JPS5843404B2 - チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ - Google Patents

チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ

Info

Publication number
JPS5843404B2
JPS5843404B2 JP49055662A JP5566274A JPS5843404B2 JP S5843404 B2 JPS5843404 B2 JP S5843404B2 JP 49055662 A JP49055662 A JP 49055662A JP 5566274 A JP5566274 A JP 5566274A JP S5843404 B2 JPS5843404 B2 JP S5843404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
hydrolysis product
less
acid
starch hydrolysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49055662A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50148519A (ja
Inventor
エヌ シルベツテイ アンソーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP49055662A priority Critical patent/JPS5843404B2/ja
Publication of JPS50148519A publication Critical patent/JPS50148519A/ja
Publication of JPS5843404B2 publication Critical patent/JPS5843404B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、皮膚損傷、即ち第2度及び第3度の火傷、豪
血性潰瘍(5tasis ulcers ) 、辱唐性
潰瘍のごとき栄養性損傷(T ropbic 1esi
ons )、過度の創傷や擦過傷の治療法、もつと詳し
く云えば火傷及び滲出性損傷(exudative 1
esions )の治療に適するドレッシングの製造法
に関する。
前記皮膚損傷は、口のあいた傷もしくは皮膚組織中の裂
は目で特徴づけられる。
治癒が進むにつれて、治癒が完了したときに、新しい皮
膚組織がこれらの損傷の口の部分を覆うように、これら
の口のあいた損傷は漸次口のあいた損傷の表面に現われ
る新細胞によって満たされる。
前記細胞は肉芽細胞と名づけもれており、前記治癒機構
は肉芽細胞形成機構である。
しかし、これらの肉芽細胞は非常にもろく、たやす(い
ためられる。
これまでは、従来の乾燥したガーゼのようなドレッシン
グが前記のごとき火傷もしくは滲出性損傷に対して広く
用いられた。
乾燥ガーゼが取り除かれるとき、(例えばそれが交換さ
れるときのように)肉芽細胞はいためられる。
かようにして一時治癒が阻止される。
それ故火傷や滲出性損傷に対するドレッシングは非常に
もろい肉芽細胞の成長を妨げないよう取り除かれるべき
である。
妨御措置として、身体はこれらの皮膚損傷の部分に漿液
(edemic fluids)を急行させ、前記皮膚
損傷は前記漿液をにじみ出させる。
その結果、生体の漿液は滲出物の形で失われる。
もし前記漿液の損失が非常に多ければ、ショックがその
結果としておこる。
これまで生体の漿液の、この損耗を妨ぐ通常の方法は漿
液をにじみ出させる損傷にふれないように心がけること
であった。
上記のことは、例えば、損傷に水とは混和しない膠質炭
化水素材よりなるワセリンの層を塗布することによって
遠戚されていた。
しかし、前記ワセリン層下の細胞は、しばしば極度に軟
質で湿っているということが知られた。
この軟質細胞は自己細胞移殖や同種細胞移殖において困
難さをもたらす。
それはさらに二次的な細菌感染を助長する環境を呈す。
従って損傷は常に洗浄されていなげればならない。
しかし損傷を洗浄するためには、ドレッシングを除去、
交換する必要がある。
そして上述のごとくこのドレッシングの除去、交換の間
に、非常にもろい肉芽細胞をそこねてしまうおそれが犬
である。
火傷もしくは滲出性損傷の治療にワセリン保護膜のかわ
りに、膠質蛋白質薄膜が利用されているが、やはり前記
薄膜下の細胞が極度に軟質になるという同様の問題に遭
遇する。
加えるに、前記薄膜は、めくれる傾向を有し、そのとき
取り除かれ、再度手当しなげればならない。
この交換の過程が非常にもろい肉芽細胞をこわす可能性
を再びもたらす。
従って、上述の皮膚損傷の治療には機能上可能なかぎり
自然な損傷の軛皮に近いドレッシングを使用し、滲出漿
