレー巻線CSRTお
よびCSRRにライン電流が存在するときにはリレー接
点CSが閉じ導線LCにレベル0の信号が与えられる。
それと同時に18Vの電源から出発し、信号線A1上の
フック・スイッチ接点SHAおよび保留用接点HOおよ
び選択ボタン接点PUA1を通ってバツファ回路BFR
の中のトランジスタ710のベース端子に至る経路が存
在する。
したがってトランジスタ710は導通状態をなり、論理
回路の中の導線Aにレベル0の信号が与えられる。
導線LC上のレベル0の信号は電流入力フリップ・フロ
ツプ462のゲート464に与えられる。
電流入力フリツプ・フロツプ462はそれによりリセッ
ト状態となり、状態ゲート465は60Hzのタイミン
グ信号をカウンタ410の計数入力端子ADに加えるこ
とが可能になる。
しかしそれと同時に導線A上のレベル0の信号はリセッ
ト・ゲート572に与えられ、今度はそのゲートがカウ
ンタ410のリセット入力端子Rにレベル1の信号を与
える。
カウンタ410のリセット入力端子R′にはすでにレベ
ル1の信号が存在しているからカウンタは0にリセット
されその状態に保たれる。
さらに導線λ上のレベル0の信号はランプ駆動ゲート5
55に与えられ、このゲートはバツファ回路BFRのト
ランジスタ620のエミツタ端子にレベル1の信号を与
える。
以前に呼出しモードについて述べた場合と同様に、トラ
ンジスタ620のエミツタ端子に論理レベル1の信号が
存在するとき、ボタン電話機KTS1およびKTS2の
回線ランプLED1は点灯する。
その結果ランプLED1は点灯したままとなり、加入者
線TL1が使用中であることが可視表示されるようにな
っている。
導線λ上のレベル0の信号は呼出しフリツプ・フロツプ
420の非呼び出しゲート428および点滅フリツプ・
フロツプ440の非点滅ゲート444にも与えられてい
る。
そしてもし加入者線TL1が補捉されたときすでにサブ
システムが呼出しモードにあったとすると、呼出しフリ
ツプ・フロツプ420および点滅フリツプ・フロツプ4
40はともにただちにリセットされ、それぞれボタン電
話機KTS1およびKTS2のスピーカSPKHに呼出
し信号を送ることを中止し、ボタン電話機セットの回線
ランプLED1の点滅を停止する。
さらに導線LC上のレベル0の信号は入力ゲート460
によってレベル1の信号に反転され、導線LCを通って
リセット・ゲート570と検出ゲート488に供給され
て、論理回路は保留要求に応答する態勢を整える。
保留モード 加入者線TL1を保留モードとするためにボタン電話機
KTS1の保留ボタンHO(第1図参照)が押され、そ
れにより保留用接点HO(第7図参照)が開かれる。
その結果信号線A1から電圧が除去され、バツファ・ト
ランジスタ710は非導通状態となって導線Aにはレベ
ル1の信号が与えられることになる。
そしてランプ駆動ゲート555の出力信号はレベル0と
なりバッファ・トランジスタ620は非導通状態となっ
て、ボタン電話機KTS1およびKTS2の回線ランプ
LED1は消えてしまう。
さらに導線A上のレベル1の信号はリセット・ゲート5
72の出力信号をレベル0に変え、カウンタ410はも
はや計数0の状態に保持されてはいない。
そしてカウンタ410は電流入力フリツプ・フロツプ4
62のゲート465によってカウンタの計数入力端子A
Dに供給される60Hzのタイミング信号に応答して計
数をして行く。
カウンタ410が約4.2ミリ秒後に計数3になったと
き出力端子AおよびBにレベル1の信号が現われる。
これは導線LC上のレベル1の信号とともに検出ゲート
488を付勢し、保留フリツプ・フロツプ430の保留
ゲート434にレベル0の信号が与えられる。
その結果保留フリツプ・フロツプ430はセット状態と
なり、そのとき導線Hにはレベル1の信号が与えられる
導線H上のレベル1の信号によりまばたき駆動ゲート4
54はまばたきクロツク信号(450ミリ秒間レベル1
であり50ミリ秒間レベル0である)をランプ駆動ゲー
ト555まで到達させ、呼出しモードのとき点滅クロツ
ク信号について述べた場合と同様にしてボタン電話機K
TS1およびKTS2の回線ランプLEDIはウインク
クロツク信号に従って点滅する。
したがってランプのまばたきによって加入者線TL1が
保留状態にあることが目で見てわかるようになっている
さらに導線H上のレベル1の信号は入力ゲート466が
20Hzのタイミング信号をカウンタ410の計数入力
端子ADに供給することを可能にしている。
しかし導線H上のレベル1の信号は導線LC上に存在す
るレベル1の信号とともにリセット・ゲート570を動
作させ、そのゲートのレベル0の出力信号によりリセッ
