JPS5843592B2 - ポンプトシユツアツリヨクセイギヨソウチ - Google Patents

ポンプトシユツアツリヨクセイギヨソウチ

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JPS5843592B2
JPS5843592B2 JP14111575A JP14111575A JPS5843592B2 JP S5843592 B2 JPS5843592 B2 JP S5843592B2 JP 14111575 A JP14111575 A JP 14111575A JP 14111575 A JP14111575 A JP 14111575A JP S5843592 B2 JPS5843592 B2 JP S5843592B2
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discharge pressure
constant
voltage
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友三郎 竹内
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 送水ポンプで遠隔地に送水する場合、その送水路末端(
以下需要末端と云う)ので水の需要量が変化すれば、そ
れに応じて送水量を増減する必要があり、また水量如何
によらず、需要末端における水圧を常に一定に保たしめ
る必要がある。
一般に、送水ポンプから需要末端にいたるまでの送水管
路においては、その中を流れる送水量の値に応じて、流
体摩擦、その他管路の曲りなどによる管路損失圧力が変
化する。
従って、需要末端における水圧を、送水量如何にかかわ
らず一定に保持するための方法として、需要末端におい
て必要とする圧力と実揚程および上記管路損失圧力との
和の圧力を、送水ポンプの目標吐出圧力設定値とし、こ
の値と送水ポンプの吐出圧力との差が常に零を保つよう
に送水ポンプの回転速度を制御する自動制御装置がある
ここに送水量Q1需要末端において必要とする圧力と実
揚程との和をH8とおけば、目標吐出圧力Hは、次の(
1)式によって示すことができる。
H=Ho十RQn ・・・・・・・・・・・・
・・・(1)ただし、上記(1)式におけるRおよびn
は送水ポンプ、需要末端およびそれらを結ぶ送水管路を
含めた送水系に与えられる定数である。
本発明は、上記送水ポンプの自動制御装置において、送
水ポンプの回転速度を制御し、その吐出圧力を自動制御
するため、(1)式の示す関係を保ち、目標吐出圧力H
に対応する出力電圧を得る目標吐出圧力設定装置をそな
えたポンプ吐出圧力制御装置に関する。
第1図は、この目標吐出圧力設定装置を含めた送水ポン
プ吐出圧力制御装置のブロックダイヤグラムであり、1
は送水ポンプ、2はその吐出側管路、3は送水量を検出
するための流量検出器、4は需量末端に連なる送水管路
であり、ブロック5は、3にて検出した流量Qに比例し
た電流i9を入力とり、i に比例した電圧ζを出力
する装置、ブロック6は入力を前記電圧eqとし、送水
ポンプ1の吐出圧力の目標値となる電圧erを出力する
目標吐出圧力設定装置である。
この出力電圧e、に対し、吐出側管路2にて検出される
吐出圧力に比例した電流iをブロック7の変換器を通し
て得られる吐出圧力に比例した電圧e、を演算器8にて
差引演算し、演算された結果は、e、と送水ポンプが実
際に示している吐出圧力に比例した電圧e、との偏差電
圧erepであり、これをブロック9の電圧増幅器を兼
ねた本図自動制御系を安定運転せしめるに必要な補償器
に加え、その出力電圧evを送水ポンプを直接駆動する
電動機ブロック11の変速装置ブロック10に加え、e
vが正となれば送水ポンプ回転速度が増大し、逆にev
が負となればその回転速度が減少するよう方向付ければ
、結局、ブロック9の入力e、−e、、即ちe とe
との偏差電圧が零となるまで送水ポンプの回転速度が変
化し、その回転速度整定時においては送水ポンプの吐出
側管路2における圧力は、ブロック6の出力電圧である
erによって定まるところとなる。
従ってerは、送水量Qに比例した電圧eqを独立変数
とし、(1)式に対応付けた次の(2)式が示す従属関
数として在るべきことが考えられる。
er=eo+ Keq ・・・・・・・・・・・
・・・・(2)ここに(2)式の(1)式に対する対応
関係は、(2)式右辺第1項e。
