JPS584318Y2 - ヘツドホン - Google Patents

ヘツドホン

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JPS584318Y2
JPS584318Y2 JP1978131176U JP13117678U JPS584318Y2 JP S584318 Y2 JPS584318 Y2 JP S584318Y2 JP 1978131176 U JP1978131176 U JP 1978131176U JP 13117678 U JP13117678 U JP 13117678U JP S584318 Y2 JPS584318 Y2 JP S584318Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
coupler
headphone
headphone unit
ear
screw
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978131176U
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English (en)
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JPS5551014U (ja
Inventor
佐藤俊彦
中谷隆雄
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Publication date
Application filed by ヤマハ株式会社 filed Critical ヤマハ株式会社
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Publication of JPS5551014U publication Critical patent/JPS5551014U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ヘッドホンユニットをパ・ラドバンドに対
して相対位置を可変し得べく構成して耳部に対する側圧
力を自在に可変し得るLうにした・\ラドホンに関する
従来この種のヘッドホンにおい゛ごはヘッドバンド自体
の弾性を利用してヘッドホンユニットを耳部に押圧する
ようにしているため、使用者自体の個人差、好みなどに
よっては耳部に対する′・〉°ドホンユニットの側圧力
を自由に調整することが困難であった。
そのため、この側圧力が強すぎる場合には不快感を与え
るほか、必要以上に耳部を圧迫するため良好な音質のヘ
ッドホン受聴ができず、いたずらに疲労感を増大させ、
また逆に弱すぎる場合にはイヤホーンの耳部へのなじみ
具合が悪くなって耳栓と外耳道壁との間に隙間が生じる
と、空気の漏洩によって音質、周波数特性に悪影響を及
ぼすばかりか、ヘッドホン自体が頭部からずり落ちるな
どの不都合があった。
また、従来のある種のヘッドホンにおいては適宜な姿勢
変更機構によりヘッドホンユニットを装着位置と非装着
位置とに切換え得るようにしたものも知られているが、
このようなものにおいても使用者の個人差、好みなどを
考慮して設計されていないため、上述した不都合を解決
することができなかった。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その特徴とするところは、ヘッドホンユニットをカプラ
にヒンジ機構を介して回動可能に連結し、耳部に対して
接近離間させることにより、耳部に対するヘッドホンユ
ニットの側圧力を自在に微調整することができ、また前
記ヒンジ機構を構成しカプラに対してヘッドホンユニッ
トを回動可能に連結するねじの締付は力を調整可能にす
ることにより、ヘッドホンユニットの操作力を自在に調
整でき、操作性を向上させるようにしたヘッドホンを提
供することにある。
以下、図面を参照してこの考案を詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るヘッドホンの右半分を示す正面
図、第2図はその一部破断側面図である。
これらの図において、ヘッドバンド10は頭部の形状に
合せて湾曲形成され、かつその両端部の形状を中空な矩
形に形成することにより、その内部空間内に該ヘッドバ
ンド10の両端開口部11から摺動用バンド12の上端
部が摺動自在に挿入されている。
また前記ヘッドバンド10の両端部内部空間内には第3
図に示すようにピニオン13が収納され、このピニオン
