JPS5845482B2 - ペンデュラム・ア−ム方式のウェイチングア−ムに於けるガイド・ア−ムの支持構造 - Google Patents

ペンデュラム・ア−ム方式のウェイチングア−ムに於けるガイド・ア−ムの支持構造

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Publication number
JPS5845482B2
JPS5845482B2 JP13910675A JP13910675A JPS5845482B2 JP S5845482 B2 JPS5845482 B2 JP S5845482B2 JP 13910675 A JP13910675 A JP 13910675A JP 13910675 A JP13910675 A JP 13910675A JP S5845482 B2 JPS5845482 B2 JP S5845482B2
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JP
Japan
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arm
guide arm
guide
pendulum
pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP13910675A
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English (en)
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JPS5263434A (en
Inventor
善三郎 九十九
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication of JPS5263434A publication Critical patent/JPS5263434A/ja
Publication of JPS5845482B2 publication Critical patent/JPS5845482B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ペンデュラム・アーム方式のウエイチング
アームに於けるガイド・アームの支持構造に関するもの
であ゛る。
一般にペンデュラム・アーム方式は、個々のトップ・ロ
ーラーがボトム・ローラーに対して繊維集合体の走行力
を受けて自動的に平行となるように自動調心性が付与さ
れていることが特長であり。
そのために上記トップ・ローラーを支持するガイド・ア
ームは既存の倒れの形式のものをとって見ても、すべて
ガイド・アームの揺動支持部は夫々特徴あるピボット状
の支持方式を採用している。
また、加圧用のスプリングは、ガイド・アームまたはこ
れと1体化したスプリング受は部に直接密着した組み合
せで構成されている。
そして、か5る構成では、如何なる形式のものでも、ス
プリングの圧縮により発生する加圧部での円周各点にお
ける加圧分布並びに加圧方向が理論通りの等圧分布垂直
加重になることは望めないのが普通である。
とくに圧縮ばねの場合は実際には坐屈現象の傾向を伴う
関係でかなりはつきりした方向性をもってばらつき易い
傾向が見られる。
この加圧体側々に固有の方向性が実は既存のペンデュラ
ム・アーム方式のものでは支配的にトップ・ローラーの
平行度を狂わせボトム・ローラーえの追随性を悪くする
原因となっている。
例えば、第1図及び第2図において、アーム本体1とガ
イド・アーム2間に矢印F1の方向性を示すスプリング
3を仕込む場合、ペンデュラム作用によってトップ・ロ
ーラー4はボトム・ローラ(図示せず)の軸心にそわん
とするスラスト方向の復元力Pが発生するが、この復元
力Pとバネ固有の偏向性によって発生した偏向力Eが均
り合った位置で平衡状態を保って静止し、決してP二〇
の位置まで復元しない。
主としてこのことのため、既存のペンデュラム形式のア
ームでは、トップ・ローラーの平行性が不完全な尽であ
った。
実際、この理屈はペンデュラムの原理が正しければ当然
成立する理である。
第3図及び第4図に示すトップ・ローラー4,4′の平
行変の変数分布表及びその偏心状態図は実際の紡積工場
でかなり信頼のおける規模で調査した実例を示したもの
である。
このデータから見ても折角の調心性能が十分に利用発揮
されていないことを物語っている。
この原因は多くの場合、その大部分が上記の理由による
ものであることが最近間らかになった。
そこでこれを防止する思考が多くの研究者によってなさ
れてきたか、末だ決定的には解明されてはいない。