ト・ゲート572はレベル1の信号をカウンタ410の
リセット入力端子Hに供給する。
その結果カウンタ410はリセットされ計数0の状態に
保持される。
同時に導線H上のレベル1の信号は保留リレー駆動ゲー
ト452に与えられ、それによって生ずるレベル0のゲ
ートの出力信号は保留ブリッジ・リレーHBRを励起す
る。
励起されたリレーは接点HBを閉じ、それによって抵抗
405からなる保留用ブリッジを加入者線TL1の間に
接続する。
,導線H上のレベル0の信号は呼出しフリツプ・フロツ
プ420の非呼出しゲート428と点滅フリツプ・フロ
ツプ440の非点滅ゲート444に与えられる。
これにより呼出しフリツプ・フロツプ420および点滅
フリツプ・フロツプ440はそれぞれリセット状態に保
たれ、呼出し信号やランプ点滅信号がボタン電話機KT
S1およびKTS2のスピーカSPKRやランプLED
1に与えられることを防いでいる。
さらに導線n上のレベル0の信号はリセット・ゲート5
78を消勢し電流入力フリップ・フロツプ462をリセ
ットして、60Hzのタイミング信号がカウンタ410
の計数入力端子ADに加えられないようにしている。
ボタン電話機セツトKTS1の保留ボタンHOはその後
解除され、それにより保留接点HOは再び閉じられ、選
択ボタンPU1は機械的に解除されて選択接点PUT1
、PUR1およびPUA1が開かれる。
開かれた選択接点PUT1およびPURIはボタン電話
機セツトKTS1の通話路網SNを電話回線TL1から
切り離し、同じく開かれた選択接点PUA1は依然とし
て信号線A1を電源から切り離し続けている。
その結果回線ランプLED1はウインククロツク信号W
CLKのみに応答して点滅される。
サブシステムはこのようにして保留モードに置かれる。
もし保留していた加入者が通話を放棄すると、最近の電
話局ではその回線への接続を切り離しライン電流は流れ
なくなる。
しかし電話局によっては通常の通話の取り扱いにおいて
も300ミリ秒ないしはそれ以下のライン電流の瞬断が
起こることがある。
したがって電話局による放棄された通話の切断と通話の
取り扱いとを区別する必要がある。
加入者線TL1上のライン電流が遮断されると、ライン
電流検出器のリレー巻線CSRTおよびCSRRにはも
はやライン電流が流れなくなる。
したがってリレー接点CSは開かれ、導線LCにはレベ
ル1の信号が供給される。
この信号は入力ゲート460によってレベル0の信号に
反転されて導線LCに与えられ、それによりリセット・
ゲート570は消勢される。
そこでカウンタ410は入力ゲート466によって計数
入力端子ADに供給される20Hzのタイミング信号に
応答して計数を進める。
もしライン電流の遮断が電話局による遮断以外の原因に
よるとすると、ライン電流は450ミリ秒経過しないう
ちに再び流れ始める。
450ミリ秒というのはカウンタ410が9まで計数す
るのに必要な時間である。
ライン電流が再び検出器LCSのリレー巻線CSRRお
よびCSRRに流れるとすぐにリレー接点CSが閉じ、
レベル0の信号がまた導線LCに与えられる。
前に述べた場合と同様に、この信号は入力ゲート460
によって反転されレベル1の信号が導線LCに与えられ
る。
リセット・ゲート570は再びレベル0の信号をリセッ
ト・ゲート572に供給し、次にリセット・ゲート57
2はレベル1の信号をカウンタ410のリセット入力端
子Hに供給してカウンタはただちに0にリセットされる
一方もし電話局による遮断が発生した場合には、カウン
タ410は9まで計数を行ない出力端子AおよびDにレ
ベル1の信号が現われる。
その結果検出ゲート490が動作し、レベル0の出力信
号が保留フリツプ・フロツプ430の非保留ゲート43
8に与えられる。
保留フリツプ・フロツプ430はリセットされ、導線H
にはレベル0の信号が、導線Hにはレベル1の信号が与
えられる。
導線H上のレベル0の信号はウイング駆動ゲート454
を無効にし、ボタン電話機KTS1およびKTS2の回
線ランプLED1の点滅は停止される。
導線H上のレベル0の信号は入力ゲート466も消勢し
、カウンタ410の計数の進行を停止させる。
一方導線H上のレベル1の信号はリセット・ゲート57
8を付勢し、IHzのタイミング信号の次のパルスによ
ってカウンタを0にリセットする。
さらに導線H上のレベル0の信号は保留リレー駆動ゲー
ト452を消勢して保留用ブリッジ・リレーHBRの励
起を解除し、リレー接点HBを開くことにより加入者線
TL1から保留用ブリッジを切り離す。
また導線R上のレベル1の信号は呼出しフリツプ・フロ
ツプ420、点滅フリップ・フロツプ440および電流