液は透過せしめるが蛋白質系物質は透過せしめず、曲が
りやすいが、めくれず、治療されている損傷の周囲の細
菌数を減少させて二次的な細菌感染の開始あるいは拡大
を阻止するようにすべきである。
第2及び第3度の火傷の治療において、使用されるドレ
ッシングは、皮膚自己移殖細胞に類似しているべきであ
る。
前記移殖細胞の形で、治癒を促進する自然の保護膜が提
供される。
かつ前記ドレッシングは、同種の地固体間で移殖される
細胞のように、治癒過程が完了したとき、本体によって
容易に脱げかわるべきである。
本発明者はデキストロース当量(DextroseEq
uivalent ) (以下単にDEと記す)が35
以下、好ましくは25以下である精製された澱粉加水分
解生成物(5tarch hydrolysate )
よりなり、皮膚損傷を治療するに適する新しいドレッシ
ングを見出した。
前記DEはデキストロースとして計算され、かつ乾燥基
体で、百分率で表現される物質の全速算糖含有量を記述
する技術的な表現法である。
このDEの値は例えば、フレデリック ジエイ ベイン
(Frederick J、 Bates )と彼の
協同研究者による「偏光分析、検糖法及び糖類」(米国
規格標準局公報C−440、第195頁(NBS C1
rcular C−−440,page 195))
中に著わされているようなラフ−ジュール法(Luff
−S choorl Method )によるがごと
き、技術上知られている伺らかの方法で測定される。
低DEの精製された澱粉加水分解生成物は、約35より
小さなりEを有するものである。
上述したごとく、本発明を実施するにあたって、約35
より小さなりEを有する殺菌した精製澱粉加水分解生成
物が用いられていたが、好ましい殺菌した精製澱粉加水
分解物は、約5から約25のDEを有している。
この加水分解生成物は、水溶性であるので、損傷から機
械的に取り除かれる必要はない。
この加水分解生成物は多量の水を注ぐことによって洗い
流せばよい。
ドレッシングとして滲出性皮膚損傷の治療に用いられる
とき、この加水分解生成物は、自然の損傷廊皮に非常に
類似した被膜を形成するために滲出物中に少量溶解する
この被膜は、幾分柔軟性を有することがわかっているの
で、その被膜を滲出性損傷からめくれさせ、はずれさせ
しめることなしに、被治療部を幾分動かすことができる
蛋白質系物質は透過せしめず、水腫液は透過せしめる半
透膜として、そのドレッシングは作用することも見出さ
れた。
滲出物は、清潔で蛋白質系物質に対し比較的に自由であ
る。
従って、その滲出物は、蛋白質系物質を有する滲出物と
同程度はどには生物学的酸化を助けないし、また比較的
に臭気もない。
かように、生体漿液の流出は最少限にとどめられる。
一方、同時に、水腫液の過度の集結(build up
)も又、最少限にとどめられる。
それ故、患者がショックに落ち入る可能性は大幅に減じ
られる。
滲出性皮膚損傷に対して用いられるとき、本発明のドレ
ッシングは細菌に感染した損傷の細菌数を大いに減じ、
また、細菌に感染していない損傷が細菌に感染すること
を妨ぐということも見出された。
かように、二次細菌感染の起こる可能性は大いに減じら
れた。
この目的のために、約35より小さなりEを有する精製
澱粉加水分解生成物(5trach hydrolys
ate )は、二次細菌感染の予防や治療においてきき
めがあるとされ、当業者に公知の抗菌性薬剤、即ちヨー
ド、ペニシリン、ニトロフランや銀サルファジアジンの
ごときサルファ剤等のいずれかと混合されてよい。
加うるに、治癒を促進するのに効果があると、当業者に
公知の蛋白分解酵素が本発明の材料と混合されてもよい
さらに、アミノ酸のごとき栄養剤、シスチンとシスティ
ン及びアスコルビツク酸(ビタミンC)のごときビタミ
ン類が、健全な肉芽細胞の形成と成長を促進するために
、本発明の低DE澱粉加水分解生成物と混合されたり、
−緒に用いられてもよい。
約35よりも小さなりEを含む精製澱粉加水分解生成物
は、パウダのごとく微粒子よりなる物質、ゼラチン、消
散前、溶液やシロップのごとき粘性物質もしくは柔軟な
薄膜の必須の成分として利用できる。
好ましくは、損傷にあてられるに先だって、本発明の澱
粉加水分解生成物は、殺菌消毒される。
しかし、前記澱粉加水分解生成物は細菌の繁殖を阻止す
るので、前記澱粉加水分解生成物の殺菌消毒は、打算的
かも知れないが、必要ではないだろう。
粘性澱粉加水分解生成物は、澱粉加水分解生成物を例え
ば、水、グリセリン、グリコール類もしくは同効多価ア
ルコール、ポリオール類のごとき、何らかの無毒性、極
性液体賦形剤もしくは媒体に加えることによってつくり
出される。
水が無毒性、極性液体媒体またはキャリヤー(Carr
ier )として用いられるとき、最終的に得られる水
溶液中に、本発明の低DE澱粉加水分解生成物は、重量
で少くとも約30%含まれているべきであるということ
が見出された。
低DE澱粉加水分解生成物を重量で約30%よりも少量
