JPS5848372Y2 - 梳綿機のモ−トナイフ - Google Patents
梳綿機のモ−トナイフInfo
- Publication number
- JPS5848372Y2 JPS5848372Y2 JP1980173643U JP17364380U JPS5848372Y2 JP S5848372 Y2 JPS5848372 Y2 JP S5848372Y2 JP 1980173643 U JP1980173643 U JP 1980173643U JP 17364380 U JP17364380 U JP 17364380U JP S5848372 Y2 JPS5848372 Y2 JP S5848372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knife
- moat
- fibers
- carding machine
- mort
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G15/00—Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
- D01G15/02—Carding machines
- D01G15/12—Details
- D01G15/34—Grids; Dirt knives; Angle blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は梳綿機のテーカイン下方に設け、除塵作用を行
うモートナイフに関するものである。
うモートナイフに関するものである。
従来のモートナイフは、ナイフ状或いは断面略三角形状
であり、テーカインローラに近接して設け、テーカイン
ローラの周面の空気流と遠心力とを利用して、テーカイ
ンの歯に把持された繊維中に散在する夾雑物および混在
した短繊維を除去しているが、繊維中に包み込まれた夾
雑物は分離が困難であり、また可縮繊維であっても塊状
をなしていると除去されたり或いは開繊されずに次の工
程で繊維切断を生ずるという欠点がある。
であり、テーカインローラに近接して設け、テーカイン
ローラの周面の空気流と遠心力とを利用して、テーカイ
ンの歯に把持された繊維中に散在する夾雑物および混在
した短繊維を除去しているが、繊維中に包み込まれた夾
雑物は分離が困難であり、また可縮繊維であっても塊状
をなしていると除去されたり或いは開繊されずに次の工
程で繊維切断を生ずるという欠点がある。
また、上記欠点を解消するものとしてモートナイフにテ
ーカインの回転方向に平行にメタリックワイヤを多数並
べ固設したものがあるが、メタリックワイヤの底部の厚
みと歯先の厚みとの差だけ隙間を生じ、繊維塊を分繊、
開繊する上で不充分であると共に上記メタリックワイヤ
が摩耗、または損傷した場合、多数のメタリックワイヤ
を抜き出し、挿入しなおさなければならず非常に手数を
要するという欠点があった。
ーカインの回転方向に平行にメタリックワイヤを多数並
べ固設したものがあるが、メタリックワイヤの底部の厚
みと歯先の厚みとの差だけ隙間を生じ、繊維塊を分繊、
開繊する上で不充分であると共に上記メタリックワイヤ
が摩耗、または損傷した場合、多数のメタリックワイヤ
を抜き出し、挿入しなおさなければならず非常に手数を
要するという欠点があった。
本考案は上記の従来のモートナイフの欠点を解消するも
のであり、断面が略三角形状のモートナイフのテーカイ
ンに対向する面に、テーカイン軸方向に有歯ブレードを
列設することにより繊維中に包み込まれた夾雑物、およ
び短繊維を有効繊維より分離させることのできる除塵効
果の大きいモートナイフを提供するものである。
のであり、断面が略三角形状のモートナイフのテーカイ
ンに対向する面に、テーカイン軸方向に有歯ブレードを
列設することにより繊維中に包み込まれた夾雑物、およ
び短繊維を有効繊維より分離させることのできる除塵効
果の大きいモートナイフを提供するものである。
以下本考案のモートナイフの一実施例を図面に基いて説
明する。
明する。
実施例 1
本考案のモートナイフの一実施例を第1図に示す。
モートナイフ本体1はアルミニウム、またはアルミニウ
ム合金製の材料を鋳造、切削、或いは押し出し成形等に
より、断面略三角形状で、かつテーカインローラに対向
する面側に、テーカイン軸方向の溝2を穿設し、アルマ
イト処理、または硬質クロムメッキ等の処理を施したも
のである。
ム合金製の材料を鋳造、切削、或いは押し出し成形等に
より、断面略三角形状で、かつテーカインローラに対向
する面側に、テーカイン軸方向の溝2を穿設し、アルマ
イト処理、または硬質クロムメッキ等の処理を施したも