13を前記摺動用バンド12の長手方向に沿って形成さ
れた長孔14の一側面に設けられたラック15と噛合さ
せ、前記ピニオン13の軸16に固定された調整用嫡子
17を回転させることにより、前記摺動用バンド12を
上下方向に移動させ、後述するヘッドホンユニット18
の耳部に対する最適装着位置を調整し得るように構成さ
れている。
前記摺動用バンド12の下端には略水平な支持アーム2
0が止めねじ21によって固定され、この支持アーム2
0の前方側に延びる先端部に前記ヘッドホンユニット1
8を回動自在に支持するカプラ軸22が斜めに取り付け
られている。
このカプラ軸22はカプラ24と共に姿勢変更機構23
を構成するもので、前記支持アーム20の前方端に止め
ねじ25を介して上端が固定され、その下面中央には第
4図に示すように軸体26が一体に垂設される。
この軸体26はカプラ24の回動支持部27に設けられ
た貫通孔28を貫通することにより、前記カプラ24を
回動自在に支持し、その前記貫通孔28から下方に突出
する突出端にホールストッパ29が止めねじ30で固定
されている。
前記カプラ24の先端部にはヘッドホンユニット18の
基部に設けられた係合凹部33と共にヒンジ機構37を
構成する係合突起31が一体に突設される。
すなわち、この係合突起31をケース本体32の係合凹
部33に合成樹脂等からなるスペーサ34を介して嵌合
し、これらをねじ35をナツト36で一体的に連結する
ことにより、前記ケース本体32、換言すればヘッドホ
ンユニット18が前記カプラ24に耳部に対する相対位
置変更可能に枢支されている。
この場合、前記ヘッドホンユニット18は前記ねじ35
の締付は力を適度に設定することにより、比較的小さな
力で耳に対して接近、離間させ得、側圧力を自在に可変
し得るようになされる。
さらに、前記カプラ24の回動支持部27には前記ヘッ
ドホンユニット18を装着位置と非装着位置とに設定保
持するロック機構40が配設される。
すなわち、カプラ24の回動支持部27には2個の貫通
孔41.41が軸対称位置に穿設されており、これら貫
通孔41.41内に上下動自在なストッパチップ42.
42と、これらストッパチップ42.42を常時下方に
付勢する圧縮コイルばね43,43がそれぞれ収納され
る。
前記圧縮コイルばね43゜43の上端コイル部内にはそ
れぞれスチールボール44,44の下端部が圧入されて
おり、これらスチールボール44.44の上端部は前記
カプラ軸22の下面に形成された環状凹部45に嵌入係
合されている。
さらに、前記ポールストッパ29には前記貫通孔41.
41に対応して2個の貫通孔46,46が穿設される。
これら貫通孔46゜46の上端部は前記ストッパチップ
42.42の下端部が嵌入係合するに充分な内径と深さ
を有し、下端部は上端部の内径よりも小径に形成されて
いる。
そして、前記貫通孔46,46には頭部47a。47a
を有するストッパピン47.47がそれぞれ下方への抜
けを防止されて上下動自在に挿入されている。
これらストッパピン47.47の下端部は前記貫通孔4
6.46から突出して前記ポールストッパ29の下方に
配設されたロック機構解除用のブツシュボタン48の孔
にそれぞれ嵌入され、ピン49により固定される。
前記ブツシュボタン48は、その上面中央部に設けられ
た孔50に前記カプラ軸22の軸体26の下端が余裕を
もって挿入されることにより、上方への移動が可能にな
されている。
すなわち、前記カプラ24の貫通孔41.41とポール
ストッパ29の貫通孔46゜46とが軸一致している場
合には前記ストッパチップ42.42が圧縮コイルばね
43,43の力で前記貫通孔46.46内に嵌入されて
ストッパピン47,47の頭部47a、47aをそれぞ
れ押圧するため、前記ブツシュボタン43は押し下げら
れてポールストッパ29との間に適宜な間隙Gをたもち
、この状態において前記ヘッドホンユニット18を第5
図に実線で示すように耳部に対して最適装着位置に固定
保持する。
そして前記プツシュボタン48を第6図に示すように上
方に押圧してストッパチップ42.42をストッパピン
47.47で圧縮コイルばね43,43に抗して前記貫
通孔46.46から押し出すと、ロック構構40が解除
される。
したがって、この状態を維持しつつ前記ヘッドホンユニ
ット18を耳部から離間する方向に回動させれば、カプ
ラ24の貫通孔41,41とポールストッパ29の貫通
孔46゜46とが不一致となるため、前記ヘッドホンユ
ニット18を第5図に鎖線で示すように非装着状態に設
定することができる。
なお、ヘッドホンユニット18を非装着状態に設定した
