JPS5848597B2 - 炭化水素をガソリン及び燃料油に転化する方法 - Google Patents

炭化水素をガソリン及び燃料油に転化する方法

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JPS5848597B2
JPS5848597B2 JP50038623A JP3862375A JPS5848597B2 JP S5848597 B2 JPS5848597 B2 JP S5848597B2 JP 50038623 A JP50038623 A JP 50038623A JP 3862375 A JP3862375 A JP 3862375A JP S5848597 B2 JPS5848597 B2 JP S5848597B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/14Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
    • C10G11/18Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接触クラツキングによる軽燃料油並びに低沸点
を生成物の製造に関するものである。
さらに詳しくは本発明はライザークラツキング区域の下
部に送られた新しく再生した触媒を新鮮な軽油のクラツ
キングにおいて得られた重質油生威物と482C〜53
8℃(9000F〜1000’F)の温度で接触させ、
得られたコークスが堆積して部分的に活性が低下した触
媒をライザークラツキング区域の上部区域において42
7℃〜483’C(800’F〜900”F)の温度で
新鮮な炭化水素、軽油沸点範囲の原料と接触させること
によって、流動クラツキング操作の軽質燃料油生戊物の
収率を改良する方法に関する。
種々の有用な生成物を製造するための流動クラツキング
操作は1940年の初めから実施されてきた。
転化操作に関する先行の特許としてはJewellの米
国特許第2,8 8 2,2 1 8号がある。
原油の蒸留生成物の流動クラツキングについては194
0年の初めから実施されてきた。
最初のうちは天然の粘土型の触媒が使用され、しかる後
非結晶質の合戒シリカーアルミナクラツキング触媒がと
ってかわるようになった。
これらの触媒は所望の反応を達或するのにより活性であ
り、多くの工程の変化及び装置の変化が呵能であった。
結晶性アルミノシリケート転化触媒の開発にともなって
効率良い転化操作が可能であり、実質的に装置が改良さ
れた。
本発明は詳しくは原油蒸留生或物を処理する方法に関す
るものであり、最近開発された改良された結晶性ゼオラ
イト転化触媒を使用して所望する流動点を有する燃料油
沸点範囲生成物の回収率が改良される。
単流ライザー転化操作において軽油原料をクラツキング
することによって得られる軽質燃料油生戒物の最大収率
は、新鮮な軽油原料を接触時間を2〜4秒にして427
℃〜約482℃( 8 0 0’F〜約900°F)の
範囲の温度で20〜40FAIの範囲の低活比触媒にさ
らすことから戊る比較的低い苛酷度のクラツキング条件
下で得られることがデータから観察された。
この操作環境において、10重量%までのREY(希土
類交換したゼオライトY)を含有し、約0.5〜約1.
2重量%の炭素を有するコークスが堆積したゼオライト
クラツキング触媒は前述の所望する活性レベル内の活注
を有するとともに軽質燃料油生或物の収率を最犬にする
良好な選択性を有することが観察された。
さらにここで規定した操作範囲内で約40〜約60重量
%の重質留分ち得られることが観察された。
しかる後この重質留分は新鮮な軽油原料の場合に要求さ
れる条件よりはるかに厳しいクラツキング条件で再クラ
ツキングするか、再処理して付加的な軽質燃料油を生戊
することができる。
事実、重質留分をクラツキングすることによって得られ
る軽質燃料油の最大収率は、新鮮な軽油原料をクラツキ
ングする場合の軽質燃料油収率を最犬にするのに最適な
条件よりも高い温度で高い触媒/油比ではるかに活注な
触媒を使用することによって得られる。
すなわち本発明では約371℃〜約427℃(約700
0F〜約8.00’F)の温度に加熱された新鮮な軽油
原料をライザー転化区域の上部に共給し、そこで軽油原
料は重質循環油(HCO)クラツキングの炭化水素質堆
積物によって部分的に脱活比された触媒と炭化水素との
サスペンジョンと接触して第2の油一触媒(約0.5〜
約1.2重量%の炭素堆積物を有する)サスペンジョン
を形或する。
新鮮な軽油原料(FF)と前述の循環油生或物一触媒サ
スペンジョンとの混合温度は約427℃〜約482℃(