この発明は、上記従来方式の問題点に鑑みて特にボトム
・ローラーに対するトップ・ローラーの千行晩を向上さ
せる目的で研究開発したもので、以下この発明の構成を
第5図乃至第9図に示す実施例に従って設問する。
図面において、11はアーム本体またはガイド・アーム
・ケース、12はガイド・アーム、13はビス・ネジま
たはピン等のスキマ調整手段、14はトップ・ローラー
、15はボトム・ローラー、16は支点ピンである。
尚、ガイドアーム側面の片方の孔はタップ仕上げする。
セットはロック・ナツト21を以って調節的に行いうる
ようにする。
また、作動の性格上原則的にはガイド・アーム12に穿
ったピン孔13の中心はトップ・ローラーのアーバー2
2の中心点Gとガイド・アームのピボット状支持ピン1
6の中心Oを結んだ線OG上に一致させる必要がある。
更に、ピン調節の必須の附帯条件は、次の3点である。
即ち、 第1に、簡単、容易に調整可能で、調整後絶対に狂わな
いことが重要である。
第2に、ガイド・アームのローリング及びヨーイング運
動はいささかもさまたげてはなら ない。
第3に、ピンの長さとケースの内のり巾とのスキ間は最
小を選ぶ必要がある。
またスキ間のバラツキは最小にすることが特に重要 である。
上記事項を満足せしめる対策としては、第7図イ及びハ
から第9図イ乃至ハに示す種々の方式があてはまる。
即ち、第γ図イ乃至ハは、半円形の板スプリング17を
ピン13とガイド・アーム12間に挿入する方式である
板スプリング1γには孔17′を設けるなどして調節ピ
ン13の把持効果を最大に保つことを考える。
第8図イ乃至ハは、それぞれ圧入方式、円形に孔をカシ
メる方式、ハンダ・ロー付け、電気溶接、スホット熔接
、接着剤、ピンの方をカシメる等の方式を示す。
第9図イ乃至ハは、それぞれゴム状弾性体(ウレタン、
硬質ゴム等)の間座18を用いる場合、ナツトまたは銅
、鉛等の軟かい金属パイプの間座19を挿入し、あと外
部より押しつぶしてセットする場合、一側にスリットを
有するテーパピンの間座20を使用(接面に接着剤を使
用する場合あり)する場合を示す。
尚、第9図イにおいて、ビス・ネジあるいはピンには表
面にネジのスジ13/′を設けるとより効果的である。
そして上記において最も確実、オーツドックスな方法は
第5図に示す実施例の如くロック・ナツトを使用する方
式である。
但し、調整操作にはかなりの手数を要する。
その他生央部(こゴムの如き弾性体を利用する方法、圧
入またはハンダ、カシメなどの手法によるものなどもあ
げられる。
中でも中央部に特殊半円形の板スプリングを利用してピ
ンを弾性的に調節固定する方式は実用性が十分あること
が実験結果確認されている。
但し、この発明の方式はペンデュラム作用を無視する方
向に近いものであるだけに切角の自然法則を部分的には
拒否するところに無理があり、万全の対策とはなり得な
い欠陥を残す。
従ってこの発明の方式は、スピンドルゲージの広いロー
ラーの場合、または重加量のウエイチングアームで且つ
回転数の著るしく低い例えばバック・トップ・ローラー
の如くセカンド・トップ・ローラー以降の微速ローラー
等特定の場合に利用して十分なメリットが得られる方式
であるといえる。
以上設問したようにこの発明は先端部で2錘一体型のト
ップ・ローラーのアーバー中央を回動可能に支持する断
面コ字状のガイド・アームの後端を、該ガイド・アーム
より広幅の断面コ字状のアーム本体内の一部に支点ピン
を介して上下に揺動可能で、かつ、自動調心可能に枢着
し、上記アーム本体の頂部内面とガイド・アームの先端
上面との間に設置したコイルスプリングにより、トラフ
−ローラーをボトム・ローラー上に圧接させるようにし
てなるペンデュラム・アーム方式のウエイチングアーム
に於いて、前記ガイド・アームの両側面で、かつ、トッ
プ・ローラーのアーバーの中上、点とガイド・アームの
後端の支点ピン中心点とを結ぶ直線上に挿入穴を設け、
該穴にアーム本体の内面の横幅寸法より若干短い長さと
したビス、ネジ又はピン等のスキマ調整手段を貫通させ
て設置し、上記スキマ調整手段の両端とアニム本体の両
側内面との間に微小均等なスキマを存在させたから、ア
ーム本体に対するガイド・アームの自動調心性が失われ
ることがなく、しかしてペンデュラム・アーム方式にお
ける加圧用コイルスプリングの偏向力によるトップ・ロ
ーラーの平行蜜の狂いの発生をスキマ調整手段によって
矯正させることができる。
特に、スキマ調整手段の設置位置をトップ・ローラーの
アーバーの中心点とガイド・アームの後端の支点ピン中
心点とを結ぶ直線上の位置としたから、スキマ調整手段
の一端がアーム本体の内面に当接してトップ・ローラー
の千行晩を矯正させる際、支点ピン部分に捩れ力が発生
することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来のガイド・アームの加圧機構
とかXる加圧機構の下でトップ・ローラーの平行晩の悪
さを説明するための図面である。 第3図及び第4図は、バック・ボトム・ローラーに対す
るバック・トップ・ローラーの千行寒数分布図及びその
偏心状態を表現した図例である。 第5図及び第6図は、この発明に係るガイド・アームの
偏心補正方法を示す実施例である。 第7図イ乃至ハから第9図イ乃至ハはそれぞれこの発明
に係る偏心補正構造体の各種を示す図面である。 11・・・・・・アーム本体またはガイド・アーム・ケ
ース、12・・・・・・ガイド・アーム、13・・・・
・・ビス・ネジまたはピン、14・・・・・・トップ・
ローラー、15・・・・・・ボトム・ローラー、16・
・・・・・支持ピン、17・・・・・・板スプリング、
18,19及び20・パ・・・・間座、21・・・・・
・ロック・ナツト、22・・・・・・トップ・ローラー
・アーバー G・・・・・・アーバー中心、0・・・・
・・支持ピン中心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端部で2錘一体型のトップ・ローラーのアーバー
    中央を回動可能に支持する断面コ字状のガイド・アーム
    の後端を、該ガイド・アームより広幅の断面コ字状のア
    ーム本体内の一部に支点ピンを介して上下に揺動可能で
    、かつ、自動調心可能に枢着し、上記アーム本体の頂部
    内面とガイド・アームの先端上面との周に設置したコイ
    ルスプリングにより、トップ・ローラーをボトム・ロー
    ラー上に圧接させるようにしてなるペンデュラム・アー
    ム方式のウエイチングアームに於いて、前記力゛′イド
    ・アームの両側面で、かつ、トップ・ローラーのアーバ
    ーの中心点とガイド・アームの後端の支点ピン中心点と
    を結ぶ直線上に挿入穴を設け、該穴にアーム本体の内面
    の横幅寸法より若干短い長さとしたビス、ネジ又はピン
    等のスキマ調整手段を貫通させて設置し、上記スキマ調
    整手段の両端とアーム本体の両側内面との間に微小均等
    なスキマを存在させたことを特徴とするペンデュラム・
    アーム方式のウエイチングアームに於けるガイド・アー
    ムの支持構造。
JP13910675A 1975-11-18 1975-11-18 ペンデュラム・ア−ム方式のウェイチングア−ムに於けるガイド・ア−ムの支持構造 Expired JPS5845482B2 (ja)

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JP13910675A JPS5845482B2 (ja) 1975-11-18 1975-11-18 ペンデュラム・ア−ム方式のウェイチングア−ムに於けるガイド・ア−ムの支持構造

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JP13910675A JPS5845482B2 (ja) 1975-11-18 1975-11-18 ペンデュラム・ア−ム方式のウェイチングア−ムに於けるガイド・ア−ムの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5263434A JPS5263434A (en) 1977-05-25
JPS5845482B2 true JPS5845482B2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=15237613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13910675A Expired JPS5845482B2 (ja) 1975-11-18 1975-11-18 ペンデュラム・ア−ム方式のウェイチングア−ムに於けるガイド・ア−ムの支持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231028Y2 (ja) * 1983-12-12 1990-08-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0231028Y2 (ja) * 1983-12-12 1990-08-21

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JPS5263434A (en) 1977-05-25

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