JPS5845211Y2 - ししゃも用トレ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はししやも用トレーに関する。

従来、ししやも用トレーは、第１図に示す如く、複数個
の平行リブ１を有する発泡ポリスチロール製のものが使
用され、隣接するリブ１，１間に串２であご刺しにした
ししやも３を並べ、その上を透明包装紙４により包装し
ていた。

このようにししやも３をあご刺しにして包装する理由は
、あご刺しにすることによってリブ１，１間の溝に沿っ
てししやも３の移動を防止して、トレー内に整然と配置
し商品価値を維持するためである。

しかし乍ら、ししゃもを串刺しにして定間隔を保持して
トレー上に配置するためには多数の串と面倒な工程を要
し、串刺しにされたししやも自体が商品価値を低下せし
めていた。

本考案の目的は、包装後ししやもが移動せず、且つしし
ゃもを引立たせて見せるししやも用トレーを提供するに
ある。

本考案は、ししゃもを離間して並べるための平行リブに
直交し、且つ平行リブより低く突出した少くとも１個の
リブを備えてなることを特徴とする発泡スチロール製し
しゃも用トレーである。

次に本考案を図面によって詳細に説明する。

第２〜５図の本考案のししやも用トレーにおいて、しし
やも３を離間して並べるための平行リブ１が４個見え５
匹のししやも３を包装するようになっている。

これらの平行リブ１に直交してそれより低くトレーの底
部から突出した２個のリブ５が走つ、ている。

即ちリブ５は上記リブによって形成されたししやも３を
並べる溝の中に上記溝を横切って突出している。

従って、ししやも３を置いた場合、上記ししゃもは２個
のリブ５によって魚体３の頭部付近及び尾部付近を支え
る。

包装後魚体３の裏側はリブ５によって幾らか凹み上記リ
ブが魚体の溝内での前後方向の移動を防止する。

ノブ５の数は更に増すこともできる。

この例では、５匹のししゃもを包装するトレーを示した
が、例えば６匹、８匹、１０匹、１２匹用等任意の寸法
のトレーを製造できる。

ししやも用トレーとしたが、他の魚類用にも使用し得る
こと勿論である。

本考案によれば、ししゃもを包装する作業を簡単にする
ことができ、且つ包装品は商品価値が高いという利点を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のししやも用トレーの平面図、第２図は本
考案のししやも用トレーの１例平面図、第３図は第２図
ｌｌｌ−■ＩＩ線における断面図、第４図は第２図Ｉ■
−■Ｖ線における断面図、第５図は第２図■−Ｖ線にお
ける断面図である。 １・・・・・・平行リブ、２・・・・・・串、３・・・
・・・ししやも、４・・・・・・透明包装紙、５・・・
・・・リブ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ししゃもを離間して並べるための平行リブに直交し、且
   つ平行リブより低く突出した少くとも１個のリブを備え
   てなることを特徴とする発泡スチロール製ししゃも用ト
   レー