JPS5842016Y2 - ペレツト製造装置 - Google Patents

ペレツト製造装置

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Publication number
JPS5842016Y2
JPS5842016Y2 JP11612778U JP11612778U JPS5842016Y2 JP S5842016 Y2 JPS5842016 Y2 JP S5842016Y2 JP 11612778 U JP11612778 U JP 11612778U JP 11612778 U JP11612778 U JP 11612778U JP S5842016 Y2 JPS5842016 Y2 JP S5842016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melt
nozzle
container
pellets
dropping
Prior art date
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Expired
Application number
JP11612778U
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English (en)
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JPS5531489U (ja
Inventor
一宣 小川
錬三 石井
次郎 飯塚
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Priority to JP11612778U priority Critical patent/JPS5842016Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はペレット製造装置に係り、特に溶融液が押し出
されるノズル部の形状を略N字形とすることにより、溶
融された各種原料より、直径及び重量を均一とされたペ
レットを製造しうるペレット製造装置を提供することを
目的とする。
従来、この種のペレット製造装置は、溶融液を保持する
容器の下部に直線状のノズル部を設け、溶融液面にガス
圧力を作用させることにより、溶融液をノズル部を通し
て滴下させる構成としである。
このため、ノズル部に溶融液圧が直接作用し、溶融液の
液位に応じて単位時間当りの滴下量が大幅に異なり、こ
れに応じてペレットの直径、重量が変化し、直径及び重
量が均一であるペレットを製造することは不可能であっ
た。
また、溶融液の表面張力が大きい場合には、滴下を開始
させるために相当大なるガス圧を作用させることになる
が、一旦滴下を開始すると、上記ガス圧は正常な滴下動
作にとっては大きすぎることになる。
こ・で、ノズル部がこの内部の溶融液の移送に対して付
与する抵抗が小さいため、上記ガス圧の作用で、溶融液
はノズル部より連続して流れ出してしまい、実質的にペ
レットの製造が出来ない欠点があった。
また、ノズル部には上記のように溶融液の液位に応じた
圧力が作用しているため、滴下を正常に行なわしめるた
めのガス圧の調整制御が非常に困難となる欠点があった
本考案は上記諸欠点を除去したものであり、以下図面と
共にその一実施例について説明する。
図中、パイプ状溶融液保持容器1は垂直に設置してあり
、その周囲には加熱用のコイル2が設けである。
容器1内には、金属等の溶融液3が、コイル2により加
熱された状態で溜っている。
溶融液を給送するパイプ4は、水平部4aと垂直部4b
とよりなる略り字状をなし、水平部4aの先端が容器1
の底部に接続固定しである。
垂直部4bは、容器1内の溶融液3の液位りより高い位
置まで延在しており、その先端に本考案の要部をなす略
N字状のノズル部5が取付けである。
ノズル部5の先端5aは、垂直線に対して所定角度θ傾
斜して延在する部分の先端に形成してあり、この位置は
溶融液3の液位りより高い位置にある。
またノズル部5は、へ状部5bとV状部5Cとを組合せ
た形状としてあり、これによりこの部分を通過する溶融
液に比較的大なる抵抗を付与する。
6は冷却槽であり、ノズル先端5aの真下に設けてあり
、内部には冷却液7が溜っている。
次に上記構成装置のペレット製造時での動作について説
明する。
ペレット製造に際しては、容器1の頂部のガス供給口1
aより容器1内に所定圧力のガすを供給し、溶融液面に
作用させる。
これにより容器1内に充填された原料の容融液3がパイ
プ4を通って垂直方向に上昇し、更にノズル部5を通し
てノズル先端5aより押し出され、N型ノズル部5によ
り調整された滴状体3aとして滴下する。
滴状体3aは冷却槽6内に落ち、冷却液7により冷却さ
れて球状のペレット8が得られる。
こ・で、上記ガスをその圧力を調整制御しっ・容器1内
に供給することにより、溶融液3が一定の速度(割合)
でノズル先端5aより押し出され、滴状体3aがノズル
先端5aより規則的に順次滴下する。
なお、上記装置において、ノズル先端5aは溶融液3の
液位より高い位置にあるため、溶融液自体の液圧はノズ
ル先端5aに作用することはなく、上記滴下動作は、溶
融液3の液位の高低により影響されることなく、終始規
則的に行なわれる。
また、ノズル部5はA状部5bとV状部5cとを組合せ
