JPS5844414B2 - 分級ミル - Google Patents
分級ミルInfo
- Publication number
- JPS5844414B2 JPS5844414B2 JP17161181A JP17161181A JPS5844414B2 JP S5844414 B2 JPS5844414 B2 JP S5844414B2 JP 17161181 A JP17161181 A JP 17161181A JP 17161181 A JP17161181 A JP 17161181A JP S5844414 B2 JPS5844414 B2 JP S5844414B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- classification
- grinding
- wall
- input port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は微粉が多く発生する諸原料の磨鉱用ミルに関
するものである。
するものである。
従来、各種原料の磨鉱用ミルとしてロッドミルやボール
ミルがあるが、これらのものは細かく砕かれた微粉がミ
ル内に滞留する事で磨鉱効率を低下させると共に、該微
粉が磨鉱後の原料と共に取り出される際に多くの粉塵を
発生する等の欠点があった。
ミルがあるが、これらのものは細かく砕かれた微粉がミ
ル内に滞留する事で磨鉱効率を低下させると共に、該微
粉が磨鉱後の原料と共に取り出される際に多くの粉塵を
発生する等の欠点があった。
そこでこの発明は上述の欠点を解消する分級ミルを提供
せんとするもので、その要旨は横置状回転筒体内をその
中途から筒体内壁に周設された環状突縁により材料投入
口を有する磨鉱室と取出口を有する分級室に区画し、該
分級室の内壁に材料掻上片を多数植設し、かつ取出口よ
り分級室内に向けて上方開口状の排鉱シュートを挿入す
ると共に、材料投入口側より横置状回転筒体内に向けて
その外周に多数の粉塵吸引孔を貫設した除塵パイプを挿
入して成ることを特徴とする分級ミルにあり、又磨鉱対
象物が鋼滓の如き硬質のものの場合には磨鉱室内に破砕
用媒体を投入し、磨鉱室と分級室との間に破砕用媒体の
分級室側への移行を阻止する多穴状区画体を配設した分
級ミルにある。
せんとするもので、その要旨は横置状回転筒体内をその
中途から筒体内壁に周設された環状突縁により材料投入
口を有する磨鉱室と取出口を有する分級室に区画し、該
分級室の内壁に材料掻上片を多数植設し、かつ取出口よ
り分級室内に向けて上方開口状の排鉱シュートを挿入す
ると共に、材料投入口側より横置状回転筒体内に向けて
その外周に多数の粉塵吸引孔を貫設した除塵パイプを挿
入して成ることを特徴とする分級ミルにあり、又磨鉱対
象物が鋼滓の如き硬質のものの場合には磨鉱室内に破砕
用媒体を投入し、磨鉱室と分級室との間に破砕用媒体の
分級室側への移行を阻止する多穴状区画体を配設した分
級ミルにある。
以下この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第１図〜第６図はこの第１発明の実施例を示すもので、
図において１は横置状回転筒体であり、同回転筒体内は
その中途から筒体内壁に周設された環状突縁２によって
、材料投入口３を有する磨鉱室Ａと、取出口３１を有す
る分級室Ｂとに区画されている。
図において１は横置状回転筒体であり、同回転筒体内は
その中途から筒体内壁に周設された環状突縁２によって
、材料投入口３を有する磨鉱室Ａと、取出口３１を有す
る分級室Ｂとに区画されている。
磨鉱室Ａの内周面にはライナー４が内張すされ、分級室
Ｂの内壁には材料掻上片５が多数植設されており、この
材料掻上片５は材料の横方向への移行を促す様に所要の
傾斜がつげられている。
Ｂの内壁には材料掻上片５が多数植設されており、この
材料掻上片５は材料の横方向への移行を促す様に所要の
傾斜がつげられている。
又、横置状回転筒体１自体も磨鉱室Ａから分散室Ｂ方向
への材料の移行がスムースに行なわれる様に所要の傾斜
がつげられている。
への材料の移行がスムースに行なわれる様に所要の傾斜
がつげられている。
６，６′は横置状回転筒体１の回転受ローラー、７，７
′はスラストローラー、８は回転装置を示す。
′はスラストローラー、８は回転装置を示す。
９は取出口３１より分級室Ｂ内に向けて挿入された上方
開口状の排鉱シュートであり、同排鉱シュート９の開口
部ａが位置する分級室Ｂの内径を他の部分より大径とな
し、同大径内周面に多数の材料指上片１０が植設されて
いる。
開口状の排鉱シュートであり、同排鉱シュート９の開口
部ａが位置する分級室Ｂの内径を他の部分より大径とな
し、同大径内周面に多数の材料指上片１０が植設されて
いる。
又、図中Ｃはその外周に多数の粉塵吸引孔１１を貫設し
た除塵パイプであり、材料投入口３側より横置状回転筒
体１内に挿入され、横置状回転筒体１と共に回転する。
