JPS5845840B2 - モジユ−ル状配線フレ−ム組立体 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般的に電話線可変交さ接続装置として用い
るためのモジュール状配線フレーム構造体に関し、とく
に保安器ブロックおよび端子ブロックが取付けられかつ
実質的に製造の最初に子配線されるようになっているモ
ジュール状配線フレーム構造体に関する。

配線フレームは公知の技術において周知であり、そして
一般に電話配線局で見出されるような設備と関連して用
いられるようになる。

そこでは極めて多数本の電気インパルス伝送信号伝送路
およびケーブルが所定の位置に齋らされ配線フレームで
他の伝送線と相互接続されるようになっている。

伝送線およびケーブルを相互接続するために必要な公知
の技術による構造体が提供されたが、これらの構造体は
その組立が比較的高価でかつ維持に困難を齋らす若干の
欠点を有している。

このことはとくに電話局の配線フレームに極めて多数本
の伝送線が累積される場合に真実となる。

公知の技術による配線フレームに遭遇する問題の１つは
これらのフレームを用いるべき地点で複数個の構成素子
より組立てるということである。

これらの構成素子はたとえば一連の山形鋼および棒鋼で
、フレーム構造体の組立てのため一体にボルト締めまた
はは溶接されている。

この配線フレーム構造体の組立てに要する時間は多大で
あり、そして溶接工などの特殊な熟練工を必要とする場
合もある。

さらに一般的に配線フレーム構造体の現場組立てには品
質管理がなく、従って溶接ジヨイントまたは工具の不用
意な使用により鋭いエツジ部分およびまくれ部分が生じ
うる。

この鋭いエツジ部分のためジャンパー線が摩耗しそして
配線フレーム構造体を介して相互または大地電位へ短絡
するようになる。

、公知の技術による配線フレームに遭遇する別の問題は
入り加入者線または中継線を電話局線と相互接続するた
め極めて多数本の長いジャンパー線すなわちランを必要
とすることである。

これらのジャンパー線のラン長さを最小にして配線装置
の複雑さを最小に保持させるため多くの試みがなされた
。

さらにこのような配線フレーム構造体上のジャンパー線
の長いランのため装置の維持費が増加するようになる。

公知の技術による配線フレームに遭遇するさらに別の問
題は電話局端子からの入り加入者線を他の電話局端子へ
接続変えすることである。

このような接続変えはしばしば発生しそして不用のジャ
ンパー導体を追跡しかつ除去するためかなりの時間を要
するようになる。

さらに装置へ新加入者を付加する場合しばしばジャンパ
ー線を１つの入り線から比較的遠い位置の電話局端子ま
で走らさせる必要がある。

従ってこの発明の目的は電話局においてまたはこの高密
度交さ接続装置を所望するどこにおいても組立てに要す
る時間量が最小となる新しくかつ改良したモジュール状
配線フレーム組立体を提供することである。

この発明の別の目的は実質的に品質管理状態の下で工場
配線される部分を有しかつ実質的に完全なモジュール構
造体で据付地点へ船積みされるモジュール状配線フレー
ム組立体を提供することである。

この発明のさらに別の目的は、入り加入者線または中継
線を複数個の電話局線のいずれか１本へ相互接続するた
めに必要な長いジャンパー線の数を最小にするモジュー
ル状配線フレーム組立体を提供することである。

この発明のなおさらに別の目的は複数個の同様なフレー
ム構造体とともに用いて連続した配線装置を形成できる
ようになるモジュール状配線フレーム組立体を提供する
ことである。

簡単にいうと、この発明によるモジュール状配線フレー
ム組立体は、外部プラントケーブルと電話局設備とを交
さ接続するため電話局保安器ブロックおよび端子ブロッ
クとを支持するよう構成されている。

これらの保安器ブロックおよび端子ブロックは船積み前
に相互に工場組立およびバード配線することができ、ま
たは一端または両端にコネクタを有する多導体ケーブル
によりあるいは多数の関連回路素子の間を直接に配線す
ることにより相互接続させることができる。

このモジュール状配線フレーム組立体は金属製およびプ
ラスチック製の構成素子でほぼ２．４メートル（８フイ
ート）の高さまで組立てることが好ましい。

組立体は床へ引留めされかつ伸縮自在の頂部部分を有し
、そしてこの伸縮自在の頂部部分は上方に向い約３．８
メートル（９フイ一ト６インチ）の高さまで延長し適当
な上位支持体または固定装置へ接続されるようになる。