含有している水溶液は白濁しており、治療用ドレッシン
グとして利用するに適当な程の粘性を示さない。
低DE澱粉加水分解生成物を重量で約65%より多量に
含有する水溶液は、密度の点で凝固された植物性もしく
は動物性の脂肪に似ていることが知られており、又治療
用ドレッシングとして利用するには粘性が大きすぎる。
一般に、澱粉加水分解生成物を重量で約35%から65
%含有する水溶液は、治療用ドレッシングとして利用す
るのに適当であることが知られている。
澱粉加水分解生成物を重量で約45%から約60%含有
する水溶液が好まれて利用されている。
澱粉加水分解生成物を重量で約35%から約45%含有
する水溶液は不透明であり、密度や外見的にシロップに
似ている。
澱粉加水分解生成物な重量で約45%から約65%含有
する水溶液は不透明であり、密度や外見的に糊もしくは
ゼラチンに似ている。
柔軟な薄膜は溶剤蒸発法として知られている伺らかの方
法でつくられればよい。
例えば、澱粉加水分解生成物を重量で約30%から約5
0%含有する純粋な水溶液を得るために、必要があれば
加熱して、水に澱粉加水分解生成物を溶解することによ
って適当な薄膜を準備できるであろうし、また、キャス
ト(cast)法によってつくることができるであろう
この溶液は、アクリル板、ガラス板、もしくは剥離剤の
塗布されたステンレス鋼の板もしくは皿のごとき支持板
の上に注がれる。
そのとき、澱粉加水分解生成物は約0.02乃至約0.
03インチの余裕(clearance )をもたせて
、ドクターブレード(Docter blade )で
手ばやく広げられる。
次に、本発明の澱粉加水分解生成物の薄膜は、厚さが約
0.006インチ乃至約0.01インチの乾性柔軟薄膜
を得るために、約25℃乃至約50℃の温度で、約50
%乃至約65%の相対湿度で、従来の乾燥用炉で乾燥さ
れる。
乾性薄膜の柔軟性を増加せしめるため、キャストするに
先だってグリセリンのごとき可塑剤を、澱粉加水分解生
成物の重量に対して、約2%乃至5%の濃度で、澱粉加
水分解生成物に加えてもよい。
同様に、薄膜のボデー(Body)と強度は、例えば、
動物性及び植物性ゼラチン、アラビアゴム、カルボン酸
メチルセルローズ(Carboxymethyl ce
llulose )のごとき、当業者に公知の適当な無
毒性のボデーエージエン) (bodyingagen
t )を、澱粉加水分解生成物の重量に対して、約5%
乃至約20%添加することによって増大される。
もし、ボデーエージェントが用いられるのであれば、本
発明の澱粉加水分解生成物の添加に先だって、ボデーエ
ージェント水に溶解されている方が好ましい。
柔軟な薄膜は、又、無端ベルトもしくはキスチングドラ
ムでも形成される。
この工程で、望むのであれば、可塑剤もしくはボデーエ
ージェントを含有している水性澱粉氷解生成物溶液は、
口金に供給される。
ここに澱粉加水分解生成物溶液は口金から動いているド
ラムもしくは無端ベルトに押出して薄膜またはウェブと
なす。
ドラムが回転する、もしくは無端ベルトが動きながら、
前記薄膜は加熱により水分が蒸発し、柔軟な薄膜となる
後はど、都合によって所望の大きさに裁断される。
低DE精製澱粉加水分解生成物は、直接に損傷にあてら
れてよい。
あるいは、前記澱粉加水分解生成物は、取扱いや保存を
容易にするために、殺菌ガーゼのごとき吸収性裏打材(
bibulousbacking )に付けられる。
次いで、前記吸収性裏打材は澱粉加水分解生成物が皮膚
損傷に接するように損傷にあてがわれる。
上述のごとく、本発明の低DE澱粉加水分解生成物が滲
出損傷につげられるとき、自然の痴皮に類似の薄膜が形
成される。
この保護薄膜の形成を促進するために、治療下の損傷を
きつく締めてはいげな(、損傷が「呼吸」できるように
ゆるく覆わねばならない。
本発明の澱粉加水分解生成物を付けることは、通常、火
傷や潰瘍等に伴う痛みを減じる作用をなすということも
わかった。
本発明の薄膜は、柔軟性、半透過性、水溶性及び損傷の
細菌に対する防腐性等の前述の特徴を有している。
本発明を実施するための澱粉加水分解生成物は約35よ
り小なさDEを有する、好ましくは約5乃至約25のD
Eを有する澱粉加水分解生成物である。
これらの物質は、加水分解によって澱粉から得られる。
澱粉は、無水Dグルコースを単位として、その重合体で
ある。
澱粉を加水分解すると、グルコース200個もしくは2
00個より少数の重合体からマルト”=pズ(グルコー
ス2個の重合体)及びD−グルコース単体までの範囲の
多種の分子量の重合体の混合物ができる。
それらの性質から、澱粉の加水分解によってつくり出さ
れる重合体を記述する妥当な方法は、加水分解の平均的
な程度を表現している、それらのDE値によるものであ
る。
本発明で用いるに適当である低DE生成物は、ゼラチン
化された澱粉を酸もしくは酵素の加水分解作用、もしく
は、前記のごとき薬剤による連続的な処理に委ねしめる
ことによって生成される。
