JPS584571Y2 - 局所換気装置 - Google Patents
局所換気装置Info
- Publication number
- JPS584571Y2 JPS584571Y2 JP13727680U JP13727680U JPS584571Y2 JP S584571 Y2 JPS584571 Y2 JP S584571Y2 JP 13727680 U JP13727680 U JP 13727680U JP 13727680 U JP13727680 U JP 13727680U JP S584571 Y2 JPS584571 Y2 JP S584571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- casing
- door
- support frame
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ventilation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば原子力発電所内の作業場等における雰
囲気を換気するための局所換気装置に関する0 =般に、原子力発電所等においては、その作業場におけ
る作業時にその部分の雰囲気空気の放射濃度、塵埃など
による空気汚染をできるだけ低くし、作業員を放射能に
よる空気汚染から防護するため、局所的な換気が行なわ
れている。
囲気を換気するための局所換気装置に関する0 =般に、原子力発電所等においては、その作業場におけ
る作業時にその部分の雰囲気空気の放射濃度、塵埃など
による空気汚染をできるだけ低くし、作業員を放射能に
よる空気汚染から防護するため、局所的な換気が行なわ
れている。
ところで、上記局所的な換気を行な5手段としては、従
来室内空気を縦列また横列状に配設された複数個のフィ
ルタ内に吸引し、そのフィルタを通過して除塵された空
気を送風機によって再び室内に還流する等のことが行な
われている。
来室内空気を縦列また横列状に配設された複数個のフィ
ルタ内に吸引し、そのフィルタを通過して除塵された空
気を送風機によって再び室内に還流する等のことが行な
われている。
しかしながら、従来のこの種装置においては、ケーシン
グ内に複数個のフィルタを縦列或は横列状に配列してい
るため、フ、イルターのパツキン部のシール機構が複雑
であり、またそのフィルタの取り換工作業が面倒であり
、さらに、フィルタケースと送風機が分離しているため
その外形が複雑でしかも大形となる−等の不都合があっ
た。
グ内に複数個のフィルタを縦列或は横列状に配列してい
るため、フ、イルターのパツキン部のシール機構が複雑
であり、またそのフィルタの取り換工作業が面倒であり
、さらに、フィルタケースと送風機が分離しているため
その外形が複雑でしかも大形となる−等の不都合があっ
た。
本考案はこのよ□うな点に鑑み、コンパクトでシンプル
な形状に構成することができ、フィルタの着脱が容易で
あるようにした局所換気装置を提供することを目的とす
る。
な形状に構成することができ、フィルタの着脱が容易で
あるようにした局所換気装置を提供することを目的とす
る。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説
明する。
明する。
第1図乃至第3図において、符号1は底部にキャスター
2を装着したケーシングであって、そのケーシング1の
互いに対向する左右両側壁、にはその上半部にフィルタ
出し入れ用の開口1a、lbがそれぞれ設けもれており
、その左右両側壁には上記開口1a、1bをそれぞれ開
閉する開閉扉3a、3bがそれぞれその下端部で枢着さ
れている。
2を装着したケーシングであって、そのケーシング1の
互いに対向する左右両側壁、にはその上半部にフィルタ
出し入れ用の開口1a、lbがそれぞれ設けもれており
、その左右両側壁には上記開口1a、1bをそれぞれ開
閉する開閉扉3a、3bがそれぞれその下端部で枢着さ
れている。
上記ケーシング1内には、その左右両側壁にほぼ平行な
隔壁4によって室内空気吸入室5および送風機室6が区
画形成されている。
隔壁4によって室内空気吸入室5および送風機室6が区
画形成されている。
上記隔壁4の上部は、ケーシング1のほぼ中央高さ位置
から上方に向うにしたがって互いに離間するよ5V字状
に配設された隔壁7a、7bの下端に接続されており、
その隔隔壁γa、7bにはそれぞれ通気口8 a v
8 bが穿設され、さらにその通気口8ay8bの外周
縁部には、各開閉n 3 a t 3 bと面する側に
後述するフィルタの端面外周と当接するパツキン9 a
t 9 bが装着されている。
から上方に向うにしたがって互いに離間するよ5V字状
に配設された隔壁7a、7bの下端に接続されており、
その隔隔壁γa、7bにはそれぞれ通気口8 a v
8 bが穿設され、さらにその通気口8ay8bの外周
縁部には、各開閉n 3 a t 3 bと面する側に
後述するフィルタの端面外周と当接するパツキン9 a
t 9 bが装着されている。
一方、前記室内空気吸気室5側の開口1aを開閉する開