約800゜F〜約900下)であることが望ましい。
この操作条件では新鮮な軽油原料の転化は約35容積%
、好ましくは約30容積%に制御される。
このように新鮮な軽油原料を使用して形或したより希薄
なサスペンジョンは1〜4秒間の限られた接触時間でラ
イザー転化区域の残りの部分を通過し、しかる後サイク
ロン分離器のような適当な分離器に送られて炭化水素相
と触媒相とが分離される。
触媒相は触媒再生区域に送られる前に蒸気などのストリ
ツピング用ガスでストリツビングされて触媒中に残存し
ている炭化水素が除去される。
触媒再生区域において、堆積している炭素質物質は酸素
含有ガスで燃焼させ、触媒を649℃〜約760℃(1
200’F〜約1400’F)の高温に加熱することに
よって実質上完全に除去される。
再生工程中炭素質堆積物は実質上完全に触媒から除去さ
れ、残留コークスとして残っているものは0,2重量%
以下に減少される。
前述のように、あるいは他の適当な分離手段で分離され
た炭化水素相は生成物分留器に送られ、そこでナフサの
流れ及び低沸点ガス状物質、軽燃料油の流れ及び重質循
環油の流れに別々に分離されて回収される。
浄化したスリラーの流れも分留器の下部から回収される
初留点が343〜382℃(650〜720”F)であ
る重質循環油はライザー反応器の底部または転化区域に
原料として送り込まれ、高温の新しく再生された触媒と
混合されてサスペンジョンを形或する。
約177℃〜260℃(約350°F〜約5000F)
の比較的低温の重質循環油は高温の新しく再生された触
媒と混合されて約538℃(1000゜F)以下、通常
は約454℃〜約510℃(約850′F〜約950゜
F )の混合温度でサスペンジョンを形或する。
ライザー転化区域の下部における転化条件は重質循環油
がガソリン及び軽質の燃料油が含まれる低沸点生成物に
転化されるように選択される。
ライザー転化区域の下部における重質循環油の転化中、
炭累質析出物が触媒上に少くとも0.5重量%の量で生
成する。
また重質循環油のガソリン及びより低沸点の生或物への
転化は通常約65容積%以下に制御される。
たとえば重質循環油の転化を、ガス約10重量%、ガソ
リン35重量%、軽質燃料油20重量%、コークス5重
量%及び沸点が343’C(650’F)以上の未転化
物質30重量%が生成するように制御しても良い。
本発明の組合わせ操作はいくつかの点で独特なものであ
り、特に新鮮な軽油原料を、活性度の低下した再生触媒
と、組合わせ操作において重質循環油を転化する場合よ
り低い触媒/油比で接触させるところに特徴がある。
さらに炭化水素原料の全体の転化は重質循環油の濃度を
低くして選択された高水準に保たれ、その軽質燃料油生
或物の収率は、本発明の操作で特に使用される活性の低
下した触媒とまず第1の接触させろ結果として達或され
る特に選択された低い苛酷度の条件のために最高となる
本発明の組合わせ操作で使用される触媒は、新鮮な軽油
原料と接触させる前に重質循環油の転化中20〜40F
AIの範囲に炭化水素質物質でその活性が選択的に低下
してさえすれば従来のいずれのクラツキング触媒でも良
い。
すなわち、触媒は非結晶注のシリカーアルミナクラツキ
ング触媒、結晶姓ゼオライトクラツキング触媒またはこ
れらの組合わせでも良い。
好ましい触媒は希土類交換したY型結晶性ファウジャサ
イトを約15重量%以下、通常2〜10重量%の量で適
当な母体物質中に分散させたものである。
たとえば好ましい触媒としては約10重量%の希土類交
換したY型ファウジャサイト結晶性ゼオライトをシリカ
粘土母体及び少量のジルコニアを含む母体に分散させた
ものなどがある。
このような好ましい触媒は1971年1月17日付米国
特許第3,556,988号にさらに詳しく記載されて
いる。
上記1−FAIJとは触媒の流動活性指数であり、下記
の試験条件下で分解されたライ1・・イーストテキサス
・軽油の体積転化%として定義される。
この試験は180gの供試触媒を含む流動宋中で行われ
る: 試験条件: 温度 454℃(850°F)触媒/油重
量比 2.0 重量時間空間速度 60 操作期間(分) 5分 圧力(気圧) 1 炭素堆積物によって脱活注されたクラツキング触媒組成
物上にDurbanの新鮮な軽油原料を通すことによっ
て得られる収率のデータを表1に示す。
Durban軽油のクラツキングによって得られる重質
循環油を、きれいに燃焼させて少量の炭素しか残存させ
ていないより活比な再生触媒の存在下で転化することに
よって得られるデータを表2に示す。
表3はコークス含有触媒上で新鮮な軽油原料を処理する
ことによって得られる生或物及び再生された触媒上で前
