JPS5847004Y2 - 機械結び用結び紐 - Google Patents
機械結び用結び紐Info
- Publication number
- JPS5847004Y2 JPS5847004Y2 JP14878179U JP14878179U JPS5847004Y2 JP S5847004 Y2 JPS5847004 Y2 JP S5847004Y2 JP 14878179 U JP14878179 U JP 14878179U JP 14878179 U JP14878179 U JP 14878179U JP S5847004 Y2 JPS5847004 Y2 JP S5847004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tying
- knot
- nylon
- string
- mechanical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来結束物の結び紐には種々あり、又その結び方も色々
あったが、最近これらの結び紐の結合を機械的に行うよ
うになって来ており、成る種のものでは直径約30 c
m程度の被結束物を1偏部0゜1〜1.5秒程度の高速
で結束するものが開発されている。
あったが、最近これらの結び紐の結合を機械的に行うよ
うになって来ており、成る種のものでは直径約30 c
m程度の被結束物を1偏部0゜1〜1.5秒程度の高速
で結束するものが開発されている。
第1図は機械結びの結び目の一例であるが、このような
結び目に高速結束する場合、結び紐に要求される事項は
、 i 結合が短時間で高速に行われるため、結び紐の端末
が成る程度硬くないと結合時に結び紐の結び目を機械操
作で迅速に形成できないこと。
結び目に高速結束する場合、結び紐に要求される事項は
、 i 結合が短時間で高速に行われるため、結び紐の端末
が成る程度硬くないと結合時に結び紐の結び目を機械操
作で迅速に形成できないこと。
ii 結合完了後の状態では各結び紐の両端は結び紐
の方向と平行に放置された状態となり、かへり結びをす
る事は極めて困難であるので、結び目が弛緩することの
ないことが必要なこと。
の方向と平行に放置された状態となり、かへり結びをす
る事は極めて困難であるので、結び目が弛緩することの
ないことが必要なこと。
iii 機械結びされるので芯部は強力でも表面は柔
軟であること。
軟であること。
等である。
出願人は斜上のような要求事項を満足するような機械結
び用結び紐として、先に一つの機械結び用結び紐を提案
した。
び用結び紐として、先に一つの機械結び用結び紐を提案
した。
この機械結び紐は第2図に示すように、ナイロンモノフ
ィラメント1(直径Q、3mmのもの)を4〜4.6倍
程度延伸したもの7本を互によらず平行に引揃えたもの
が、ナイロン接着剤2で互に接着されており、このナイ
ロンモノフィラメント7本より形成されている元糸aの
外周に、厚さ約1.65mmのナイロンのコーティング
層3を設け、更に該コーティング層3の外周に、ナイロ
ンのアルコール類希薄溶液に約5〜20%の無機質微粉
4例えばガラスパウダ、タルク等が混入されているもの
のミクロ単位例えば2〜10ミクロンの薄層5を設けた
ものであった。
ィラメント1(直径Q、3mmのもの)を4〜4.6倍
程度延伸したもの7本を互によらず平行に引揃えたもの
が、ナイロン接着剤2で互に接着されており、このナイ
ロンモノフィラメント7本より形成されている元糸aの
外周に、厚さ約1.65mmのナイロンのコーティング
層3を設け、更に該コーティング層3の外周に、ナイロ
ンのアルコール類希薄溶液に約5〜20%の無機質微粉
4例えばガラスパウダ、タルク等が混入されているもの
のミクロ単位例えば2〜10ミクロンの薄層5を設けた
ものであった。
この結び紐の表面は無機質の微粉の混在により粗面を呈
するようになっているので、結合後の結び目の弛緩の防
止には、所期する通り、役立ったが他面弛緩しないと云
うことは結び紐の表面の摩擦抵抗が大きいと云うことで
、機械による結束時間の高速化を妨げる因子であるばか
りでなく、高速化を図るにつれ、結び紐が通過する機械
部品の摩耗が顕著に現れてくる欠点を蔵していた。
するようになっているので、結合後の結び目の弛緩の防
止には、所期する通り、役立ったが他面弛緩しないと云
うことは結び紐の表面の摩擦抵抗が大きいと云うことで
、機械による結束時間の高速化を妨げる因子であるばか
りでなく、高速化を図るにつれ、結び紐が通過する機械
部品の摩耗が顕著に現れてくる欠点を蔵していた。
この考案は斜上の欠点を除去し、改良した、機械結び用
結び紐を提供するのをその目的とする。
結び紐を提供するのをその目的とする。
この考案の一実施例の構成を説明すると、この機械結び
用結び紐は、第3図に示すように、延伸されたナイロン
モノフィラメント1本以上複数本を元糸aとし、複数本
の場合は互によらず平行に引揃えたものがナイロン接着
剤すで互に接着されており、その元糸aの外周に比較的
柔軟な可塑性樹脂例えばポリウレタンのコーティング層
Cがあるものである。
用結び紐は、第3図に示すように、延伸されたナイロン
モノフィラメント1本以上複数本を元糸aとし、複数本
の場合は互によらず平行に引揃えたものがナイロン接着
剤すで互に接着されており、その元糸aの外周に比較的
柔軟な可塑性樹脂例えばポリウレタンのコーティング層
Cがあるものである。
この結び紐は、第4図に示すような工程で作られる。
即ちナイロンモノフィラメント1本以上複数本(7本は
強度、硬さ、等より最適であるが、本数はこれに限らな
い。
強度、硬さ、等より最適であるが、本数はこれに限らな
い。
)を夫々4〜4.6倍程度延伸されて互によらず平行に
