JPS5842185B2 - 四環性化合物 - Google Patents
四環性化合物Info
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- JPS5842185B2 JPS5842185B2 JP51000696A JP69676A JPS5842185B2 JP S5842185 B2 JPS5842185 B2 JP S5842185B2 JP 51000696 A JP51000696 A JP 51000696A JP 69676 A JP69676 A JP 69676A JP S5842185 B2 JPS5842185 B2 JP S5842185B2
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- tetrahydrodibenzo
- oxime
- multiplet
- cyclopropa
- cyclohepten
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は四環性抗抑欝剤、すなわち核に融合されたシク
ロプロピル部分を有するジベンゾシクロヘプテンに関す
る。
ロプロピル部分を有するジベンゾシクロヘプテンに関す
る。
米国特許第3,803,234号明細書はN−(アミノ
アルキルまたは複素環式アミノアルキル)ジベンゾシク
ロへブテンイミン誘導体を開示している。
アルキルまたは複素環式アミノアルキル)ジベンゾシク
ロへブテンイミン誘導体を開示している。
米国特許第3,349,128号明細書はイミノ窒素に
結合したアミノアルキレンエーテルを有するが、核に融
合されたシクロプロピル部分を有しないジベンゾシクロ
ヘプテンを開示している。
結合したアミノアルキレンエーテルを有するが、核に融
合されたシクロプロピル部分を有しないジベンゾシクロ
ヘプテンを開示している。
つぎの特許は同一の基本炭素骨格を有するが6位に異な
った置換基を有する化合物に関する。
った置換基を有する化合物に関する。
すなわち米国特許第3,574,199号明細書はアミ
ノアルキルまたはアミノアルキリデン置換基を有する化
合物を開示し、米国特許第3,547,933号明細書
および米国特許第3,658,908号明細書はヒドロ
キシまたは低級アルカノイルオキシおよび種々のアミノ
アルキル基を置換分とする化合物に関し、米国特許第3
,475,438号明細書はN−アルキルピペリジンを
置換分とする化合物に関し、ベルギー特許第80.5,
433号明細書およびフランス特許第2,201,08
9号明細書はアルキル化されたイミンを置換分とする化
合物に関する。
ノアルキルまたはアミノアルキリデン置換基を有する化
合物を開示し、米国特許第3,547,933号明細書
および米国特許第3,658,908号明細書はヒドロ
キシまたは低級アルカノイルオキシおよび種々のアミノ
アルキル基を置換分とする化合物に関し、米国特許第3
,475,438号明細書はN−アルキルピペリジンを
置換分とする化合物に関し、ベルギー特許第80.5,
433号明細書およびフランス特許第2,201,08
9号明細書はアルキル化されたイミンを置換分とする化
合物に関する。
精神病には精神疾患および神経症の両方が含まれる。
治療を要する症状には抑欝症、不安、激昂および幻覚が
含まれる。
含まれる。
反応性抑欝症および内因性抑欝症の両方を治療するため
に特に使用される薬剤には、モノアミンオキシダーゼ(
MAO)阻害剤たとえばイブロニアジド、トラニルサイ
ブロミン、ニアルアミド、フエネルジンおよびパルギリ
ン、および非MAO阻害江の二環性芳香族ジベンズアゼ
ピンたとえばイミプラミン、およびジベンゾシクロヘプ
テンたとえばアミトリブチリンが含まれる。
に特に使用される薬剤には、モノアミンオキシダーゼ(
MAO)阻害剤たとえばイブロニアジド、トラニルサイ
ブロミン、ニアルアミド、フエネルジンおよびパルギリ
ン、および非MAO阻害江の二環性芳香族ジベンズアゼ
ピンたとえばイミプラミン、およびジベンゾシクロヘプ
テンたとえばアミトリブチリンが含まれる。
これらの薬剤はすべてそれらの有用性を限定する不利な
副作用を有する。
副作用を有する。
MAO阻害剤は軽度の抑欝症には奏効するかもしれない
が、重大な毒性作用の急険性があるためそれらの使用に
対して強い異論がある。
が、重大な毒性作用の急険性があるためそれらの使用に
対して強い異論がある。
それらは特にチーズ、バナナまたは他0アミン含有食物
とともに与えられた場合に、肝臓障害および急性高血圧
症を引き起こすかもしれない。
とともに与えられた場合に、肝臓障害および急性高血圧
症を引き起こすかもしれない。
MAO阻害剤はまた振頼、不眠症、多汗症、激昂、重症
繰病的行動、錯乱状態、幻覚、痙牽および直立性血圧降
丁症を引き起こすかもしれない。
繰病的行動、錯乱状態、幻覚、痙牽および直立性血圧降
丁症を引き起こすかもしれない。
それらはしばしばめまい、眩量、頭痛、射精の抑制、放
尿困難、脱力、疲労、口内乾燥、便秘および目のかすみ
を引き起こす。
尿困難、脱力、疲労、口内乾燥、便秘および目のかすみ
を引き起こす。
イミプラミンは目のかすみ、口内乾燥、便秘、尿の貯留
、直立性血圧降丁症、呼吸抑圧、心筋梗塞、および欝血
性心不全を引き起こすかもしれない。
、直立性血圧降丁症、呼吸抑圧、心筋梗塞、および欝血
性心不全を引き起こすかもしれない。
同様の困難はアミトリブチリンを用いた場合にも経験さ
れる。
れる。
今日使用されている薬剤よりもさらに副作用が少ない精
神療法剤に対して、また現在使用されている薬剤とは異
なった作用形式を有する精神療法剤に対して絶えざる要
求がある。
神療法剤に対して、また現在使用されている薬剤とは異
なった作用形式を有する精神療法剤に対して絶えざる要
求がある。
なぜなら現在使用されている薬剤はいずれも完全には効
果的でないからである。
果的でないからである。
本発明は最も副作用が少なく新規で安全且つ有効な精神
療法化合物を開発するための努力の結果である。
療法化合物を開発するための努力の結果である。
〔ただし式中XまたはYはHまたはC1であるb5ただ
しXおよびYのうちの一方はHであるものとし、ZはC
2〜C3のアルキレンであり、R1およびR2は別個に
H,C1〜C4のアルキルであるかまたはNとともに環
()(ただし式中Wは 一(CH2)4+、−CCH2)5−または−(CH2
)20(CH2)2−でありうる)を形成することがで
きる〕の新規な化合物およびそれらの薬学的に適当な塩
、それらの製造法、それらを含有する組成物、および哺
乳動物の抑欝症を緩和するためのそれらの使用法が提供
される。
しXおよびYのうちの一方はHであるものとし、ZはC
2〜C3のアルキレンであり、R1およびR2は別個に
H,C1〜C4のアルキルであるかまたはNとともに環
()(ただし式中Wは 一(CH2)4+、−CCH2)5−または−(CH2
)20(CH2)2−でありうる)を形成することがで
きる〕の新規な化合物およびそれらの薬学的に適当な塩
、それらの製造法、それらを含有する組成物、および哺
乳動物の抑欝症を緩和するためのそれらの使用法が提供
される。
それらの活性の程度が高いために好ましい化合物は、R
1およびR2がHまたはCH3の場合の化合物である。
1およびR2がHまたはCH3の場合の化合物である。
さらに好ましいのはXおよびYがHであり、Zがエチレ
ンでありそしてR1およびR2がHまたはCH3である
場合の化合物である。
ンでありそしてR1およびR2がHまたはCH3である
場合の化合物である。
最も好ましい化合物はXおよびYがHであり、Zがエチ
レンであり、そしてR1およびR2がHである場合の化
合物である。
レンであり、そしてR1およびR2がHである場合の化
合物である。
これらの化合物の薬学的に適当な酸付加塩には、当業者
に知られている生理学的に許容しうる酸を用いて製造さ