の処理で得られた重質燃械循環)油を処理することによ
って得られる生戊物を2種の違った転化水準のもとで比
較している。
表3に示されているデータから、■,■及び■の組合わ
せはI,IV及び■の組合わせの場合より高い収率で3
43℃(650’F)軽質燃料油を生戒することがわか
る。
表1,2及び3に記載されているデータを参酌して下記
の第I図〜第■図を作或した。
第I図〜第■図は生或物の収率及び品質についての本発
明の方法の利点を明確に示している。
第I図では新鮮な炭化水素原料は343℃(650’F
)以上の沸点を有する重質循環油原料より、希土類交換
したY型ゼオライl−(YEY)、(結晶性ファウジャ
サイト)(FAI55〜57)クラツキング触媒を使用
した場合に触媒/油比及び温度の因子について転化感度
が良いことが示されている。
・・▼・・は新鮮なダーバン( Durban )軽油
(FF)原料を538℃( 1 0 0 0’F) テ
2.6秒間上記触媒と接触させた時のデータ、・・▲・
・は同じ新鮮なDurban軽油を上記触媒と538℃
(1000°F)で1.0秒間接触させた時のデータを
示し、一◆一、一一一及びー■−は上記触媒を343℃
(650OF)十の沸点の重質循環油(HCO)とそれ
ぞれ510’C(950’F)で4.5秒( + )、
510℃(950°F)で2.0秒(. {}− )及
び454℃( 8 5 0’F)で4.5秒接触させた
時のデータを示す。
以下図において同一の記号は同じ触媒による処理データ
を示す。
第■図ではREY触媒CFAI55,0.24%C含有
再生REY触媒、343℃+( 6 5 0’F+)沸
点重質循環油(HCO)と454℃(850’F)で接
触(一口−);及び510℃(950’F)で接触(−
−[))、きれいに燃焼したREY触媒(61FAI,
Co%含有REY,343℃+( 6 5 0’F+)
沸点重質循環油(HCO)と454’C(850゜F)
で接触←<II>→、及び新鮮な原料と538℃(10
00゜F)で接触(・・▲・・)〕を使用した時に、5
38℃(1000’F)で転化される新鮮な原料は45
4℃( s 5 0’F)及び510℃(950°F)
で処理される沸点が343℃(650′F)以上の重質
循環油より高い収率を示すごとが図示されている。
ガソリンの収率は一般に新鮮な原料をクラツキングした
場合の方が高い。
乾性ガス及びC4炭化水素の収率の場合にはあまり大差
がない。
転化率が違う場合にはコークスの生或率も違うことが容
易に観察できる。
第■図には表3のデータが図示されている。
この図では新鮮な原料をそれぞれコークスが堆積(C0
.8〜1.4%)した10%希土類交換ゼオライトY(
10%REY)触媒と15%希土類交換ゼオライト(1
5%REY)触媒との混合触媒上に454℃(850゜
F)で一回通過の場合(一つ−)、きれいにコークスを
燃焼した10%REY触媒上に538℃で1回通過の場
合(・・▲・・)、きれいな15%希土類交換ゼオライ
トY(15%REY)上に454℃(850’F)で1
回通過(転化率30%)後343℃+(650’F+)
沸点の重質循環油を454℃(850’F)(一ロー)
及び510℃( 9 5 0’F) (−{t−)で再
循環した場合のデータを示し、454℃( 8 5 0
′F)の一回の通過操作と454℃(850’F)の循
環操作とを組合わせたものは45〜55の範囲の転化率
で軽質燃料油の生或について一回の通過操作だけの場合
よりはるかに良好な結果が得られた。
50重量%以下の転化率ではC4炭化水素、乾性ガス及
びコークスの収率は実質的に差がなかった。
第■図(第■図中の→つ−、一一一、一ロー及び一ロー
の記号で示した触媒は第■図及び第I図における同一記
号の触媒と同じである。
)ではコーキングされた触媒で新鮮な原料を510℃(
950’F)で処理することによって得られる第1回の
通過のガソリンオクタン価(0.N.)は454℃(8
50′F)で処理した場合に得られるものよりも、また
重質循環油をいずれの温度で処理した場合に得られるも
のよりもはるかに高い。
一方、新鮮な原料を454℃(850’F)の一回の通
過操作で処理した場合と510℃(950’}′″)の
循環操作とを組合わせた混合ガソリンのオクタン価(
R+O )は85以上であった。
図において、一〇一は希土類交換したゼオライトY(結
晶性ファウジャサイト)(FAI 5 5〜57)触媒
上に新鮮な原料(FF)を450℃(850°F)で1
回通過(転化率30%)して得られた343℃+(65
0’F+)沸点重質循環油を循環した時のデータ、→つ
一及び−■−はきれいに燃焼した15%REY触媒←0