上記の寸法を変化し利用する保安器ブロックまたは線端
子ブロックの幾何学的形状に適合させることもできる。

ジャンパー線を収容するためこのモジュール状配線フレ
ーム組立体の前面に一連の保持リングが垂直方向に離隔
して配置され主開放コラムを形成し、そして上記のジャ
ンパー線を用いて外部プラントケーブルと電話局設備と
を交さ接続するようになる。

このモジュール組立体の頂部にジャンパー線の支持アー
ムすなわちパンが配置され、そしてこれらは隣接するモ
ジュール組立体へ向うジャンパー線を案内するために用
いられる。

モジュール組立体のベースに取除き自在のジャンパート
レイが配置され、同様にモジュール組立体の底部分に沿
って隣接するモジュール組立体へ向うジャンパー線を案
内する。

垂直方向に離隔した保持リングに隣接して垂直パンが配
置され、そしてこの垂直パンは相互接続用ジャンパー線
と上下方向から入って来る大きい多導体ケーブルとの間
の障壁部分を提供する。

この垂直方向の障壁パンの裏面と水平ケーブルランのた
めの２個の垂直角度ブラケットとの間に空間が提供され
、そしてこの空間はモジュール状配線組立体の内部で保
安器ブロックと線端子ブロックとの間に必要なものであ
る。

この発明の実施例について添付図面を参照して説明する
。

図面において同じ参照符号は同じ構成素子を示し、第１
図を参照すると、この発明の技術的思想に従って構成さ
れたモジュール状配線フレーム装置が示されており、そ
してこれは一般的に参照符号１０で示される。

このモジュール状配線フレーム装置１０は複数個のモジ
ュール状フレーム組立体１２と１３と１４とを備え、そ
してこれらのモジュール状フレーム組立体１２と１３と
１４とは垂直状で一列に横並びに配置されている。

３個のモジュール状配線フレーム組立体だけを図示した
けれども、この発明の技術的思想に従って何等かの数の
フレームを用いることも可能である。

モジュール状フレーム組立体１２は床支持体１７へ固着
させるためのベース構造体１６を有する。

床支持体１７は電話局交換機の部分であり、そしてこの
交換機へ入る複数個の加入者線または中継線は複数個の
地下ケーブル１８を介して指向される。

このケーブル１８は群１９と２０と２１とへ分割され、
そしてこれらの群１９と２０と２１とは床支持体１７を
介して上方に向いそれぞれモジュール配線フレーム組立
体１２と１３と１４との各々のフレーム構造体へ延長し
ている。

所望に応じ入り加入者線を架空ケーブルから導入させる
こともできる。

すべてのモジュール状配線フレーム組立体は実質的に同
一に構成され、従ってフレーム組立体１２だけを詳細に
説明する。

このモジュール状配線フレーム組立体１２は垂直フレー
ム２２を備え、そしてこのフレーム２２は所望に従って
金属山形鋼および棒鋼およびチャネル鋼で形成すること
が好ましい。

フレーム形成素子を一体に溶接しそしてすべての隅部の
表面が平滑となるよう鋭いエツジ部分および溶接部分を
仕上げることが好ましい。

好ましいことにこのことは支持フレームを用いるべき地
点での組立中ではなく製造場所での組立流れ作業中に行
なうことができる。

フレーム２２の上端部分に伸縮自在の区分２３が提供さ
れ、そしてこの上端部分を垂直方向に調整して図示しな
い適当な上部支持体と係合させることができる。

この発明の１つの特徴によるとフレーム２２の遠い側へ
垂直方向に一直線に整夕１ルかつ水平方向に離隔した複
数個の保安器ブロック２６Ｌと２６Ｒとが固着され、一
方フレーム２２の近い側へ垂直方向に一直線に整夕Ｉル
かつ水平方向に離隔した複数個の線端子ブロック２７Ｌ
と２７Ｒとが固着されている。

保安器ブロック２６Ｌと２６Ｒとは複数個の保安器素子
２８を有し、そしてこれらの保安器素子２８はブロック
に設けたレセプタクルへそう人されている。

２つの保安器ブロック２６Ｌと２６Ｒとの垂直アレイ上
の保安器素子２８は相互接続用ケーブル２９により主垂
直開放コラム３２の左側で垂直アレイを形成する線端子
ブロック２７Ｌの適当な接点位置と相互接続される。

