JPS5842613B2 - デンリヨクヨウコンデンサソウチ - Google Patents

デンリヨクヨウコンデンサソウチ

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Publication number
JPS5842613B2
JPS5842613B2 JP50108859A JP10885975A JPS5842613B2 JP S5842613 B2 JPS5842613 B2 JP S5842613B2 JP 50108859 A JP50108859 A JP 50108859A JP 10885975 A JP10885975 A JP 10885975A JP S5842613 B2 JPS5842613 B2 JP S5842613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
parallel
current
case
memory effect
Prior art date
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Expired
Application number
JP50108859A
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English (en)
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JPS5233062A (en
Inventor
成一 山野
憲一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP50108859A priority Critical patent/JPS5842613B2/ja
Publication of JPS5233062A publication Critical patent/JPS5233062A/ja
Publication of JPS5842613B2 publication Critical patent/JPS5842613B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は比較的小容量のコンデンサを多数並列接続した
並列接続群を、適当な段数直列に接続して構成されるよ
うな特に保護装置を備えた電力用コンデンサ装置に関す
る。
電力用コンデンサ装置は、ケース内にコンデンサ素子と
絶縁油を共に収納した比較的小容量のケ〒ス形コイデン
サを複数個並列に、接続した並列接続群を、更に複数段
直列に接続して構成されている。
この装置に於いて1個のケース形コンデンサが絶縁破壊
を4起し・た場合を考える。
と、事故コンデンサには、直列接続されたコンデンサが
存在するので電源からの短絡電流が流れ込むことはない
が、この事故コンデンサと並列接続された他の健全なコ
ンデンサから、この健全コンデンサに蓄積されていた電
荷が事故コンデンサに流れ込む為にそのエネルギで事故
コンデンサはそのケース1でか破裂する事故に至るかそ
れがあった。
一般にこの積電刃用コンデンサにかいては、上述したコ
ンデンサ群に対して直列にリアクトルを接続するが、こ
のリアクトルは第5調波電流を主とした高調波電流を抑
制し基本波電流に対するコンデンサ作用を増加させ、且
つコンデンサ投入時の過渡電流を制限する目的で使用さ
れている。
しかしながらこの直列リアクトルでは、前述した健全コ
ンデンサから事故コンデンサに流れ込むエネルギを抑制
することができ、ない。
換言すれば並列接続されたコンデンサの1・つが短絡事
故を起せば、その事故コンデンサはケース破波に発展す
る危険がある点については無保護の状態であった。
向、上述の危険を保護する為に各並列接続されるコンデ
ンサに直列にヒユーズを接続することを検討してみたが
、実際に事故コンデンサはケース破壊に至ってし1った
これはヒユーズの時間特性が悪いことが原因であると思
われる。
即ち、現在のヒユーズでは定格の2.倍以上の電流が約
1分以上継続しなければしゃ断しない為であろう。
このようにヒユーズを使用して保護することは、そのヒ
ユーズ設定が困難で、又ヒユーズの破壊も考えられるこ
とから使用に適さないことが判った。
従って本発明は上記点に鑑みなされたもので、例えば比
較的小容量のコンデンサを複数個並列に接続した並列接
続群を、更に複数段直列に接続して構成するような電力
用コンデンサに使用され、特にその並列接続群内のコン
デンサに事故が生じた時にこの事故コンデンサに健全コ
ンデンサからの流れ込みエネルギを阻止するように改良
した電力用コンデンサ装置全提供するものである。
以下本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図で、全体符号1
で示した第1の並列接続コンデンサ群は、コンデンサ2
に直列に詳細を後述する記憶効果をもつ接続線3を接続
して構成したケース形コンデンサ4を複数個並列に接続
して構成されている。
方策2の並列接続コンデンサ群8ば、コンデンサ5に直
列に詳細を後述する前述と同様の記憶効果をもつ接続線
6を接続して構成したケース形コンデンサ7を複数個並
列に接続して構成されている。
前記第1の並列接続コンデンサ群1と第2の並列接続コ
ンデンサ群8を直列に接続し、その両端子を電源9間に
接続して電力用コンデンサ装置が形成される。
而して第2図に前記ケース形コンデンサ4及び7の一実
施例を示す。
10は内部にコンデンサ要素11を収納し且つ絶縁油1
2を充填したケースで、このケース10の上蓋に一対の
口出しブッシング13.14を液密に植立する。
そして前記コンデンサ要素11の日出部はリード線15
.16を介して、口出しブッシングに接続すれる。
口出しブッシング13の外部端子17を介して、記憶効
果をもつ接続線3を接続し、この接続線の自由端に、嵌
込端子19を設けである。
この端子19は外部接続線20に接続された受端子20
と係合自在となっている。
0記憶効果をもつ接続線としてはチタン、ニッケル合金
の商品名ニチノールを使用できる。
この接続線を第3図及び第4図を参照して説明する。
前記合金で作った接続線21を第3図に示す直線状のも
のを550℃以上で第4図のように波状(接続線22で
示す)に変形させ、これをこの金属接続線の変態温度5
0℃〜135°Cより低い温度で再び直線状(第3図)
に塑性加工してむけば この接続線21が再び変態温度