た除塵パイプであり、材料投入口３側より横置状回転筒
体１内に挿入され、横置状回転筒体１と共に回転する。
この除塵パイプＣは横置状回転筒体１内の中心線上に全
長に渡って設けることが望ましい。
長に渡って設けることが望ましい。
１２は材料投入口３を構成する投入案内管であり、同投
入案内管１２０周壁に複数の材料落下口１２′が開設さ
れると共に、同案内管１２の端部側壁に前記除塵パイプ
Ｃの一端が連結される。
入案内管１２０周壁に複数の材料落下口１２′が開設さ
れると共に、同案内管１２の端部側壁に前記除塵パイプ
Ｃの一端が連結される。
Ｃは除塵パイプＣの外周部より複数本に分岐された分岐
パイプであり、その先端開口部をそれぞれ材料投入管１
２の外周壁部より外方に向けて開口状をなしている。
パイプであり、その先端開口部をそれぞれ材料投入管１
２の外周壁部より外方に向けて開口状をなしている。
Ｄは材料投入口３の外周部において固定状態に設けられ
た環状かつ中空の吸引接続部であり、前記各分岐パイプ
Ｃの先端開口部との相対面が開口されており、又その外
周壁部には集塵機への接続吸引パイプ１３が接続される
。
た環状かつ中空の吸引接続部であり、前記各分岐パイプ
Ｃの先端開口部との相対面が開口されており、又その外
周壁部には集塵機への接続吸引パイプ１３が接続される
。
１４は材料供給用振動フィーダー １５はライナー取替
用マンホールである。
用マンホールである。
本発明実施例では上記構成より成るため、振動フィーダ
ー１４等により材料を材料投入口３から投入すると、同
材料は投入案内管１２に開設された材料落下口１２′か
ら順次磨鉱室Ａ内に落下供給され、回転状態にある磨鉱
室Ａ内において材料同士の衝突や摩擦作用によって磨鉱
されるが、との磨鉱室Ａ内で発生する微粉は同磨鉱室Ａ
内に挿入された除塵パイプＣの粉塵吸引孔１１より吸引
されるので効率の良い磨鉱がなされる。
ー１４等により材料を材料投入口３から投入すると、同
材料は投入案内管１２に開設された材料落下口１２′か
ら順次磨鉱室Ａ内に落下供給され、回転状態にある磨鉱
室Ａ内において材料同士の衝突や摩擦作用によって磨鉱
されるが、との磨鉱室Ａ内で発生する微粉は同磨鉱室Ａ
内に挿入された除塵パイプＣの粉塵吸引孔１１より吸引
されるので効率の良い磨鉱がなされる。
次に磨鉱されかつ微粉が除去された材料は順次環状突縁
２よりオーバーフローして分級室Ｂ内に移行し、この移
行した磨鉱材料は分級室Ｂの内壁に植設された多数の材
料掻上片５により分級室Ｂの回転に伴なって上方へ掻き
上げられて落下する際に微粉と材料塊とが分離されると
共に、微粉が順次除塵パイプＣの粉塵吸引孔１１より吸
引される。
２よりオーバーフローして分級室Ｂ内に移行し、この移
行した磨鉱材料は分級室Ｂの内壁に植設された多数の材
料掻上片５により分級室Ｂの回転に伴なって上方へ掻き
上げられて落下する際に微粉と材料塊とが分離されると
共に、微粉が順次除塵パイプＣの粉塵吸引孔１１より吸
引される。
以上の様にして磨鉱及び分級された材料塊は分級室Ｂの
最終端部に設けられた大径内周面に多数植設された材料
指上片１０により排鉱シュート９の開口部ａに移され、
同排鉱シュート９を介して連続的に排出されるが、この
排出される成品は最終的に取出口３１より吸引される新
しい空気によってクリーニングされながら排出されるも
のである。
最終端部に設けられた大径内周面に多数植設された材料
指上片１０により排鉱シュート９の開口部ａに移され、
同排鉱シュート９を介して連続的に排出されるが、この
排出される成品は最終的に取出口３１より吸引される新
しい空気によってクリーニングされながら排出されるも
のである。
なお、除塵パイプＣ内に吸引された粉塵類は各分岐パイ
プＣ１吸引接続部り及び吸引パイプ１３を通って集塵機
に回収される。
プＣ１吸引接続部り及び吸引パイプ１３を通って集塵機
に回収される。
第７図〜第９図はこの第２発明の実施例を示すものであ
り、前記第１発明の実施例との相違点は磨鉱室Ａ内にボ
ールやロッド等の破砕用媒体Ｅを投入すると共に、磨鉱
室Ａと分級室Ｂとの間に破砕用媒体Ｅの分級室Ｂ側への
移行を阻止する多穴状区画体Ｆを配設した点であり、他
の構成及び作用は第１発明の実施例と同様である。
り、前記第１発明の実施例との相違点は磨鉱室Ａ内にボ
ールやロッド等の破砕用媒体Ｅを投入すると共に、磨鉱
室Ａと分級室Ｂとの間に破砕用媒体Ｅの分級室Ｂ側への
移行を阻止する多穴状区画体Ｆを配設した点であり、他
の構成及び作用は第１発明の実施例と同様である。
この第２発明ではボールやロッド等の破砕用媒体Ｅの投
入によって磨鉱対象物が鋼滓等の如き硬質のものである
場合でも破砕と磨鉱が効率良く行なわれるものである。
入によって磨鉱対象物が鋼滓等の如き硬質のものである
場合でも破砕と磨鉱が効率良く行なわれるものである。
なお、この実施例図面では多穴状区画体Ｆを環状突縁２
と一体的に設けた場合を示したが、別体に設けても良（