れた塩が含まれ、そのような塩には塩酸塩、硫酸塩、硝
酸塩、燐酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、
およびその類似物が含まれ、る。
に知られている生理学的に許容しうる酸を用いて製造さ
れた塩が含まれ、そのような塩には塩酸塩、硫酸塩、硝
酸塩、燐酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、
およびその類似物が含まれ、る。
本発明のfヒ合物はつぎの一般的な反応式(ただし式中
R1,R2,X、YおよびZは前記に定義したとおりで
あり且つMはアルカリ金属である)示されるように製造
される。
R1,R2,X、YおよびZは前記に定義したとおりで
あり且つMはアルカリ金属である)示されるように製造
される。
上記化合物のいくつかを製造するための別法には、アル
カリ金属塩(たとえばナトリウム塩)型のジベンゾシク
ロプロパシクロヘプテンのオキシ*ムをエチレンオキシ
ドと反応させて対応する0 −β−ヒドロキシエチルオ
キシムを得、それをp −トルエンスルホニルクロリド
との反応によりそのトシレートに変換する反応が含まれ
る。
カリ金属塩(たとえばナトリウム塩)型のジベンゾシク
ロプロパシクロヘプテンのオキシ*ムをエチレンオキシ
ドと反応させて対応する0 −β−ヒドロキシエチルオ
キシムを得、それをp −トルエンスルホニルクロリド
との反応によりそのトシレートに変換する反応が含まれ
る。
以下に示されるようにトシレートは水素を有するアミン
と反応してアミノアルキルオキシムを与える。
と反応してアミノアルキルオキシムを与える。
ジベンゾシクロプロパシクロヘプテンの〇−β−ヒドロ
キシエチルオキシムを製造するもう一つの方法は、1.
la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e〕シ
クロプロパのシクロヘプテン−6−オンジメチルケター
ルをカルボキシメトキシルアミンヘミ塩酸塩で処理して
〇−α−カルボキシメチルオキシム誘導体を得る方法で
ある。
キシエチルオキシムを製造するもう一つの方法は、1.
la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e〕シ
クロプロパのシクロヘプテン−6−オンジメチルケター
ルをカルボキシメトキシルアミンヘミ塩酸塩で処理して
〇−α−カルボキシメチルオキシム誘導体を得る方法で
ある。
この酸をボラン−THF錯体またはボランジメチルスル
フィド錯体で還元すると、以下に示されるように〇−β
−ヒドロキシエチルオキシムが得られる。
フィド錯体で還元すると、以下に示されるように〇−β
−ヒドロキシエチルオキシムが得られる。
先駆体(プレカーサー)として使用される核置換された
1、1−ジクロロ−1,la、6,10b−テトラヒド
ロジベンゾ(a、e)シクロプロパ〔ノシクロヘブテン
ー6−オンは、5H−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテ
ン−5−オンを無水の条件下にナトリウムメトキシドお
よびエチルトリクロロアセテートで処理するか、または
上記のケトンおよびフェニルトリクロロメチル水銀のベ
ンゼン溶液を還流Tに加熱して一般式 %式% クロへブテン−6−オンを生成させそしてつぎにアルコ
ールを生成するために溶液中水素化ホウ素ナトリウムで
処理することにより上記のジクロロケトンを対応するカ
ルビノールに還元して製造することができる。
1、1−ジクロロ−1,la、6,10b−テトラヒド
ロジベンゾ(a、e)シクロプロパ〔ノシクロヘブテン
ー6−オンは、5H−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテ
ン−5−オンを無水の条件下にナトリウムメトキシドお
よびエチルトリクロロアセテートで処理するか、または
上記のケトンおよびフェニルトリクロロメチル水銀のベ
ンゼン溶液を還流Tに加熱して一般式 %式% クロへブテン−6−オンを生成させそしてつぎにアルコ
ールを生成するために溶液中水素化ホウ素ナトリウムで
処理することにより上記のジクロロケトンを対応するカ
ルビノールに還元して製造することができる。
ゼム塩素原子(同一炭素原子に結合している2個の塩素
)およびベンゼン環上のすべてのハロゲンは、ジクロロ
アルコールをリチウムおよび第3級ブタノールで処理す
ることにより水素で置換することができ、つぎに硫酸中
圧酸化クロムまたはピリジン中三酸化クロムを用いて酸
化することにより先駆体(I)を生成できる。
)およびベンゼン環上のすべてのハロゲンは、ジクロロ
アルコールをリチウムおよび第3級ブタノールで処理す
ることにより水素で置換することができ、つぎに硫酸中
圧酸化クロムまたはピリジン中三酸化クロムを用いて酸
化することにより先駆体(I)を生成できる。
基本的な出発物質である5H−ジベンゾ(atd〕−シ
クロへブテン−5−オンは商業上入手可能である。
クロへブテン−5−オンは商業上入手可能である。
ベンゼン部分が置換された類似体の合或は、以下に示さ
れる合成法の適用により行なうことができる。
れる合成法の適用により行なうことができる。
A、C,Cope et al、、J、Am、Chem
、Soc。
、Soc。
!旦、1673(1951)
W、Treibs et al、、Ber、84,67
1(1951)S、0.Winthrop et al
、、J、Org、Chem、27゜230(1962)
。
1(1951)S、0.Winthrop et al
、、J、Org、Chem、27゜230(1962)
。
先駆体[ヒ合物のもう一つの製造法は米国特許第3.5
47,933号明細書に記載された方法により、ジクロ
ロカルベンを商業上入手可能な5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−オンに付加させて1,1−ジク
0CI−1,la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ
(a 、 e)シクロプロパ(6)シクロへブテン−6
−オンを得る方法である。
47,933号明細書に記載された方法により、ジクロ
ロカルベンを商業上入手可能な5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−オンに付加させて1,1−ジク
0CI−1,la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ
(a 、 e)シクロプロパ(6)シクロへブテン−6
−オンを得る方法である。
このジクロロケトンをPOCl3−PCl5で処理しつ
いでメタノール中ナトリウムメトキシドでかまたはメタ
ノール中トリエチルアミンで処理し、■。
いでメタノール中ナトリウムメトキシドでかまたはメタ
ノール中トリエチルアミンで処理し、■。
1−ジクロ0−1 、la 、6,10b−テトラヒド
ロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(6)シクロへブテ
ン−6−オンシメチルケタールを得る。
ロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(6)シクロへブテ
ン−6−オンシメチルケタールを得る。
両方の塩素原子はヘキサメチルホスホルアミド中水素化
リチウム−トリエチルボラン(水素化トリエチルホウ素
リチウム)との反応により水素で置換することができ、
1.la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e
〕シクロプロパー〕シクロへブテン−6−オンーシメチ
ルケタールが得られる。
リチウム−トリエチルボラン(水素化トリエチルホウ素
リチウム)との反応により水素で置換することができ、