閉扉3aの内面には、複数個の支持脚10を介してブリ
フィルタ支持枠11が装着されている。
閉扉3aの内面には、複数個の支持脚10を介してブリ
フィルタ支持枠11が装着されている。
上記ブリフィルタ支持枠11は、第4図に示すように、
開閉扉3aの先端部はど次第に短かく形成された支持脚
10によって支持され、上記ブリフィルタ支持枠11が
開閉扉3aの基端側から先端側に向って開閉扉の内面に
近づく方向に傾斜するよう構成されている。
開閉扉3aの先端部はど次第に短かく形成された支持脚
10によって支持され、上記ブリフィルタ支持枠11が
開閉扉3aの基端側から先端側に向って開閉扉の内面に
近づく方向に傾斜するよう構成されている。
すなわち、上記ブリフィルタ支持枠11は、隔壁7aの
垂直面に対する角度と同一角度だけ開閉扉3aの内面に
対して傾斜せしめられており、上記ブリフィルタ支持枠
11内に、平板状に形成された複数個のブリフィルタ1
2が着脱自在に装着されている。
垂直面に対する角度と同一角度だけ開閉扉3aの内面に
対して傾斜せしめられており、上記ブリフィルタ支持枠
11内に、平板状に形成された複数個のブリフィルタ1
2が着脱自在に装着されている。
また、同様に他方の開閉扉3bの内面にも、同様に支持
脚13を介してフィルタ支持枠14が傾斜状に装着され
(第5図)、そのフィルタ支持枠14K、ブロック状に
形成された複数個の主フィルタ(高性能微粒子フィルタ
)15が着脱自在に装着されている。
脚13を介してフィルタ支持枠14が傾斜状に装着され
(第5図)、そのフィルタ支持枠14K、ブロック状に
形成された複数個の主フィルタ(高性能微粒子フィルタ
)15が着脱自在に装着されている。
また、両開閉扉3 a t 3 bは例えばリンク機構
り等によって水平開放位置(第1図2点鎖線位置)と垂
直状態のしや閉位置間を揺動し得るようにしである。
り等によって水平開放位置(第1図2点鎖線位置)と垂
直状態のしや閉位置間を揺動し得るようにしである。
他方、前記ケーシング1内にはその一側上方部に、前記
ケーシングの左右両側壁に直交する垂直壁16aおよび
水平壁16bによって清浄空気吐出室16が区画形成さ
れており、その清浄空気吐出室16の頂壁に空気吐出筒
17が突設せしめられている。
ケーシングの左右両側壁に直交する垂直壁16aおよび
水平壁16bによって清浄空気吐出室16が区画形成さ
れており、その清浄空気吐出室16の頂壁に空気吐出筒
17が突設せしめられている。
また、前記送風機室6内には送風機18が内蔵されてお
り、その送風機18の吐出口18aが上記清浄空気吐出
室16に開口せしめられている。
り、その送風機18の吐出口18aが上記清浄空気吐出
室16に開口せしめられている。
なお、図中符号19は開閉ハンドル、20は空気吸入口
である。
である。
しかして、局所換気に際しては、本装置をそのキャスタ
ー2を利用して所定個所に移動させたのち、送風機18
を駆動すると、室内空気は、第3図に矢印で示すように
、空気吸入口20を経て室内空気吸入室5内に吸引され
、ブリフィルタ12および主フィルタ(高性能微粒子フ
ィルタ)15を通って空気中の塵埃等が除去された後送
風機室6内に流入し、さらに送風機18により清浄空気
吐出室16に送給され、その後空気吐出筒17から室内
に還流され、これによって室内空気の浄化が行われる。
ー2を利用して所定個所に移動させたのち、送風機18
を駆動すると、室内空気は、第3図に矢印で示すように
、空気吸入口20を経て室内空気吸入室5内に吸引され
、ブリフィルタ12および主フィルタ(高性能微粒子フ
ィルタ)15を通って空気中の塵埃等が除去された後送
風機室6内に流入し、さらに送風機18により清浄空気
吐出室16に送給され、その後空気吐出筒17から室内
に還流され、これによって室内空気の浄化が行われる。
ところで、ブリフィルタ12および主フィルタ15の取
り換え或は点検を行なう場合には、開閉扉3 a 、3
bをそれぞれ開閉・・ンドル19によって開放し、第
1図の2点鎖線で示すようにほぼ水平状態とすれば、ブ
リフィルタ支持枠11およびフィルタ支持枠14にそれ
ぞれ装着されたブリフィルタ12および主フィルタ15
をその場所テ容易に着脱することができ、また開閉扉3
a t 3 bを閉めることによって、各フィルタの
端面外周部を隔壁7 a 、7 bに固設されたパツキ
ン9a、 9bに圧着させることができ、当該部分の密
封を完全に行なうことができる。
り換え或は点検を行なう場合には、開閉扉3 a 、3
bをそれぞれ開閉・・ンドル19によって開放し、第
1図の2点鎖線で示すようにほぼ水平状態とすれば、ブ
リフィルタ支持枠11およびフィルタ支持枠14にそれ
ぞれ装着されたブリフィルタ12および主フィルタ15
をその場所テ容易に着脱することができ、また開閉扉3
a t 3 bを閉めることによって、各フィルタの
端面外周部を隔壁7 a 、7 bに固設されたパツキ
ン9a、 9bに圧着させることができ、当該部分の密
封を完全に行なうことができる。
以上説明したように、本考案においてはフィルタおよび
送風機を一体のケーシング内に納め、フィルタ構成を■