好ましいことにケーブル２９は少なくともその一端に多
位置コネクター３０が提供されており、そしてこの多位
置コネクター３０は整合コネクター３１と共働する。

コネクターケーブル２９の他端をワイヤラップ法または
クイッククリップ接続法のいずれかにより直接に線端子
ブロックの接点位置へ配線させることもでき、あるいは
多位置コネクター３０へ接続させ整合コネクター３１と
共働させることも可能であり、そしてこの整合コネクタ
ー３１は（第１図では不可視の）線端子ブロツク２７Ｌ
の裏面に取り付けできるものである。

つぎにこの整合コネクターを線端子ブロック２７Ｌの適
当な接点位置と相互接続させた。

要するに保安器素子２８を介して配線されたすべての入
り導体対は今や”保護”されそしてこれらの”被保護導
体対”は主垂直開放コラム３２の左側で垂直アレイを形
成する線端子ブロック２７Ｌ上の接点位置へ転移された
ことになる。

同じようにしていづれかの保安器素子２８を介して配線
されないものを除き電話局配線（ケーブル）４１は（図
示しない）上位ケーブルラックを介して頂部でモジュー
ル状配線フレーム組立体１２へ道ぎめされ、そして多位
置コネクター３０と３１とにより接続されるかまたは直
接に主垂直開放コラム３２の右側で垂直アレイを形成す
る線端子ブロック２７Ｒ上の適当な接点位置へ配線され
るようになる。

この主開放コラム３２の領域内で下記のことが行なわれ
る。

すなわち使用のすべての引き続くジャンパー線のたいて
いがこの領域に蓄積され、同時に左側の線端子ブ田ツク
２７Ｌ上の接点位置に現われる適当な１被保護溝体対”
と右側の線端子ブロック２７Ｒ上の接点位置に現われる
関連する電話局配線（ケーブル）４１との間に所望の可
変相互接続を提供できるようになることである。

この１次垂直ジャンパーリングゾーン技法により上記記
載の公知の技術による嵩高な水平ジャンパー線ルーティ
ング法に関連した欠点がなくなり、そして下記に説明す
るようにその構成上の若干の利点を有効に利用できる。

さらにこの１次垂直ジャンパーリングゾーン技法は、左
側に被保護導体対をかつ右側に設備導体対を置くよう限
定されるものではない。

たとえば゛被保護導体対″を線端子ブ田ンク２７Ｒと２
７Ｌとで形成されるパターンの頂部半体上に置き、一方
設備導体対を同じパターンの底部半体上に置くこともで
きる。

この発明の別の特徴によるとモジュール状配線フレーム
組立体１２には主垂直開放コラム３２が提供され、そし
てこの主垂直開放コラム３２は複数個の離隔した保持リ
ング３３で形成されている。

この保持リング３３はリングの密に離隔した端部分で形
成される穴３４を有し、このため第１図に見られるよう
にジャンパー線３６を容易に垂直にリング３３内へそう
人することができる。

これらのジャンパー線３６は１つの配線フレーム組立体
の線端子ブロック２７Ｌと２７Ｒとの適当な終端ピンへ
接続されかつ別の配線フレーム組立体の別の端子ブロッ
クの別の適当なピンへ接続させることもできる。

従ってジャンパー線３６は一般的に参照符号３８で示す
上位支持体すなわちトレイに沿うかまたは一般的に参照
符号３９で示す下位支持体すなわちトレイに沿って１つ
のフレームから別のフレームへ進むようになる。

モジュール状配線フレーム組立体１２と１３と１４との
各々のペース構造体は組立体の両側部にワイヤーラン支
持トレイを形成し、そしてこのワイヤーラン支持トレイ
は一般的に参照符号３９と４０とで示される。

第１図の装置図では下記のことが分る。

すなわち各々のモジュール状配線組立体の上端部分から
複数個の入カケープル４１が延長し、そしてこれらの入
カケープル４１は架空状に電話局設備の適当な終端部か
ら指向されているものであることが分る。

第２図はこの改良したモジュール状配線フレーム組立体
がどのようにして電話局および加入者線接続体と関連し
て用いられているかを示す簡略構成図である。

第２図は一般的に参照符号４６で示す複数個の加入者線
を示し、そしてこれらは第１図の入りケーブル４６に対
応するものである。

これらの入り線（ケーブル）はワイヤラップ法、クイッ
ククリップ接続法または他の適当な手段のいづれかによ
り保安器ブロック２６Ｌと２７Ｒとの端子ピンへ接続さ
れている。