際においても、ヘッドバンド10の裏面および支持アー
ム20の内側面に取り付けられたヘッドパッド51 、
52により3点支持されるため、ヘッドホン自体が頭部
からずり落ちることはない。
また、ヘッドホンユニット18の排装着位置での固定保
持は、かならずしも必要としないが、係合片とストッパ
片によるストッパ機構を用いたり、ヘッドホンユニット
18を180度回紙回転ることによりポールストッパ2
9の貫通孔46,46を非装着位置ロック用として兼用
させたり、あるいはポールストッパ29に等角度間隔で
4個の貫通孔を設け、軸対称な一対の貫通孔を装着位置
ロック用とし、他の一対の貫通孔を非装着位置ロック用
として用いるなど適宜な方法を採用すればよい。
前記ヘッドホンユニット18は第7図に示すように前記
ケース本体32に対して一定の範囲で傾倒するセミイン
サート形の耳栓60を備えている。
この耳栓60はジルコンゴム等で一体に形成されるもの
で、中空状の基部60aと、この基部60aの一端部を
ラッパ状に拡げさらに適宜な曲率で外側に折り曲げてな
る十分な可撓性を有する傘部60bとから構成される。
前記ケース本体32内には自在継手61を構成する球状
体62が、前記ケース本体32の内周面に形成された球
面座63によって回動自在に収納されている。
前記球状体62は、その内部空間64内に後述するドラ
イバユニット65を収納しており、またその両側面は前
記空間64を外部に連通されるために開放され、この開
放部にそれぞれ筒部66.66’が一体に連設されてい
る。
そして、内側の筒部66には前記耳栓60がその基部6
0aを嵌合固着させることにより取り付けられる。
外側の摘子装着部を構成する筒部66′にはその外周面
におねじが形成され、このおねじ部に耳栓調整用の開放
型嫡子67がそのねじ孔68を螺合させることにより着
脱自在に取り付けられている。
したがって、前記球状体62の空間64は、前記開放型
嫡子67に貫通して形成されたねじ孔68によって外部
に連通される。
前記球状体62の前記筒部66’が突設される側面には
さらに多数の小孔70が同一円上に穿設される。
前記空間64は球状体62の内側面に固着された網目状
のスクリーン71.71によって外部と区画されている
さらに前記ケース本体32の周面適当箇所には耳栓60
の回動角度、換言すれば装着姿勢を設定保持するための
調整ねじ75が取り付けられている。
この調整ねじ75にはナツト76が螺合されると共にそ
の先端にストッパ片77が固定され、これを前記調整ね
じ75の回転によって前記球状体62の周面に圧接すれ
ば、前記球状体62の回転が阻止され、前記耳栓60を
最適装着位置に設定保持し得るようになされている。
前記ドライバーユニット65は周知の平面駆動方式のダ
イナミックスピーカを構成するもので、スペーサ80に
よって適宜な間隔をおいて対向配置された一対の円盤状
マグネット81,82と、前記球状体32の内壁に固定
され、前記円盤状マグネツ)81.82の周囲をとりま
いている環状マグネット83.84と前記マグネット8
1゜82間に介在され、周縁部が前記球状体32の内壁
に固定された振動板85と、この振動板85の一表面に
渦巻状に付設されたコイル(図示せず)とから構成され
ている。
前記スペーサ80は導電性材料によって構成されること
により前記コイルの一端側端子を兼ね、同コイルの他端
と共にケース本体32の基部に接続固定された第2図に
示すコード86と電気的に接続される。
前記円盤状マグネット81,82は互いに対向する面を
N極に、反対側の面をS極にそれぞれ着磁され、また環
状マグネット83.84はこれとは逆に対向する面側を
S極に、反対側をN極に着磁されている。
したがって、前記振動板85に付設されたコイルに電流
を流せば、マグネット81〜84による磁束によって前
記振動板85が変位を受けて振動し、この振動を音とし
て取り出すように構成されている。
かくして上記のような構成によるヘッドホンによれば、
ヘッドバンド10の弾性力の強弱にかかわらず、ヘッド
ホンユニット18の姿勢をヒンジ機構3Tによって自在
に変更し得るため、装着性を何ら損うことなく耳栓60
の傘部60bに加わる側圧力(押圧力)を自在に可変す
ることができる。
この場合、第8図a、bに示すように耳栓60間の距離
りをほぼ一定とし、ヒンジ機構37を真すぐにして使用
した場合(a図)と、若干曲げて使用した場合(b図)
とでは、曲げて使用する場合の方がヘッドバンド10の
拡がりが広くなって実効的に耳栓60の側圧力を大きく
することができる。
しかも、耳栓60はヘッドホンユニット18に対してユ