字形とし次ため、装置全体をコンパクトでシンプルな形
状とすることができ、またブリフィルタと主フ、イルタ
とを開閉扉に装着することによって、その開閉扉の開放
によって各フィルタの点検或は取換えをきわめて簡単に
行なうことかで・き、しかも開閉扉のしゃ閉によって各
フィルタの端縁部がパツキンに押圧されるので、当該部
のシールド効果を確実にすることができる等の効果を奏
する。
送風機を一体のケーシング内に納め、フィルタ構成を■
字形とし次ため、装置全体をコンパクトでシンプルな形
状とすることができ、またブリフィルタと主フ、イルタ
とを開閉扉に装着することによって、その開閉扉の開放
によって各フィルタの点検或は取換えをきわめて簡単に
行なうことかで・き、しかも開閉扉のしゃ閉によって各
フィルタの端縁部がパツキンに押圧されるので、当該部
のシールド効果を確実にすることができる等の効果を奏
する。
第1図は本考案の局所換気装置の縦断面図、第2図は第
1図の■−■線に沿う断面図、第3図は本考案の局所換
気装置の一部切欠き斜視図、第4図はブリフィルタ支持
枠およびブリフィルタの斜視図、第5図、は主フイルタ
支持枠および主フィルタの斜視図である。 1・・・・・・ケーシング、3at3b・・・・・・開
閉扉、4・・・・・・隔壁、5・・・・・・空気吸入室
、6・・・・・・送風機室、9 a 、9 b・・・・
・・パツキン、11・・・・・・ブリフィルタ支持枠、
12・・・・・・ブリフィルタ、14・・・・・・フィ
ルタ支持枠、15・・・・・・主フィルタ、17・・・
・・・空気吐出筒、18・・・・・・送風機、20・・
・・・・空気吸入口。
1図の■−■線に沿う断面図、第3図は本考案の局所換
気装置の一部切欠き斜視図、第4図はブリフィルタ支持
枠およびブリフィルタの斜視図、第5図、は主フイルタ
支持枠および主フィルタの斜視図である。 1・・・・・・ケーシング、3at3b・・・・・・開
閉扉、4・・・・・・隔壁、5・・・・・・空気吸入室
、6・・・・・・送風機室、9 a 、9 b・・・・
・・パツキン、11・・・・・・ブリフィルタ支持枠、
12・・・・・・ブリフィルタ、14・・・・・・フィ
ルタ支持枠、15・・・・・・主フィルタ、17・・・
・・・空気吐出筒、18・・・・・・送風機、20・・
・・・・空気吸入口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、空気吸入口および空気吐出口を設けたケーシングの
互いに対向する両壁面′□に、それぞれ下端部を枢着・
した開閉扉を設け、両開閉扉の内面には、その扉の基端
側から先端側に向って扉の内面に近づく方向に傾斜する
ように支持脚を介してフィルタ支持枠を装着しJ=方の
・・扉に設けられたフィルタ支持枠にはプレフィルタを
、また他方の扉設けられたフィルタ支持枠には主フィル
タをそれぞれ着脱自在に装着し、両扉の閉成時に両フィ
ルタがV字状を形成するようにするとともに、ケーシン
グ内vCはさらに、上記ケーシング内に吸入された空気
を上記両フィルタを順次通過せしめ所定個所に送風する
送風機を配設したことを特徴とする、局所換気装置。 2、開閉扉は、水平開放位置と垂直閉位置とをとり得る
ように構成されてい゛ることを特徴とする、実用新案登
録請求の範囲第1・項記載の局所換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13727680U JPS584571Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 局所換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13727680U JPS584571Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 局所換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5762617U JPS5762617U (ja) | 1982-04-14 |
JPS584571Y2 true JPS584571Y2 (ja) | 1983-01-26 |
Family
ID=29497361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13727680U Expired JPS584571Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 局所換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584571Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP13727680U patent/JPS584571Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5762617U (ja) | 1982-04-14 |
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