は(1)式の同項曳を定める電圧、(2)式右辺第2項
の係数に1電圧eq及び指数nは(1)弐同項の流水抵
抗R1流量Q及び指数nにそれぞれ対応している。
今、適当な送水系に(2)式が示す関係をそのまま第1
図ブロック6の内部機能として適用し、更にブロック6
内部において(2)式右辺のe。
、K及びnをそれぞれ適用した送水系に適合した値に調
整し、第1図の自動制御系通りの運転を行った場合、(
1)式のn1従って(2)式のnの値が一定不変の定数
として与えられるならば充分実用に供し得よう。
然るに、このnは流量指数と呼ばれ、実際の送水系にあ
っては、一般に1.75〜2.2の値が適合するといわ
れ、送水系における管路網の変更又は需要水量分布の変
動などの状態変化によって、前記範囲内、あるいはその
範囲を逸脱した値に設定変更せざるを得なくなるもので
ある。
因みに、ここで(2)式が示す関係をそのまま第1図ブ
ロック6の機能として適用し、nを設定変更した場合を
考察するに、k、およびkqをそれぞれ適合した物理次
元をもつ定数とし、管路2における圧力をPとすれば第
1図ブロック7の入出力関係から ep =kp ” P ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(3)となることは前記から明らかである
同様にして、ブロック5に関連しては eq−kq−Q ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(4)となり、演算器8の出力er ep=oな
る平衡状態においては ep =er ”’“−°−−−−−−−−−
−−−(5)であるから、上記(3)式および(4)式
を(2)式に代入して、次の(6)式の関係が得られる
ち・P=co十K・(kq−Q)n・・・・・・・・・
(6)ここでQ=0のときのP=”eo=Hoとなるよ
う8oを設定す和1(6)式ct kp−kn P=Ho十 、 Qn−=(7) p となり、(7)式右辺第2項におけるqの係数1°明p を に−kn R=□ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
8)p とおくと(7)式は全<(1)式と等しくなる。
このことは(2)式を第1図ブロック6に適用して、(
1)式が示す特性に則った制御を実現し得ることを示し
ていることに他ならないが、前記した如くnの値を変更
せざるを得ない場合、 即ち、(7)式右辺第2項のQの指数nを変更するとき
、Qnの係数(8)式の値も、通常大幅な変化を来す結
果となる。
第2図はこの具体例について、nの変更による特性の変
化を図に示したものである。
第2図の横軸は流量Qおよびそれに対応した電圧eq、
たて軸は吐出圧力Pおよびそれに対応した電圧e、であ
り、従って第2図、(3)式および(4)式の関係から
〜−2゜〜= 9150 、曳=2.2およびn =
1.8とし、従ってに=7.86XlO−2とし、これ
らの数値を(7)式に適用したときの曲線が同図の曲線
12である。
一方間図の曲線13は、曲線12に対する上記定数のう
ち、nを1.8から2.2に変更した場合の曲線である
今、この2つの曲線12および13を比較するに、流量
Qが増大するに従い、それぞれの曲線の開きが増大し、
又曲線13が示す吐出圧力が曲線12のそれに対し、極
端に大きな値となり、これは(8)式の値がnの変更で
極端に変化することに他ならない。
よってnの変更により、このような極端な吐出圧力変動
を生ぜしめないためには、例えば第2図の破線にて示し
た曲線14の如く最大流量50m/mm時の吐出圧力は
曲線12のそれに合せ、その流量に至るまでの特性をn
−2,2に相当する曲線が必要とするときは、nを1
.8から2.2に変更する過程で、Kの値をも同時に前
記7.86XlO−2から小なる値に変更しなければな
らない。
このような送水運転中、停止中を問わずn及びKなる2
つの値を同時に、また確実に変更操作しなければならな
い装置は不便であることのみならず誤った設定変更操作
をまねく可能性があり、それにより送水系における種々
の禍いをまねくもととなり、必ずしも実用性のある装置
とは云えない。
従来、この種の吐出圧力設定装置としては、前記した如
く(2)式をそのまま第1図ブロック6の内部機能とし
て適用したものの他、例えば第3図が示す如く、送水ポ
ンプ1の吐出側管路2にベンチュリーあるいはオリフィ
スなどのしぼり機構15を設け、送水が1,2,15お