そして上述のごと(して形成された加水分解生成物は、
加水分解後に水に溶けないで残っている物質を全て分離
排除するために、濾過、遠心分離、傾瀉法等に委ねられ
るがごとき従来の方法で精製される。
100mAにつき10グの程度まで水に溶かされている
この物質は、濾過ののち、残留物を100℃真空中で定
重量になるまで乾燥させて測定して見ると、0.1%よ
り少量の不溶物質しか含有していなかった。
もし望まれるのであれば、炭素もしくは白土処理、透析
、電気透析、滲透、イオン排除、イオン交換等のごとき
、当業者に公知のさらに進んだ精製操作に氷解生成物を
委ねてもよい。
本発明を実施するのに用いられる澱粉加水分解生成物は
、多数の特別な方法で澱粉から得られるであろう。
ある方法では、蝋性澱粉(WaXyStarch )の
ごとき澱粉は、細菌アルファ・アミラーゼの単一酵素を
もって処理される。
もつと詳細には、固状物質を50%より少量しか含有し
ていない蝋性澱粉のごとき澱粉の水性スラリー(aqu
eouss 1urry )は、澱粉加水分解生成物を
生ずるに適当な条件の下で細菌アルファーアミラーゼの
加水分解反応に委ねられる。
この物質は、1乃至60重合度の糖類の(乾量)百分率
の和を、約2.0よりも大きな比を得るためにDE値で
除すことで、もつと厳密に特徴づけられる。
この比は、「特性もしくは表示比J (charact
eristic又はdespcriptive rat
io )として引用される。
2より少さい表示比を有する物質は、約2もしくは2よ
り大きい表示比を有する物質に比べてより小さな水溶性
を示し、溶液中に霧(haze )を形成しがちである
ので、あまり望ましくない。
好ましい澱粉氷解生成物は、他の多くの方法でもつくら
れる。
例えば、固状物質を50%より小量含有する澱粉と水の
混合物は、細菌アルファアミラーゼの加水分解反応に先
ず委ねられる。
その酵素による最初の水の添加(thinning )
のあと、えもれた一部加水分解された物は、溶解されて
いない澱粉を全て溶解するに十分な温度に加熱される。
この温度は、又酵素を不活性化しがちであるので、最終
の澱粉加水分解生成物を得るために、さらに細菌アルフ
ァーアミラーゼを添加することによって達成される第2
の加水分解に、溶解された半氷解生成物は委ねられる必
要がある。
好ましい種類の澱粉加水分解生成物を得る第3の方法は
、35よりも小さなりEになるまで酸の作用で澱粉と水
の混合物を加水分解することである。
次いで、一部加水分解生成物は、5乃至25のDEを有
する澱粉氷解生成物を得るために、細菌アルファーアミ
ラーゼの反応に委ねられねばならない。
ここで用いられる特に好ましい生成物は、次の内容であ
る。
水分 5% (最大値)DE
9乃至13 PH4,5乃至5.5(10%の固状物 質を含有する水溶 液で) 平均密度 28〜35 pounds/13表示
比 約2 (descriptive ratio ) 全ての澱粉もしくは澱粉状物質が、本発明において用い
られる澱粉加水分解物を得るために用いられてもかまわ
ない。
好ましい材料は、例えばトウモロコシ、小麦、ポテト、
タピオカ、米、サゴやし及び粒状のツルガム(S or
ghum )のごとき穀類もしくは塊茎の澱粉を含んで
いる。
ワクシ−スターチ(waxy 5tarch )も又用
いられる。
加水分解は、酵素、酸もしくはこの2者の組合せで達成
される。
本発明を実施するのに用いられる物質は、もちろん、殺
菌してなげればならない。
殺菌は、既知の何らかの殺菌方法で達成されればよい。
本発明を限定するのではなくて、例証するために、上記
の新治療法及び薬用ドレッシングの実験例を下にあげる
実験例 1 本実験例の検体は、両足の慢性、悪臭性でかつ滲出性深
部潰瘍で特徴づけられるベルジエ氏病(Buerger
’s disease )もしくは閉鎖性動脈炎に悩ま
されている78才の老人であった。
前記検体は、栄養失調であり、以前に標準的な幾つかの
方法で前記潰瘍を治療しようと試みたが失敗した。
前記潰瘍は、第3度の深度であり、両脚の前部のほぼ全
長にわたっていた。
右脚の損傷が、殺菌された微粒子化された、精製澱粉加
水分解生成物で治療するために選ばれた。
左脚の損傷は、対照区として、火傷及び潰瘍性損傷に対
して、広く用いられている治療法、つまりニトロフラゾ
ンをしみこませたガーゼで治療された。
細菌学的な培養が両脚の損傷から種々の間隔で行なわれ
た。
治療されている損傷は、隔日に観察された。
粉床化された微粒子状で、澱粉加水分解生成物は、検体
の右脚の損傷の潰瘍部もしくは肉芽細胞上に、薄膜状に
振りかげられると、すぐに潰瘍部にある滲出漿液でぬら
され、まもな(、このぬれた氷解生成物は乾燥し、柔軟
な薄膜を形成した。
この新たに形成された薄膜上に、平らなガーゼのドレッ
シングがあてられた。
ニトロフラゾンをしみこませたガーゼで治療されている
損傷に比べて、澱粉加水分解生成物によって治療されて