、要するに材料の移行が可能で破砕用媒体Ｅの移行のみ
阻止し得るものであればよい。
と一体的に設けた場合を示したが、別体に設けても良（
、要するに材料の移行が可能で破砕用媒体Ｅの移行のみ
阻止し得るものであればよい。
以上詳細に説明した如く本発明によれば、磨鉱室内で発
生する微粉は連続的に除塵パイプによって外部に吸引排
出されるため、微粉が磨鉱室内に滞留せず、従って磨鉱
効率を向上し得ると共に、磨鉱室と連続する分級室にお
いて材料掻上片と除塵パイプの吸引作用によって材料塊
と微粉との分離が連続的かつ効率良く行なわれ、かつ排
鉱シュートに投入される材料塊は常に新鮮な微粉を含ん
でいない空気に接しているので品位が高くかつ見掛けの
良い成品のみを連続的に排鉱シュートより取り出すこと
ができ、従って設備及び工程が簡素化でき連続処理が可
能であって、全体としてランニングコストの大幅な低下
と成品の品位の向上を図り得、又除塵パイプな磨鉱室と
分級室を通して横置状回転筒体に貫入しているので、除
塵の為の吸引力が効率良く筒体内に及ぶという効果があ
る。
生する微粉は連続的に除塵パイプによって外部に吸引排
出されるため、微粉が磨鉱室内に滞留せず、従って磨鉱
効率を向上し得ると共に、磨鉱室と連続する分級室にお
いて材料掻上片と除塵パイプの吸引作用によって材料塊
と微粉との分離が連続的かつ効率良く行なわれ、かつ排
鉱シュートに投入される材料塊は常に新鮮な微粉を含ん
でいない空気に接しているので品位が高くかつ見掛けの
良い成品のみを連続的に排鉱シュートより取り出すこと
ができ、従って設備及び工程が簡素化でき連続処理が可
能であって、全体としてランニングコストの大幅な低下
と成品の品位の向上を図り得、又除塵パイプな磨鉱室と
分級室を通して横置状回転筒体に貫入しているので、除
塵の為の吸引力が効率良く筒体内に及ぶという効果があ
る。
第１図は第１発明の実施例を示す一部切欠正面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ線における断面図、第３図は同Ｂ−Ｂ
線における端面図、第４図は同Ｃ−Ｃ線における断面図
、第５図は同Ｄ −Ｄ線における端面図、第６図は同Ｅ
−Ｅ線における断面図、第７図は第２発明の実施例を示
す一部切欠正面図、第８図は第７図１−Ｆ線における端
面図、第９図は同Ｃ−Ｃ線における断面図を示す。 図中、１：横置状回転筒体、２：環状突縁、３：材料投
入口、３′：取出口、５：材料掻上片、９：排鉱シュー
ト、１１：粉塵吸引孔、Ａ：磨鉱室、Ｂ：分級室、Ｃ：
除塵パイプ、Ｅ：破砕用媒体、Ｆ：多穴状区画体。
図は第１図Ａ−Ａ線における断面図、第３図は同Ｂ−Ｂ
線における端面図、第４図は同Ｃ−Ｃ線における断面図
、第５図は同Ｄ −Ｄ線における端面図、第６図は同Ｅ
−Ｅ線における断面図、第７図は第２発明の実施例を示
す一部切欠正面図、第８図は第７図１−Ｆ線における端
面図、第９図は同Ｃ−Ｃ線における断面図を示す。 図中、１：横置状回転筒体、２：環状突縁、３：材料投
入口、３′：取出口、５：材料掻上片、９：排鉱シュー
ト、１１：粉塵吸引孔、Ａ：磨鉱室、Ｂ：分級室、Ｃ：
除塵パイプ、Ｅ：破砕用媒体、Ｆ：多穴状区画体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 横置状回転筒体内をその中途から筒体内壁に周設さ
れた環状突縁により材料投入口を有する磨鉱室と取出口
を有する分級室に区画し、該分級室の内壁に材料掻上片
を多数植設し、かつ取出口より分級室内に向けて上方開
口状の排鉱シュートを挿入すると共に、材料投入口側よ
り横置状回転筒体内に向けてその外周に多数の粉塵吸引
孔を貫設した除塵パイプを挿入して成ることを特徴とす
る分級ミル。 ２ 横置状回転筒体内をその中途から筒体内壁に周設さ
れた環状突縁により材料投入口を有する磨鉱室と取出口
を有する分級室に区画し、一方の磨鉱室内に破砕用媒体
を投入し、他方の分級室の内壁に材料掻上片を多数植設
し、磨鉱室と分級室との間に破砕用媒体の分級室側への
移行を阻止する多穴状区画体を配設すると共に、取出口
より分級室内に向けて上方開口状の排鉱シュートを挿入
し、かつ材料投入口側より横置状回転筒体内に向けてそ
の外周に多数の粉塵吸引孔を貫設した除塵パイプを挿入
して成ることを特徴とする分級ミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17161181A JPS5844414B2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 分級ミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17161181A JPS5844414B2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 分級ミル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5874150A JPS5874150A (ja) | 1983-05-04 |
