JPS5847370Y2 - 空気式調節機構 - Google Patents

空気式調節機構

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JPS5847370Y2
JPS5847370Y2 JP14744777U JP14744777U JPS5847370Y2 JP S5847370 Y2 JPS5847370 Y2 JP S5847370Y2 JP 14744777 U JP14744777 U JP 14744777U JP 14744777 U JP14744777 U JP 14744777U JP S5847370 Y2 JPS5847370 Y2 JP S5847370Y2
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JP
Japan
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plate
bellows
bellow
adjustment
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP14744777U
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English (en)
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JPS5473747U (ja
Inventor
謹爾 原田
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP14744777U priority Critical patent/JPS5847370Y2/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気式調節機構の改良に関するものである。
第1図は本考案実施例の構成説明図、第2図はその1部
を断面で示した側面図、第3図は分解説明図である。
第1図乃至第3図において、1はベースでダイキャスト
によって所望形状に作られている。
2は上部プレート、3は比例帯レバー、31〜34はロ
ーラである。
上部プレート2はベース1に設けられた柱部11〜13
上に固定されている。
またローラ31と32および33と34はレバー3の両
側に設けられた角孔35および36に2つづつ重ねて介
装され、それぞれレバー3の上面または下面に僅かに露
出する。
41は環状の揺動板、42は該揺動板41上に添着され
てこれを保持するメガネ形の保持バネである。
保持バネ42の脚部は下方に折り曲げられて前記ベース
の平面部を押圧する。
一方の脚部は2又になっていて、この2又部がベース1
上のピン14に係合して揺動板41の位置決めを行う。
51と52は互に対向する測定ベローと設定ベロー、5
3.54は両ベロー51.52と交叉する方向の比例ベ
ローと積分ベローで、これらはベース1上にとりつけら
れている。
各ベローは特性が等しく選ばれており、可動側の実軸が
揺動板41の下面に設けられた円錐穴に接触嵌合してい
る。
しかして揺動板41は常時上方に向う力を受けて上面が
前記ローラ32.34に接触し、該ローラの中心を通る
X−X線を支点に揺動しながら力平衡するようになって
いてこれでいわゆるフォーベロー形の調節機構を構成し
ている。
61は中空軸、62はこの中空軸61に固着されたセク
タ、63はセクタの上に配置された正逆切換板である。
中空軸61は上部プレート2の上から孔21に差し込ま
れ、比例帯レバーの孔37.保持板の孔43を介してベ
ースの孔15を貫通する。
また、第3図の下方に示された軸16がベース1の下か
ら中空軸61に挿入されて、この軸16の上端が切換板
63に圧入される。
そして中空軸61.セクタ62および比例帯レバー3は
一体に結合されて軸16を中心に回転するようになって
いる。
71は比例帯の変更板、72は該変更板71に固定され
前記セクタと噛合う歯車である。
変更板71の周囲は粗面に作られて比例帯変更用のツマ
ミを構成すると共に、表面に切換板63上の標線に対向
する比例帯目盛が記されていて目盛板としても利用され
る。
74は上部プレーと2の上にとりつけられた押圧板であ
る。
押圧板74は外側と内側の2つの2又部75と76を有
し、外側の2又部75は切換板63を上から押え、内側
の2又部76は変更板71と歯車72との間に係合して
これらを保持する。
8は調整機構である。
調整機構8は第4図に拡大して示したように、基辺81
1とその両側の側辺812゜813とよりなるほぼコ字
形の調整板81を備える。
両側辺812,813の開放端付近には面と平行な方向
の波形の可撓部814,815が形成されている。
816゜817は固定用の孔、818,819の連結用
の孔である。
そしてこの調整板81は孔816,817によって基辺
811を揺動板41上の直径方向に固定され、両開放端
を外周方向に張出す。
82.83は鍵形の連結片、84.85はベース1と上
部プレート2との間に揺動板41の軸方向に配置された
2本の調整ネジである。
連結片82と83の上辺は調整板81の開放端に例えば
スポット溶接により固着され、この部分にネジ孔が設け
られている。
こして連結片82.83の側辺は前記ベースの柱部11
の側面に形e、された摺動溝17,18内に係合してい
る。
9はベース1の中心孔内に設けられた円柱状の切換スイ
ッチで上部の可動板91と下部の固定板92とよりなる
固定板92の可動板側の対向面には4つの空気接続口が
開口し、可動板91側にはこれらの接続口を2つづつ連
通できる三カ月形の連通溝が設けられている。
そして可動板91は前記軸16の直径方向に埋込まれた
ピン161によって連結されている。
したがって前記切換板63をほぼ90°回転して操作で
きる2回路切換形の切換スイッチが構成され、これによ
って測定ベローと設定ベローを交互に切換えできる。
22は上部プレート2に設けられたノズルで揺動板41
の上面で構成するフラッパ23に対向する。
24と25は比例帯レバー3の回転範囲を規制するスト
ッパ、26は揺動板41の極端な傾斜を制限するための
ストッパである。
上述構成の装置において、図示を省略されているがノズ
ル22は絞りを介して供給圧源に接続されると共に直接