いる損傷から滲出する漿液の量は明確に減少した。
加うるに、試験部分(test 5ite )が減少し
、痛みも減少した。
澱粉加水分解生成物で治療されている部分に形成される
滲出物の色は、暗くて酷い緑青色である対照区と比較し
て、明褐色もしくは淡褐色であった。
澱粉加水分解生成物の使用開始後数日にして、治療され
ている損傷の肉芽組織の特徴に変化がみもれた。
この肉芽組織は、脚の表面に向って成長もしくは充満し
はじめ、漸次きれいになり、明春色になりはじめる。
治療部分にあてられたガーゼは、確実に損傷になじみは
じめる。
一方、対照区にあてられたガーゼは、損傷になじまない
ままである。
治療部分のガーゼは、検査や薄膜の交換をしたいときに
は、水で洗ってゆるめることができる。
上述のごとく、治療部分は隔日に観察された。
上皮は、澱粉加水分解生成物で治療されている潰瘍にお
いて、損傷の周辺部からも深部からも成長しはじめる。
7週間後、試験損傷は完全に治癒するか、もしくは新た
に形成された上皮に充満されていた。
この新しい皮膚は、柔軟で、温かく、淡紫色であった。
しかし、対照区は、この7週間たっても、細菌感染、滲
出物の減少も上皮の成長も示していなかった。
実際、対照区たる潰瘍性損傷は、壊痕化した検体の脚の
筋に達する程深化した。
治療中にとられた細菌培養において、澱粉加水分解生成
物のドレッシング中では、細菌数は減少した。
しかし、生き残った細菌感染は、はとんど、対照区もし
くはニトロフラゾンで治療されている損傷中では減少し
なかった。
実験例 2 検体は、右足の甲部に第3度の火傷を負った13才の少
女であった。
その火傷は、沸湯によったもので、熱はもっていなかっ
た。
検体は抗性物質で治療された。
14日間治療すると、深部の肉芽組織を除いて、腐蝕性
師友の剥離が生じた。
この部分は、通常の方法で、ニトロフラゾンをしみこま
せたガーゼで治療された。
3週間治療しても火傷の部分は変化しないままであった
実は、漸次、火傷はかぶれはじめた。
この時点で、上皮の成長がみられなかったので、通例な
ら、採取した厚い皮膚自己移殖片が、火傷の治癒を助け
るために当てられたであろう。
しかし、その代わりに、本発明の澱粉加水分解生成物は
、隔日に粉床化され微粒子状で火傷の部分に当てられた
第1の実験例で述べたごとく、薄膜の形成後、火傷の部
分は乾性ガーゼのドレッシング層で覆われた。
再び第1の実験例と同様に、次の観察がなされた。
(1)加水分解生成物が適用されると、痛みが減少し
た。
(2)火傷の部分の細菌感染が減少した。(3)肉芽
組織の質と発生が改善された。
(4)火傷の周辺部から中央部への上皮の漸次の成長
がみもれた。
5週間後、火傷部分は伺ら目立った拘縮もなしに、新た
に形成された上皮で完全に覆われた。
4個月後、癲痕の拘縮は、はじめの火傷部分には全くみ
もれなかった。
実験例 3 検体は、51才の婦人であったが、両脚の下から3分の
1の部分に、両側性深部奪血性潰瘍にかかつていた。
右脚の潰瘍は、比較的に小さく、はぼ3インチ×4イン
チ程度であった。
それに対して、左脚の潰瘍は、環状に脚を完全に−周り
覆っており、5インチの幅をもっていた。
両方の潰瘍とも排液法(drainge )を考えねば
ならず、排液を調節するために数種の厚さの綿製ドレッ
シングが用いられるべきであった。
左脚の潰瘍は、対照区として用いられ、上記の実験例に
おけるがごとく、ニトロフラゾンをしみこませたガーゼ
で治療された。
左脚の潰瘍は、隔日に、粉床化された微粒子の形で本発
明の澱粉加水分解生成物を振りかけられる。
約2個月後、澱粉加水分解生成物で治療されている脚は
、新しい上皮が形成されるにつれて、大きさが小さくな
り続けた中央部分を除いて、殆ど完全に新しく形成され
た皮膚に覆われた。
上述の実験例におけるかごと(、次のことが観察された
(1)痛みの減少、 (2)排液及び滲出液の減少、
(3)肉芽組織の成長、 (4)皮膚の求心的な成長
(損傷の周辺部から中央部への漸次的皮膚成長)、 (
5)細菌生存域及び細菌数の減少等が観察された。
また、上述の実験例のごとく、ニトロフラゾンで治療さ
れた潰瘍は、殆ど治癒しないということが示された。
実験例 4 本実験例の検体は、はぼ20年間、右脚の内側下半部の
深部轡血性静詠瘤潰瘍に悩まされてきた56オの婦人で
あった。
その損傷は6インチ×4インチであり、多量の黄色がか
った緑色の化膿性滲出液で悪臭を放っていた。
少くとも3種の細菌の多数の群体におかされていた。
以前に、その損傷の部分に自己細胞移殖及び同種細胞移
殖が試みられたが失敗した。
損傷部分は、数個月以上も、各種の利用できる組織的で
かつ局所的な抗性物質によって治療された。
しかし潰瘍化した部分の状態は伺ら変化しなかった。
この潰瘍化した部分に、粉床化微粒子の形で、殺菌され
た精製澱粉加水分解生成物が、損傷を薄膜で被覆するに
十分な量、付けられた。
この物質のDEは約9.9であった。
その物質を損傷につげてから数分たつと、微粒子物質は