引揃えられた元糸aを、ナイロンを溶媒に溶かした接着
剤が湛えられている接着剤槽Aを通し、次いで乾燥機B
に導入し、溶媒を乾燥除去し、次いで比較的柔軟な可塑
性樹脂例えばポリウレタンのコーティングダイCを通し
、元糸の表面にポリウレタンのコーティング層Cを設け
、このコーティング操作中の温度で前記接着剤を各ナイ
ロンモノフィラメント間に行き渡らせ、次いで冷却槽り
で冷却後捲取機Eに巻取るものである。
引揃えられた元糸aを、ナイロンを溶媒に溶かした接着
剤が湛えられている接着剤槽Aを通し、次いで乾燥機B
に導入し、溶媒を乾燥除去し、次いで比較的柔軟な可塑
性樹脂例えばポリウレタンのコーティングダイCを通し
、元糸の表面にポリウレタンのコーティング層Cを設け
、このコーティング操作中の温度で前記接着剤を各ナイ
ロンモノフィラメント間に行き渡らせ、次いで冷却槽り
で冷却後捲取機Eに巻取るものである。
この実施例は斜上のような構成を有し、無延伸ナイロン
の硬度はショア72と低いが、延伸ナイロンはショア8
0と極めて高くなるので、結び紐の芯部を上記1実施例
のようにナイロンモノフィラメント直径Q、3mmのも
の7本の元糸(直径0.9m、m )にナイロンをコー
ティングし、外径1.55mm程度になったものは、引
張力約30〜32 kgに耐え、機械結びの際における
結び紐両端の引張力は15〜20 kgであるので、十
分使用に耐え、若し上記製法における比較的柔軟な可塑
性樹脂例えばポリウレタンコーティングダイCの工程を
戊るべく低温操作にすると結び紐の表面には凹凸のある
面が得られるので、特に他の加工を施さなくとも結び目
の弛緩は完全に防止され、その上外周は比較的柔軟な可
塑性樹脂例えばポリウレタンで覆われているので通過す
る機械部分を摩耗させることなく、その上耐寒、耐熱試
験では一30°〜+150°、100時間にてなお異状
を認められないので、機械結び用結び紐として誠に好適
のものである。
の硬度はショア72と低いが、延伸ナイロンはショア8
0と極めて高くなるので、結び紐の芯部を上記1実施例
のようにナイロンモノフィラメント直径Q、3mmのも
の7本の元糸(直径0.9m、m )にナイロンをコー
ティングし、外径1.55mm程度になったものは、引
張力約30〜32 kgに耐え、機械結びの際における
結び紐両端の引張力は15〜20 kgであるので、十
分使用に耐え、若し上記製法における比較的柔軟な可塑
性樹脂例えばポリウレタンコーティングダイCの工程を
戊るべく低温操作にすると結び紐の表面には凹凸のある
面が得られるので、特に他の加工を施さなくとも結び目
の弛緩は完全に防止され、その上外周は比較的柔軟な可
塑性樹脂例えばポリウレタンで覆われているので通過す
る機械部分を摩耗させることなく、その上耐寒、耐熱試
験では一30°〜+150°、100時間にてなお異状
を認められないので、機械結び用結び紐として誠に好適
のものである。
第1図は機械結び目の一例を示す正面図、第2図は出願
人が先に提案した機械結び用結び紐の断面図、第3図は
この考案にか・る機械結び用結び紐の断面図、第4図は
製法を示す系統図を夫々示し、aは元糸、bはナイロン
接着剤、Cは比較的柔軟な可塑性樹脂のコーティング層
を夫々示す。
人が先に提案した機械結び用結び紐の断面図、第3図は
この考案にか・る機械結び用結び紐の断面図、第4図は
製法を示す系統図を夫々示し、aは元糸、bはナイロン
接着剤、Cは比較的柔軟な可塑性樹脂のコーティング層
を夫々示す。
Claims (1)
- 延伸されたナイロンモノフィラメント1本以上複数本を
元糸aとし、複数本の場合は互によらず平行に引揃えた
ものがナイロン接着剤2で互に接着されており、その元
糸aの外周に比較的柔軟な可塑性樹脂例えばポリウレタ
ンのコーティング層Cがあることを特徴とする機械結び
用結び紐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14878179U JPS5847004Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 機械結び用結び紐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14878179U JPS5847004Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 機械結び用結び紐 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5665998U JPS5665998U (ja) | 1981-06-02 |
JPS5847004Y2 true JPS5847004Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29379900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14878179U Expired JPS5847004Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 機械結び用結び紐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847004Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP14878179U patent/JPS5847004Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5665998U (ja) | 1981-06-02 |
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