入力フリップ・フロップ462のリセット入力を消勢し
、サブシステムは空きモードに復帰する。
保留状態の回線を使用状態にもどすには選択ボタンPU
1を再び動作させ、接点PUT1、PUR1およびPU
A1を閉じればよい。
信号線A1に直列に接続されたフック・スイッチ接点S
HAおよび選択接点PUA1を通って再びバッファ・ト
ランジスタ710のベース端子に電力が供給され、トラ
ンジスタは導通状態となって導線Aにはレベル0の信号
が現われる。
使用モードの場合について以前に述べたように、このと
きボタン電話機KTS1およびKTS2の回線ランプL
ED1はつきつ放しとなる。
導線A上のレベル0の信号はリセット・ゲート575に
よってレベル1の信号に反転されて導線Aに与えられ、
このとき導線H上にはすでにレベル1の信号が存在して
いるので、リセット・ゲート576はカウンタ410の
リセット入力端子R′にレベル0の信号を与える。
カウンタ410はもはや計数0のリセット状態に保持さ
れてはおらず、入力ゲート466によって計数入力端子
ADに加えられる20Hzのタイミング信号に従って計
数を行なう。
カウンタ410が計数4に達すると出力端子Cにはレベ
ル1の信号が現われ、導線A上のレベル1の信号ととも
に検出ゲート492を動作させる。
検出ゲート492のレベル0の出力信号は保留フリップ
・フロツプ430の非保留ゲート438に与えられ、そ
れにより保留フリツプ・フロツプはリセットされる。
以前に述べた場合と同様に、導線H上のレベル0の信号
によりボタン電話機KTSIおよびKTS2の回転ラン
プLED1からまばたきクロツク信号WCLKが取り除
かれ、加入者線TL1から保留用ブリッジが切り離され
る。
さらに導線H上のレベル0の信号は入力ゲート466を
消勢しカウンタ410の計数を停止させる。
またさらに導線H上のレベル0の信号は導線A上のレベ
ル0の信号とともにカウンタ410をリセットし、サブ
システムは使用モードに復帰する。
以上本発明の特定の実施例について示して説明を行なっ
て来たが、これは一つの実例に過ぎず、特許請求範囲の
項において定義された本発明の範囲と精神を逸脱するこ
となく様々の修正を加えることが可能である。
以上本発明を要約すると次のようである。
(1)ボタン電話システムに於てライン制御回路が用い
られている。
ボタン電話システムは該ライン制御回路のほかにそれに
対応する電話回線と少なくとも1つのボタン電話機を含
んでおり、複数個の動作モードを持っている。
ライン回路は、各々システムの動作モードに対応する複
数個の選ばれた状態に励起され得るカウンタと、特定の
モードに対応した条件の生起に応答してカウンタを対応
する選択された状態に向かって励起する機構と、カウン
タが選択された該状態に向かって計数を行なうのに反応
してシステムを対応するモードに置く機構とを含んでい
る。
(2)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、該カウ
ンタ機構の各々の選択された状態は電話機の個個の動作
モードに対応している。
(3)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、条件に
応答する該機構は、予め定められた時間だけ対応する条
件が連続的に存在した時にのみ特定の選択された状態に
向かってカウンタ機構を進める。
(4)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、システ
ムには空きおよび呼び出しという動作モードがあり、条
件に対応する機構は対応する電話回線上の呼出し信号電
圧の存在によりシステムが空きモードにある間にカウン
タを進める。
該カウンタは、対応する電話回線上に予め定められた時
間の間呼出し信号電圧が連続的に存在することにより、
呼出しモードに対応する選択された状態に向かって計数
を進める。
またカウンタに対応する該機構は、呼出し信号電圧が対
応する電話回線に存在しシステムが空きモードにある間
、対応するボタン電話機に呼出し信号を供給するため選
択された該状態に向かって進んで行く。
(5)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、システ
ムには空きおよび呼出しという動作モー ドがあり、条
件に応答する該機構は対応する電話回線上の呼出し信号
電圧の存在によりシステムが空きモードにある間にカウ
ンタを進める。
該カウンタは、対応する電話回線上に予め定められた時
間の間呼出し信号電圧が連続的に存在することにより、
呼出しモードに対応する選択された状態に向かって計数
を進める。