−)及び再生した15%REY触媒(C0.24%)上
に新鮮な原料を454℃( 8 5 0’F)で1回通
過時のデータ、≦=ソ及び口はきれいに燃焼した15%
REY −C})及び再生15%REY触媒(C
0.24%)上に343℃+(650°F)沸点の重質
循環油を1回通過時の各終点沸点(343℃(650°
F)及び366℃(690°F)〕の軽質燃料油の流動
点及びAPI比重を示す。
第V図では新鮮な原料及び重質循環油から得られる軽質
燃料油(430〜650’F)の流動点は満足すべきも
のであり、約55重量%以下の転化率では比較的安定で
あることが図示されている。
しかしながら油の比重は着実に降下している。
図中、一△−、Δ及び▲は新鮮な原料(FF)を15%
REY触媒(CO〜0.9%)上でそれぞれ454℃(
850′F)(一△−)、510℃(950’F)(
−▲− ) 及ヒ5 3 8℃(10000F)(=▲
一)で処理した時のデータで一ロー及び−−[はそれぞ
れ新鮮な原料を1回通過(転化率30%)後の343℃
+( 650’F+)沸点の重質循環油を15%REY
(CO%)触媒上に454℃(850°F)(一ロー)
及び510℃(950°F)に通した時のデータを示す
第■図は新鮮な原料をクラツキングする場合、及びその
重質循環油を再クラツキングする場合、温度及び転化率
が軽質燃料油の収率に及ぼす影響を図示している。
これらの曲線は本発明のクラツキングの組合わせが改良
された結果をもたらすことを明確に示している。
第■図を参照すると、新鮮な軽油原料は導管2を通じて
炉4に送られ、そこで原料は所定の高い温度まで予備加
熱される。
軽油原料の予備加熱はライザーの上部におけるサスペン
ジョン混合温度が427〜482℃(SOO〜900°
F)の範囲になるのに充分なように成される。
予備加熱された原料はしかる後導管6によってライザー
転化区域8の上部Bに送られる。
新鮮な原料を導入したこの時点で使用済みの、活性が低
下し、約0.5〜約1.2重量%の炭素析出物を有する
触媒とサスペンジョンを形戒する。
このように形成されたサスペンジョンは触媒/新鮮な原
料の重量比が3〜9であり、新鮮な原料のガソリン及び
低沸点生或物への転化率は10〜40重量%である。
このように形成されたサスペンジョンは重質循環油の再
クラツキングの生或物で希釈されてライザーの残りの部
分を上向きに流れて触媒分離区域10に送られる。
新鮮な原料一触媒サスペンジョンは上記条件下で1〜4
秒間接触を保つ。
サイクロン分離器12を備えた分離区域10において、
サスペンジョンは触媒相と炭化水素相とに分離される。
炭化水素相は回収され、導管14によって取出されて分
留塔16に送られる。
分離された触媒相は回収され、通常環状のストリツピン
グ区域18を、導管20によってストリツピング区域1
8の下部に導入されるストリツピングガスと対向流とし
て、下向きに流れる。
残存する炭化水素蒸気はストリツピングされたがクラツ
キングの炭素質生或物で脱活性化された触媒はしかる後
導管22によって再生区域24に送られる。
再生区域24においては、導管26によって再生区域の
下部に導入される空気で炭素質堆積物を燃焼させること
によって触媒の活性が回復される。
煙道ガスから或る燃焼のガス状生戒物は導管28によっ
て再生区域から取出される。
再生操作によって活性が回復され約760℃(1400
’F)以下の温度に加熱された触媒は導管30によって
取出され、ライザー8の下部に送られる。
ライザー8の下部において、少量の炭素を残存させてい
る新しく再生された触媒は導管32によって導入される
約650′F以上の沸点を有する、クラツキング操作の
重質循環油生或物と混合されて482℃〜約538℃(
900〜約1000’F )の範囲の混合温度で触媒/
油サスペンジョンを形或する。
サスペンジョンを形或させる前にクラツキングの循環油
生或物を予備加熱する必要がある。
また、触媒/油比は好ましくは10〜20の範囲から選
択される前述の条件下で循環油/触媒のサスペンジョン
は前述のような新鮮な軽油原料で希釈される前に4〜8
秒間接触が保たれる。
前述の組合わせ操作において、操作条件を少量の炭素質
物質を触媒上に析出させて、軽質燃料油を製造するよう
に選択された転化条件で新鮮な軽油原料と接触させる前
に、活注を20〜40の流動活注指数(FAI)の範囲
に低下させることが重要である。
重質循環油及び新鮮な軽油原料を前記転化条件下で転化
することによって得られる生或物は導管14によって分
留塔16に送られる。
分留塔16において接触クラツキングの炭化水素生戚物
は導管34によって除去されるガス相、導管36によっ
て除去されるナフサ相、導管38によって除去される軽
