JPS5845877B2 - カラ−映像信号記録再生方式 - Google Patents

カラ−映像信号記録再生方式

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JPS5845877B2
JPS5845877B2 JP51080588A JP8058876A JPS5845877B2 JP S5845877 B2 JPS5845877 B2 JP S5845877B2 JP 51080588 A JP51080588 A JP 51080588A JP 8058876 A JP8058876 A JP 8058876A JP S5845877 B2 JPS5845877 B2 JP S5845877B2
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JP
Japan
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signal
image
color
recording
memory
Prior art date
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Expired
Application number
JP51080588A
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English (en)
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JPS536526A (en
Inventor
明人 岩本
清 山田
寿鴻 菅谷
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカラー像を複数の単色画像として記録し、記
録された複数の単色画像からもとのカラー像を再生可能
とするカラー信号記録再生方式に関する。
従来モノカラー装置には種々の方式のものが知られてい
る。
例えば、(1) E V Rである。これはカラー像を
2つの単色画像として記録するもので、第1図aに示r
ように、フィルムの左半分Aにカラー像の輝度像を記録
し、右半分Bには2つの色信号を直角二重変調して復調
の時に使用するパイロット信号を加えたクロマ像として
記録し、画面1コマとしている。
輝度像のスペクトル分布は第1図すに示すように略3M
Hzの帯域を有している。
またクロマ像のスペクトル分布は第1図Cに示すように
周波数1.8ME(zのキャリアCW(実際には抑圧さ
れている)を中心に0.5 M)T zの帯域を有して
おり、パイロット信号PLはキャリアCWの半分の0.
9 MHzである。
かかるEVRでは、フィルムへの記録には電子ビーム記
録方法を用い、また再生時にはフライングスポット・ス
キャナおよびホトマルを使用する。
上述したEVRではカラー像を第1図aで示したコーデ
ィング方法によりフィルム上に記録し再生しているが、
(2)ホログラムを使用したセレクタビジョンホロテー
プでは、像を上下に記録したフイルムを原画としてホロ
グラム・メモ+>ijg講し、ホログラム再生保をバイ
ビコンと称される二電子銃単管撮像管で撮偉しでいる。
この装置ではテープ送行時の画面揺れ防止とフィルムの
ゴム傷対策としてフーリエ変換形ホログラムを使用して
いる。
上記(1) 、 (2)の他に、(3)カラー像を別々
の3個の画面に記録し、3つの撮像管で撮像し再生する
方式もある。
しかしながら、上記(1) 、 (2)の方式では、記
録媒体のS/Nが高く且つ幾何学歪および周波数歪が小
さい場合は良いが、S/Nが悪化すると、パイロット信
号および変調された信号が雑音の影響を受け、再生画の
S/Nを劣化させる。
また、走査ビームの走査速度変動等に起因する周波数歪
みがあると、抽出したパイロット信号から再生したキャ
リアは、変調信号を復調するに必要なキャリアと異なる
ため、周波数歪みに対応した色歪みを受ける。
これは、パイロット信号の抽出にフィルタを使用するた
め、フィルタの群遅延歪の影響を受けるためである。
上記(3)の方法では、記録媒体のS/Nと再生画のS
/Nは等しいが、3画を個々に記録しているため、色合
せが困難である。
また、3個の独立な撮像管(2個でよい場合もある)を
使用するため、再生画の画質は個々の撮像管の特性に大
きく依存する。
その上複数の撮像管を使用するためコストが高くなると
いう欠点がある。
本発明は上記した如き点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところはカラー像を単色画像として記録し、
記録された画像から高品質なカラー像を再生し得るカラ
ー信号記録再生方式を提供するにある。
即ち、この発明ではカラーの3信号を輝度信号と2つの
色信号(■信号及びQ信号)とにコード化し、2つの色
信号を記録媒体の半分(残りの半分には輝度信号をベー
スバンド記録する)に記録する際、一方の色信号(■信
号)はベースバンド記録(画像そのものを記録すること
)し、他方の色信号(Q信号)は振幅は変調して周波数
軸上で多重化して記録する。
このことにより、パイロット信号を不要とすることがで
きるので、周波数歪の問題が解消される。
またパイロット信号を用いないので、前記(1)の方式