またカウンタに応答する該機構は、呼出し信号電圧が対
応する電話回線に存在しシステムが空きモードにある間
、対応するボタン電話機にランプ点灯信号を供給するた
め選択された該状態に向かって進んで行く。
(6)前記第(5)項に記載の制御回路に於て、システ
ムには空き、呼出し信号とランプ点滅およびランプ点滅
のみのモードがある。
カウンタに応答する該機構は、呼出し信号電圧が対応す
る電話回線に存在しシステムが空きモードにある間、対
応するボタン電話機に呼出し信号とランプ点滅信号の双
方を供給するため選択された該状態に向って進んで行く
(7)前記第(6)項に記載の制御回路に於て、該制御
回路はさらに条件に応答する機構とカウンタに応答する
機構とに応答してカウンタをリセットする機構をもその
中に含んでいる。
リセット機構は、システムが呼出し信号およびランプ点
滅モードにあるとき、対応する電話回線上にある呼出し
信号電圧に応答してカウンタをリセットする。
(8)前記第(7)項に記載の制御回路に於て、システ
ムが呼出し信号およびランプ点滅モードにあるとき、該
条件応答機構は対応する電話回線上に呼出し信号電圧が
存在しないことによりカウンタを進める。
該カウンタは予め定められた時間の間対応する電話回線
上に呼出し信号電圧が現われないことになり、ランプ点
滅モードに対応する選択された状態に向かって進んで行
く。
またカウンタに応答する該機構は、システムが呼出し信
号およびランプ点滅モードにあるとき、対応するボタン
電話機への呼出し信号信号の供給を停止させるため選択
された該状態に向かって進んで行く。
(9)前記第(8)項に記載の制御回路に於て、システ
ムがランプ点滅モードにあるとき、該条件応答機構は対
応する電話回線上の呼出し信号電圧の存在によりカウン
タを進める。
該カウンタは予め定められた時間の間対応する電話回線
上に連続的に呼出し信号電圧が存在することにより、呼
出し信号およびランプ点滅モードに対応する選択された
状態に向かって進んで行く。
またカウンタに応答する該機構は、対応する電話回線上
に呼出し信号電圧が存在するとき、対応するボタン電話
機に再び呼出し信号を供給するため選択された該状態に
向って進んで行く。
(10)前記第(8)項に記載の制御回路に於て、シス
テムがランプ点滅モードにあるとき、該条件応答機構は
対応する電話回線上に呼出し信号電圧が存在しないこと
によりカウンタを進める。
該カウンタは予め定められた時間の間対応する電話回線
上に呼出し信号電圧が現われないことにより、空きモー
ドに対応する選択された状態に向かって進んで行く。
また該カウンタ応答機構は、対応するボタン電話機への
ランプ点滅信号の供給を停止するため、選択された該状
態に向って進んで行く。
(11)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、シス
テムには空きおよび呼出しの動作モードがあり、該条件
応答機構は対応する電話回線上の呼出し信号電圧の有無
を検出する機構を含んでいる。
呼出し検出器は呼出し信号電圧が存在するときに第1の
信号を発生し、存在しないときに第2の信号を発生する
また入力論理機構は、システムが空きモードにあるとき
第1の信号に応答してカウンタを進める。
(12)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、該カ
ウンタは予め定められた時間の間第1の信号が連続的に
存在していることにより、呼出しモードに対応する選択
された状態に向かって進んで行く。
また該カウンタ応答機構はモード論理機構を含んでおり
、その中には呼出し検出器の第1の信号によって特有の
出力信号を発生する第1検出ゲートが含まれていて、シ
ステムが空きモードにある時にはカウンタは選択された
該状態に向って進んで行く。
特有の出力信号は呼出しフリツプ・フロツプをセット状
態にし、セット状態にある呼出しフリツプ・フロツプは
電鈴駆動ゲートを励起して、対応するボタン電話機に呼
出し信号信号を供給する。
(13)前記第(12)項に記載の制御回路に於て、シ
ステムには空き、呼出し信号とランプ点滅およびランプ
点滅のみの動作モードがあり、該モード論理機構は呼出
しフリツプ・フロツプのセットによってセット状態に置
かれる点滅フリツプ・フロツプをもさらに含んでいる。
セット状態にある点滅フリツプ・フロツプは点滅駆動ゲ
ートを励起し、対応するボタン電話機にランプ点滅信号
を供給する。
(14)前記第(13)項に記載の制御回路に於で、該
制御回路はさらに入力論理機構とモード論理機構とに応
答してカウンタを0にリセットする論理機構をも含んで
いる。
リセット論理機構は呼出しフリツプ・フロツプがセット