空気圧増巾器にも接続され、この増巾器の出力側は比例
ベローと調節機構の出力端子に接続されている。
そして各ベロー51.52,53゜54によって生じた
力は比例帯レバー3に支えられた揺動板41に力を及ぼ
して力平衡を保つ。
即ち、測定ベロー51と設定ベロー52に偏差が与えら
れると揺動板41がX−X線を支点に傾いてノズル22
の背圧を変える。
このノズル背圧の変化に伴う増巾器の出力変化が帰還ベ
ロー53.54に帰還されて揺動板41上で力平衡し、
同時に増巾器の出力から偏差に比例した空気圧出力が得
られる。
ここで説明を簡単にするために、帰還側の積分ベロー5
4に代えて帰還スプリング54を配置した形で動作を説
明すれば、次のとおりである。
いま、測定圧をpm、設定圧をps、調節圧をpcとし
、ベロー51および52とベロー53とスプリング54
の中心から比例帯レバー3までの距離を11゜12とす
ると、次式が成立する(第5図参照)。
pmAI□十KAI2=psA1.+pcAI。
ただし、A:ベローの有効面積、KAニスプリング54
に生じる力 上式を整理すると、次のようになる。
1 pc 5丁(pm −pg) + K 即ち、調節圧pcは測定圧pmと設定圧psの偏差、(
pm −ps)に比例する。
比例常数の逆数の百分比は一般に比例帯と呼ばれ、ここ
ではl、と12との比によって決定される。
比例帯PBは変更板71を回転して歯車72.セクタ6
2.中空軸61を介して比例帯レバー3をほぼ90°の
角範囲回転してO−■にわたって変更することができる
ところでベローのバネ定数の不均一等が基因して偏差が
ない状態で比例帯を変えたときに出力が変動すると、こ
れがそのまま調節精度に影響する。
このため、比例帯の零調整を行う。
比例帯の零調整操作は例えば、測定ベロー51と設定ベ
ロー52に0.6kg/cm2の等しい空気圧を供給し
ておいて、比例帯を0%と200%の2カ所に反復して
変更したときに出力が一定値を保つような2点調整を行
う。
2点調整において出力が相違するときは、上部プレート
2の上に頭を露出した調整ネジ84.85を回す。
調整ネジ84または85を回転すると調整板81の開放
端が上または下に移動し、揺動板41に加わるバネ圧が
変化して比例帯の零調整を行うことができる。
この場合、調整板81は薄い金属板で作られしかもほぼ
コ字形の開放端付近に平行に形成した波形の可撓部81
4,815を利用するので揺動板41に上下方向の力の
みが加わり捩れるようなことはない。
したがって比例帯の零調整を正確かつ迅速に行うことが
できる。
なお、上述の実施例では比例ベローの対向位置に積分ベ
ローを配置した比例積分調節機構について説明したが、
この部分にスプリングを設けた比例形にも本考案を適用
できる。
また調整板と2本の調整ネジとの間に連結片を設けたが
、この連結片を省略して調整板の開放端を直接螺合して
もよい。
以上説明したように、本考案はフォーベロー形調節機構
の比例帯の零調整手段に薄板をほぼコ字形にして開放端
近に波形の可動部を形成した調整板を採用した。
そして、この調整板の基辺を揺動板の直径方向に固定す
ると共に開放端を揺動板の軸と平行方向に設けた2本の
調整ネジに螺合するようにした。
このため調整ネジを回すと調整板の面方向に形成した波
形の可撓部を介して揺動板に上下方向の成分の調整力の
みが加わるので、零調整を正確かつ迅速に行うことがで
きる。
また、調整板は薄い金属板からプレス加工によって打抜
き成型できるので、製作も容易である。
したがって本考案によれば、比例帯の調整を正確かつ容
易にでき、しかも製作に便利な調整手段を備えた空気式
の調節機構を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構成説明図、第2図は第1図の
1部を断面で示した側面図、第3図は分解説明図、第4
図イ9口は調整板の構成説明図、第5図は動作説明図で
ある。 1・・・・・・ベース、3・・・・・・比例帯レバー、
8・・・・・・調整機構、41・・・・・・揺動板、5
1・・・・・・測定ベロー、52・・・・・・設定ベロ
ー、53.54・・・・・・帰還ベロー(スプリング)
、調整板・・・・・・81,84.85・・・・・・調
整ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に対向する測定ベローおよび設定ベローとこれらの両
    ベローに交叉する方向に配置された2つの帰還ベローま
    たは帰還ベローおよび帰還スプリングと、前記帰還スプ
    リングを含む各ベローの可動端に一方の端面を連結し他
    方の端面の直径方向に線状に接触した比例帯レバーによ
    ってその接触線を支点にして揺動する揺動板と、基辺と
    その両側の側辺とよりなり該両側辺の開放端付近に波形
    の可撓部を形成してなり基辺を前記揺動板の直径方向に
    固定し両開放端を揺動板の外周方向に張出した薄板状の
    調整板と、前記揺動板の軸と平行方向に配置されて調整
    板の両開放端にネジ部を螺合した2本の調整ネジとを具
    備し、該ネジ棒を回し前記調整板の各開放端を移動して
    この調整板による揺動板に加わる力の大きさを変化させ
    て比例帯を調整するようにした空気圧調節機構。
JP14744777U 1977-11-02 1977-11-02 空気式調節機構 Expired JPS5847370Y2 (ja)

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JP14744777U JPS5847370Y2 (ja) 1977-11-02 1977-11-02 空気式調節機構

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Publication Number Publication Date
JPS5473747U JPS5473747U (ja) 1979-05-25
JPS5847370Y2 true JPS5847370Y2 (ja) 1983-10-28

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ID=29128911

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