た形状としてあり、溶融体3はこの内部を通過するとき
に適当な抵抗を与えられる。
このため、滴下を開始させるためのガス圧(滴下開始後
に必要とされるガす圧より大)が滴下開始後に作用した
としても、上記ノズル部5での抵抗により、溶融液3が
ノズル部5より過大に押し出される不都合が避けられ、
従って、溶融液は滴下開始後に連続的に流れ出すことが
なく、滴下を正常に継続する。
即ち、ノズル部5の抵抗により、溶融液の表面張力の相
違による滴下動作に対する悪影響が解消される。
なお、上記抵抗を付与するノズル部5は、特に粘性の小
なる溶融液のペレットを製造する場合に適用して効果を
発揮するものである。
以上のように、上記装置においては、溶融液3の滴下動
作は、溶融液3の液位変化及び表面張力(粘性)の相異
による影響を全く受けずに終始行なわれるものであり、
ノズル部5により定まる直径(大きさ)及び重量を均一
とされたペレット8が大量に得られることになる。
また、ノズル部5のV状部5Cが溶融液を保持する機能
を有することも相俟って、上記製造過程での容器内に供
給するガス圧の調整制御を比較的容易に行なうことが出
典る。
なお、滴下する滴状体3a(結果的にはペレット8)の
直径及び重量は、ノズル部先端5aの径d及び傾斜鮮度
θにより定まるものであり、従って、ノズル部先端5a
の径d及び傾斜角度θを適宜定めることにより、希望す
る直径及び重量のペレット8が製造される。
また、上記装置により得られた均一のペレットは、連続
供給の必要な量産用の原料として、例えば非晶質金属材
料の連続製造装置に使用される原料として最適である。
また、上記均一なペレットは、研究用に使用される少量
の調整された原料、更には粉末では飛散して都合の悪い
原料として多くの応用分野が期待されるものである。
なお、容器1内の溶融液3の液面に対する加圧を、上記
のガス圧の代りに、容器1内を摺動可能とされたピスト
ンにより行なってもよい。
また、パイプ4の長さが比較的長い場合には、パイプ4
、及びノズル部5内で溶融液3の温度が低下するのを防
止するため、必要に応じて、パイプ4及びノズル部5の
周囲にも加熱コイル2を設ける。
上述の如く、本考案になるペレット製造装置は、容器内
の溶融液を容器の下部に接続されたパイプを通してこの
先端に設けたノズル部より滴下させて冷却しペレットを
製造する装置において、ノズル部を容器内の液位より高
い位置に配設してなる構成としであるため、溶融液自体
の液圧がノズル部に作用せず、滴下を溶融液の液位の変
化に影響を受けることなく行ない得、また、ノズル部を
略N字型に屈曲した形状とし溶融液の通過に対して比較
的大なる抵抗を与える構成としであるため、溶融液の表
面張力(粘性)の相違による滴下動作への影響を無くす
ことが出来、従って、容器内の溶融液の液面に作用させ
る圧力の制御を比較的容易に行ないうる条件下において
、直径(大きさ)及び重量が均一とされたペレットを大
量に製造することが出来る等の優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるペレット製造装置の一実施例の概略構
成を示す図である。 1・・・・・・容器、1a・・・・・・ガス供給口、2
・・・・・・加熱用コイル、3・・・・・・溶融液、3
a・・・・・・滴状体、4・・・・・・パイプ、4a・
・・・・・水平部、4b・・・・・・垂直部、5・・・
・・・N字状ノズル部、5a・・・・・・ノズル先端、
5b・・・・・・A状部、5C・・・・・・V状部、6
・・・・・・冷却槽、7・・・・・・冷却板、8・・・
・・・ペレット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器内の溶融液を該容器の下部に接続されたパイプを通
    してこの先端に設けたノズル部より滴下させて冷却しペ
    レットを製造する装置において、該ノズル部を該容器内
    の該溶融液の液位より高い位置に配設し、且つ略N字型
    に屈曲した形状としてなるペレット製造装置。
JP11612778U 1978-08-24 1978-08-24 ペレツト製造装置 Expired JPS5842016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11612778U JPS5842016Y2 (ja) 1978-08-24 1978-08-24 ペレツト製造装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11612778U JPS5842016Y2 (ja) 1978-08-24 1978-08-24 ペレツト製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5531489U JPS5531489U (ja) 1980-02-29
JPS5842016Y2 true JPS5842016Y2 (ja) 1983-09-22

Family

ID=29068387

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JP11612778U Expired JPS5842016Y2 (ja) 1978-08-24 1978-08-24 ペレツト製造装置

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