状態となり呼出し検出器によって第1の信号が発生され
ることによりカウンタをOにリセットするための第1リ
セット・ゲートを持っている。
(15)前記第(I4)項に記載の制御回路に於で、該
入力論理機構は、呼出しフリツプ・フロツプがセット状
態となり呼出し検出器によって第2の論理信号が発生さ
れることによりカウンタを進める。
また該モード論理機構は、点滅フリツプ・フロツプがセ
ット状態となりカウンタがランプ点滅モードに対応する
選択された状態に進むことにより特有の出力信号を発生
する第2の検出ゲートを含んでいる。
第2検出ゲートの特有の出力信号により呼出しフリツプ
・フロツプはリセットされ、リセット状態にある呼出し
フリツプ・フロツプは電鈴駆動ゲートを消勢する。
(16)前記第(15)項に記載の制御回路に於で、該
入力論理機構は、呼出しフリツプ・フロツプがリセット
状態となり呼出し検出器によって第1の信号が発生され
ることによりカウンタを進める。
また該モード論理機構は、呼出し検出器が第1の信号を
発生しカウンタが呼出し信号およびランプ点滅モードに
対応する選択された状態に進むことにより特有の出力信
号を発生する第3の検出ゲートを含んでいる。
第3検出ゲートの特有の出力信号により呼出しフリツプ
・フロツプはセットされ、セット状態にある呼出しフリ
ツプ・フロツプは電鈴駆動ゲートを励起し、対応するボ
タン電話機に再び信号を供給する。
(17)前記第(15)項に記載の制御回路に於て、該
入力論理機構は、呼出しフリツプ・フロツプがリセット
状態にあり点滅フリツプ・フロツプがセット状態にあっ
て呼出し検出器が第2の信号を発生することによりカウ
ンタ機構を進める。
また該モード論理機構は、空きモードに対応する選択さ
れた状態にカウンタが進むことにより特有の出力信号を
発生する第3の検出ゲートを含んでいる。
第3検出ゲートの特有の出力信号は点滅フリツプ・フロ
ツプをリセットし、リセット状態にある点滅フリツプ・
フロツプは点滅駆動ゲートを無効にする。
(18)前記第(1)項に記載の制御回路に於て、シス
テムには使用および保留の動作モードがあり、ボタン電
話機セットは信号線を持っていて、システムが使用モー
ドにあるときにはその信号線と対応する電話回線の双方
に電流が流れるが、システムが保留モードに置かれると
きには信号線は遮断される。
またここで該条件応答機構は、システムが使用モードに
あるとき対応する電話回線上のライン電流の存在により
カウンタを進める第1人カゲートを含む入力論理機構と
、信号線上に電流が存在することによりカウンタを0に
リセットする第1リセットゲートを含むリセット論理機
構とを持っている。
そのときライン電流と信号線電流の双方が存在すればカ
ウンタは0にリセットされたままの状態であり、信号線
電流が遮断されライン電流がそのままであればカウンタ
は進められる。
(19)前記第(17)項に記載の制御回路に於て、該
カウンタは、予め定められた時間の間信号線電流が存在
せず一方ライン電流が存在することにより、保留モード
に対応する選択された状態に向かって進んで行く。
また該カウンタ応答機構は、ライン電流が連続的に存在
しカウンタが選択された該状態に進められることにより
特有の出力信号を発生するような第1の検出ゲートを含
むモード論理機構を持っている。
特有の該出力信号は保留フリツプ・フロツプをセットし
、セット状態にある保留フリツプ・フロツプは保留用ブ
リッジ駆動ゲートを励起し、対応する電話回線の間に保
留用ブリッジを接続する。
(20)前記第(19)項に記載の制御回路に於て、セ
ット状態にある保留フリツプ・フロツプはまばたき駆動
ゲートをも励起し、対応するボタン電話機にランプ点滅
用信号を供給する。
(21)前記第(イ)項に記載の制御回路に於て、リセ
ット論理機構は、信号線電流が連続的に存在せず一方ラ
イン電流は存在し保留フリツプ・フロツプがセット状態
にあることによりカウンタを0にリセットする第2のリ
セットゲートを含んでいる。
また該入力論理機構は保留フリツプ・フロツプの状態に
よりカウンタを進める第2の入力ゲートを含んでいる。
そこに於てシステムが保留モードにあるとき、信号線電
流が存在せずライン電流が存在すればカウンタは0にリ
セットされたままとなる。
同じくシステムが保留モードにあるとき、信号線電流お
よびライン電流がともに存在しなければカウンタは進め
られる。
(22)前記第(21)項に記載のライン制御回路に於
て、システムにはさらに空き動作モードが存在し、シス
テムが保留モードにあるとき予め定められた時間の間ラ
イン電流が存在しないことにより空きモードに対応する