のである。
また、モートナイフの側面には数個所ブレード取付用の
ボルト孔3を溝2内に覗くように、または溝2を貫通し
て設けておくと良い。
ボルト孔3を溝2内に覗くように、または溝2を貫通し
て設けておくと良い。
なお、ボルト孔3を溝2を貫通して設けた時には、有歯
ブレード、間隔板を予め位置決めしたボルト挿通孔を設
けておくものとする。
ブレード、間隔板を予め位置決めしたボルト挿通孔を設
けておくものとする。
上記溝2に上部にテーカインローラの回転方向に向う歯
4をテーカインローラの軸方向に多数突設した有歯ブレ
ード5と、間隔板6を交互に配置して列設し、ボルト7
により固定して本考案のモ−トナイン8を構成する。
4をテーカインローラの軸方向に多数突設した有歯ブレ
ード5と、間隔板6を交互に配置して列設し、ボルト7
により固定して本考案のモ−トナイン8を構成する。
第1図において4枚の有歯ブレード5は鋼製の歯4の先
端のみ焼入、硬質クロムメッキ、超硬合金の溶射等の硬
化処理を行うと共に、前後の有歯ブレードの歯がテーカ
インローラの軸方向にずれるように、複数枚の有歯ブレ
ードを配置するようにするのが良い。
端のみ焼入、硬質クロムメッキ、超硬合金の溶射等の硬
化処理を行うと共に、前後の有歯ブレードの歯がテーカ
インローラの軸方向にずれるように、複数枚の有歯ブレ
ードを配置するようにするのが良い。
また、有歯ブレードの歯底部9はモートナイフの面より
上部に位置するよう配置し、歯底部の先端でも除塵を行
なわせる。
上部に位置するよう配置し、歯底部の先端でも除塵を行
なわせる。
第2図は本考案のモートナイフの使用状態説明図であり
、フィードローラ10により供給された繊維はテーカイ
ンローラ11に捲付けたテーカインワイヤ12により把
持されてモートナイフ8に到る。
、フィードローラ10により供給された繊維はテーカイ
ンローラ11に捲付けたテーカインワイヤ12により把
持されてモートナイフ8に到る。
モートナイフ先端13で繊維より露出した夾雑物や、大
きな夾雑物はしごかれ除塵され、有歯ブレード部で繊維
は分繊、開繊されると共に、短繊維や、夾雑物は有効繊
維と分離され除塵することができる。
きな夾雑物はしごかれ除塵され、有歯ブレード部で繊維
は分繊、開繊されると共に、短繊維や、夾雑物は有効繊
維と分離され除塵することができる。
なお、モートナイフ先端とテーカインワイヤのゲージよ
り有歯ブレードの歯とテーカインワイヤのゲージは同等
ないし若干広くすると除塵、及び開繊効果がよい。
り有歯ブレードの歯とテーカインワイヤのゲージは同等
ないし若干広くすると除塵、及び開繊効果がよい。
実施例 2
第3図に本考案のモートナイフの他の実施例を示す。
有歯ブレード5のみを積層しリベット14にて固着して
有歯ブレード積層体15を形威し、上記有歯ブレード積
層体15をモートナイフ本体1に穿設した溝2に挿入し
て本考案のモートナイフを構成する。
有歯ブレード積層体15を形威し、上記有歯ブレード積
層体15をモートナイフ本体1に穿設した溝2に挿入し
て本考案のモートナイフを構成する。
有歯ブレード積層体は一体となっているので、モートナ
イフ本体への挿入がより容易で取扱いやすいものである
。
イフ本体への挿入がより容易で取扱いやすいものである
。
本実施例において間隔板を有歯ブレードの間に挿入した
り、間隔根分だけ有歯ブレードの下部を厚くすることも
できる。
り、間隔根分だけ有歯ブレードの下部を厚くすることも
できる。
また有歯ブレードの下部の方を末広状とすると有歯ブレ
ード積層体が上に抜けださないようより確実に保持する
ことができる。
ード積層体が上に抜けださないようより確実に保持する
ことができる。
間隔板を入れる場合、間隔板の上面が有歯ブレードの歯
の歯底よりも下方に位置するよう形成して、歯底部の先
端で繊維をしごくようになす。
の歯底よりも下方に位置するよう形成して、歯底部の先
端で繊維をしごくようになす。
本考案の梳綿機のモートナイフは上記の構成よりなるた
め歯の配列を任意に変化でき、この有歯ブレードの歯と
モートナイフ先端とにより繊維中の夾雑物や短繊維を除
去すると共に分繊、開繊を行うことができ、しかも有歯
ブレードの歯底部においても除塵作用を行うため、スラ
イバ品質の向上、生産量の増大、歩留りの向上等の効果
を有する。
め歯の配列を任意に変化でき、この有歯ブレードの歯と
モートナイフ先端とにより繊維中の夾雑物や短繊維を除
去すると共に分繊、開繊を行うことができ、しかも有歯
ブレードの歯底部においても除塵作用を行うため、スラ
イバ品質の向上、生産量の増大、歩留りの向上等の効果
を有する。
さらに、本考案のモートナイフは歯が摩耗したり損傷し
