JPS5843955A - ピラゾリン−5−オン誘導体 - Google Patents

ピラゾリン−5−オン誘導体

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JPS5843955A
JPS5843955A JP13442982A JP13442982A JPS5843955A JP S5843955 A JPS5843955 A JP S5843955A JP 13442982 A JP13442982 A JP 13442982A JP 13442982 A JP13442982 A JP 13442982A JP S5843955 A JPS5843955 A JP S5843955A
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JP
Japan
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pyrazolin
latex
polymer
dichlorophenyl
coupler
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JP13442982A
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Morio Yagihara
八木原 盛夫
Tsumoru Hirano
積 平野
Keiji Obayashi
慶司 御林
Takashi Ozawa
孝 小沢
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真g光材料に使用する
、ポリマー・カプラー・ラテックスを製造するための、
新規な化合物に関する。更に詳しくは、本発明は、ハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料におい−て、芳香族−級ア
ミン現像薬の酸化体とカップリングして、マゼンタ色像
を形成する新規なポリマm−カプラー・ラテックスを製
造するための、新規な単量体に関する。
ハロゲン化銀写真感光材料に露光を与えたあと、発色現
像することにより、酸化された一級アミン現偉薬と、反
応して色素を形成する、いわゆるカラー〇カプラーは、
例えば、良好な分光特性を有し、発色現像により、光、
温度、及び湿度に対し長期−にわたり入高度の安定性を
示す染料像を与えることが必要である等、各種の要件に
合致するものでなければならないことは、従来からよく
知られている。
更に、多層、!Jシー感光材料においては、混色を少な
くシ、色再現をよくするため、夫々のカプラーを分離し
た層に固定することが必要であるが、このために、例え
ば、カプラーの分子中に長鎖の脂肪族基を導入する方法
であるとか、単量体カプラーの重合で得られる、ポリマ
ー・カブジー・ラテックスを使用する方法等、カブ2−
の耐拡散化の方法として、従来から多くの方法が開発さ
れている。これらの従来法の中でも、特に1ポリマー・
カプラーをラテックスの形で、親水性コロイド組成物に
加える方法は、■疎水性素材が、ラテックス化されてい
るため、形成された膜の強度を劣化させることがない。
■ラテツク、スは、高濃度のカブジーを含むことができ
るので、粘度の増大を伴わずに、容易に高濃度のカプラ
ーを乳剤に含有させることができる。■ポリマー・カプ
ラーが、完全に非移行性であるために、混色がなく、冬
乳剤膜中に1カプラーが析出することが少ない等、他の
方法に比べて多くの利点を持つことは、公知である。特
に、乳化重合法で作られだポリマー・カプラー・ラテッ
クスの場合には、高沸点有機溶剤やアルカリなどを用い
る必要がなく、又、特殊な分散法も必要としないため、
塗布液にカプラーを添加する工程が単純化できる上、有
機溶剤も含まないので、薄層化も可能である等、多くの
すぐれた利点を有しながらも、なお、色再現性、カップ
リングの反応性、マゼンタ色画像の光堅牢性、ポリマー
・カプラー−ラテックスのフィルム中での保存安定性、
カプラー・モノマーの重合性等に、改良すべき欠点を有
していた。
本発明者らは、種々の研究を重ねた結果、重合性のすぐ
れた、アクリロイル基又はメタアクリロイル基を有する
、マゼンタ色素半蓋体を、1合又は共重合せしめて製造
したポリマー・カプラー・ラテックスが、上記、従来技
術の欠点を解決する上で、極めてすぐれた性能を有する
ことを見出し、本発明に到達したも”のである。
従って、本発明の第1の目的は、著しく、発色性にすぐ
れた、新規なマゼンタ色像形成ポリマー・カブジー・ラ
テックスを製造するだめの、重合性のすぐれた新規な化
合物単量体を提供することである。
本発明の第2の目的は、著しく色再現性にす×゛れた、
新規′なマゼンタ色像形成ポリマー1カプラー・ラテッ
クスのだめの、重合性にすぐれた、新規な化合物単量体
を提供することにある。
更に、本発明の第3の目的は、不必要、なカプリやステ
ィン−を−生しない、新規なマゼンタ色滓形成ポリマー
・カプラー・ラテックスのための、重合性にすぐれた、
新規−な化合物単量体を提供することにある。
即ち、本発明は、重合性の基として、アクリロイル基又
はメタアクリロイル基を有し、芳香族−級アミン現像薬
の酸化体と、カップリングして染料を形成し得る、重合
体又は共重合体マゼンタ色像形成ポリマー拳カプラー・
ラテックスを製造するための単量体であって、下記一般
式〔11で表わされるピラAリンー5−オン誘導体であ