選択された状態に向かってカウンタは進められる。
またモード論理機構は、カウンタが選択された該状態に
進むことにより特有の出力信号を発生する第2の検出ゲ
ートを含んでいる。
その特有の出力信号により保留フリツプ・フロツプはリ
セットされ、リセット状態にある保留フリツプ・フロツ
プはまばたき駆動ゲートおよび保留用ブリッジ駆動ゲー
トを消勢する。
(23)前記一項に記載の制御回路に於て、該入力論理
機構は、システムが保留モードにあるとき予め定められ
た時間の間信号線電流が連続的に存在することにより、
カウンタが使用モードに対応する選択された状態に向か
って進められ、保留フリツプ・フロツプのセット状態に
あることによりカウンタを進める役目をはたす第2の入
力ゲートを含んでいる。
また該モード論理機構は、信号線電流の存在とカウンタ
の選択された該状態への進行とによって特有の出力信号
を発生する第2の検出ゲートを含んでいる。
その特有の出力信号は保留フリツプ・フロツプをリセッ
トし、リセット状態にある保留フリツプ・フロツプはウ
インク駆動ゲートおよび保留用ブリッジ駆動ゲートを消
勢する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいたボタン電話システムのブロッ
ク図であり、第2図はボタン電話システムに於て用いら
れるクロツクを発生する論理回路の概略図であり、第3
図はボタン電話システムに於て用いられる共通可聴信号
音発生器の概略の回路図であり、第4図から第7図まで
は、ライン制御回路と電話回線とそれに付随するボタン
電話機とを含むボタン電話システムのサブシステムの概
略の回路図であり、第8図は第4図から第7図までの配
置を示す図である。 主要部分の符号の説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 いち加入者線と、複数の加入者線に接続されるよう
    に構成された1つ以上の電話機との間に挿入された制御
    回路であって、前記制御回路は、前記加入者線(例えば
    TL1)における条件を検出して検出信号を発生する回
    路(例えばLCS,HBC及びRGD)と、 前記検出信号を受信することによって前記電話機(例え
    ばKTS1)に信号を供給する信号供給回路(例えば6
    20,630,640及び610)と; 選択された状態を発生するカウンタ回路(例えば410
    ,ING,RBG及びDEG)とを含む前記制御回路に
    おいて、 前記カウンタ回路は、前記検出信号発生回路からの前記
    検出信号に応動して計数を進めて、前記電話機の動作モ
    ードに対応する前記選択された状態をとり、 前記信号供給回路は前記カウンタ回路の前記計数歩進後
    の状態に応動して、前記電話機に対する制御信号の印加
    を制御することにより、前記電話機を、検出された前記
    条件に対応する動作モードに入れることを特徴とする制
    御回路。
JP50037056A 1974-03-29 1975-03-28 ボタン電話システムにおける制御回路 Expired JPS584878B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US456372A US3920928A (en) 1974-03-29 1974-03-29 Line control circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50131704A JPS50131704A (ja) 1975-10-18
JPS584878B2 true JPS584878B2 (ja) 1983-01-28

Family

ID=23812501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50037056A Expired JPS584878B2 (ja) 1974-03-29 1975-03-28 ボタン電話システムにおける制御回路

Country Status (13)

Country Link
US (1) US3920928A (ja)
JP (1) JPS584878B2 (ja)
BE (1) BE827130A (ja)
CA (1) CA1008983A (ja)
CH (1) CH591792A5 (ja)
DE (1) DE2513695C2 (ja)
ES (1) ES436067A1 (ja)
FR (1) FR2266406B1 (ja)
GB (1) GB1503792A (ja)
IL (1) IL46918A (ja)