50’C〜135℃に加熱されると第4図の波状接続線
22に復帰する性質を持っている。
このように常態で直線状のものが予め記憶させた波状に
復帰することから記憶効果をもつ金属と呼ばれる。
この金属即ち接続線は、形状が復帰するときに約60に
9/w12の応力を発生する。
従って記憶させる形状は第4図のように波状に限らず、
例えば第5図に示すL字状接続線21′とすることも可
能である。
このように記憶させる形状は、電流、電圧等の条件によ
って或いは使用される構成的条件によって種々の形状を
用いることができる。
上記構成の本発明において第1図の例えばコンデンサ5
aが絶縁破壊を起すと、このコンデンサ5aには電源か
らの短絡電流は第1の並列接続コンデンサ群1があるの
で、流れないが、第2の並列接続コンデンサ群8の他の
健全コンデンサ5bに蓄積された電荷が図示矢印のよう
に事故コンデンサ5aに流れ込む。
この電流の波高値が数百キロアンペアに達する場合があ
る。
しかしながらこの時接続線6がジュール熱により急激に
上昇し、設定した変態温度以上になると、形状変化を起
し即ち第3図の状態から第4図或いは第5図の状態とな
って前記流れ込む電流を瞬時にしゃ断し事故コンデンサ
5aを回路から切り離す。
従って事故コンデンサ5aのケース破壊に至る事故を抑
えることが出来る。
第6図aは事故コンデンサに流れる電流波形で、これが
本発明によれば第6図すのように電流の流れる時間を実
線で示した時間に短縮出来る。
即ち記憶効果をもつ接続線の変態温度を100℃に設定
したとき前記流れ込み電流のピークがJTx50KAの
時26.4μsで接続線が開き始め、電流が零にきた時
しゃ断される。
向点線は記憶効果をもつ接続線を使用しない時の電流で
ある。
この電流は、コンデンサの並列数と回路の残留リアクタ
ンスによって決定する。
その波高値は但しEは端子電圧(V)、 0はコンデン
サ容量(F)、Lは回路の残留インダクタンス(2)で
ある。
以上のように形状変化速度は、しゃ断の開始速度2rr
L/sec以上は十分あり、しゃ断器としての機能を十
分期待出来るものである。
又実施例では第2図のようにケース形コンデンサの外部
に記憶効果をもつ接続線を組込んだものについて述べた
が、本発明はこれに限定されるものでなくケース形コン
デンサ内部に組込んで例えば第2図にかいてリード線1
5.16部に配置しても同様の効果を得ることが出来る
以上説明したように本発明によれば、複数個のコンデン
サを並列に接続して成る電力用コンデンサ装置に於て、
各コンデンサを夫々記憶効果をもつ接続線を介して並列
接続するようにしたので、前記並列読線されたコンデン
サ群のうちの特定コンデンサに事故が発生した場合他の
健全コンデンサから事故コンデンサに流れ込む電流によ
って形状変化する記憶効果をもつ接続線により事故コン
デンサを回路から切り離すことができるので、事故コン
デンサのケース破壊事故を防止することができる。
又事故コンデンサを回路から切り離す装置即ち保護装置
として記憶効果をもつ接接続を使用するので、保護装置
取り付けの為の大きな面積を必要とすることがない電力
用コンデンサ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路説明図、第2図は本発
明に使用されるケース形コンデンサーの実施例の断面図
、第3乃至第5図は本発明に使用される記憶効果をもつ
接続線の動作説明図、第6図aは事故コンデンサに流れ
る電流波形を示す図で、第6図すは本発明による事故コ
ンデンサに流れる電流波形を示す図である。 1・・・・・・並列接続コンデンサ群、2・・・・・・
コンデンサ素子、3・・・・・・記憶効果をもつ接続線
、4・・・・・・ケース形コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のコンデンサを並列接続してコンデンサ群を
    構成したものに於いて、各コンデンサ間を記憶効果をも
    つ接続線を介して接続して成り、この接続線の所定変態
    温度上昇時の形状復帰により事故コンデンサを切り離す
    ことを特徴とする電力用コンデンサ装置。
JP50108859A 1975-09-10 1975-09-10 デンリヨクヨウコンデンサソウチ Expired JPS5842613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50108859A JPS5842613B2 (ja) 1975-09-10 1975-09-10 デンリヨクヨウコンデンサソウチ

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JP50108859A JPS5842613B2 (ja) 1975-09-10 1975-09-10 デンリヨクヨウコンデンサソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5233062A JPS5233062A (en) 1977-03-12
JPS5842613B2 true JPS5842613B2 (ja) 1983-09-21

Family

ID=14495392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50108859A Expired JPS5842613B2 (ja) 1975-09-10 1975-09-10 デンリヨクヨウコンデンサソウチ

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JP (1) JPS5842613B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01314901A (ja) * 1988-05-20 1989-12-20 Uranit Gmbh 長尺構造物を製造する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01314901A (ja) * 1988-05-20 1989-12-20 Uranit Gmbh 長尺構造物を製造する方法

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JPS5233062A (en) 1977-03-12

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