1.la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e
〕シクロプロパー〕シクロへブテン−6−オンーシメチ
ルケタールが得られる。
このケタールを酸で処理すると1.la、6゜10b−
テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(4)シ
クロへブテン−6−オンが得られる。
テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(4)シ
クロへブテン−6−オンが得られる。
このケトンのヒドロキシルアミンとの反応により1、l
a、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シク
ロプロパ(4)シクロへブテン−6−オンオキシムが得
られる。
a、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シク
ロプロパ(4)シクロへブテン−6−オンオキシムが得
られる。
この合成の利点は1個または数個のベンゼン環上の置換
基(たとえばハロゲン)を保持することである。
基(たとえばハロゲン)を保持することである。
先駆体化合物のもう一つの製造法はそれぞれの5H−ジ
ベンゾ[a、d]ジクロロブテン−5−オンをブロモホ
ルムおよび塩基で処理するか、または上記のケトンおよ
びフェニルトリブロモメチル水銀のベンセン溶液を還流
下に加熱することより、一般式 を有するそれぞれの1,1−ジブロモ−1,la。
ベンゾ[a、d]ジクロロブテン−5−オンをブロモホ
ルムおよび塩基で処理するか、または上記のケトンおよ
びフェニルトリブロモメチル水銀のベンセン溶液を還流
下に加熱することより、一般式 を有するそれぞれの1,1−ジブロモ−1,la。
6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプ
ロパ(6)シクロヘプテン−6−オンを製造する方法で
ある。
ロパ(6)シクロヘプテン−6−オンを製造する方法で
ある。
〔1,1−ジブロモジベンゾシクロプロパシクロへブテ
ノン(ASX=Y=H)はJ、Am、Chem、Soc
、、 89 、6348 (1967)により最初に報
告された。
ノン(ASX=Y=H)はJ、Am、Chem、Soc
、、 89 、6348 (1967)により最初に報
告された。
〕このジブロモケトンをPOCl3−PCl5で、つい
でメタノール中トリエチルアミンで処理すると、1,1
−ジブロモ−11a 6 10b−テトラヒドロジベ
ンゾCa、e)シクロプロパ(4)シクロヘプテン−6
−オンジメチルケタールが得られる。
でメタノール中トリエチルアミンで処理すると、1,1
−ジブロモ−11a 6 10b−テトラヒドロジベ
ンゾCa、e)シクロプロパ(4)シクロヘプテン−6
−オンジメチルケタールが得られる。
両方の臭素原子の水素による置換はテトラヒドロフラン
中水素化アルミニウムリチウムか、または第3級ブタノ
ール中リチウムか、またはヘキサメチルホスホルアミド
中水素化リチウム−トリエチルボラン(水素化トリエチ
ルホウ素リチウム)とともに還流することにより行なわ
れ、1.la、6,10b −テトラヒドロジベンゾ(
a、e)シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−オン
ジメチルケタールが得られる。
中水素化アルミニウムリチウムか、または第3級ブタノ
ール中リチウムか、またはヘキサメチルホスホルアミド
中水素化リチウム−トリエチルボラン(水素化トリエチ
ルホウ素リチウム)とともに還流することにより行なわ
れ、1.la、6,10b −テトラヒドロジベンゾ(
a、e)シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−オン
ジメチルケタールが得られる。
このケタールをピリジン中ヒドロキシルアミン塩酸塩で
処理すると、1 、la、6,10b−テトラヒドロジ
ベンゾ〔a、e〕シクロプロパ(6)シクロヘプテン−
6−オンオキシムが得られる。
処理すると、1 、la、6,10b−テトラヒドロジ
ベンゾ〔a、e〕シクロプロパ(6)シクロヘプテン−
6−オンオキシムが得られる。
このオキシムは下記の実施例IAにより説明されるよう
に、上記の6−オキソ化合物を一般に50〜125°で
10〜24時間第3級アミン(たとえばピリジン)の存
在下にヒドロキシルアミンで処理することにより容易に
生成する。
に、上記の6−オキソ化合物を一般に50〜125°で
10〜24時間第3級アミン(たとえばピリジン)の存
在下にヒドロキシルアミンで処理することにより容易に
生成する。
先駆体である1、la、6,10b−テトラヒドロジベ
ンゾ(a、e)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−6−
オンオキシムのもう一つの製造法は、実施例ICにより
説明されるように1.la、6゜10b−テトラヒドロ
ジベンゾ(a、e)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−
6−オンジメチルケタールをピリジン中ヒドロキシルア
ミン塩酸塩と反応させる方法である。
ンゾ(a、e)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−6−
オンオキシムのもう一つの製造法は、実施例ICにより
説明されるように1.la、6゜10b−テトラヒドロ
ジベンゾ(a、e)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−
6−オンジメチルケタールをピリジン中ヒドロキシルア
ミン塩酸塩と反応させる方法である。
置換されたオキシムはオキシムからアルカリ金属塩の生
成により、適当には1モル量のアルカリ金属水素化物、
たとえば容易に入手できる水素化ナトリウムとの反応に
より製造される。
成により、適当には1モル量のアルカリ金属水素化物、
たとえば容易に入手できる水素化ナトリウムとの反応に
より製造される。
つぎにそのアルカリ金属塩を不活性な無水の溶媒たとえ
ばヘキサメチルホスホルアミド中で一般に10〜50°
で数分間ないし1時間または数時間式Hal−ZNR’
R2のハロゲン化物と反応させる。
ばヘキサメチルホスホルアミド中で一般に10〜50°
で数分間ないし1時間または数時間式Hal−ZNR’
R2のハロゲン化物と反応させる。
無機のアルカリ金属ハロゲン化物を洗浄により除去し、
〇−置換されたオキシムを分離し且つ精製する。
〇−置換されたオキシムを分離し且つ精製する。
〇−置換されたオキシムはまた次式
により示されるようにケトン■またはそのジメチルケタ
ール誘導体をピリジン中で適当に〇−置換されたヒドロ
キシルアミン塩酸塩で処理しても製造することができる
。
ール誘導体をピリジン中で適当に〇−置換されたヒドロ
キシルアミン塩酸塩で処理しても製造することができる
。
本発明の化合物は塩基性の基すなわちアミノまたは置換
されたアミノ基を有し、それは酸素のエーテル結合から
2〜4個の炭素源子だけ離れている。
されたアミノ基を有し、それは酸素のエーテル結合から
2〜4個の炭素源子だけ離れている。
このアミノ基は塩を形成し薬学的に使用するための水性
溶液の製造を容易にする。
溶液の製造を容易にする。
加うるに、対応するイミンとは異なり、これらの化合物
は加水分解的条件下にすぐれた安定性を有する。
は加水分解的条件下にすぐれた安定性を有する。
たとえばN−(2−メチルアミノエチル)−1,la、
6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプ
ロノ□句シクロヘフテン−6一イミン0.6gの0.5
M塩酸20TLl中の溶液を25゜で20時間攪拌する
。
6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプ
ロノ□句シクロヘフテン−6一イミン0.6gの0.5
M塩酸20TLl中の溶液を25゜で20時間攪拌する
。
この溶液を冷却し、10多水酸化ナトリウム溶液10m
を加え、エーテル中25%メチレンクロリドの溶液で油
を2回抽出する。
を加え、エーテル中25%メチレンクロリドの溶液で油
を2回抽出する。
合した有機抽出液を飽和食塩水で十分に洗浄して乾燥し
且つ溶媒を除去する。
且つ溶媒を除去する。
残留物(0,5g)のNMRスペクトルにより、上記の
イミンのケト〆り分解が約40%生起していることが示
される〔同一の操作を行なった場合、1.la、6゜1
0b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e〕シクロプロパ(
4)シクロヘプテン−6−オン0−C2−(メチルアミ
ノ)エチル〕オキシムは認めうるほどの分解を示さない
。
イミンのケト〆り分解が約40%生起していることが示
される〔同一の操作を行なった場合、1.la、6゜1
0b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e〕シクロプロパ(
4)シクロヘプテン−6−オン0−C2−(メチルアミ
ノ)エチル〕オキシムは認めうるほどの分解を示さない
。
この加水分解に対する安定性は薬学的薬量形の製造、貯
蔵および使用において有利である。
蔵および使用において有利である。
本発明をさらによく理解せしめるために以下に実施例を
あげて説明する。
あげて説明する。
以下の実施例にわいて別に記載しない限り、すべての部
は重量によるものであり且つ温度は摂氏である。
は重量によるものであり且つ温度は摂氏である。
実施例 I
A、1.la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a
、e〕シクロプロノくdシクロヘプテン120TIll
のピリジン中1.la、6,10b−テトラヒドロジベ
ンゾ(a、e)シクロプロパ(5)シクロへブテン−6
−オン6.6 g(0,03モル)、ヒドロキシルアミ
ン塩酸塩8.4g(0,12モル)の溶液を18.5時
間還流下に保つ。
、e〕シクロプロノくdシクロヘプテン120TIll
のピリジン中1.la、6,10b−テトラヒドロジベ
ンゾ(a、e)シクロプロパ(5)シクロへブテン−6
−オン6.6 g(0,03モル)、ヒドロキシルアミ
ン塩酸塩8.4g(0,12モル)の溶液を18.5時
間還流下に保つ。
溶媒を減圧下に蒸発させ且つ残留物を水およびメチレン
クロリドの混合物で溶解する。
クロリドの混合物で溶解する。
それらの層を分離し、有機層を順次10%塩酸ふ・よび
飽和食塩水で洗浄して乾燥し且つ溶媒を蒸発させると7
.4 gの粗1.la、6,10b−テトラヒドロジベ
ンゾ(a、e)シクロプロパ〔aシクロヘプテン−6−
オンオキシム(m 、 p 。
飽和食塩水で洗浄して乾燥し且つ溶媒を蒸発させると7
.4 gの粗1.la、6,10b−テトラヒドロジベ
ンゾ(a、e)シクロプロパ〔aシクロヘプテン−6−
オンオキシム(m 、 p 。
201°(MeOHから、1100/ 0.1 vtm
で乾燥)〕が得られる。
で乾燥)〕が得られる。
NMRスペクトル(CDC73−DMSO−de):δ
10.9(IH)に−重線、6.9〜7.6(8H)に
多重線、2.1〜2.6(2H)に多重線訃よび1.3
〜1.8(2H)に多重線。
10.9(IH)に−重線、6.9〜7.6(8H)に
多重線、2.1〜2.6(2H)に多重線訃よび1.3
〜1.8(2H)に多重線。
元素分析、C16H13NOに対する計算値:C,81
,46;H,5,57;N、5.95o実測値:C,8
1,48;H,5,68;N、6.08゜マススペクト
ル:C16H13NOに対する計算値=235.099
6o実測値:235.0997゜B、1.Ia、6,1
0b−テトラヒドロジベンゾ(a、e:)シクロプロパ
(5)シクロヘプテン−6−オン0−(2−(ジメチル
アミノ)エチル〕オキシム 鉱油中50俤水素化ナトリウムの分散物2.5g(Na
HO,052モル)をヘキサンで十分に洗浄する。
,46;H,5,57;N、5.95o実測値:C,8
1,48;H,5,68;N、6.08゜マススペクト
ル:C16H13NOに対する計算値=235.099
6o実測値:235.0997゜B、1.Ia、6,1
0b−テトラヒドロジベンゾ(a、e:)シクロプロパ
(5)シクロヘプテン−6−オン0−(2−(ジメチル
アミノ)エチル〕オキシム 鉱油中50俤水素化ナトリウムの分散物2.5g(Na
HO,052モル)をヘキサンで十分に洗浄する。
この水素化ナトリウムに807111の無水へキサメチ
ルホスホルアミド(HMPA)1 。
ルホスホルアミド(HMPA)1 。
la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a。
e)シクロプロパ〔ノンクロヘプテン−6−オンオキシ
ム4.8g(0,020モル)の溶液を加え、その混合
物を窒素気流中で25°に卦いて1時間攪拌する。
ム4.8g(0,020モル)の溶液を加え、その混合
物を窒素気流中で25°に卦いて1時間攪拌する。
このようにして生成したオキシム塩に無水2−ジメチル
アミンエチルクロリド塩酸塩3.8g(0,026モル
)を加え、その混合物を25°で72時間攪拌する、水
40m1を注意深く加えて反応を静め、つぎにその混合
物を過剰の水に注ぎ込む。
アミンエチルクロリド塩酸塩3.8g(0,026モル
)を加え、その混合物を25°で72時間攪拌する、水
40m1を注意深く加えて反応を静め、つぎにその混合
物を過剰の水に注ぎ込む。
油をエーテルで2回抽出し、合した有機層を10%塩酸
50TLlで2回抽出する。
50TLlで2回抽出する。
この酸性容液をエーテルで十分に洗浄し、つぎに過剰の
水酸化す) IJウム溶液で処理する。
水酸化す) IJウム溶液で処理する。
油をエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗浄して乾燥し且
つ溶媒を除去する。
つ溶媒を除去する。
残留物をヘキサンで摩砕すると3.8gの1 、la、
6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプ
ロパ(4)シクロヘプテン−6−オン0−(2−(ジメ
チルアミノ)エチル〕オキシム(m、p、 69〜70
°(シクロヘキサン)〕が得られる。
6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプ
ロパ(4)シクロヘプテン−6−オン0−(2−(ジメ
チルアミノ)エチル〕オキシム(m、p、 69〜70
°(シクロヘキサン)〕が得られる。
NMRスペクトル(CDC13):第6.9〜7.5−
(8H)に多重線、4.3(2H)に三重線(J=6
Hz)、2.2〜3.9にかける多重線に重なった2、
2における一重線(IOH)および1.3〜1.9(2
H)にかける多重線。
(8H)に多重線、4.3(2H)に三重線(J=6
Hz)、2.2〜3.9にかける多重線に重なった2、
2における一重線(IOH)および1.3〜1.9(2
H)にかける多重線。
元素分析、C2oH2□N20に対する計算値:C,7
8,40;H,7,24;N。
8,40;H,7,24;N。
9.14゜実測値:C,78,50;H,7,01;N
、8.96゜マススペクトル: C20H22N20に
対する計算値:306.1731゜実測値=306.1
694゜ C,1,la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a
、e〕シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−オンオ
キシム 20rIllのピリジン中1.la、6,10b−テト
