JPS5842277Y2 - 絞り出し容器 - Google Patents
絞り出し容器Info
- Publication number
- JPS5842277Y2 JPS5842277Y2 JP842580U JP842580U JPS5842277Y2 JP S5842277 Y2 JPS5842277 Y2 JP S5842277Y2 JP 842580 U JP842580 U JP 842580U JP 842580 U JP842580 U JP 842580U JP S5842277 Y2 JPS5842277 Y2 JP S5842277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female screw
- container
- contents
- cylindrical container
- circumferential wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は練歯磨、マヨネーズなどの流動性食品或いはお
菓子、接着剤のような化学品、薬品などを収納させて入
用時に適宜量づつ絞り出して使用する絞り出し容器に関
し、従来そのような目的によく使用されてきた絞り出し
チューブに較べて使用後に容器形状が醜く崩れることが
なく、使用に従って容器容積を嵩張らないように段々に
折畳んで縮小させることができ、また内容物の取り出し
量を精密に調節することを容易にすると共に絞り出し後
の内容物の容器内残留量も極小に留め得るといった甚だ
便利、有用な利益をもたらす絞り出し容器を提供するも
のである。
菓子、接着剤のような化学品、薬品などを収納させて入
用時に適宜量づつ絞り出して使用する絞り出し容器に関
し、従来そのような目的によく使用されてきた絞り出し
チューブに較べて使用後に容器形状が醜く崩れることが
なく、使用に従って容器容積を嵩張らないように段々に
折畳んで縮小させることができ、また内容物の取り出し
量を精密に調節することを容易にすると共に絞り出し後
の内容物の容器内残留量も極小に留め得るといった甚だ
便利、有用な利益をもたらす絞り出し容器を提供するも
のである。
本考案は、内容物を充填して延伸させたときの胴周壁の
外形が雄螺子となる、軸方向に伸縮自在であって底面が
適宜高さの上げ底式のものとされた円筒状容器に、その
胴周壁の端部を支承する係合具を有すると共にその係合
具から適宜量った位置に固設されたその雄螺子と螺合す
る雌螺子駒のみを螺子山とする雌螺子具を、螺合状に組
合せてなる絞り出し容器であるが、実施例を示す図面に
基いて詳述すれば次のとおりである。
外形が雄螺子となる、軸方向に伸縮自在であって底面が
適宜高さの上げ底式のものとされた円筒状容器に、その
胴周壁の端部を支承する係合具を有すると共にその係合
具から適宜量った位置に固設されたその雄螺子と螺合す
る雌螺子駒のみを螺子山とする雌螺子具を、螺合状に組
合せてなる絞り出し容器であるが、実施例を示す図面に
基いて詳述すれば次のとおりである。
第１図に見るような、胴周壁１を螺旋状の襞を有するも
のとすると共にその壁体を薄いプラスチック、金属とか
合成紙などの内容物を透過させない薄層状のもので構成
することによって、練歯磨、マヨネーズ、接着剤などの
流動性の内容物を充填して延伸させたときには胴周壁１
の外形が雌螺子を構威し、且つ軸方向に伸縮自在であっ
て底面が適宜高さの上げ底式のものとなっている円筒状
容器２に、その胴周壁１の下端部を支承すべき係合具と
しての内方へ張出す環状縁を底部に有すると共にその係
合具３から適宜高さ距った上部内周壁土に固設され、前
述の円筒状容器２の延伸したときの胴周壁１外形たる雄
螺子と螺合する、ごく短い螺子山伏（図面では二条のも
のとなっているが雄雌螺子山間の螺合が確実であれば一
条の螺子山伏のものでも支障はない）の雌螺子駒４を有
するが、それ以外には伺らの螺子山を有しない短管状の
雌螺子具５を螺合状に組合せたものである。
のとすると共にその壁体を薄いプラスチック、金属とか
合成紙などの内容物を透過させない薄層状のもので構成
することによって、練歯磨、マヨネーズ、接着剤などの
流動性の内容物を充填して延伸させたときには胴周壁１
の外形が雌螺子を構威し、且つ軸方向に伸縮自在であっ
て底面が適宜高さの上げ底式のものとなっている円筒状
容器２に、その胴周壁１の下端部を支承すべき係合具と
しての内方へ張出す環状縁を底部に有すると共にその係
合具３から適宜高さ距った上部内周壁土に固設され、前