これらの保安器ブロック２６Ｌと２６Ｒとは相互接続用
ケーブル２９により電気的に端子ブロック２７Ｌと相互
接続される。

そして端子ブロック２７Ｒは相互接続用ケーブル４１に
より電話局終端部４７へ接続されている。

このモジュール状配線フレーム装置１０により下記のよ
うなユニットが提供され、入り力ロ人者線４６と電話局
終端部４γとの間の相互接続が簡略化されるようになる
。

すなわちこのようなユニットは工場において実質的に完
全に予組立てされかつ子配線されそして組立体として船
積みされて適当な場所に固定されるようになっており、
ただ適当な入力位置に作られた適当な接続体を有するだ
けである。

この発明による１つのモジュール状配線フレーム組立体
の全構造体をより良く理解するため、第３図と第４図と
第５図と第６図とを参照する。

モジュール状配線組立体１２はフレーム構造体２２を有
し、そしてこのフレーム構造体２２は１対の離隔した垂
直り形状の金属製部材５０と５１とより形成され、これ
らの１対の離隔した垂直り形状の金属製部材５０と５１
とは場合により溶接またはリベット締めあるいはボルト
締めによりベース部分１６へ固着されている。

これらのＬ形状部材５０と５１とはそれぞれＬ断面部材
５２と５３とへ固着され、そしてこれらのＬ断面部材５
２と５３とはベース部分１６の部分を形成している。

垂直部材５０と５１とはその上端部に沿って形成された
離隔した穴５６と５７とを有し、そしてこれらの離隔し
た穴５６と５７とは伸縮自在の区分６０に形成された細
長くしたスロット５８と５９とに一致して配置される。

上記の伸縮自在の区分６０はＬ形状の延長バ一体６１と
６２とよりなり、そしてこれらのＬ形状の延長バ一体６
１と６２とはＬ形状のバ一体６３により頂部の両端で一
体に結ばれている。

このバ一体６３はそこに形成した穴６４を有し、そして
これらの穴６４ヘユニットが固着され上位支持体と接続
されるようになる。

水平方向に配置した延長バ一体６４はＬバ一体すなわち
支持体５０へ固着され、一方水平方向に配置した延長バ
一体６６はＬバ一体すなわち支持体５１へ固着される。

垂直ストラップ６７は水平バ一体６４へ固着され、一方
垂直ストラップ６８は水平バ一体６６へ固着される。

バ一体６４と６６とは垂直ストラップ６７と６８ととも
にレセプタクルを形成し、このレセプタクルは一般的に
参照符号７０で示されている。

レセプタクル７０は２次垂直開放コラムを形成し、そし
て第１図に示すように複数個のケーブルを受容する。

上記に説明したように地下レベルからのケーブル１９と
２０と２１とは開放コラム７０へ延長して立上りまたは
上位ラックから開放コラム７０へ立下る。

１次垂直開放コラム３２は第３図に明確に理解され、そ
して保持リング３３は前方の穴３４を有し、この穴３４
はリング３３を形成する棒鋼体の離隔した終端部分で形
成されている。

保持リング３３は垂直方向に配置したストラップ７１と
７２とへ固着され、つぎにこれらの垂直ストラップ７１
と７２とはフレーム構造体２２の頂部中央部分および底
部分でＵ形状の部材７３へ固着されている。

最も好都合なことに、保持リング３３はケーブル保持パ
ンすなわち障壁パン７６により裏打ちされ、そしてこの
障壁パン７６のため相互接続用ジャンパー線３６が入り
多導体ケーブル１９と干渉しないようになる。

相互接続用ジャンパー線３６が１つのモジュール状配線
フレーム組立体から別のモジュール状配線組立体へ延長
できるようにするため、各々の組立体の上端部分に複数
個の外部方向に延長するアームすなわちブラケットが形
成されている。