ラヒドロベンゾ〔a、e〕シクロプロノIc)シクロヘ
プテン−6−オンジメチルケタール1.5 g(5,6
モル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩2.5gの溶液を1
8時間還流下に保つ。
、8.96゜マススペクトル: C20H22N20に
対する計算値:306.1731゜実測値=306.1
694゜ C,1,la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a
、e〕シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−オンオ
キシム 20rIllのピリジン中1.la、6,10b−テト
ラヒドロベンゾ〔a、e〕シクロプロノIc)シクロヘ
プテン−6−オンジメチルケタール1.5 g(5,6
モル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩2.5gの溶液を1
8時間還流下に保つ。
溶媒を減圧下に除去し、残留物を水およびメチレンクロ
リドの混合物で溶解する。
リドの混合物で溶解する。
これらの層を分離し、有機層を順次10%塩酸、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液および飽和食塩水で洗浄して乾燥
し、且つ溶媒を除去すると1.la、6゜10b−テト
ラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(5)シクロ
ヘプテン−6−オンオキシムが得られる。
酸水素ナトリウム溶液および飽和食塩水で洗浄して乾燥
し、且つ溶媒を除去すると1.la、6゜10b−テト
ラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(5)シクロ
ヘプテン−6−オンオキシムが得られる。
すべての物理的性質は実施例IAにより得られたものと
同一である。
同一である。
なか上記のオキシムはメタノールと溶媒和物を形成する
。
。
実施例 2
1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ(4)シクロヘプテン−6−オン0−(
2−(ジメチルアミノ)エチル〕オキシム塩酸塩 実施例1のようにして製造した1、la、6゜10b−
テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(5)シ
クロヘプテン−6−オン0−(2−(ジメチルアミノ)
エチル〕オキシムをエーテルに溶解し、且つ無水塩化水
素で飽和する。
)シクロプロパ(4)シクロヘプテン−6−オン0−(
2−(ジメチルアミノ)エチル〕オキシム塩酸塩 実施例1のようにして製造した1、la、6゜10b−
テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプロパ(5)シ
クロヘプテン−6−オン0−(2−(ジメチルアミノ)
エチル〕オキシムをエーテルに溶解し、且つ無水塩化水
素で飽和する。
沈殿を済過しそしてエーテルで十分に洗浄する。
生成物をアセトニトリルから再結晶しそして100°(
0,1mvt)で乾燥する。
0,1mvt)で乾燥する。
m、p、169〜171°。実施例 3
1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−6−オン0−(2
−(メチルアミノ)エチル〕オキシム 鉱油中40%水素化ナトリウムの分散物1.5g(Na
HO,025モル)をヘキサンで十分に洗浄する。
)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−6−オン0−(2
−(メチルアミノ)エチル〕オキシム 鉱油中40%水素化ナトリウムの分散物1.5g(Na
HO,025モル)をヘキサンで十分に洗浄する。
この水素化ナトリウムに4011Llの乾燥へキサメチ
ルホスホルアミド(HMPA)中1.la。
ルホスホルアミド(HMPA)中1.la。
6.10b−テトラヒドロジベンゾ(a 、 e)シク
ロプロパ〈dシクロヘプテン−6−オンオキシム2、B
(o、o i oモル)の溶液を加える。
ロプロパ〈dシクロヘプテン−6−オンオキシム2、B
(o、o i oモル)の溶液を加える。
この混合物を窒素気流中25°で1時間攪拌する。
このオキシム塩に2−メチルアミノエチルクロリド塩酸
塩1.7g(0,012モル)を加え、且つその混合物
を25°で16時間攪拌する。
塩1.7g(0,012モル)を加え、且つその混合物
を25°で16時間攪拌する。
その反応物を実施例1と同様に処理すると2.5gの油
が得られる。
が得られる。
溶出剤としてエーテルを用いるシリカゲル(25g)ク
ロマトグラフィーにより、未反応の出発物質であるオキ
シムを除去する。
ロマトグラフィーにより、未反応の出発物質であるオキ
シムを除去する。
メタノール−1%トリエチルアミンを溶出剤として用い
ると粗生成物が得られる。
ると粗生成物が得られる。
このメタノール分画をフラッシュ蒸留(0,1μ、18
0°浴温)すると、1.la。
0°浴温)すると、1.la。
6.10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e)シクロプ
ロパ(5)シクロヘプテン−6−オン0−(2−(メチ
ルアミノ)エチル〕オキシム(m−p 。
ロパ(5)シクロヘプテン−6−オン0−(2−(メチ
ルアミノ)エチル〕オキシム(m−p 。
100〜101°C)が得られる。
NMRスペクトル(CDC13):第6.8〜7.5(
8H)に多重線、42(2H)を三重線(J−6Hz)
、2.8(2H)に三重線(J=6Hz)、2.4にお
ける一重線は2.1〜2.5にかける多重線と重なって
いる(5H)、および1.3〜1.8(3H)に多重線
。
8H)に多重線、42(2H)を三重線(J−6Hz)
、2.8(2H)に三重線(J=6Hz)、2.4にお
ける一重線は2.1〜2.5にかける多重線と重なって
いる(5H)、および1.3〜1.8(3H)に多重線
。
マススペクトル:C19H2oN20に対する計算値:
292.1575゜実測値:292.1546゜実施例
4〜11にかいて1.la、6,10b−テトラヒドロ
ジベンゾ(a、e)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−
6−オンオキシムを実施例1に記載したようにそのナト
リウム塩として列挙したアルキルハライドと反応させる
と下記に示された生成物が得られる。
292.1575゜実測値:292.1546゜実施例
4〜11にかいて1.la、6,10b−テトラヒドロ
ジベンゾ(a、e)シクロプロパ〔dシクロヘプテン−
6−オンオキシムを実施例1に記載したようにそのナト
リウム塩として列挙したアルキルハライドと反応させる
と下記に示された生成物が得られる。
実施例 4
1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ(4)シクロヘプテンー6一オン0−(
3−(ジメチルアミン)プロピル〕オキシム この化合物はハロゲンアミノ化合物として3−ジメチル
アミノプロピルクロリド塩酸塩を使用し、実施例1の方
法により製造される。
)シクロプロパ(4)シクロヘプテンー6一オン0−(
3−(ジメチルアミン)プロピル〕オキシム この化合物はハロゲンアミノ化合物として3−ジメチル
アミノプロピルクロリド塩酸塩を使用し、実施例1の方
法により製造される。
そのシクロヘキサン溶液から得られた結晶は融点83〜
83.5゜を示す。
83.5゜を示す。
NMRスペクト#(CDCla)”δ7. O〜7.5
(8H)に多重線、4.2(2H)に三重線(J=6H
z)、2.1〜2.7にかける多重線に重なった2、1
に卦ける一重線(IOH)および1.3〜2.1(4H
