JPS5845907A - 竹材の殺虫法 - Google Patents

竹材の殺虫法

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JPS5845907A
JPS5845907A JP14688681A JP14688681A JPS5845907A JP S5845907 A JPS5845907 A JP S5845907A JP 14688681 A JP14688681 A JP 14688681A JP 14688681 A JP14688681 A JP 14688681A JP S5845907 A JPS5845907 A JP S5845907A
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JP
Japan
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bamboo
ethylene oxide
gas
bamboo material
effect
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JP14688681A
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JPS6052921B2 (ja
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衛藤 武一
服部 吉伸
大八木 紀久
徳永 広
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Seitetsu Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は竹材の殺虫法に関する。さらに詳しくは酸化エ
チレンを含trm合ガスで竹材を(ん蒸する殺虫方法に
関する。
マダケ、ハチク、メダケ、モウソウチクなどを素材とす
る竹!品は古米性の生産地において箪。
籠、串、!Fなどの家庭用品に始まり、花器、茶道具や
所鎮竹細工などの工芸品に至る広汎な竹畿品が普及する
ようになり、中には美術装飾品とL【かなり高価なもの
も製作されるようになって来た。
竹の生育中は虫がつかないと五われているが、竹を2伐
って乾燥、貯蔵L%&&嘔記竹−品を製作する段階に勘
いて各機の害虫が沓生し緊殖する。害虫の槍廟にはチビ
タケナガシンクィムシ、ヒラタキクイムシ、ベニカミ午
り、タケトラカミ午りなどがあけられ、いずれも竹材の
切口、頗耐近、M目竹の組織を喰べ、孔をあけて行く、
幼虫の咲ベカスになるので目立って(る。竹材の即の部
分は繊維が少く栄養が多いと云、われているので、害虫
は節かや侵入する場合が多い。いずれにしてもこのよう
な害虫は竹−品にとって好ましくなく、商品価値を損う
ばかりか、ひどくなると実用上関總になる場合も生ずる
。特に高価な−[芸品の場合は一挙にその価値を損ない
莫大な損害を与える場合も生ずる。
このような害虫の予防ならびに殺虫は竹皺晶が普及する
につれて問題となつ゛(ぷり、有効な方法の一立が望ま
れるようになった。
この目的のために従来より市販の防虫剤によるるべきも
のがなかった。なお竹材の表jlilli!IImのた
畠周波電流による熱殺虫もイえられるが、竹材は熱に弱
く、ヒヅミを生じこれも一品の品質低Fにつながるので
好ましい方法ではない。また竹の組織は緻密であるので
ガスが内部に浸透しにくかろうとの推定と毒性ガスの取
扱いや後地理の困離さとを惧れてこれまで実際にカスく
ん魚剤につい゛(殺虫が試みられたことはi4い。
本発明者らはこのような状況番こにみ竹材の殺虫方法に
ついて鋭意検討を重ねた結果、酸化エチレンを含有する
ガス、符に酸化エチレンと炭酸ガスとの混合ガスでくん
蒸を行えば意外1こも竹材の内部まで浸透しm1fな殺
虫効果を契することを知りするものであり、その要旨は
竹材を酸化エチレンスとは酸化エチレンを、化学的に不
活性な布状ガスで混合したものを云う。
酸化エチレンにatisya虫幼呆のあることは古くか
ら知られている。酸化エチレンは病原菌や害虫に対する
mat効果が完全かつ迅速であること、拡歓、滲透力が
強く、フィルム等の封装減−が叶鴎で二次汚染が防止で
きる。適切な取扱いによって人体に無害である。腐蝕性
が無く被処理物に汚損を与えないこと。不燃性であるこ
と、毒性物質悪臭、刺戟臭などの残留が無いこと0人手
が容易で取扱いが簡単であること、g済的なことなどの
゛種々の好ま舞しい条件を具えているのでガス殺菌剤と
して医療器具の滅菌消毒をはじめ広く用いられて當縦酸
ガスもしくはフロンガス等の塩素化炭化水]01iii
%、戻酸ガス90重量%の混合ガスを竹材に接触せしめ
ると顕著な効果が認められた。炭酸ガスば酸化゛エチレ
ンに不燃性効果を与えるばかりでなく、酸化エチレンの
毒性を弱める効果もある上、その物理的性質が類似して
いるので酸化エチレンと均一に混合しやすいガスである
。即ち、鹸化エチレンは広範な燃焼範囲を有する可燃性
ガスであるが、縦鍍ガスを混合することにより実質的に
不燃性ガスとして取扱うことができる。また酸化エチレ
ン自身は毒性がありその5a11度(8時間労働に差支
えない濃度)はs o ppmであるが、前記炭酸ガス
との混合ガスはsoo ppmとなり毒性ガスの範嗜に
入らなくなる。したがって酸化エチの(ん原ガス例えば
臭化メチルなどに比べれば、無害化できることも、他の
くん蒸ガスよりすぐれている点である。
さらに酸化エチレンと炭酸ガスの混合ガスは、相乗効果
により竹の組織への浸透効果が著しく、この点からも本
発明の混合ガスのすぐれた効果が認められた。
本発明の混合ガスを竹材に接触させる方法は特に限定さ
れることなく如何なる方法でもそれな砂に効果をあける
ことができるが、密閉された個所に竹材を収納し、これ
に酸化エチレン混合ガスを導入し一定時間接触させるく
ん蒸方法が効率よく好ましい。例えば小規模には一般に
滅菌用として用いられるチャンバーを用いてもよく、大
規模には収納室もしくは倉庫全体を酸化エチレン含有混
合的であるが、本発明の場合、竹材は加熱すると収縮特
に大規模の場合は温度保持の1離なこともあって常温で
実施するのが好まし、い。
本発明の対象とする竹材は伐り出した竹を加工する面の
素材を酸化エチレン混合ガスと接触させても良く、また
酸化エチレン混合ガスは対象物に何等の変色、活動等の
不都合を及ぼさないので加工後の竹−品にそのままくん
蒸を施すことができ、この方が好ましい場合もある。い
ずれにしても素材からII晶出傭までのいずれかの段階
で実施すればよい。
本発明の特赦41従来適当な方法の無かった竹材に酸化
エチレン含有ガスを適用した点にあるが、どのような機
構で竹材によく−透し顕著な殺虫効“畢を奏するかにつ
いては詳かでは無いが、緻□密な得たのは、暮外の結果
ともいうべく、これは自U記酸化エチレンと戻酸ガスの
相乗効果の上番こ、竹材が他の木材などに比べて殺虫に
適当な水分(10〜20%)を保有していることと相保
って、このような顕著な効果を奏し得たものと考えられ
る。
な82化エチレンには殺wiイ用があるので殺虫と同時
に殺菌消毒ができるのでこのような用途の竹製品にはく
ん蒸機そのまま包装するか、或いはフィルムなどの包装
をした後にくん蒸を行なっても直ちに衛生的に使用でき
る利点がある。
いずれにしてもこれまで竹材の殺虫に酸化エチレン含有
ガスを適用した例はなく、本発明は充分新規性のある発
明であり、#LIIの発展に寄与するところ大なるもの
であると考える。
− 実施例1 1〜 一唾、中3cmの短*櫨に切り、これ瘉こチビタケナガ
シンクイムシを害虫の成育程度に応じて次のとお9植付
は試料とした。(’e Ce ’e ”便用)a)産卵
、直後幼虫の2〜3令までの被害竹材b)生長の進んだ
幼虫群を含む被害竹材C)軸化まで生長の進んだ加害虫
を含む被害竹材 d)成虫となり後食期にはいった被害竹材e)害虫を植
付けないブランク これら各試料を直径16cm、l1iliさ20 Cm
のガラス塩に収納し1容槓2001のくん蒸器に収納し
、これに7ミグンー10:914品名、(製鉄化学工業
−am化エチレン10%、縦酸ガス90%、混合ガス)
l−を導入し、室温(28〜30℃)で6時間(ん蒸し
た。くん燕俊の外観は次のとおりであC)竹の虫喰い孔
内での成虫死骸確認 d)幼虫の生死小羽 @)処11fi4と色ツヤ等変化なし 閾を17時間に延長した以外は実施例1とX様に(ル蒸
を行なった。÷くん蒸機の外観は次のとありであった。
b)粉末中に成虫の死骸多数確認 C)竹の虫喰い孔内での成虫死114m認d)央喰い孔
中アの死骸見られるも詳細不明・)処理前と色、ツヤ等
変化なし いずれの実施例についても約4ケ月くん蒸機の試料を軟
質X@による透視を行なったところ生存の徴候は全く認
められなかった。このことから卵が靜化して@―した形
跡はなく卵に対する殺滅効果もあったものと推定し得る
。特に−室をつくり生活する幼虫期の竹の害虫(チビタ
ヶナガシンクいることが認められ、くん蒸効果は顕著な
ものと判断し得た。
山−人 製鉄化学工業株式会社 代表者 佐々本  浩