これらのブラケットはジャンパー線３６のための上位支
持体すなわちトレイを形威し、一般的に第１図の参照符
号３８で示される。

第３図と第４図と第５図とで最も良く分るように各々の
モジュール状配線フレーム組立体の下方部分にはケーブ
ルトレイ３９と４０とが提供されている。

下部トレイ３９はシート状金属から形成されかつ後壁部
分７８と底部分７９と前壁部分８０とよりなり、そして
この前壁部分８０は離隔した区分８１と８２とを有する
。

離隔した区分８１と８２との間の穴のため容易にこれら
の区分により形成されるトレイまたはトロフに横たわる
複数個のジャンパー線へ接近できるようになる。

同様にケーブルパン４０はシート状金属で形成されかつ
下部床部分８３と垂直壁部分８４とよりなる。

上方に角度傾斜して曲る上部分８６が保持表面を形成し
、この結果パン４０に極めて大量のケーブルを置きかつ
保持させることができるようになる。

こめことは保持トレイすなわちパン３９に対してもまた
真実である。

第１図で最も良く分るように端子ブロック２７Ｌと２７
Ｒとは垂直状に垂直支持フレームへ固着されており、そ
してワイヤラップ法またはクイッククリップ接続法のい
づれかにより相互接続用ジャンパー線３６がそれらの端
子ブロックへ装着されるようになる。

同様に保安器ブロック２６Ｌと２６Ｒとは差込型保安器
素子２８と一緒にフレーム組立体の反対側へ固着され、
そしてケーブルもまたワイヤラップ法またはクイックク
リップ接続法あるいは他の適当な手段によりそれらの保
安器ブロックへ接続されるようになる。

フレーム構造体２２はまた垂直バ一体７５を備え、この
垂直バ一体７５はベース構造体１６からフレーム組立体
１２の上端部へ垂直方向に延長している。

このバ一体７５はその支持アーム６６とともに垂直開放
ペイすなわちコラムを形成し、入り多導体ケーブル１９
を受容するようになる。

入り架空ケーブル４１はアーム６６の外側表面に沿って
道ぎめされかつ標準ケーブルタイすなわちガイドにより
保持される。

このようなモジュール状配線フレーム組立体によりすべ
ての必要なケーブル１９と４１ならびに保安器ブロック
２６Ｌと２６Ｒおよび線端子ブロック２７Ｌと２７Ｈに
関連したジャンパー線３６をコンパクトに貯蔵できるよ
うになる。

第７図を参照すると、この発明による１２個のフレーム
組立体を用いるモジュール状配線フレーム装置が模式的
に示されている。

各々のフレーム組立体は相互に隣接して配置され、そし
てこの若干のフレーム群の間で１つのフレーム組立体か
ら他のフレーム組立体へわたるために必要なジャンパー
線の全長を最小にするような新規な接続法が行なわれて
いる。

第７図の配線フレーム装置は、複数個の垂直配線フレー
ム組立体９０と９１と９２と９３と９４と９５と９６と
９７と９８と９９と１００と１０１とを備え、これらの
配線組立体は相互に一列に隣接して配置されている。

入り架空電話局相互接続用ケーブルは参照符号４１で示
されている。

上記記載のように、配線フレーム組立体間の相互接続体
には上位トレイすなわちドロア３８または下位トレイす
なわちドロア３９と４０に沿って延長するジャンパー線
を用いることができる。

たとえば配線フレーム組立体９０の電話局設備導体対を
配線フレーム組立体９２の被保護導体対と相互接続する
ためジャンパー線１０４が用いられ上部ドロア３８を介
する径路に沿い所望の交さ接続を行なえるようになって
いる。

たとえば配線フレーム組立体９０と９１と９２との全群
はその上に配線ブロックを有し、この配線ブロックによ
りこの群上のすべての端子が相互接続されるようになり
、そしてこの群からフレーム組立体９６と９７と９８と
の群へ配線ジャンパーケーブル組立体１０６が接続され
ている。

同様に配線フレーム組立体９３と９４と９５とは端子を
有し、この端子は共通の配線ブロックへ接続されかつジ
ャンパーケーブル１０８によりフレーム組立体９９と１
００と１０１との群と関連した端子ブロックへ接続され
ている。

同様に配線フレーム組立体９０と９１と９２とはケーブ
ル１０９を介して配線フレーム組立体９９と１００と１
０１との群へ接続されている。

上記に記載したようにケーブルランを用いることにより
、２次配線装置が提供され、そしてそこではジャンパー
線３６または１０４の代りにジャンパーケーブル１０６
と１０８と１０９とを用いて遠く離れたモジュール状配
線フレーム組立体と相互接続させるようになっている。

たとえば配線フレーム組立体９０と９９との間にジャン
パーを所望するときは、組立体９０の適当なピンから組
立体９９の端子ブロックと関連する端子ブロックピンへ
ジャンパーケーブルを接続する。