)に多重線。
(8H)に多重線、4.2(2H)に三重線(J=6H
z)、2.1〜2.7にかける多重線に重なった2、1
に卦ける一重線(IOH)および1.3〜2.1(4H
)に多重線。
元素分析、C2□H24N20に対する計算値:C,7
8,71;H,7,55;N。
8,71;H,7,55;N。
8.74o実測値:C,78,79;H,7,42;N
。
。
8.73oマススペクトル:C2□H25N20(M十
1)に対する計算値:321.1995o実測値:32
1.2009゜ 実施例 5 1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−、オン0−
[’2−(モルホリノ)エチル〕オキシム この化合物はN−(2−クロロエチル)モルホリン塩酸
塩を使用し実施例1の方法により製造される。
1)に対する計算値:321.1995o実測値:32
1.2009゜ 実施例 5 1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−、オン0−
[’2−(モルホリノ)エチル〕オキシム この化合物はN−(2−クロロエチル)モルホリン塩酸
塩を使用し実施例1の方法により製造される。
イソプロピルアルコールから結晶化し融点90〜91°
である。
である。
NMR(CDCJ!3) :第7.0〜7.6 (8H
)ニ多重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、
3.5〜3.9(4H)に多重線、2.2〜2.8(8
H)に多重線卦よび1,4〜1.8(2H)に多重線。
)ニ多重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、
3.5〜3.9(4H)に多重線、2.2〜2.8(8
H)に多重線卦よび1,4〜1.8(2H)に多重線。
実施例 6
1、Ia、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e
〕シクロプロパ〔0シクロヘプテン−6−オン0−(2
−(ピロリジノ)エチル〕オこの化合物はN−(2−ク
ロロエチル)ピロリジン塩酸塩を使用して製造される。
〕シクロプロパ〔0シクロヘプテン−6−オン0−(2
−(ピロリジノ)エチル〕オこの化合物はN−(2−ク
ロロエチル)ピロリジン塩酸塩を使用して製造される。
m、p、96〜96.5°(イソプロピルアルコールか
う)。
う)。
NMR(CD(J!s ) :第7.0〜7.7(8H
)に多重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、
2.1〜3.0(8H)に多重線)よび1,4〜l、9
(6H)に多重線。
)に多重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、
2.1〜3.0(8H)に多重線)よび1,4〜l、9
(6H)に多重線。
実施例 7
1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパイのシクロヘプテン−6−オン0−(2
−アミノエチル)オキシムこの化合物は2−クロロエチ
ルアミン塩酸塩を使用して製造される。
)シクロプロパイのシクロヘプテン−6−オン0−(2
−アミノエチル)オキシムこの化合物は2−クロロエチ
ルアミン塩酸塩を使用して製造される。
m、p、133〜134゜(i−PrOHから)。
NMR(CDC13) :第7.0〜7.5(8H)に
多重線、4.2(2H)に三重線(J=6Hz)、2.
9(2H)に三重線(J=6Hz)、2.2〜2.6(
2H)に多重線、1.4〜1.9(2H)に多重線およ
び1.2 (2H1D20で交換しうる)にゴ重線。
多重線、4.2(2H)に三重線(J=6Hz)、2.
9(2H)に三重線(J=6Hz)、2.2〜2.6(
2H)に多重線、1.4〜1.9(2H)に多重線およ
び1.2 (2H1D20で交換しうる)にゴ重線。
1.la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−オン0−(
2−アミノエチル)オキシム塩酸塩を実施例1と同様に
して製造した。
)シクロプロパ(5)シクロヘプテン−6−オン0−(
2−アミノエチル)オキシム塩酸塩を実施例1と同様に
して製造した。
m、p。2500(分解)。
実施例 8
1、Ia、6,10b−テトラヒドロジベンゾ〔a、e
〕シクロプロノイdシクロヘプテン−6−オン0−(2
−ピペリジノエチル)オキシムこの化合物はN−(2−
クロロエチル)ピペリジン塩酸塩を使用して製造される
。
〕シクロプロノイdシクロヘプテン−6−オン0−(2
−ピペリジノエチル)オキシムこの化合物はN−(2−
クロロエチル)ピペリジン塩酸塩を使用して製造される
。
m、p、75〜76°(1−PrOHから)。
NMR(CDCls)”δ7.0〜7.6 (8H)に
多重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、2.
2〜2.9(8H)に多重線および1.3〜1.8(8
H)に多重線。
多重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、2.
2〜2.9(8H)に多重線および1.3〜1.8(8
H)に多重線。
実施例 9
1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(a、e
)シクロプロパ(4)シクロヘプテン−6−オン0−(
2−(ジイソプロピルアミノ)エチル〕オキシム この化合物は2−ジイソプロピルアミノエチルクロリド
塩酸塩を使用して製造される。
)シクロプロパ(4)シクロヘプテン−6−オン0−(
2−(ジイソプロピルアミノ)エチル〕オキシム この化合物は2−ジイソプロピルアミノエチルクロリド
塩酸塩を使用して製造される。
m 、 p 。97〜98°(1−PrOHから)。
NMR(CDC13):第7.0〜7.6(8H)に多
重線、4.1(2H)に三重線、(J=7Hz)2.2
〜3.2(6H)に多重線、1.4〜2.0(2H)に
多重線および1.0(12H)に二重線(J=7Hz)
。
重線、4.1(2H)に三重線、(J=7Hz)2.2
〜3.2(6H)に多重線、1.4〜2.0(2H)に
多重線および1.0(12H)に二重線(J=7Hz)
。
実施例 10
1、la、6,10b−テトラヒドロジベンゾ(ate
)シクロプロパくaシクロヘプテン−6−オン0−43
−(ピペリジノ)プロピル〕オキシム この化合物はN−(3−クロロプロピル)ピペリジン塩
酸塩を使用して製造される。
)シクロプロパくaシクロヘプテン−6−オン0−43
−(ピペリジノ)プロピル〕オキシム この化合物はN−(3−クロロプロピル)ピペリジン塩
酸塩を使用して製造される。
それを2μ(2000浴温)でフラッシュ蒸留する。
NMR(CDCJ’、):第6.9〜7.5(8H)に
多重線、4.2(2H)に三重線(J=6Hz)および
1.1〜2.7(18H)多重線。
多重線、4.2(2H)に三重線(J=6Hz)および
1.1〜2.7(18H)多重線。
実施例 11
4−クロロ−1,la、6,10b−テトラヒドロジベ
ンゾ(a、e)シクロプロパ(4)シクロへブテン−6
−オン0−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕オキシム 0.1μ(浴温160°)でフラッシュ蒸留する。
ンゾ(a、e)シクロプロパ(4)シクロへブテン−6
−オン0−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕オキシム 0.1μ(浴温160°)でフラッシュ蒸留する。
NMR(CDC13):第7.0〜7.5(7H)に多
重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、2.1