質燃料油相、導管32によって除去される重質循環油相
及び導管40によって除去される底部の澄んだスラリー
油相に分離される。
本発明の組合わせ操作について一般的に記載し、特定の
実施態様について記載したが、本発明はこれらに不当に
限定されるものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は6500Fの重質循環油及びDurbanの新
鮮な原料を希土類交換したY型結晶性ファウジャサイト
クラツキング触媒から戒る55〜57FAIの触媒でク
ラツキングする場合の触媒/油比に対する転化の感度を
示す。 第2図は55FAIのREY型結晶性ゼオライトクラツ
キング触媒上で650゜F−1−重質循環油及びDur
banの新鮮な原料をクラツキングすることによって選
択的に得られる生成物を示す。 第3図は新鮮な原料を基準にした場合650゜P十重質
油を循環させることによる生或物全体の収率に及ぼす効
果を示す。 第4図はC5+ガソリン生戊物のオクタン価の比較を示
す。 第5図はDurbanの新鮮な原料及び650゜F”の
重質循環油をクラツキングすることによって得られる4
30〜650’Fの軽質燃料油(LFO)留分の流動点
及びAPI比重を示す。 第6図はコーキングされたREY型ゼオライトクラツキ
ング触媒及び清浄なREY型ゼオライトクラツキング触
媒を使用してDurbanの新鮮な原料及び650下十
の重質循環油(HCO)をクラツキングすることによっ
て得られる690゜F終点の軽質燃料油(LFO)の収
率及び流動点の比較を示す。 第I図は適当な触媒移送管で連結されたライザークラツ
キング区域及び触媒再生区域並びに生戚物を分離、回収
及び再循環させる区域から或る本発明の装置の系統図で
ある。 図中2・・・・・・(新鮮な原料用)導管、4・・・・
・・炉(原料予備加熱炉)、8・・・・・・ライザー転
化区域10・・・・・・触媒分離区域、12・・・・・
・サイクロン分離器、16・・・・・・分留塔、18・
・・・・・ストリツピング区域、22・・・・・・再生
区域、32・・・・・・(重質循環油)導管、34・・
・・・・(ガス回収)導管、36・・・・・・(ナフサ
回収)導管、38・・・・・(軽質燃料油回収)導管、
40・・・・・・(塔底スラリー油回収)導管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炭化水素をライザー転化区域に導入して結晶比ゼラ
    イト触媒と接触させながら上向きに流して該炭化水素を
    ガソリン及び燃料油生成物に転化し、得られるコークス
    が沈着した触媒を転化区域より高い温度で再生区域で該
    沈着したコークスを燃焼して実質上完全に除去すること
    によって再生した後で該触媒を炭化水素転化の際同時に
    生或する重質油生成物とを転化区域ζこ再循環すること
    からなる炭化水素をガソリン及び燃料油に転化する方法
    において、再生した触媒と再循環する重質油生或物とを
    ライザー転化区域の下部に導入することによって最初に
    接触させ、新鮮な炭化水素原料をライザーの上部Iこ導
    入して前記重質油生成物との最初の接触により炭素質沈
    着物の析出により部分的に失活した触媒と427℃〜4
    82℃(800’F〜900下)の温度で接触させるこ
    とを特徴とする転化方法。
JP50038623A 1974-04-02 1975-04-01 炭化水素をガソリン及び燃料油に転化する方法 Expired JPS5848597B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

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US457281A US3896024A (en) 1974-04-02 1974-04-02 Process for producing light fuel oil

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JPS5116302A JPS5116302A (ja) 1976-02-09
JPS5848597B2 true JPS5848597B2 (ja) 1983-10-29

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ID=23816120

Family Applications (1)

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