述の円筒状容器２の延伸したときの胴周壁１外形たる雄
螺子と螺合する、ごく短い螺子山伏（図面では二条のも
のとなっているが雄雌螺子山間の螺合が確実であれば一
条の螺子山伏のものでも支障はない）の雌螺子駒４を有
するが、それ以外には伺らの螺子山を有しない短管状の
雌螺子具５を螺合状に組合せたものである。
このような雌螺子具５を、第１図及び第２図に示すよう
に内容物を充填して延伸した状態の円筒状容器２の底部
にその胴周壁１下端部を係合具３で支承し、その外形の
雄螺子と該雌螺子駒４とを螺合させつつ回転して装着し
たうえキャップ８を取外して雌螺子具５を第２図矢印の
ごとく更に回転、螺入させることによって、該雌螺子駒
４が斜上方へ螺旋状に進むに従って第１図の矢印のごと
く徐々に該円筒状容器２の胴周壁１がその下方部から雌
螺子具５の係合具３と雌螺子駒４との間に押しやられて
全体としての長さが収縮し、その収縮分に応じて内容物
が出口６から外部へ取出されるようになる。
に内容物を充填して延伸した状態の円筒状容器２の底部
にその胴周壁１下端部を係合具３で支承し、その外形の
雄螺子と該雌螺子駒４とを螺合させつつ回転して装着し
たうえキャップ８を取外して雌螺子具５を第２図矢印の
ごとく更に回転、螺入させることによって、該雌螺子駒
４が斜上方へ螺旋状に進むに従って第１図の矢印のごと
く徐々に該円筒状容器２の胴周壁１がその下方部から雌
螺子具５の係合具３と雌螺子駒４との間に押しやられて
全体としての長さが収縮し、その収縮分に応じて内容物
が出口６から外部へ取出されるようになる。
そして最終的には第１図の２点鎖線で示すように雌螺子
具５の係合具３と雌螺子駒４との間に円筒状容器２の胴
周壁１の全部が提灯を折畳んだような恰好になって圧縮
、収納されることになって雌螺子具５の螺入による内容
物の出口からの絞り出しが停止する。
具５の係合具３と雌螺子駒４との間に円筒状容器２の胴
周壁１の全部が提灯を折畳んだような恰好になって圧縮
、収納されることになって雌螺子具５の螺入による内容
物の出口からの絞り出しが停止する。
従って雌螺子駒４と係合具３との距離が適切であれば内
容物は殆んど出尽くすことになる。
容物は殆んど出尽くすことになる。
しかも、円筒状容器２の底面が適宜高さの上げ底式のも
のとしていることから、その容器２が第１図の２点鎖線
で示すように完全に折畳まれた状態となったときにその
上げ底面が出口６下端部にごく接近した位置に来るよう
にすることが可能となり、従ってその容器２内に残存す
る内容物を極小にするまで絞り出すことが容易となって
絞り出し容器の経済性を一段と向上させ得るものである
。
のとしていることから、その容器２が第１図の２点鎖線
で示すように完全に折畳まれた状態となったときにその
上げ底面が出口６下端部にごく接近した位置に来るよう
にすることが可能となり、従ってその容器２内に残存す
る内容物を極小にするまで絞り出すことが容易となって
絞り出し容器の経済性を一段と向上させ得るものである
。
第４図に示すものは雌螺子具５の他の例であって、雌螺
子駒４を簡易な構成にすべく前述のもの同様の短管状の
雌螺子具５の、その頂部に内方へ張出す環状縁７を形成
し、その環状縁をある一点で半径方向に切断したうえ、
その両切断端縁を相手の雄螺子の螺子山の傾斜に合わせ
て夫々上下に彎曲させ、その雄螺子の螺子山をして両切
断端縁間を通過させるようにする雌螺子駒４としている
。
子駒４を簡易な構成にすべく前述のもの同様の短管状の
雌螺子具５の、その頂部に内方へ張出す環状縁７を形成
し、その環状縁をある一点で半径方向に切断したうえ、
その両切断端縁を相手の雄螺子の螺子山の傾斜に合わせ
て夫々上下に彎曲させ、その雄螺子の螺子山をして両切
断端縁間を通過させるようにする雌螺子駒４としている
。
また前述の実施例のごとく雌螺子具５を円筒状容器２の
胴周壁１下端部を係合具３で支承する態様に組合せるも
ののほか、第１図の一点鎖線で示すように出口６を外部
へ突出させつつ円筒状容器２の胴周壁１上端部を係合具
３で支承する態様に組合せることも自在となるものであ
ってこの場合でも同様に円筒状容器２の胴周壁１を雌螺
子具５の回転を介して軸方向に縮小させ、その縮小に応
じて出口６から内容物を逐次取り出すことができる。
胴周壁１下端部を係合具３で支承する態様に組合せるも
ののほか、第１図の一点鎖線で示すように出口６を外部
へ突出させつつ円筒状容器２の胴周壁１上端部を係合具
３で支承する態様に組合せることも自在となるものであ
ってこの場合でも同様に円筒状容器２の胴周壁１を雌螺