〜2.9における多重線に重なった2、2にかける一重
線(IOH)および1.4〜1.8(2H)に多重線。
重線、4.3(2H)に三重線(J=6Hz)、2.1
〜2.9における多重線に重なった2、2にかける一重
線(IOH)および1.4〜1.8(2H)に多重線。
4−クロロジベンゾシクロへブテノンオキシムは実施例
IAに記載したように4−クロロ−1゜la、6,10
b−テトラヒドロジベンゾ(a。
IAに記載したように4−クロロ−1゜la、6,10
b−テトラヒドロジベンゾ(a。
e〕シクロプロパ■シクロヘプテン−6−オンをヒドロ
キシルアミン塩酸塩と反応させることにより得られる。
キシルアミン塩酸塩と反応させることにより得られる。
つぎにそのナトリウム塩を実施例IBの場合と同様に2
−ジメチルアミノエチルクロリド塩酸塩と反応させる。
−ジメチルアミノエチルクロリド塩酸塩と反応させる。
上記した方法により、他の核置換された1゜la、6,
10b−テトラヒドロジベンゾ(ate〕シクロプロパ
(4)シクロヘプテン−6−オンオキシム(表1の第1
列)を2−ジメチルアミノエチルクロリド塩酸塩−と反
応させると、表Iの第2列における生成物が得られる。
10b−テトラヒドロジベンゾ(ate〕シクロプロパ
(4)シクロヘプテン−6−オンオキシム(表1の第1
列)を2−ジメチルアミノエチルクロリド塩酸塩−と反
応させると、表Iの第2列における生成物が得られる。
本発明の抗抑欝剤は反応型および内因型の精神病性抑欝
症を治療するために、活性剤を哺乳動物体内の薬剤作用
部位と接触せしめる任意の方法により投与することがで
きる。
症を治療するために、活性剤を哺乳動物体内の薬剤作用
部位と接触せしめる任意の方法により投与することがで
きる。
それらの抗抑欝活性に加えてそれらはまた有益な鎮静作
用を有する。
用を有する。
それらは単独の療法剤としてかまたは他の療法剤と組み
合わせて、調合剤とともに使用するために有効な任意の
常法によって投与することができる。
合わせて、調合剤とともに使用するために有効な任意の
常法によって投与することができる。
それらを単独で投与することができるが、一般的には選
ばれた投与経路および標準的薬学の実際に基づいて選ば
れた薬学的担体とともに投与される。
ばれた投与経路および標準的薬学の実際に基づいて選ば
れた薬学的担体とともに投与される。
投与される薬量はもちろん既知の因子、たとえば特定薬
剤の薬力学的特性、卦よび投与形式および投与経路、患
者の年令、健康状態、および体重、症状の性質および程
度、同時治療の性質、治療の回数、卦よび望まれる効果
により異なるであろう。
剤の薬力学的特性、卦よび投与形式および投与経路、患
者の年令、健康状態、および体重、症状の性質および程
度、同時治療の性質、治療の回数、卦よび望まれる効果
により異なるであろう。
普通活性成分の1日の投与量は体重−あたり約0.01
ないし50■でありうる。
ないし50■でありうる。
通常は1日あたりkgあたり0.05ないし40■、好
ましくは0.1ないし20■を1日2回ないし4回に分
けて投与するかまたは持続性放出型として投与するのが
、望ましい結果を得るために有効である。
ましくは0.1ないし20■を1日2回ないし4回に分
けて投与するかまたは持続性放出型として投与するのが
、望ましい結果を得るために有効である。
体内投与に対して適当な薬量形(組成物)は単位あたり
約2■から約10■までの活性成分を含有する。
約2■から約10■までの活性成分を含有する。
これらの薬学的組成物においては活性成分は普通組成物
の総重量を基準にして約0.01〜90重量φの量で存
在するであろう。
の総重量を基準にして約0.01〜90重量φの量で存
在するであろう。
活性成分は固体薬量形たとえばカプセル剤、錠剤、卦よ
び散剤としてかまたは液体薬量形たとえばエリキシール
剤、シロップ剤および懸濁物として経口的に投与するこ
とができる。
び散剤としてかまたは液体薬量形たとえばエリキシール
剤、シロップ剤および懸濁物として経口的に投与するこ
とができる。
それはまた滅菌した液体薬量形で非経口的にかまたは生
薬の形で直腸に投与することができる。
薬の形で直腸に投与することができる。
ゼラチンカプセルは活性成分卦よび粉末化担体たとえば
乳糖、ショ糖、マンニット、殿粉、セルロース誘導体、
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸卦よびその類
似物を含有する。
乳糖、ショ糖、マンニット、殿粉、セルロース誘導体、
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸卦よびその類
似物を含有する。
圧縮錠剤を製造するために同様の希釈剤を使用すること
ができる。
ができる。
錠剤釦よびカプセル剤は両方とも長時間にわたり薬物を
持続的に放出せしめるための持続性放出生成物として製
造することができる。
持続的に放出せしめるための持続性放出生成物として製
造することができる。
圧縮錠剤はあらゆる不快な味を隠蔽し且つ大気から錠剤
を保護するために、糖で被うかまたは剤皮で被うことが
でき、また腸管で選択的に崩壊させるために腸溶皮で被
覆することができる。
を保護するために、糖で被うかまたは剤皮で被うことが
でき、また腸管で選択的に崩壊させるために腸溶皮で被
覆することができる。
経口投与のための液体薬量形は患者が受は入れやすくす
るために着色剤)よび調味料を含有することができる。
るために着色剤)よび調味料を含有することができる。
一般に水、適当な油、食塩水、水性デキストロース(グ
ルコース)および関連した糖溶液卦よびグリコール(た
とえばプロピレングリコールまたはポリエチレングリコ
ール)は非経口的溶液に対する適当な担体である。
ルコース)および関連した糖溶液卦よびグリコール(た
とえばプロピレングリコールまたはポリエチレングリコ
ール)は非経口的溶液に対する適当な担体である。
非経口的に投与するための溶液は好ましくは活性成分の
水溶性の塩、適当な安定剤、ふ・よび必要な場合には緩
衝性物質を含有する。
水溶性の塩、適当な安定剤、ふ・よび必要な場合には緩
衝性物質を含有する。
抗酸化剤たとえば単独でかまたは組み合わせて使用され
る重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、またはアス
コルビン酸が適当な安定剤である。
る重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、またはアス
コルビン酸が適当な安定剤である。
クエン酸およびその塩ネ・よびナトリウムEDTA(エ
チレンジアミン四酢酸)もまた使用される。
チレンジアミン四酢酸)もまた使用される。
さらに非経口的溶液は防腐剤たとえばベンザルコニウム
クロリド、メチル−またはプロピル−パラベン卦よびク
ロロブタノールを含有することができる。
クロリド、メチル−またはプロピル−パラベン卦よびク
ロロブタノールを含有することができる。
車側は適当な油性または水溶性基剤中に活性成分を含有
する。
する。
油性基剤にはカカオ脂)よび同様の性質を有する脂肪が
含まれ、水溶性基剤にはポリエチレングリコールが含ま
れる。
含まれ、水溶性基剤にはポリエチレングリコールが含ま
れる。
適当な薬学的担体はこの分野の標準的参考書(E、W、
マーチン著「Remington’s Pharma−
ceutical 5ciencesJ )に記載され
ている。
マーチン著「Remington’s Pharma−
ceutical 5ciencesJ )に記載され
ている。
本発明の化合物を投与するための有用な薬学的薬量形は
以下のように例示することができる。
以下のように例示することができる。
カプセル剤
カプセル剤は普通のカプセル製造装置を使用して標準的
な2個1対の硬質ゼラチンカプセルにつぎの混合物を充
填することにより製造することができる。