| JPS5844414B2 true JPS5844414B2 (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=15926376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17161181A Expired JPS5844414B2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 分級ミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844414B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58137812U (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | 愛三工業株式会社 | タ−ボ過給機付内燃機関のブロ−バイガス処理装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2585475Y2 (ja) * | 1993-12-29 | 1998-11-18 | 隆 市原 | 円筒型篩解砕装置 |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP17161181A patent/JPS5844414B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58137812U (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | 愛三工業株式会社 | タ−ボ過給機付内燃機関のブロ−バイガス処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5874150A (ja) | 1983-05-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2937815A (en) | Disc mills | |
| CN209333853U (zh) | 一种多级研磨的石英砂粉体球磨机 | |
| US4754934A (en) | Vertical grinding mill | |
| US2592994A (en) | Method and apparatus for grinding by the use of grinding bodies subjected to centrifugal force | |
| CN106824397A (zh) | 一种脱硫石粉的生产系统 | |
| JPS5844414B2 (ja) | 分級ミル | |
| US1591941A (en) | Comminuting mill | |
| JPS5844415B2 (ja) | 分級ミル | |
| US2828021A (en) | Push-type centrifuge | |
| JPS61500477A (ja) | 砕解機 | |
| KR101719581B1 (ko) | 폐 흑연 재생장치 및 그 재생장치를 이용한 폐 흑연 재생방법 | |
| US3204878A (en) | Grinding mill and method | |
| US3224685A (en) | Method and apparatus for comminuting materials | |
| CN214030925U (zh) | 一种饲料生产用下料装置 | |
| US1609299A (en) | Disintegrating or pulverizing apparatus | |
| US2507917A (en) | Two-stage air swept ball mill | |
| US1427322A (en) | Dry-pulverizing apparatus | |
| US1620982A (en) | Comminuting mill | |
| CN206366436U (zh) | 一种药物原料分离处理装置 | |
| CN106492962A (zh) | 智能式制药原料处理系统 | |
| CN106492930A (zh) | 一种药物研磨筛分一体机 | |
| US1642139A (en) | Pulverizer | |
| CN106492928A (zh) | 药物原料高效破碎处理装置 | |
| CN206567058U (zh) | 一种移动式制药原料综合处理机 | |
| US3097802A (en) | Tube mill trunnion |