IT (1) IT1034648B (ja)
NL (1) NL7503734A (ja)
SE (1) SE410544B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078187A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 昭和電工株式会社 埋め戻し用治具
JPS611787U (ja) * 1984-06-12 1986-01-08 新潟昭和株式会社 埋め戻し治具
JPH0227269Y2 (ja) * 1984-05-10 1990-07-24

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4057693A (en) * 1976-07-28 1977-11-08 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Logic control for electronic key telephone line circuit
CA1169597A (en) * 1981-09-11 1984-06-19 Gordon D. Benning Home communications and control system
US5311587A (en) * 1991-06-14 1994-05-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Sensor circuit for telephone line
JPH0716213B2 (ja) * 1991-11-13 1995-02-22 コムニクス株式会社 電話装置における外線転送装置
US5515423A (en) * 1993-12-03 1996-05-07 Canon Kabushiki Kaisha Two-line telephone controller
TWI431598B (zh) * 2011-06-20 2014-03-21 Ampower Technology Co Ltd 發光二極體驅動系統及使用其的顯示裝置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248441A (en) * 1975-05-28 1977-04-18 Hitachi Ltd Memory system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH415758A (de) * 1964-06-24 1966-06-30 Hasler Ag Verfahren zur Informationssammlung
US3604857A (en) * 1969-07-25 1971-09-14 Bell Telephone Labor Inc Line-oriented key telephone system
US3716674A (en) * 1970-10-15 1973-02-13 Porta Systems Corp Variable timing automatic interrupter circuit for common telephone sender equipment
CA923644A (en) * 1971-06-16 1973-03-27 Ebrahimi Jalal Line circuit for key telephone system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248441A (en) * 1975-05-28 1977-04-18 Hitachi Ltd Memory system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078187A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 昭和電工株式会社 埋め戻し用治具
JPH0227269Y2 (ja) * 1984-05-10 1990-07-24
JPS611787U (ja) * 1984-06-12 1986-01-08 新潟昭和株式会社 埋め戻し治具

Also Published As

Publication number Publication date
CH591792A5 (ja) 1977-09-30
US3920928A (en) 1975-11-18
DE2513695C2 (de) 1983-09-29
IL46918A0 (en) 1975-05-22