子具５の回転を介して軸方向に縮小させ、その縮小に応
じて出口６から内容物を逐次取り出すことができる。
以上のごとく本考案の絞り出し容器によれば、雌螺子具
５を円筒状容器２に対して適度に回転させるだけで希望
する量の内容物を逐次取り出すことができるうえに、内
容物のなくなった部分の円筒状容器２は雌螺子具５中に
逐次折畳まれてコンパクトに収納されるので従来の使用
途中の絞り出しチューブなどに屡々見られたような外観
上の見苦しさがなくなり、また取り出す内容物の量の調
節も雌螺子具５の回転角度を制御することによって容易
に可能となり、更に容器中に最後に残留してくる内容物
の量も自動的に極小に止め得るなど数々の利点を有する
ものであって、化粧品、食料品、菓子などの絞り出し容
器として、また化学品、薬品などの定量取り出し容器そ
の他に利用価値の極めて犬なものである。
５を円筒状容器２に対して適度に回転させるだけで希望
する量の内容物を逐次取り出すことができるうえに、内
容物のなくなった部分の円筒状容器２は雌螺子具５中に
逐次折畳まれてコンパクトに収納されるので従来の使用
途中の絞り出しチューブなどに屡々見られたような外観
上の見苦しさがなくなり、また取り出す内容物の量の調
節も雌螺子具５の回転角度を制御することによって容易
に可能となり、更に容器中に最後に残留してくる内容物
の量も自動的に極小に止め得るなど数々の利点を有する
ものであって、化粧品、食料品、菓子などの絞り出し容
器として、また化学品、薬品などの定量取り出し容器そ
の他に利用価値の極めて犬なものである。
第１図は本考案−実施例の正面図、第２図は該実施例の
平面図、第３図は該実施例の雌螺子具の斜視図、第４図
は本考案他の実施例の雌螺子具の斜視図。 １・・・・・・胴周壁、２・・・・・・円筒状容器、３
・・・・・・係合具、４・・・・・・雌螺子駒、５・・
・・・・雌螺子具、８・・・・・・キャップ。
平面図、第３図は該実施例の雌螺子具の斜視図、第４図
は本考案他の実施例の雌螺子具の斜視図。 １・・・・・・胴周壁、２・・・・・・円筒状容器、３
・・・・・・係合具、４・・・・・・雌螺子駒、５・・
・・・・雌螺子具、８・・・・・・キャップ。
Claims (1)
- 内容物を充填して延伸させたときの胴周壁１の外形が雄
螺子となる、軸方向に伸縮自在であって底面が適宜高さ
の上げ底式のものとされた円筒状容器２に、該胴周壁１
の端部を支承する係合具３を有すると共にその係合具３
から適宜量った位置に固設された該雄螺子と螺合する雌
螺子駒４のみを螺子山とする雌螺子具５を、螺合状に組
合せたことを特徴とする絞り出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP842580U JPS5842277Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | 絞り出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP842580U JPS5842277Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | 絞り出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56109940U JPS56109940U (ja) | 1981-08-25 |
| JPS5842277Y2 true JPS5842277Y2 (ja) | 1983-09-24 |
Family
ID=29605105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP842580U Expired JPS5842277Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | 絞り出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842277Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-26 JP JP842580U patent/JPS5842277Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56109940U (ja) | 1981-08-25 |
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