ニバーサルに回動し得るため、a図とb図の使用におい
て耳部に対する装着感に伺ら差異は生じず、単に側圧力
のみを可変することができる利点がある。
以上詳細に説明したように、この考案に係るヘッドホン
によればヘッドバンドまたは摺動用バンドの下端部に取
り付けられた支持アームにカプラ軸を垂設し、このカプ
ラ軸の外周にロック機構によってヘッドホン装着位置と
非装着位置の2位置に選択的に係止されるカプラを回動
可能に配設し、このカプラにヒンジ機構を介して回動可
能に連結保持されることにより耳部に対して接近離間し
、耳部への側圧力が微調整されるヘッドホンユニットを
設け、前記ヒンジ機構のねじの締付は力を調整可能にし
て構成したので、ヘッドホンユニットを所望の位置に設
定保持でき、側圧力を自在に調整し得る。
そのため良好なヘッドホン受聴に供し得る。
しかも、構造が簡単で操作性に優れ、耳部への装着感が
良好なヘッドホンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るヘッドホンの一実施例を示す要
部正面図、第2図はその一部破断側面図、第3図は第1
図のI−1線断面図、第4図は姿勢変更機構部の断面図
、第5図および第6図はヘッドホンユニットの装着およ
び非装着位置への設定を説明するための図、第7図は第
1図の■−■線断面図、第8図a、bはこの考案の効果
を説明するための図である。 12・・・・・・摺動バンド、18・・・・・・ヘッド
ホンユニット、20・・・・・・支持アーム、22・・
・・・・カプラ軸、24・・・・・カプラ、31・・・
・・・係合突起、33・・・・・・係合凹部、35・・
・・・・ねじ、31・・・・・・ヒンジ機構、40・・
・・・・ロック機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘッドバンドまたは摺動用バンドの下端部に取り付けら
    れたほぼ水平な支持アームと、この支持アームの前端部
    に垂設されたカプラ軸と、このカプラ軸の外周に回動可
    能に配設されロック機構によってヘッドホン装着位置と
    非装着位置の2位置に選択的に設定保持されるカプラと
    、このカプラにヒンジ機構を介して連結保持され、はぼ
    水平面内において回動することにより耳部に対して接近
    離間し耳部への側圧力が微調整されるヘッドホンユニッ
    トとを具備してなり、前記ヒンジ機構は、前記カプラと
    ヘッドホンユニットにそれぞれ設けられた係合突起およ
    びこの係合突起が嵌入係合する係合凹部と、これら両者
    を相対回動可能に連結し、前記ヘッドホンユニットの回
    動軸を構成するねじとを有し、かつ前記ねじの締付は力
    を調整可能にしたことを特徴とするヘッドホン。
JP1978131176U 1978-09-26 1978-09-26 ヘツドホン Expired JPS584318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978131176U JPS584318Y2 (ja) 1978-09-26 1978-09-26 ヘツドホン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978131176U JPS584318Y2 (ja) 1978-09-26 1978-09-26 ヘツドホン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5551014U JPS5551014U (ja) 1980-04-03
JPS584318Y2 true JPS584318Y2 (ja) 1983-01-25

Family

ID=29097502

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JP1978131176U Expired JPS584318Y2 (ja) 1978-09-26 1978-09-26 ヘツドホン

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49140030U (ja) * 1973-03-29 1974-12-03

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JPS5551014U (ja) 1980-04-03

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