、薄膜を形成するために滲出漿液とまざりあう。
覆わないでおくと、薄膜は、1時間以内に乾燥して潰瘍
上に、固状であるが柔軟な被覆膜を形成するであろう。
この被覆膜は、自然の師友に似ており、自然の痴皮のご
とく、体液(即ち漿液)が失われることを阻止し、損傷
を通じての身体の温度交換を調整する。
2.3目間隔で微粒化澱粉加水分解生成物を損傷に何度
かつげると、損傷からでていた滲出物はかなり減少し、
15日間その治療を続けると、化膿性滲出物もしくは他
のくず(debris )の形跡は消失していることに
気づいた。
この後、損傷部分の内側における肉芽組織の求心性成長
は、約2.5インチあると評価され、潰瘍の大きさは、
1.5インチウジインチに減少していた。
拡大鏡によって表皮の「へり」は、大きさの縮少した潰
瘍を被覆している肉芽組織に向って成長しているのが観
察できた。
治療に伴う痛みはなかった。実験例 5 検体は、左側腹壁(腰部の上部左側)の第1度及び第2
度の火傷(沸湯による)に悩んでいた11才の少女であ
った。
火傷はフインチ×4インチであった。
この火傷部に、粉末化微粒子状で、殺菌された精製澱粉
加水分解生成物を、火傷上に薄膜を形成するのに十分な
だけつげた。
この澱粉加水分解生成物のDEは約9.9であった。
火傷を負った次の次の日、表面層がはげおち、第2度の
火傷となった。
6日間の微粒化された澱粉加水分解生成物で毎日治療し
て、火傷部分は、再び上皮で十分におおわれた。
治療に伴う細菌感染も苦痛もなかった。
実験例 6 検体は、前腕に第2度の火傷(あついコーヒーによる)
を負った5才の少女であった。
火傷の大きさは、3インチ×1インチであり、その中の
3つの小部分に第3度の火傷がみもれた。
火傷は実験例5におけるのと同様に、火傷の3日後、粉
末微粒状で、殺菌された精製澱粉加水分解生成物で治療
された。
その時、既に細菌に感染されていた。使用された澱粉加
水分解生成物のDEは約9.9であった。
澱粉加水分解生成物は、隔日に損傷につげられた。
10日後火傷部分は、十分治癒しており、第3度の部分
も含めて新しい上皮で覆われていた。
1箇月後、傷跡はみもれなかった。 オ実験例 7 この実験においては、体重が2乃至3キログラムである
、40匹のニューシーラント種のアルピノラビットの成
兎を、まず、体表面積の約10%程度に、第3度の火傷
を負わせ、4つの実験群に分割した。
各実験群は、5匹の雄と5匹の雌から成っていた。
1つの実験群は対照群であった。他の3群の兎の火傷部
分は、DEが約10であり、表示比(descript
ive ratio )が約2である殺菌された澱粉加
水分解生成物の夫々異った量で治療された。
実験の準備として、各兎の背部は電気バリカンで刈られ
た。
この露出部は、全体表の約10%であった。
24時間の回復期間をおいて、第1回目の澱粉加水分解
生成物の適用のすぐ前に、熱湯に毛を刈り取られた体表
部を浸漬して、各兎に火傷を負わせた。
全体表面積の約10%に第3度の火傷を負わせるのに適
当であると実験的に決められた。
熱湯の温度90℃及び浸漬時間4秒が考慮された。
たまたま試料を食べることがないように、各兎は、軽い
、柔軟な、プラスティックの首輪をつげられていた。
この首輪は、実験中はずされることはなかった。
計算された量の試料懸濁液は、各検体たる兎の全治療部
に慎重に(こすらずに)ひろげられ、18時間皮膚に接
触しているようにされた。
試料懸濁液と兎の火傷部との接触時間、18時間がたつ
と火傷部は、殺菌された温湯(37℃)で洗われ、軽く
たたいて乾燥させられた。
この手続が連続して21日間、週末も含めて、毎日続け
られた。
薬量は、体重の変化に合わせるために、週毎に計算され
た。
試験群及び投与された薬量の概略は、下の表に示されて
いる。
(※)試料は、重量比で55%液になるように、DEが
約10で表示比(descriptive ratio
)が約2である澱粉加水分解生成物70?を殺菌され
た蒸留水を加えて準備された。
(※※)試料懸濁液は、皮膚が殺菌された温湯で洗われ
、壊くたたいて乾燥されたのち、1日当り18時間皮膚
(火傷部)につげられていた。
4つの試験群の内の各群の各兎は、週毎に体重を測定さ
れ、血液検査及び尿分析を含む幾つかの試験が、研究の
開始時及び21日後の終了時に行なわれた。
対照群(群■)の10匹中の2匹は、実験中に死んだ。
加えて、群I[(1,0? /kg/ dayだげ試薬
が投与された)の10匹中の3匹、群m(2,OS’/
kg/dayだげ試薬が投与された)の10匹中の1匹
、及び群IV (4,0? /kg/ dayだげ試薬
が投与された)の10匹中の7匹も又実験中に死んだ。
死因は、故意に引きおこされた火傷によるストレスと、
自然発生の病気との両方又は一方によるものであった。
実験期間の満了の後、生残った全ての兎は、巨視的及び
微視的病理学的研究に供された。
どの群の兎にも、伺も行動上の異常な反応はみもれなか
った。
