JPS5842982A - 海底ケ−ブルの事故点検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海底に布設されている銅製導体の海底ケーブ
ルの事故点検出方法に閃する。

海底ケーブルの従来の事故点検出方法１は、海底テーブ
ルに交流電流を流し、事故点の発熱から気泡を発生させ
、潜水者（ダイツマ−）が海底ケーブルに沿って気泡の
発生個所を探索し・その発生個所から事故点を検出して
いる。この場合、事故点の接地抵抗値や破損形状等によ
っては気泡が全く発生しなかったり、不十分であつたり
して・気泡の探索が困難になる場合がある・気泡の発生
量を増大させるために交流電流を増大させることは、大
掛りな通電設備を必要とし、不利！ある。

そこで本出願人は先に、海底ケーブルに直流電流を流し
、事故点において海水の電気分解により生じる気泡を探
索すること罠より事故点を検出する海底ケーブルの事故
点検出方法を提供した。電気分解は、事故点の接地抵抗
や破損形状等の影響を受けることがないので、通電設備
を大掛りにすることなく所定の気泡発生が得られるが、
気泡を目視により探索することは面倒であり、また海底
が暗い場合には目視による探索が一層困難になる。

本発明の目的は、目視により気泡の発生を探索すること
なく・海底が暗い場合にも容易かつ正確に゛事故点を検
出することが１きる海底ケーブルの事故点検出方法を提
供することができる。

この目的を達成するために本発明によれば、直流電源の
陽極を、海底に布設されている銅製導体の海底ケーブル
へ接続し、陰極をアースし、海底ケーブルに沿って銅イ
オン検出器を移動させ、銅イオンの濃度を検出すること
により海底ケーブルの事故点を検出する。　　　　−図
面を参照して本発明の詳細な説明する。

直流電源ｌは、容易に入手および運搬可能な蓄電池、あ
るいは充電器等から成り、両端において双投スイッチ２
の端子へ接続されている。

双投スイ゛ツチ２の一方はヒユーズ３を介してアースさ
れ、他方はヒユーズ４を介して電流計５へ接続されてい
る。海面６より下の海底に布設されかつ銅製導体の海底
ケーブル８は一端９を海面６より上方の空中へ・露出さ
れて電流計５へ接続される。事故点の検出においては、
双投スイッチ２を閉じて海底ケーブル８へ直流電源ｌか
ら直流電流を供給する□。事故点１０では海底ナーブ・
８の銅製導体がミーとなる電気分解が生じ・陽極の銅が
イオンとなって溶解し陰極側へ移行する。銅イオン検出
器１１は、銅イオン濃度を検出する市販の銅イオン検出
器に適切な防水出器１１を海底ケーブル８に沿って移動
させ、銅イオンの濃度から事故点を検出できる。海底が
暗い場合１も銅イオン検出器１１の表示部に適当な照明
を当てることにより銅イオンの発生の有無を容易に検出
することができる。

このように本発明によれば、銅製導体の海底ケーブルに
直流電源の陽極側を接続し、事故点において電気分解を
起こさせて銅イオンを発生させ、銅イオン検出器により
事故点を検出することができる。本発明では小さい気泡
を目視により探索することなく・銅イーオン検出器の表
示を見ることにより事故点を検出できるの１検出作業が
容易かつ能率的となり、また海底が暗い一場合にも事゛
故魚を確実に検出することができる・！□”

【図面の簡単な説明】

図面は本発−の実施例の説明図である。 １・・・直流電源・７・・・海底、８・・・海底ケーブ
ル、１０・・・事故点、１１・・・銅イオン検出器〇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直流電源の陽極を、海底に布設されている銅製導体の海
   底ケーブルへ接続し、陰極をアースし、海底ケーブルに
   沿って銅イオン検出器を移動させ、銅イオンの濃度を検
   出することにより一層ケーブルの事故点を検出すること
   を特徴とする海底ケーブルの事故点検出方法。