よび送水管路4へと流れる過程において、管径の異なる
点2点、例えば吐出側管路2内の点16と、しぼり機構
15内の点1Tとにおけるそれぞれの示す圧力の差が送
水管路4から送水する流量の2乗に比例することを利用
し、(1)式あるいは(2)式におけるnの値を2に固
定し H−Ho十RQ2 ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(9)即ち e、 −e。
+Keヒ ・・・・・・・・・・・・・・・・(1
0)を第1図のブロック6の基本的な内部機能としたも
のがあり、また上記従来の例に準じ、nの値を1.85
に固定したものもある。
いずれにしても、これら従来の装置はnのとるべき値を
2あるいは1.85以外の前記1.75から2.2まで
の任意の値に変更しなければならない必要が生じた場合
には、最早やこれら装置では調整不可能であることのみ
ならず、nが2または1.85あるいは他の数値に固定
された装置は、それら固定された数値以外のnの値を必
要とする送水系には適用不可能となる。
このような従来の装置の欠点、および前記(2)式を第
1図ブロック6の内部機能とした場合において、nの値
の設定変更のとき係数にへの干渉などの不具合に鑑み、
本発明は送水系が要求する吐出圧力特性(1)式に則り
、満足する範囲の吐出圧力設定電圧を出力することがで
き、しかもnの値の変更に際し、他の設定値e。
およびKに相互干渉せず設定調整可能とし、またn、e
oおよびKの設定すべき値が、需要末端圧力を一定に保
つために必要とするポンプ吐出圧力特性さえ明確であれ
ば、簡単に見出せる目標吐出圧力設定装置とし、これを
第1図ブロック6の装置として提供したところを特徴と
するポンプ吐出圧力制御装置であり、以下この詳細につ
いて説明する。
次の(ti)式は本発明に関する第1図ブロック6の基
本的な内部機能を式にて示したものである。
q n er=eo十K(−) ・・・・・・・・・・・・
・・・(11)eb ここに(11)式右辺第1項e。
は、(1)式右辺第1項Ho、即ち送水系の実揚程と需
要末端圧力との和の圧力を定める要素であり、(11)
式右辺第2項K(’)”は(1)式右辺第2項、即ち送
水管路失b 圧力を示す要素である。
(11)式におけるe。
3 e q及びnは前記(2)式におけるそれらの値と
全く同一である。
(11)式と(2)式とを比較する場合、その右辺第2
項を異にしく11)式においてはebなる電圧を新たに
導入したことが挙げられる。
今、(ll)式における電圧ebを次のように定めるも
のとする。
即ち(n)式が示す関係をそのまま第1図ブロック6の
内部機能として適用する場合、適用した送水系における
任意の流量Qmの時、ブロック5の出力電圧eqが示す
値と同一値の固定電圧値とする。
即ちebはeb=に、・Qm ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(13)にて示すことができる
ここで、上記(13)式と(4式を(ll)式に適用す
れば qQn er =eo+ K () g− =eo十K(’→0・・・・・・・・・・・・・・・(
14)Qm なる関係となる。
また、第1図自動制御系でのポンプ回転速度整定時にお
いては(5)式が成立するから、(5)式および(14
)式を適用してKQn p=!十−(−) ・・・・・・・・・・・・(1
5)kp kp Qm となり、Qm0のときP=eo/kp=Hoとなるよう
e。
を設定すれば(15)式はP=Ho+u(Q)” 、
・・・・・・・・・・・・・・(16)kp Qm となる。
上記(16)弐Pは、(11)式を第1図ブロック6の
内部機能として適用した場合の吐出側管路2における吐
出圧力を示すものであるが、Pは流量Qの従属関数であ
り、更に、Q/Qrr1の従属関数でもある。
本発明においては後者の関係、即ちPをqべ一の従属関
数として取扱う。
従って、ここに Qr−澹 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(17)Qm とおけば、(16)式は P −H十−Q? ・・・・・・・・・・・・・・・
(18)kp となり、これが吐出側管路2における吐出圧力を示して
いることになる。
ここで(18)式と(1)式とを対比して考察するに、
(18)式右辺第2項において、K/k を(1)式
のRに、Qrを(1)式のQに対応させてみる場合、0