低DE澱粉加水分解生成物の殺菌された溶液で治療され
ていた兎の火傷した皮膚は、対照群の兎の火傷した皮膚
よりも幾分早めに治癒しはじめた。
即ち、治療うけた兎の師友は、火傷後12乃至15日た
つと、ぬけはじめたが、対照群の兎の師友は、火傷後2
0乃至22日たってはじめてぬけはじめた。
体重の減少が4つの群全部の兎にみられ、さらに、群■
、■及び■の兎では顕著であった。
この差異は、少くとも一部に試薬投与中に兎に与えられ
るストレスによると考えられた。
実験中に死んだ兎の死後の病理学的な研究の結果、肺及
び皮膚様(5kin findings )に、上述の
事実と矛盾しない充血及び炎症があるのがわかった。
21日の実験期間の満了にあたって犠牲にされた、即ち
病理学的な研究に供された兎の中には、上記の皮膚の変
化以外には、巨視的もしくは微視的な病理学的に意味の
ある変化は何らみとめられなかった。
上記の代表的な実験例及び詳細な説明が、本発明を例証
するために示されたが、熟達した当業者にとっては、本
発明の領域内で、前記実験例において各種の変更がなさ
れうろことは明白なことである。
上段のごとき変更は、全て本発明に包括されるものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 澱粉を原料としこれを酸または酵素によって加水分
    解し、デキストロース当量(DextroseEqui
    valent )が約35より小さい精製された澱粉加
    水分解生成物の溶液となし、該加水分解生成物の濃度を
    35〜65重量%となすことを特徴とする治療用ドレッ
    シングの製造法。 2 澱粉を原料としこれを酸または酵素によって加水分
    解し、デキストロース当量が約35より小さい精製され
    た澱粉加水分解生成物となし、これを微粉末状態となす
    ことを特徴とする治療用ドレッシングの製造法。 3 澱粉を原料としこれを酸または酵素によって加水分
    解し、デキストロース当量が約35より小さい精製され
    た澱粉加水分解生成物となし、これを薄膜となすことを
    特徴とする治療用ドレッシングの製造法。 4 澱粉を原料としこれを酸または酵素によって加水分
    解し、デキストロース当量が約35より小さい精製され
    た澱粉加水分解生成物の高粘性ゲル、ペーストまたはシ
    ロップとなすことを特徴とする治療用ドレッシングの製
    造法。 5 澱粉を原料とし、これを酸または酵素によって加水
    分解し、デキストロース当量が約35より小さい精製さ
    れた澱粉加水分解生成物とキャリヤーとの組合せからな
    る治療用ドレッシングの製造法。 6 澱粉を原料とし、これを酸または酵素によって加水
    分解し、デキストロース当量が約35より小さい精製さ
    れた澱粉加水分解生成物を吸収性裏打材に付着させるこ
    とを特徴とする治療用ドレッシングの製造法。 7 澱粉を原料とし、これを酸または酵素によって加水
    分解し、デキストロース当量が約35より小さい精製さ
    れた澱粉加水分解生成物からしなやかな状態に作られた
    薄膜と薬理的に受入れることのできる薬剤との組合せか
    らなる治療用ドレッシングの製造法。
JP49055662A 1974-05-20 1974-05-20 チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ Expired JPS5843404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49055662A JPS5843404B2 (ja) 1974-05-20 1974-05-20 チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49055662A JPS5843404B2 (ja) 1974-05-20 1974-05-20 チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50148519A JPS50148519A (ja) 1975-11-28
JPS5843404B2 true JPS5843404B2 (ja) 1983-09-27

Family

ID=13005047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49055662A Expired JPS5843404B2 (ja) 1974-05-20 1974-05-20 チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5843404B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116301U (ja) * 1984-01-11 1985-08-06 富士写真光機株式会社 内視鏡における鉗子チヤンネル口金用アダプタ−