に比し雑音の影響が低減される。
また、記録媒体のS/Nが非常に悪い場合でも色信号の
一方は確実に再現できるので、他方を小さく抑えること
によりカラー像を確実に再生できる利点がある。
さらに、信号伝送の幾何学歪による影響は前記(1)
、 (2)の方式と同等であるが、(3)の方式におけ
る欠点を除去している。
以下図面に基いて本発明の一実施例を説明する。
第3図aは本発明を適用した記録画像の配置を示し、フ
ィルム等の記録媒体における一枚の画像フレームの上半
分Cには輝度像をベースバンド慣し、下半分りには2つ
の色信号像を周波数軸上で多重化して記録している。
輝度像のスペクトル分布は前記例と同様第2図すのよう
に3MHzの帯域を有している。
この輝度信号EYは、カラーカメラの赤出力をER1R
1R1R1力出力力をEBとすれば となることは周知であるが、色信号は2つあれば足り、
IQ信号系を用いた場合にば■信号EIおよびQ信号E
Qばそれぞれ、 で表わされる。
この場合のI信号の帯域は1.5M)Jzであり、Q信
号の帯域は0.5MHzであるが、近時の簡易TV系に
おいて使用される色差信号であると、 で表わされる(R−Y)信号、(B−Y)信号は各々0
.5 MHzの帯域である。
この発明では記録媒体のS/N、高品位画像特性を考慮
するため、色信号としてIQ信号系を用いるのが効果的
である。
これは目の特性を利用して帯域圧縮を図るためである。
第2図aにおける記録媒体の下半分りに記録された信号
のスペクトル分布は同図Cに示すようになっており、■
信号はベースバンド記録され、Q信号は変調(この例で
は振幅変調)されて周波数軸上で■信号に多重されてい
る。
このため、■信号に低域フィルタを通すだけで取り出さ
れ、またQ信号は帯域通過フィルタを通過させた後復調
する。
この復調に際しては直角2重変調と異なり位相の定まっ
たキャリアが要求されないのでパイロット信号を要しな
い。
このため、フィルタの群遅延歪の影響を受ける虞れはな
い。
また■信号をベースバンド記録しているため、S/Nの
悪い記録媒体でも■信号は確実に再現できる。
一般の画像の場合に、2つの画面を重ね合わせるには、
一方の画面上に他方の画面を重ねればよい。
この場合、同一系を経時変化なく通過した画像ならば完
全に重ね合わせることができるが、経時変化を受けたり
異なる系を通過した場合には、各基の幾何学歪、周波数
歪(速度むら)、画面の大小、位置のシフト等により、
画面を細部にわたり全て重ね合わせることはできない。
かかる場合でも、本発明では前述したように色信号を帯
域圧縮しているので、画像の重ね合わせ(第2図aのC
とD)の精度を下げることができる。
電気的に走査して得た信号を重ねる場合には、走査系が
一個であれば、時間軸での重ね合わせが必要となる。
最も簡単には、上側の画面Cの走査信号を遅延線やフレ
ームメモリにより半フレーム期間遅延させればよい。
他の方法としては、画面を走査するとき、上の画、下の
画、上の画、下の画・・・と一走査毎に走査面を切り換
え、−走査期間の遅延線を用いて重ね合わせることもで
きる。
尚、上記の如きバイビコンのように、一本の管の中に2
個の電子銃がある場合は、走査信号の重ね合わせが簡単
であり、遅延線やメモリを必要としない。
この管は偏向系が1個のため、幾何型、シェーディング
特性を合せ易く、経時的にレジストレーションが変化す
る虞れがない。
第3図は本発明を実施するシステムのブロック図である
同図において、1は輝度信号EY、■信号E■、Q信号
EQを通過させる低減フィルタ・ブロックであり、この
低域フィルタ・ブロック1を通過したQ信号EQは変調
器2において振幅変調される。
この振幅変調で使用されるキャリアCWの周波数は、■
信号帯域とQ信号帯域の和の周波数より高くとる必要が
ある。
またキャリア周波数が2次元画像において平行直線(縦
縞)になることが好ましいので、水平走査周波数の整数
倍例えば150倍に選定する。
従って、水平走査周波数が15.734 K)Tzであ
れば、キャリアCWの周波数を2.36 MHzに選定
する。
変調器2の出力と低域フィルタ・ブロック1を通過した
■信号E■は加算器3により周波数軸上で多重化されフ
レーム切換スイッチ4へ導ひかれる。
このスイッチ4へは低域フィルタ・ブロック1を通過し
た輝度信号EYも導かれており、これらは切換パルスP
1の指示に従いフレーム毎に切換えられ録画用インター
フェイス5を介してフィルム録画機6へ送られる。
フィルム録画機6は種々の形態を取り得るが、電子ビー
ム記録装置であれば、インクフェイス5の出力を直接フ
ィルム上に書込むことができる。
レーザ光を用いた記録装置でも直接記録可能であるが、
画像の高品位化を考慮すれば低速書込みが要求され、半
導体メモリ等の速度変換器が必要となる。
いずれにしても、フィルム録画機6においてフィルムに
記録された画像は、一体としてフーリエ変換形ホログラ
ム・メモリである大容量メモリ7に記録する。
このようにすれば、ホログラム・メモリの特長を利用し
て大容量で高速のアクセスが可能となる。
大容量メモリ7からの再生保は第2図aに示すように上
半分Cおよび下半分りとに区分された2枚の画からなっ
ており、これを高解偉カカメラ8で撮像するとその像は
第4図に示すようになる。
このカメラ8で現行カラーTV放送なみの画像を得るた
めには約1000本の走査線が必要となる。