8式は(1)式と全く同種同形の゛関数であることが云
え、このことは(11)式を第1ブロツク6の内部機能
として適用すれば、(1)式に則ったポンプ吐出側管路
2における吐出圧力の制御が実現し得ることを示す。
第4図は第2図の例が(2)式を適用したのに対し、(
11)式を適用した場合の具体例である。
第4図の具体例では、送水系の送水能力最大のときの流
量50m”/rnmをQmとおき、第2図同様に、、=
2 、H8=2.2とした。
同図曲線12aはn=1.8、曲線14aはn=2.2
の場合の(18)式の関係が示す目標吐出圧力特性曲線
である。
今、nの値を変更して第4図における曲線12aを曲線
14aに変更しようとする場合、nのみを1.8から2
.2へ変更すれば目的が達し得られ、伺等他の操作は必
要ないことは(18)式におけるQrの係数に/k 、
が、nに無関係であることからも明らかであり、(2)
式を適用した従来の装置の吐出圧力特性変更時のnおよ
びKの2つを同時に操作しなければならないものと比較
し、目標吐出圧力特性変更操作が極めて容易であり、こ
れが本発明の特徴の一つである。
一方、また(11)式を適用した目標吐出圧力設定装置
においては、その送水系における吐出圧力特性が(18
)式となることから、需要末端の圧力を、一定にするた
めに必要な目標吐出圧力特性曲線さえ明らかとなってい
れば、本設定装置の操作要素である(n)式におけるe
、におよびnの各位を複雑な思考を必要とせずに容易に
見出すことができる。
例えば第4図の曲線12aが任意の送水系における需要
末端圧力を一定にするための目標吐出圧力特性曲線であ
る場合、同図における横軸即ち流量Qを例えば送水系の
送水能力最大のときの流量をQ m −50m”/mi
nとし、07)式の関係を適用しQrにて置換する。
今、曲線12aにおいて、Qm0即ちQr=0において
はP=2.2を示しているから、(18)式から容易に
H8=2.2を得る。
従って05)式第1項即ち 0 一=H8 kp であるからe。
=に、、 ・Ho = 2 X 2.2 = 4.4(
V)が得られ、またKは(I8)式にQr−1を代入し
てKについて解けばに=k (Pl−Ho)ここにPl
はQr−1のときの圧力であり、それぞれの値に=2
、 P1=4.25 、Ho=2.2を適用すればに=
4.1が得られ、一方nは任意のQrの値Qr nに対
応する曲線12a上の点が示す圧力をPnとすれば、 を用い算出でき、本例では当然n −1,8と算出され
る。
このように上記の如き簡単な作図計算にて所要の操作要
素e。
、におよびnを明らかにできるのも(11)式を基礎と
する装置であるが故である。
次に(ii)式を第1図ブロック6の内部機能として適
用した目標吐出圧力設定装置の一実施例について説明す
る。
目標吐出圧力設定装置の入力電圧としては第1図ブロッ
ク5の圧力電圧である吐出流量Qに比例した(4)式の
関係をもつへとし、目標吐出圧力特性を定めるパラメー
タを(11)式のe。
。Kおよびnの三者とし、この三者の各位を独立して設
定可能なものとし、また所要の目標吐出圧力設定電圧を
前記(17)式の関係をもつQrの従属変数として出力
するものとした。
第5図は実施例のブロックダイヤグラムであり、この図
で装置の動作を示せば次の通りとなる。
ブロック18は割算器であり、その第1人力線19には
、前記epを加え、またその第2人力線20には前記(
13)式の関係を持つebなる電圧を印加すれば、ブロ
ック18の出力線である21にはeqのebに対する比
e q/e 1)即ち(4)式、(13)式および(1
7)式の関係より の値を得る。
ブロック22はその入力線21から入力する値の対数を
その出力線23に出力する対数演算器であり、図示の如
く前記Qrをブロック22の入力とすれば、その出力線
23には定数aを底とする対数11o&a Q rなる
値を得る。
ブロック24はnなる利得を有する増幅器であり、その
入力をブロック22からの出力1!o9aQ、を印加す
ることにより、その出力線25にはnlogaQrを得
る。
ブロック26は指数演算器であり、任意の値Xをその入
力線25に加えれば、出力線2Tには前記対数の底なる
定数aのX乗、即ちaXなる値を出力するものであり、
図示の如くその入力にn10.!9aQrを印加すれば
、出力線27にはQ?を出力する。
ブロック28はブロック24と同様になる利得を有する
増幅器であり、その入力をブロック26からの出力Q?