る◇一般弐〇〕 ここで、Rは、水素原子又はメチル基を表わし、Xは、
フェニル基の4位あるいは5位に置換する塩素原子であ
る。
本発明のピラゾリン−5−オン誘導体は、米国特許33
25.482号、同1,247,688号、同3.16
3,625号、同3356,686号にite載されて
いる如く、アクリル酸又はメタアクリル酸の酸クロライ
ドと、3−アミノ−2−ビンゾリン−5−オン化合物を
、適当に反応させることにょって、容易に合成すること
ができるし、あるいは、例工ば、ρ−クロロプロピオン
酸り・ロライドと、3−アミノ−2−ピラゾリン−5−
オンとの反応で得られる、3−((S−クロロプロパノ
イルアミノ)体の塩基による脱塩化水素の反応によって
、合成することもできる。
ことで使用される3−アミノ−2−ピラゾリン−5−オ
ン化合物は、米国特許2,376.・380号、英国特
許1,069,563号、同1,166,085号、同
1,190,914号、同1,269,355号に記載
されているような、適当な芳香族ヒドラジンを、/ ノーアミノーρ−エトキシグロビオン酸で環化させるか
、あるいは、J、 Amer、 Chem、  Soc
66.1851〜55  (1944)に記載されてい
るような芳香族ヒドラジンと、ρ−エトキシーーーイミ
ノプロビオン酸エステルとの反応で合成することができ
る。
本発明の、ピラゾリン−5−+−オン誘導体は、このよ
うに、通常の反応によシ得られるが、いずれも、文献未
載の新規化合物であシ、測定の結果、。
夫々の融点は、表1の如くであることが判明した。
本発明の化合物単量体を用いれば、種々の新規な、4当
量マゼンタ・ポリマ一番カプラー・2テツクヌを、容易
に得ることができる。得られた、ポリマー−カプラー、
ラテックスを単独又は混合して、更に必要な場合には、
公知のカプラー・ラテックスと併用して、ハロゲン化銀
写真感光材料に使用すれば、カプリを増加させることな
く、ガンマ、相対感度、最大発色製置の夫々を増加させ
ることができる上、色濁りを減少させ、吸収特性を改善
する等、従来の写真性能を劣化させることなく、発色性
能、色再現性能において、特に大きな改良をすることが
できる。
次に、実施例及び参考例により、本兜明を更に詳細に説
明する。
実施例1 ′ 3−アミノ−1−(2,5−ジクυロフエール)−2−
ビラン3ンー5−オン30g  (0,12モル)をブ
ト2ヒドロフラン250m7に浴解し、ヒリシン21 
m/ (0,2,、,7モル)トニトロベンゼ72.5
mJをを加え、水冷下メタアクリル酸クロライド28.
2g  (0,27モル)を滴下し、約30分間撹拌し
たのち、水250mノを加え、酢酸エチルにて抽出、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下20〜30°Cで溶
媒を留去したのち、残油状物を水360mノとエタノー
ル200mノに溶解し、その溶液に、室温下、水酸化ナ
トリウムl’−8g (0,37−T−ル)を溶解した
水50mJを滴下した。次に、30分間撹拌したのち、
酢酸で中和し、析出してくる結晶をヲ戸別した0これを
、アセトニトリルより再結晶し、無色粉末状結晶のt−
(2,sジクロロフェニル)−3−メタアクリロイルア
ミノ−2−ピラゾリン−5−オンを19.5g (52
重量%)得た。
融点 179〜180°C 元素分析値 (C13H1、N5o2c12)理論値 
H:3,55%  C:49.06%N:13,46% 実験値 H:3.54% C:49.33%N:13.
53チ 実施例2 実施例1における、3−アミノ−1−(2,5−ジクロ
ロフェニル)−2−ビラゾリン−5−オシ30g (0
,12モル)のかわシに、3−アミノ−1−(2,4−
ジクロロフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン30g
  (0,12モル)を使用した他は、゛実施例1と同
様にして、無色粉末結晶の1−(2,4−ジクロロフェ
ニル)−3−メタアクリロイルアミノ−2−ピンゾリン
−5−オンを23.1g (62重量%)得た。
融点 151.−1530 元素分析値 (C13H1□N30□Cl2)理論値 
H:3.55チ C:49,06チN:13.46チ 実験値 H:3.3196  C:49.33%N:1
3.29% 実施例3 3−アミノ−1−(2,5−ジクロロフェニル)1−2
−ピラゾリン−5−オン48.8g(0,2モル)を、
アセトニトリル300 mlに加え、加熱(60〜70
C)撹拌しながら、その中にρ−クロロプロピオン酸ク
ロライド30.4g  (0,24モル)を滴下した。
約1時間、加熱還流したのち冷却(25°C程度)し、
析出する結晶を炉別し、1−(2,5−ジクロロフェニ
ル)−3−<p−クロロプロパノイルアミノ)−2−ピ
ラゾリン−5−オy48g (80重蓋チ)を得た。
次いで、この−一クロロプロパノイルアミノ体33.5
g−(0,1モル)をメタノール150mjに加え、水
冷下ミこの溶液に水酸化カリウム16.8g (0,3
モル)を溶解したメタノール150mlを滴下した。約
30分間撹拌したのち、酢酸で中和し、水s o o 
mlを加え、析出する結晶をう戸別した。アセトニトリ
ルより再結晶し、無色粉末状結晶の1−(2,5−ジク
ロロフェニル)−3−アクリロイルアミノニ2−ピラゾ
リン−5−オンを2.5g (75重にチ)得た。
融点 201〜202°C 元−素分析値  (CHNOC)  )29322 理、論値 H:3.04チ C:48.34%N:14