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)・ 竹材を酸化エチレンを含む混合ガスと接触さ
    せることを特徴とする殺虫方法。
  2. (2)酸化エチレンを希釈するガスが炭酸ガスである特
    許請求の範囲(1)紀−の方法。
  3. (3)  混合ガスを接触させる方法がくん蒸方式であ
    る特許請求の範囲(1)記載の方法。
  4. (4)(ん蒸を常温で行なう特許請求の範囲(萄記載の
    方法。
JP14688681A 1981-09-16 1981-09-16 竹材の殺虫法 Expired JPS6052921B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14688681A JPS6052921B2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 竹材の殺虫法

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JP14688681A JPS6052921B2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 竹材の殺虫法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5845907A true JPS5845907A (ja) 1983-03-17
JPS6052921B2 JPS6052921B2 (ja) 1985-11-22

Family

ID=15417794

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JP14688681A Expired JPS6052921B2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 竹材の殺虫法

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JP (1) JPS6052921B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03103764U (ja) * 1990-02-09 1991-10-28
CN110085817A (zh) * 2019-04-15 2019-08-02 深圳市高能达电池有限公司 一种活性竹炭/硫复合材料的制备方法及其应用

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03103764U (ja) * 1990-02-09 1991-10-28
CN110085817A (zh) * 2019-04-15 2019-08-02 深圳市高能达电池有限公司 一种活性竹炭/硫复合材料的制备方法及其应用

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JPS6052921B2 (ja) 1985-11-22

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