AU7943575A (en) 1976-09-30
BE827130A (fr) 1975-07-16
IL46918A (en) 1977-02-28
SE7503144L (ja) 1975-09-30
FR2266406B1 (ja) 1978-02-03
CA1008983A (en) 1977-04-19
ES436067A1 (es) 1977-01-01
SE410544B (sv) 1979-10-15
FR2266406A1 (ja) 1975-10-24
IT1034648B (it) 1979-10-10
JPS50131704A (ja) 1975-10-18
NL7503734A (nl) 1975-10-01
GB1503792A (en) 1978-03-15
DE2513695A1 (de) 1975-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4146754A (en) Telephone signalling method and apparatus
JPS584878B2 (ja) ボタン電話システムにおける制御回路
US4538029A (en) Apparatus for use with key telephone system with wireless telephone device
US4538028A (en) Apparatus for use with key telephone system with wireless telephone device
US4588861A (en) Telephone intercom system
US3420963A (en) Communication system line circuit particularly for key telephone systems
US3588362A (en) Automatic digital impulse transmission system
US4638124A (en) Key telephone system with distributed control
US4926467A (en) Line card with distributed signaling voltages
US3946146A (en) Discrete ringing detector for use in key telephone systems
US3931479A (en) Telephone intercommunication system providing common access to a communication line
JPH0338799B2 (ja)
US3916116A (en) Hold bridge circuit
US3916118A (en) Station loop control arrangement for telephone switching system
GB1562956A (en) Key telephone line circuits
US4010331A (en) Telephone intercommunication system incorporating improved dialing arrangement
US3931478A (en) Telephone intercommunication system provided with a common communication line to which access is guarded
US4511766A (en) Key telephone system signalling and control arrangement
US4511767A (en) Key telephone system signalling and control arrangement
KR910006302Y1 (ko) 메시지 웨이팅 기능을 갖는 가입자회로
USRE29078E (en) Key telephone system
USRE30220E (en) Station loop control arrangement for telephone switching system
US4633043A (en) Apparatus for use with key telephone systems
JPH01140845A (ja) 電話装置
US4499338A (en) Key telephone system signalling and control arrangement