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU536885B2 (en) * 1979-04-18 1984-05-31 R. A. Knutson Wound and burn dressing
CA1165243A (en) * 1980-02-19 1984-04-10 Anthony N. Silvetti Method and composition for treatment of wounds
JPS57185325U (ja) * 1981-05-22 1982-11-25
WO1999062552A1 (fr) * 1998-06-03 1999-12-09 Hwa Seong Kim Medicaments a effet d'adhesion / fixation / refroidissement pour brulure et methode therapeutique permettant de soulager une cicatrice de brulure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116301U (ja) * 1984-01-11 1985-08-06 富士写真光機株式会社 内視鏡における鉗子チヤンネル口金用アダプタ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS50148519A (ja) 1975-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11278638B2 (en) Wound dressing materials
EP1206271B1 (en) Composition and method for enhancing wound healing
US4414202A (en) Composition for treatment of wounds
US20060018955A1 (en) Method for preparing medical dressings
RU2707254C1 (ru) Водный фармацевтический препарат и способ лечения хронической язвы
US3812252A (en) Method of treating wounds with a medicinal dressing
CN101249274B (zh) 促进伤口愈合的白芨多糖水凝胶的制备及其应用
US4778679A (en) Method and composition for treatment of wounds
US7709021B2 (en) Microbial cellulose wound dressing for treating chronic wounds
JPS5843404B2 (ja) チリヨウヨウドレツシング ノ セイゾウホウ
Eisenberg The effect of occlusive dressing on re-epithelializations of wounds in children with epidermolysis bullosa
CA1165243A (en) Method and composition for treatment of wounds
Furtado et al. Wound healing concepts: contemporary practices and future perspectives
RU2789304C1 (ru) Биоразлагаемая ранозаживляющая пленка
CN115770323B (zh) 一种重组胶原蛋白凝胶敷料及其制备方法和应用
RU2806724C1 (ru) Ранозаживляющая пленка пролонгированного действия
RU2193896C2 (ru) Покрытие для ран
Vachhrajani et al. Other types of dressings
NO741840L (ja)
DE2424506A1 (de) Verfahren zur behandlung von hautwunden
Nutan et al. Medicated wound dressings
Susrutha et al. Types of Wound Dressings and Materials used in Mild to Moderately Exuding Wounds: A Review
Thomas Wound cleansing agents
CN115820502A (zh) 一种抑菌、止血新型复合伤口敷料的制备及其应用
JPH0966097A (ja) 皮膚欠損治療用被覆材