な2個1対の硬質ゼラチンカプセルにつぎの混合物を充
填することにより製造することができる。
活性成分 5TI1g
乳 糖 125■タ
ル り 12
771gステアリン酸マグネシウム 3rr1
gカプセル剤 活性剤の大豆油中混合物を製造し陽置換ポンプを使用し
てゼラチンに注入し、5■の活性成分を含有する軟質ゼ
ラチンカプセルを製造する。
ル り 12
771gステアリン酸マグネシウム 3rr1
gカプセル剤 活性剤の大豆油中混合物を製造し陽置換ポンプを使用し
てゼラチンに注入し、5■の活性成分を含有する軟質ゼ
ラチンカプセルを製造する。
それらのカプセルを石油エーテルで洗浄し且つ乾燥する
0 錠剤 錠剤は普通の方法により各単位が 活性成分 5■ スプレー乾燥した乳糖 150■微品性セルロ
ース 351nI?ステアリン酸マグネ
シウム 3■を含有するように製造することが
できる。
0 錠剤 錠剤は普通の方法により各単位が 活性成分 5■ スプレー乾燥した乳糖 150■微品性セルロ
ース 351nI?ステアリン酸マグネ
シウム 3■を含有するように製造することが
できる。
非経口的製剤
筋肉内投与に対して適当な非経口的組成物は各mlが
活性成分 5■
ナトリウムカルボキシ 0.75%メチルセル
ロース ポリソルベート80 0.04%ベンジル
アルコール 0.9 %塩化ナトリウム
0.9 %注 射 用 水
全量1mlにするを含有するように製造される。
ロース ポリソルベート80 0.04%ベンジル
アルコール 0.9 %塩化ナトリウム
0.9 %注 射 用 水
全量1mlにするを含有するように製造される。
懸濁剤
水性懸濁物;ま経口投与のために各5TLlが活性成分
5■ メチルセルロース 5%カルボキシ
メチルセルロース 5優シロツプ
30% ポリソルベート80 0.2俤サツカリ
ンナトリウム 2■さくらんぼ香料
o、i%安息香酸ナトリウム
5■水 全量5TIllに
するを含有するように製造される。
5■ メチルセルロース 5%カルボキシ
メチルセルロース 5優シロツプ
30% ポリソルベート80 0.2俤サツカリ
ンナトリウム 2■さくらんぼ香料
o、i%安息香酸ナトリウム
5■水 全量5TIllに
するを含有するように製造される。
この系列の化合物の抗抑欝活性を検出比較するための標
準的方法で、しかも人に対する有効性と良好な相関関係
があるのは、マウスにかいてテトラベナジンにより引き
起こされた鎮静卦よび抑欝症の阻止である(S、ガラツ
チニ卦よびM、N、G。
準的方法で、しかも人に対する有効性と良好な相関関係
があるのは、マウスにかいてテトラベナジンにより引き
起こされた鎮静卦よび抑欝症の阻止である(S、ガラツ
チニ卦よびM、N、G。
デュークス編集”抗抑欝剤”〔第1回国際シンポジウム
要旨集(1976年発行)〕の中の第164〜167頁
に記載されているエベレット著「抗抑欝剤選別法におけ
るドーパ応答相乗作用試験およびその使用」を参照)。
要旨集(1976年発行)〕の中の第164〜167頁
に記載されているエベレット著「抗抑欝剤選別法におけ
るドーパ応答相乗作用試験およびその使用」を参照)。
1群10匹のカルワースCF1S系雌性マウス(体重1
8〜21g)からなる各群を1.5時間給食させ、そし
て1饅メトセル(メチルセルロース)0.20m71!
中の拮抗化合物0,5,25および125■/kyまた
は0,1,3,9,27卦よび81吟りの経口投与量で
挿管法により投与する。
8〜21g)からなる各群を1.5時間給食させ、そし
て1饅メトセル(メチルセルロース)0.20m71!
中の拮抗化合物0,5,25および125■/kyまた
は0,1,3,9,27卦よび81吟りの経口投与量で
挿管法により投与する。
30分後それらのマウスにテトラベナジン(メタンスル
ホネートとして)32mIil/Agを(pH2,0で
0.05MK(J’0.207nlに溶解して)腹腔的
投与する。
ホネートとして)32mIil/Agを(pH2,0で
0.05MK(J’0.207nlに溶解して)腹腔的
投与する。
拮抗物質投与1時間後(すなわちテトラベナジン投与3
0分後)に踏査活性袋よび眼瞼下垂(眼瞼閉鎖)の徴候
についてそれらのマウスを検査する。
0分後)に踏査活性袋よび眼瞼下垂(眼瞼閉鎖)の徴候
についてそれらのマウスを検査する。
試験箱の中の10匹からなる1群から1匹のマウスを尾
のところで持ち上げステンレススチールの試験箱のふた
(12.5“×キ′、0.33“メツシュ)の上に置い
た際に、頭を雨水平方向に30°回転させるか、または
ついたての上に置いてから10秒以内についたての端ま
で動いた場合に、正常な踏査活性(鎮静の軽減)が記録
される。
のところで持ち上げステンレススチールの試験箱のふた
(12.5“×キ′、0.33“メツシュ)の上に置い
た際に、頭を雨水平方向に30°回転させるか、または
ついたての上に置いてから10秒以内についたての端ま
で動いた場合に、正常な踏査活性(鎮静の軽減)が記録
される。
観察者と向き合うようにマウスを置いてから正確に2秒
後眼瞼閉鎖が両眼で50%以下である場合に、眼瞼下垂
の軽減が記録される。
後眼瞼閉鎖が両眼で50%以下である場合に、眼瞼下垂
の軽減が記録される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1式 〔ただし式中、XまたはYはHまたはCIであるがただ
し一方はHであるものとし、ZはC2〜C3アルキレン
であり、R1およびR2は別個にH1C1〜C4アルキ
ルであるかまたはNとともに環(W)(ただしWは−(
CR2) 4 (CH2)5−または−(CR2
) 20 (CR2) 2−でありうる)を形式するこ
とができる〕の化合物およびその薬学的に適当な塩。 2 R1およびR2がHまたはCH3である前記特許
請求の範囲第1項記載の化合物。 3 XおよびYがHであり、Zがエチレンであり且つR
1およびR2がHまたはCH3である前記特許請求の範
囲第1項記載の化合物およびその塩酸塩。 4 R1およびR2がHである前記特許請求の範囲第
3項記載の化合物。 5 R1がHであり且つR2がCH3である前記特許請
求の範囲第3項記載の化合物。 6 R1およびR2がCH3である前記特許請求の範囲
第3項記載の化合物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/616,483 US3960956A (en) | 1974-11-21 | 1975-09-26 | Antidepressant 1,1a,6,10b-tetrahydrodibenzo(a,e)-cyclo-propa(c) cyclohepten-6-substituted oximes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5239664A JPS5239664A (en) | 1977-03-28 |
JPS5842185B2 true JPS5842185B2 (ja) | 1983-09-17 |
Family
ID=24469653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51000696A Expired JPS5842185B2 (ja) | 1975-09-26 | 1976-01-01 | 四環性化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842185B2 (ja) |
-
1976
- 1976-01-01 JP JP51000696A patent/JPS5842185B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5239664A (en) | 1977-03-28 |
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