第4図に示す例では上半分の画面および下半分の画面に
それぞれ493本の走査線を割り当て、且つ両者の間に
走査線6本に相当するブランキング期間を設けており、
これを境にして輝度信号とクロマ信号を分離する。
尚、輝度分解能は4MHzとする。
カメラ8で読出した信号においてブランキング期間に先
行するものは、そのままで輝度信号EYを表わしている
が、S/Nを改善するため、画像切換スイッチ9により
フィルタ・ブロック10を通過させ、ビデオバッファ・
メモリ11に蓄える。
ブランキング期間に後続する信号は画像切換スイッチ9
を介してフィルタ・ブロック11へ導ひかれ、■信号は
低域フィルタを通過することにより直接抽出されてビデ
オバッファ・メモリ11に蓄えられ、Q信号は帯域通過
フィルタを通過した後、復調器12で検波抽出されビデ
オバッファ・メモリ11に蓄えられる。
ビデオバッファ・メモリ11に蓄えられ3信号EY、E
■、EQは同時に読出され時間軸で画像の重ね合わせ行
なわれ、カラ−モニタ13によりカラー画体として再生
される。
【図面の簡単な説明】
第1図ばEVRによる従来のカラー信号記録方式を説明
するために用いた図、第2図乃至第4図は本発明の詳細
な説明するための図で、第2図aは単色画体として記録
されたカラー信号を示す図、同図すは輝度信号のスペク
トル分布を示す図、同図Cはクロマ信号のスペクトル分
布を示す図、第3図は本発明を実施するシステムのブロ
ック図、第4図は記録された単色画体を読出すカメラの
一掃像面を示す図である。 1・・・・・・低域フィルタ・ブロック、2・・・・・
・変調器、3・・・・・・加算器、4・・・・・・フレ
ーム切換スイッチ、5・・・・・・録画用インクフェイ
ス、6・・・・・・フィルム録画機、7・・・・・・大
容量メモリ(ホログラム・メモリ)、8・・・・・・高
解像力カメラ、8・・・・・・画像切換スイッチ、10
・・・・・・フィルタ・ブロック、11・・・・・・ビ
デオバッファ・メモリ、12・・・・・・復調器、13
・・・・・・カラーモニタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カラー像の電気信号を単色のフィルム上に記録する
    記録装置と、前記フィルム上の単色画像をホログラム・
    メモリに記録するホログラム装置と、前記ホログラム・
    メモリからカラー像を再生する再生装置とを備え、前記
    記録装置はカラーの3信号を輝度信号とI信号及びQ信
    号とにコード化し、前記フィルムの上半分には前記輝度
    信号をベースバンド記録し、ブランキング領域を介して
    前記フィルムの残りの下半分には前記■信号をベースバ
    ンド記録するとともにQ信号をI信号帯域とQ信号帯域
    の和の周波数より高くかつ水平走査周波数の整数倍に選
    ばれたキャリア周波数で振幅変調して周波数軸上で多重
    化して記録し、前記ホログラム装置は上半分及び下半分
    の記録画体を一体としてフーリエ変換形ホログラム・メ
    モリに記録し、前記再生装置は前記ホログラム・メモリ
    の再生体を走査して電気信号に変換し、前記プランニン
    グ領域に先行する電気信号を輝度信号として分離すると
    ともに前記プランニング領域に後続する電気信号をフィ
    ルタ回路により■信号及びQ信号に分離抽出することを
    特徴とするカラー信号記録再生方式。
JP51080588A 1976-07-07 1976-07-07 カラ−映像信号記録再生方式 Expired JPS5845877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51080588A JPS5845877B2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 カラ−映像信号記録再生方式

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JP51080588A JPS5845877B2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 カラ−映像信号記録再生方式

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Publication Number Publication Date
JPS536526A JPS536526A (en) 1978-01-21
JPS5845877B2 true JPS5845877B2 (ja) 1983-10-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246630Y2 (ja) * 1983-11-11 1990-12-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246630Y2 (ja) * 1983-11-11 1990-12-07

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JPS536526A (en) 1978-01-21

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