た場合も容易に取替えることができる等の実用的効果を
有する考案である。
た場合も容易に取替えることができる等の実用的効果を
有する考案である。
第1図は本考案の梳綿機のモートナイフの一実施例を示
す要部斜視図、第2図は本考案のモートナイフの使用状
態説明図、第3図は本考案の他の実施例を示すモートナ
イフの断面図である。 1・・・・・・モートナイフ本体、2・・・・・・溝、
3・・・・・・ボルト孔、4・・・・・・歯、5・・・
・・・有歯ブレード、6・・・・・・間隔板、7・・・
・・・ボルト、8・・・・・・モートナイフ、9・・・
・・・歯底部、10・・・・・・フィードローラ、11
・・・・・・テーカインローラ、12・・・・・・テー
カインワイヤ、13・・・・・・モートナイフ先端、1
4・・・・・・リベット、15・・・・・・有歯ブレー
ド積層体。
す要部斜視図、第2図は本考案のモートナイフの使用状
態説明図、第3図は本考案の他の実施例を示すモートナ
イフの断面図である。 1・・・・・・モートナイフ本体、2・・・・・・溝、
3・・・・・・ボルト孔、4・・・・・・歯、5・・・
・・・有歯ブレード、6・・・・・・間隔板、7・・・
・・・ボルト、8・・・・・・モートナイフ、9・・・
・・・歯底部、10・・・・・・フィードローラ、11
・・・・・・テーカインローラ、12・・・・・・テー
カインワイヤ、13・・・・・・モートナイフ先端、1
4・・・・・・リベット、15・・・・・・有歯ブレー
ド積層体。
Claims (2)
- (1)断面が略三角形状のモートナイフのテーカインロ
ーラに対向する面側に、テーカイン軸方向の溝を穿設し
、上記溝に複数枚の有歯ブレードを有歯ブレードの歯底
部がモートナイフの面より上部に位置するよう挿入自在
に列設したことを特徴とする梳綿機のモートナイフ。 - (2)上記複数枚の有歯ブレード間に間隔板を挿入した
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
梳綿機のモートナイフ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980173643U JPS5848372Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 梳綿機のモ−トナイフ |
KR1019810004048A KR860001123B1 (ko) | 1980-12-02 | 1981-10-24 | 소면기의 모우트 나이프(mote knife) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980173643U JPS5848372Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 梳綿機のモ−トナイフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5796976U JPS5796976U (ja) | 1982-06-15 |
JPS5848372Y2 true JPS5848372Y2 (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=29531840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980173643U Expired JPS5848372Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 梳綿機のモ−トナイフ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848372Y2 (ja) |
KR (1) | KR860001123B1 (ja) |
-
1980
- 1980-12-02 JP JP1980173643U patent/JPS5848372Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-10-24 KR KR1019810004048A patent/KR860001123B1/ko active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR830007905A (ko) | 1983-11-07 |
JPS5796976U (ja) | 1982-06-15 |
KR860001123B1 (ko) | 1986-08-13 |
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