.09  チ 実験値 H:3.09%  C:48.33%N:14
.30  チ 実施例4 3−アミノ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−
ピラゾリン−5−オン30g (0,12モル)をアセ
トニトリル150m/に加え、加熱(60〜70DC)
撹拌しながら、その中にβ−クロロプロピオン敵ジクロ
2イド17. 8g (0,14モル)を滴下した。約
1時間、加熱還渡したのち冷却(25°C程度)シ、析
出する結晶を5戸別し、1−(2,4−ジクロロフェニ
ル)−3−(β−クロロプロパノイルアミノ)−2−ピ
ラゾリン−5−オン30g(83重量%)を得た0次い
で、とのβ−クロロプロパノイルアミ7体17g(0,
5モル)をメタノール75mノに加え、水冷下、この溶
液に水酸下カリウム8.4g(0,15モル)を溶解し
たメタノール75m1を、滴下した。次に、約30分間
撹拌したのち、酢酸で中和し、水250mノを加え、析
出する結晶なう戸別した。これを、アセトニトリルより
再結晶し、無色粉末状結晶の1− (2,4−ジクロロ
フェニル)−3−アクリロイルアミノ−2−ピラゾリン
−5−オンを24.1g (80重鷺チ)得た。
融点 215〜217C 元素分析値 (C1□H9N30□Cl2)理論値 H
:3.04チ C:48.34チN:14.09チ 実験値 H:3.14%  C:48.43%N:14
.31チ 参考例1 次のようにして−1−(2,5−ジクロロフェニル)−
3−メタアクリロイルアミノ−2−ピラゾリン−5−オ
ンと、n−ブチルアクリレートのコポリマー・ラテック
スを作製した。
オレイルメチルタウライドのナトリウム塩2gを2ノの
水に溶解し、この水溶喉を撹拌下、・徐々に、窒素気流
を通じつつ95’Cに加熱した。この混合物に過硫酸カ
リウム280 mgを40mノの水に溶解して加えた。
次いで、n−ブチルアクリレート20gと、1−(2,
5−ジクロロフェニル)−3−メタアクリロイルアミノ
−2−ピラゾリン−5−オン20gを、エタノール40
0”和Jに加熱溶解し、約30分間隔で、結晶の析出を
防ぎつつ添加した。
添加後45分間、85〜956Cで、加熱撹拌した後、
過硫酸カリウム120mgを40mノの水に溶解して加
え、更に、1時間反応した板、エタノール及び、未反応
のn−ブチルアクリレートを水の共沸混合物として留去
した。
作製したラテックスを冷却し、PHを1規定の水酸化ナ
トリウムで6.0に調整したのち2遇した。ラテックス
の重合体濃度は、10.51重誓チ、窒素分析値は、形
成された共重合体が47.6MIk%の、l −(2,
5−ジクロロフェニル」−3−メタアクリロイルアミノ
−2−ピラゾリン−5−オンを含有していることを示し
た。
次に、このポリマー・ラテックスを用いた場合の写真特
性と、l−フェニル−3−アクリロイルアミノ−2−ピ
ラゾリン−5−オンと、n−ブチルアクリレートのコポ
リマー・2テツクスを用いた場合の写真特性とを比較し
た。
本発明の化合物を共重合させた、前者のポリマm−ラテ
ックスを用いた場合には、後者のポリマー・ラテツク゛
スを用いた場合より、カプリを減少させた上、ガンマ、
相対感度、最大発色濃度の夫々を、大きく増加させるこ
とができた。
参考例2 l−(2,5−ジクロロフェニル)−3−メタアクリロ
イルアミノ−2−ピラゾリン−5−オンtDかbbVc
、l −(2,s−ジクロロフェニル)−3−アクリロ
イルアミノ−2−ピラゾリン−5−オンを用いた他は、
参考例1と同様にして作製した、n−ブチルアクリレー
トとのコポリマー・ラテックスの場合も、参考例1の場
合とほぼ同様に、良好な結果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 芳香族−級アミン現像薬の酸化体と、カップリングして
    珀料を形成し得る、重合体又は共重合体マゼンタ色像形
    成ポリマーφカプラー・ラテックスを製造するための単
    量体であって、下記一般式〔弓で表わされるピラゾリン
    −5−オン誘導体、一般式[11 ここで、Rは、水素原子又はメチル基を表わし、Xは、
    フェニル基の4位あるいは5位に置換する塩素原子を表
    わす。
JP13442982A 1982-07-31 1982-07-31 ピラゾリン−5−オン誘導体 Granted JPS5843955A (ja)

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JPH0372620B2 JPH0372620B2 (ja) 1991-11-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3163625A (en) * 1960-04-13 1964-12-29 Du Pont Color-forming monomers and polymers of acrylic acid amides of 3-aminopyrazolone

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3163625A (en) * 1960-04-13 1964-12-29 Du Pont Color-forming monomers and polymers of acrylic acid amides of 3-aminopyrazolone

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