を入力すれば、その出力線29にはKQ9が出力される
ブロック30はブロック28の出力と、今一つの入力線
31に与えられる値との加算器であり、ブロック28か
らの出力を’y’Q? 1人力線31からの入力をe。
とすればその出力線32にはe。
十KQVを得ることになり、この値は結局、(10式の
erに他ならず、これを目標吐出圧力設定装置の出力と
すればよいことが解る。
第6図は上記第5図のブロックダイヤグラムに従い一般
市販の演算増幅集積回路、関数発生集積回路、抵抗器な
ど同図に示す部品を用いて実施した回路の一例を示した
ものであるが、上記演算増幅集積回路、関数発生集積回
路の代りに一般市販の単機能部品を用いて同じ機能を持
つ回路を実現し得ることは云うまでもない。
ここでは前述第5図の18,22,24および26のそ
れぞれのブロックが持つ機能を第6図が示す1つの集積
回路F1を適用した第6図の詳細について説明する。
第6図において端子33は本装置の入力端子であり、(
4)式が示す電圧へが印加され、集積回路F1の端子E
qに導かれる。
Flの端子Ebには、一定電圧E0およびポテンショメ
ータなどの可変電圧源P。
(以下ポテンショメータという)よりなる装置において
、Poを操作することにより得る(18)式が示す電圧
へを印加する。
このことによりF1内においてはeq/e5なる演算が
行われ、一方F1の端子M12M2およびM3の端子に
連なる分圧器P2を操作することにより定まる分圧比n
によって前記演算結果eq/ebのn乗演算がF1内に
て行われ、その結果F1の出力端子E。
には(ζ)n=Qpなる電圧が出力されeb る。
この電圧を抵抗R1を介して演算増幅集積回路A1の反
転入力端子34に印加し、A、の帰還抵抗R2をに=R
2/R1になるよう設定すれば、A1の出力としてKQ
pなる電圧を得ることになる。
更に、このKQ?なる電圧を抵抗R4を介して演算集積
回路A2の反転入力端子35に印加し、また一定電圧E
2およびポテンショメータP3よりなる装置において、
P3を操作することにより得る電圧e。
を抵抗R3を介してA2の反転入力端子35に印加する
ことにより、抵抗R3,R4およびA2(7)J!還低
抵抗R6それぞれの値の関係をR3−R,−R,とすれ
ば、A2の出力としてe。
十KQPなる電圧を得ることになる。
この電圧を目標吐出圧力装置の出力端子36に出力する
この電圧は第5図にて述べた出力線32にて得た値と同
じであり、また(11)式が示すerに等しい電圧であ
り、第1図ブロック6の出力電圧erとし、目標吐出圧
力設定電圧とする。
以上説明したように比較的簡単に目標吐出圧力設定電圧
を得る装置が実現でき、その出力電圧を設定電圧とした
第1図ブロックダイヤグラムに示した送水ポンプ吐出圧
力制御装置とすれば、需要末端における圧力は流量如何
を問わず一定となることはもとより、送水系の管路網変
更、需要水量分布の変動等々さまざまな状態変化に対処
することが可能となり、常に良品質の水を需要家に供給
し得ることとなりその効果は犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すポンプ吐出圧力制御
装置のブロックダイヤグラム、第2図は従来の装置を用
い目標吐出圧力特性を設定変更した場合の特性変化の一
例を示す図、第3図は流量の2乗に比例した信号を検出
するためのポンプおよびその吐出部の構成を示す図、第
4図は本発明の実施例において目標吐出圧力特性を設定
変更した場合の特性変化の一例を示す図、第5図は実施
例の目標吐出圧力設定装置の内部動作を示すブロックダ
イヤグラム、第6図は目標吐出圧力設定装置の内部回路
図である。 1・・・・・・送水ポンプ、2・・・・・・吐出側管路
、3・・・・・・流量検出器、4・・・・・・送水管路
、5・・・・・・電流電圧変換回路、6・・・・・・目
標吐出圧力設定装置、T・・・・・・変換器、8・・・
・・・演算器、9・・・・・・補償器、10・・・・・
・変速装置、11・・・・・・電動機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遠隔地に送水する管路を備えたポンプの吐出圧力を
    制御する装置において、 前記ポンプの吐出流量値に第1の定数を乗じた信号と該
    ポンプに定められる最大吐出流量値に第1の定数を乗じ
    た信号との比率を算出する割算器と、 第2の定数を底とする前記割算器の出力信号の対数値に
    第3の定数を乗じた信号を得る対数演算器と、 前記第2の定数を基数とし前記対数演算器の出力信号を
    指数にもつ値の信号を生ずる指数演算器と、 該指数演算器の出力信号に第4の定数を乗じた信号と第
    5の定数に比例した信号とを加算する加算器とを具備し
    、 前記第3の定数と第4の定数と第5の定数を流量指数と
    流水抵抗と需要末端にて必要とする圧力にそれぞれ対応
    した値に設定して得られる目標吐出圧力設定装置を備え
    たことを特徴とするポンプ吐出圧力制御装置。
JP14111575A 1975-11-27 1975-11-27 ポンプトシユツアツリヨクセイギヨソウチ Expired JPS5843592B2 (ja)

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