同様に第７図から分るようにジャンパーケーブル１１０
および１１１はそれぞれ配線フレーム組立体９０と９２
問および９２と９４間を相互接続するようになる。

この発明によるモジュール状配線フレーム組立体を用い
ることにより、一層一様にかつ簡単に現場据付けできそ
して配線上の混乱および配線長を最小にすることができ
る。

この明細書においては一実施例について明記したけれど
も、この新規な技術的思想の要旨の範囲内で種々変形さ
せることは可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、電話局の配線装置に用いられる複数個のモジ
ュール状配線フレーム構造゛体の透視図であり、そして
配線フレーム装置の底部に入る入り地下ケーブルと配線
フレームの上部に入る電話局ケーブルとを示している；
そして第２図は、この発明の新規なモジュール状配線フ
レーム構造体によりえられる相互接続の簡略構成図であ
る；そして第３図は、この発明による１つのモジュール
状配線フレーム構造体の透視図で、明確にするためこの
構造体から分解したフィードスル一端子ブロックおよび
保安器ブロックを示している；そして第４図は、この発
明によるモジュール状配線フレーム構造体の正面図であ
る；そして第５図は、この発明によるモジュール状配線
フレーム構造体の側面図である；そして第６図は、この
発明によるモジュール状配線フレームの端子ブロック支
持体を示す上面図である；そして第７図は、この発明に
より考えられた電話局における代表的な配線装置を形成
する１２個のモジュール状配線フレームを示す平面図で
ある。 １０・・・・・・モジュール状配線フレーム装置、１２
〜２４・・・・・・モジュール状配線フレーム組立体、
１６・・・・・・ベース構造体、１７・・・・・・床支
持体、１８・・・・・・地下ケーブル、２２・・・・・
・フレーム構造体、２３・・・・・・伸縮自在の区分、
２６Ｒ，２６Ｌ・・・・・・保安器ブロック（右、左）
、２７Ｒ，２７Ｌ・・・・・・線端子ブロック（右、左
）、２９・・・・・・相互接続用ケーブル、３２・・・
・・・主垂直開放コラム、３３・・・・・・保持リング
、３６・・・・・・ジャンパー線、３８・・・・・・上
位支持体（トレイまたはトラフ）、３９．４０・・・・
・・下位支持体（トレイまたはトラフ）、４１・・・・
・・電話局配線（ケーブル）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 垂直方向に直立するフレームとベース構造体とトッ
   プ構造体とを備えるモジュール状配線フレーム組立体に
   おいて、上記のベース構造体およびトップ構造体は装置
   を有し、この装置によりそれぞれ下位支持体および上位
   支持体へ固着されるようになり、そして上記の構造体の
   うちの少なくとも１つは垂直方向に延長自在であり上記
   の下位支持体と上位支持体との間に可変の間隔を収容す
   るようになり、そして上記のフレームの一方の側部分に
   垂直の保安器ブロックアレイが配置され、これらの保安
   器ブロックは導電的に加入者線と接続されるようになっ
   ており、そして上記のフレームの他方の側部分に第１お
   よび第２の垂直の端子ブロックアレイが配置され、上記
   の第１の端子ブロックはその上に上記の保安器ブロック
   へ電気接続するための端子を有しかつ上記の第２の端子
   ブロックは上記の電話局設備へ電気接続するための端子
   を有しており、そして上記のフレーム上に装置を備え、
   この装置は上記の保安器ブロックと第１および第２の端
   子ブロック間に主開放垂直コラムを形成し、そして上記
   の第１の端子ブロックの端子を上記の第２の端子ブロッ
   クの端子と結合させる一般的に垂直の相互接続用ジャン
   パー線を備え、この一般的に垂直の相互接続用ジャンパ
   ー線は上記の垂直コラムに収納されていることを特徴と
   する垂直方向に直立するフレームとベース構造体とトッ
   プ構造体とを備えるモジュール状配線フレーム組立体。 ２ 人り力ｌ入者線または中継線および電話局線を受容
   するためのモジュール状配線フレーム組立体において、
   床支持体へ固着させるためのベースとこのベースから延
   長する垂直フレームと上位支持体へ接続するため上記の
   垂直フレームへ固着された伸縮自在の上端部分と上記の
   垂直フレームの一方の側部分へ固着された複数個の保安
   器ブロックと内部にジャンパー線を受容するよう上記の
   垂直フレームにより形成される主垂直開放コラムとを備
   え、そして上記のジャンパー線は選択した入り電話線を
   選択した入り電話局配線へ接続するために用いられるも
   のであることを特徴とする入り加入者線または中継線お
   よび電話局線を受容するためのモジュール状配線フレー
   ム組立１札